2017/10/26 - 2017/10/26
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chiaki-kさん
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ザグレブから南へ約110kmの所に位置するプリトビッツェ湖畔国立公園は、大小16の湖と92カ所の滝を持つ国立公園で、1979年にユネスコの世界遺産に登録された。エメラルドグリーンのプリトビッツェ川は、森の中を縫うように蛇行しながら静かに流れ、コラナ川との合流点では落差78mのベェリキ滝となり、ふたつの川がひとつの湖に流れ込む。16の湖は最も高い位置にある標高500mの湖までを階段状の滝が結んでおり、その躍動的な姿は大自然の芸術といえる。(地球の歩き方より)
観光コースは下湖中心のお手軽コースと、上湖も含めて5~6時間のフルコースとに分かれているが、時間の無い我々は当然お手軽コースとなった。それでも、まずまずの好天に恵まれ、黄葉が僅かに残った公園を堪能できたのはラッキーだった。
写真はミルカ・トルニナ滝を上部から撮影したもの。写真には写っていないが、滝の直ぐ脇には遊歩道が設けられている。
2024/03/07 一部修正
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
10/26
昨晩20時30分に到着したホテル・イェゼロはこの公園内に3軒あるホテルの中で最大のホテル。 -
同じような建物が2棟つながっており、泊まった部屋によってはレストランへ行くときなど階段を上がったり、下がったりしないと行けない構造。
ホテル・イェゼロの口コミは↓をご覧ください。
http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-12901671.html -
08:00 一旦ホテルをチェックアウト、荷物をバスに積み込んでから現地ガイドさんを先頭に、徒歩にてホテル横の小道を湖目指して降りて行く。
写真は公園の入り口にあるチケット売り場。入場料は大人1人100kn、約1,900円といい値段だ。 -
これがチケット、地球の歩き方によると大人1名110knとなっているので、10kn団体割引になっているみたい。ちなみに7・8月のハイシーズンは180kn(約3,400円)に跳ね上がる。
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これから行くコースを説明する現地・英語ガイドさん。なかなかのイケメン。なお、通訳はTDさん。一人何役?
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チケット売り場から公園に入場。階段を下る皆さん。
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可愛いリスが、お見送り。
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P1と呼称されるボート乗り場に到着。湖の名はコジャック湖。
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上流部は朝霧がわずか残り、透き通った湖面は周囲の山々を写していた。なお、ここから上が上流地域で、P1の対岸にあるP2から遊歩道が整備されている・・・らしい。
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ボート乗り場にはまだ従業員がおらず、ここで10分ほど時間調整。
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鴨のつがい発見。人に襲われることは無いのでノンビリしたものだ。
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我々を乗せた電動ボートは波の無いコジャック湖を進む。静かすぎて、接岸時にクッションとなる浮きと水面が接触する音が一番大きく聞こえる。
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コジャック湖には、こんな島がある。名前は・・・忘れた。
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僅かに残った黄葉は今週が見納めか。
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15分ほどでP3に到着。
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われわれを乗せてくれた電動ボート。
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P3には無料トイレや売店がある。売店のお姉さんの愛想が良くなかったが、何かあったのだろうか。
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散策スタート。まずはコジャック湖の脇道を下流に向かって進む。
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しばらく行くと、こんな風景の場所に出る。この橋を渡ると・・・・
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最初の滝、ミラノバァチュキ滝が現れる。
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木々の間を落ちて行く滝。我々の頭にある日本の滝とはずいぶん違う。
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滝は1カ所だけで無く数カ所に分かれて落ちているので木々が生きて行けるのだろう。
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ミラノバァチュキ滝の全景。
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次ぎ行こう。
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黄葉が少し残っていてくれた。
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イチオシ
ミルカ・トルニナ滝。表紙にしようか迷った一枚。
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案内板あり。
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ミルカ・トレニナはクロアチアのオペラ歌手で1897年ザグレブで公演した時の出演料を プリトビィツェの保護協会に寄付し公園の保護に尽力した女性。
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全景
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ガバノバァッツ湖という。
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こんな洞窟もある。ちなみにシャプリャラ洞窟と言い、遊歩道を登って行くと崖の上まで出られるそうだ。
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右にカルベロバッツ湖を見ながら湖を横断。
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水中に大きな魚がいるが、カワカマスとのこと。
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やがて下湖群コースのハイライト、ベェリキ滝に到着。
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滝の下流はこんな感じ。
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これがベェリキ滝全景。
露出を日陰部分に合わせると、どうしても日が当たっている部分がハイキーになってしまう。 -
記念写真を撮ったあと、元来た道を少し戻り、途中で左折。
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つづら折りの道を息を切らしながら登ると・・・
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ベェリキ滝の全景と、
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おなじみの風景が現れた。
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遊歩道1
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遊歩道2
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遊歩道3
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遊歩道4
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先ほど見たシュピュラリャ洞窟から登ってくると、ここに出るらしいが、かなりきつそうだ。
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カバァノバッツ湖とミラノバァチュキ湖
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ミラノバァチュキ湖とコジャック湖を上から眺めて、今回のコースは終了。
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公園はまもなく冬の装いになるのだろう。なお、プリトビッツェ湖畔国立公園は通年開いているが、ホテルやレストランなどは閉鎖されてしまう所もあるようだ。
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少し歩いた先に休憩所があり、こんなシャトルバスが巡回している。
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ホテル・イェゼロを出発したバスは下道をザグレブ方面に向けひた走る。車窓には長閑なクロアチナの村落の風景が流れる。
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やがてレストラン・フェニックスに到着。
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左上:とりあえずビール
右上:サラダが出た
右下:メインはタコと野菜炒め
左下:デザート・食べかけ失礼
こんな山の中なのにタコ料理とは驚きだ。 -
カルロバッツから高速道路A1に乗り、クロアチアの首都ザグレブを目指す。やがてバスはザグレブの街中に入るが、水色のトラムがお出迎え。
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旧市街地の中心になるイェラチッチ総督広場手前のこんな場所でトイレ休憩。花壇の向こう側に人が2人いるが、右側のガラスの塀に囲まれた階段を降りると無料のトイレあり。
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反対側にはチーズ&ワインバーが。
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現地ガイドさんもやってきたので、観光開始。まずは5分ほど歩いた場所にあるザグレブ大聖堂(聖母被昇天教会)。2本ある尖塔の高さは105mあって街のどこからも見える。
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ファサード上部にはキリストと両側には何故か王様達。
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右側には聖人・聖女が、最初マリアかと思ったが剣を持っているので聖女だと考えられる。
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左側も同様。中央はドラゴン退治の聖ゲオルギウスか。
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大聖堂の中はこんな感じ。
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ステンドグラスが美しい。
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妙に写実的なキリスト磔刑像。左右の罪人達は釘で打たれなかったのね。
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WW2の時代、戦犯の疑いで軟禁され死亡した大司教さんがいたそうだが、今では殉教者としてこの墓に眠っている。
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大聖堂を後に、このような狭い路地の先には・・・
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繁華街があった。
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聖マルコ教会へ向かう途中にネクタイ専門店クロアタ発見。クロアチアはネクタイ発祥国として有名。
