７月のバルセロナ旅行から帰るとすぐに「海外行きたい病」が発症し、ベトナムに行くことにしました。特に何の目的もありません。ハノイのベストシーズンが１１月、ホーチミンは１月～２月頃がベストシーズンらしいので、ハノイの格安ツアーを選択。３泊４日ですが、正味２日の旅行です。旅行会社はおなじみのJTB旅〇〇、「神秘のハノイ・ハロン湾４日間」。

２０１７年１１月　初めてのハノイ

86いいね！

2017/11/03 - 2017/11/06

133位(同エリア4436件中)

エリア

ハノイ(ベトナム)

旅行の満足度: 3.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

１１月３日、初日。
出発は、羽田空港です。
４ヵ月ぶりの羽田、
やはり近くて良い。
難点は、羽田行きの京急は日常そのものなので、
海外旅行に行くという高揚感がまるでない。
格安旅行なのでウェブチェックインができない。
午後１時過ぎ、早めに空港に到着。
ベトナム航空は３時間前から
チェックインが出来るはずだが、
実際は２時間半前からだった。
空港にいるのは嫌いではないので、
早く着いても一向に構わない。
これから旅に出るという興奮がたまらんの～。
羽田で初めてカードラウンジを利用した。
北側のラウンジ。スペースは広い。
成田はビールが無料で飲めるがここは有料だった。
３５０円、ソフトドリンクは無料。
午後４時３５分発のベトナム航空３８５便は
出発が１時間遅れになった。
仕方がないので、中央側のラウンジに入った
が狭いので、再び北側のラウンジに戻って
再度ビールを注文して時間を潰した。
昨年アンコールワットに行った時に
ベトナム航空を利用した。
前回はサービス、機内食ともに良かったが、
今回は座席が後ろの方なのでいたって普通。
午後１０時過ぎにハノイ空港に到着した。
入国手続きは簡単に済んだが、
荷物がなかなか出て来ない。
現地の集合場所に全員がそろったのは
１１時を過ぎていた。
総勢はなんと３１名である。
夫婦での参加より女性同士が多い。
ガイドさんはユーモアのある、なかなか良さそうな
人である。
ホテル到着は夜中の１２時だった。
１１月４日。
宿泊したサフルホテルの朝食。
泊り客は日本人と韓国人が多い。

このホテルの情報はほとんど無いので
室内の備品を紹介すると
☆セーフティーボックス
＊操作が難しい。ボーイに来てもらって
　やり方を教えてもらった。他のツアーの
　人に聞くと、使い方が分からないので利用
　しなかったとのこと。
☆ドライヤー
☆ミニバー（缶ビール５万ドン、水、ジュース）
☆ポット（コーヒー・紅茶付き）
☆水は毎日２本無料
☆紙スリッパ、バスローブあり
と基本的なものはそろっている。
部屋は広い。バスタブあり。お湯の出は
あまり良くない。シャワーは固定型。
ベルボーイはいたが、荷物を部屋に
運ぶようなことはしない。

周辺にコンビニやレストランはない。
ビールやジュース程度は２軒先の店で買えた。
９時から観光に出発した。
ここは文廟。
入口だけ観光して中は有料なので
入らない。
これで終わり。
ホーチミン廟や国会のある広場に到着。
ホーチミン廟は
改装中なので中は見物出来なかった
国会議事堂。
日本の建設会社が作ったそうだ。
続いて一柱寺を見物。
タンロン城はバスから眺めただけで終わった。
午前中の観光はまことに薄いものであった。
昼食のレストラン。
ベトナム料理が数点出た。
ビールの小瓶が７万ドン。約３５０円。
昼食後、バチャン村に行く。
１軒の店で絵付けを見物した。
益子のような場所を想像して
いたが、陶器店は十数店あるだけの
小さな、ほこりっぽい村だった。
ここだけでなく、ハノイは排気ガス
と砂埃がひどいので、マスクをして
観光した方が良かった。
再びハノイに戻り
旧市街を見物。
ここで初めてアオザイを見る。
フォーの店。
残念ながら食べる勇気がなかった。
湖の周りにアオザイ女性
がいて、写真を撮っていた。
３寺半から水上人形劇を見る予定だったが、
現地の旅行会社が席を予約し忘れたので、
夕食までさらに１時間ブラブラして時間を潰した。
これは路上パーフォマンス。
聞いた曲だと思ったら
「情熱大陸」を演奏していた。

夕食は中華とベトナム料理折中だったが、
写真を撮る程のものではなかった。

１日目の誠に薄い内容の観光が終了した。
１１月５日。
ハロン湾まで４時間かかるので、７時出発。
朝食は６時からとれる。
お腹を壊すといけないので、
フォーだけで済ませた。
ハロン湾まで１８０ｋｍ程だが、
道路事情が悪いので４時間以上かかる。
道がでこぼこな上、集落に近づくと
オートバイが無秩序に走行するので
スピードを出して走れない。
来年は高速道路が出来るそうだ。
ハロン湾到着は１２時近かった。
乗船するとすぐに食事になる。
貝類や魚を売る親爺が途中で乗り込んだ。
買ったものを船の中で料理してくