白峯寺と根香寺（ねごろじ）の紅葉

2017/11/15 - 2017/11/15

先日、四国霊場題88番札所大窪寺の紅葉を見て、やっぱり四国霊場第81番札所　白峯寺の紅葉もそろそろ終わるかな、と思い午前中の空いた時間に行ってきました。

エリア 坂出・瀬戸大橋周辺(香川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

山門前にある古い鳥居は白峯五社稲荷大明神。

白峯寺 寺・神社・教会

山門は珍しい形の七棟門。

高麗形式の門の左右に2棟の塀を連ねた珍しい堀重門で、棟数合わせて7棟、故にこの門を7棟門と呼んでいるそうな。

http://www.shiromineji.com/

手水舎のモミジは毎年目を惹きます。

石段の左右の紅葉を眺めながらゆっくりと上ります。

鐘楼堂。

鐘楼堂の向かいにある薬師堂前の紅葉も素敵です。

頭上の紅葉を眺めながら、本堂へ。

振り返って。

本堂の左手にある阿弥陀堂です。

本堂前の紅葉。

本堂右手にある大師堂。

大師堂前の紅葉はまだ緑が多いですね！

でも、この感じ、素敵です！

大師堂から降り返って本堂前。

お参りを済ませて横道から戻ります。

鐘楼堂を裏側からカショリ！

たわわに実った南天。

これはオオウバユリかな？！

ピンクの山茶花越しの紅葉。

手水舎まで戻ってきました。

青空が見えてきましたよ！

手水舎前にある皇帝ダリアもちょうど見頃！

勅額門をくぐって、頓証寺殿へと。

頓証寺殿は崇徳天皇の御廟所です。

崇徳上皇崩御後、度々都で変事が続きました。そこで、上皇の霊を祀る御廟所が建てられ、速やかに迷いを断ち悟りを開く供養を行うところから「頓証寺」と追号されました。
江戸時代に入り、延宝八年（1680年）に高松藩主松平頼重、頼常公が大願主となり頓証寺殿、勅額門の再建が行われました。

上皇をお守りする烏天狗（からすてんぐ）の像。

頓証寺殿脇にある大銀杏。

まだ緑が多いですね！

白峯御陵。

第75代崇徳天皇の御陵。

陽が差すと、紅葉が一段と綺麗に見えます。

うっとり～

本坊付近の紅葉も素敵でした。

折角なので、四国霊場第82番札所根香寺（ねごろじ）へもお参りしましょう。

車の外気温は12℃でしたよ

根香寺（ねごろじ）の駐車場の茂みの中には牛鬼の像が建っています。

寺には次のような伝説があります。昔、青峯山には人間を食べる恐ろしい怪獣、牛鬼が棲んでいました。村人は、弓名人山田蔵人高清に頼み退治してもらうことしました。しかし、高清が山へ入れど、なかなか牛鬼が現れません。

根香寺 寺・神社・教会

そこで高清は根香寺の本尊に願をかけました。すると21日目の満願の暁に、牛鬼が現れ口の中に矢を命中。逃げる牛鬼を追うと2ｋｍほど西の定ヶ渕で死んでいるのを発見しました。
高清は牛鬼の角を切り寺に奉納。その角は今でも寺に保存されています。また牛鬼の絵は魔よけのお守りとして親しまれています。

http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/82negoroji/

立派な山門です。

根香寺 寺・神社・教会

山門の両脇には仁王様が。

山門をくぐって石段を下り、参道を少し歩いてまた石段を上がります。

参道辺りの紅葉は少し遅いですね。

雨が降ると落ち葉で滑りやすくなるので要注意ですね。

境内の紅葉、真っ盛り！

庫裏の入口の椛は毎年真っ赤になりますが、今年はまだのようですね。

白猴欅（はっこうけやき）、樹齢約1600年、樹幹の周囲約7ｍ、一時は香川県天然記念物に指定されていましたが枯れてしまい、平成3年に根を切り屋根をつけて生えていた場所に保存をしています。

ではでは、午後からの予定があるので戻ります。

裏側から見る山門も素敵ですね！

瀬戸内海も綺麗に見えていました。

この旅行記へのコメント （2）

• はなかみno王子さん 2017/11/20 22:17:35

  いよいよ四国にもーー

  紅葉前線、四国にもやってきましたね。
  お寺と紅葉はやはりベストマッチ‼️
  いいひと時楽しまれましたねー。
  
  おうじ

  讃岐おばさんさん からの返信 2017/11/20 22:29:22

  RE: いよいよ四国にもーー

  おうじ様
  こんばんは〜
  コメント、ありがとうございます。
  
  > 紅葉前線、四国にもやってきましたね。
  > お寺と紅葉はやはりベストマッチ‼?
  > いいひと時楽しまれましたねー。
  
  お陰様で、今年も行きたいと思っていた紅葉の綺麗なお寺に行けて良かったです。
  紅葉前線は早かったし雨が多くて、それでも一人でゆっくりと楽しめました。
  来年こそ、剣山のキレンゲショウマと北海道の積丹ブルーを見に行きたいです。
  
  　　　　　　　　　　　　讃岐おばさん