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この界隈には未だにガス灯が使われており、夕方になるとガス灯の点火人が廻ってくるそうだ。
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ザグレブの象徴、聖マルコ教会に到着。
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左はクロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国、右はザグレブの紋章が瓦に描かれている。
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右側の建物はクロアチア国会議事堂。
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ナイーブアート・ミュージアム前に駐まっていたベンツのクラシックカー。
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T型フォードみたいな、こんなのも停まっていたが、アルミホイールは無いよね。
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ロトルシュチャク塔。一番上の窓から毎日正午に大砲が打ち鳴らされるのがザグレブ名物となっている。
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右側の窓から大砲の筒先が見えている。
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上の写真を撮ったところで一デジのバッテリーが終わってしまったので、ここからはスマホで撮影。写真はロトルシュチャク塔前の広場から眺めたザグレブの市内。
*思っていたより綺麗に撮れることがわかったので、もっと早く使うべきだった。 -
こちらからは大聖堂が見える。
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イェラチッチ総督広場まで降りてきた。ここで20分ほどフリータイム。といってもやることが無いので、近くのスーパーで残ったクーナを使い切った。
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広場では市が開催されていたが、もうクーナがありません。
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水色のトラムがきれい。
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最後は公園の石段に腰を下ろして、道行く人を眺めていた。
普通のツアーだったら、ここザグレブで一泊するはずなのだが、○ピックスのツアーは、そんな、なまやさしいツアーでは無い。なんと、これからスロベニアの国境を越え、オーストリアのグラーツまでひた走るのだ。距離的には一つの国を横断する割には180km(この位では驚きません)程度だが、問題はクロアチアとスロベニア国境の通過時間が読め無いこと。
熱心な現地ガイドさん、石段でこけてしまったお仲間さんなどの影響で、旅行日程表ではザグレブ16:45出発が17:30になってしまい、さらに道路は夕方のラッシュで渋滞、おまけに国境検問は全員バスを下ろされて1人、1人チェックを受けることに。そして最後のとどめは検問所で止められた我々のバスの前に並ぶ2台のバス・・・・・
結局グラーツのホテル、ベストウェスタン・プラス・アメディア・グラーツ(長い!)に到着したのは夜の21時過ぎ、これから夕食だってぇぇぇ・・・・
これで「2017年 スロベニア・クロアチア旅行記6:プリトビッツェ&ザグレブ」は終了です。本日も最後まで、ご覧頂きありがとうございます。
2024/03/07 一部修正
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この旅行記へのコメント (2)
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- RIOさん 2017/11/17 19:55:02
- 10日間ですごく季節が進むのですね。
- chiaki-kさん初めまして。旅行記への「いいね」ありがとうございます。
私もツアーで同じ地域をお任せ駆け足旅行をして来ました。
毎日ピーカン、暑いぐらいで日本から持って行った防寒具の出番は無し、それがたった10日ですっかり晩秋なのですね。
友だちとのお気楽旅行で、下調べもなく、ただ楽しんで来ただけなので場所などの記憶があいまいになって・・・。
でもchiaki-kさんのきれいな写真とわかり易い説明が思い出の助けになっています。
私たちはC-ツーリズムで「少人数、ゆったり旅」それでもハードな日程に感じてました。
「事前にもう少し勉強しておけば良かった、もったいないことをした」とちょっぴり反省。
これからの旅行記も楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします。
- chiaki-kさん からの返信 2017/11/19 19:56:54
- 良いお天気がうらやましいです
- ・
RIOさん、はじめまして。私の旅行記にも”いいね”をいただき
ありがとうございます。
10月12日成田発の○ラブツーリズムのツアーですね。行きが夜行
というのが厳しいんですが、移動コースに無駄がなく、時間が節約
できる良いツアーなので、私も検討したんですが、諸般の事情に
より日程が合わず、21日発のツアーに参加した次第です。
> 毎日ピーカン、暑いぐらいで・・・
RIOさんの旅行記、拝見しましたが、毎日快晴という、まるで日本
代表の晴れ男と晴女が全員集合したような良いお天気が、とても
うらやましいです。(日本は毎日雨降りでした)
私の旅行記にも記述しましたが、今回のツアーはドブロブニク以外
はお天気に恵まれず、とくにブレッド湖は、本降りとなったので、
今まで一度も着たことないカッパのお世話になってしまいました。
>それがたった10日ですっかり晩秋なのですね・・・
ヨーロッパの秋はとても短いですね。2013年10月にドイツへ行き
ましたが、西洋菩提樹の黄葉にそれを感じました。
> でもchiaki-kさんのきれいな写真とわかり易い説明が
思い出の助けになっています。
そう言っていただくとブログをUPした甲斐があります。
私の旅行ブログ作りのコンセプトは、これから行く方には
詳細な情報の提供になるように、そして行かれた方には
当時を懐かしんでいただけるような内容になるよう作成
しているつもりです。
> これからの旅行記も楽しみにしていますので、
どうぞよろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
chiaki-k
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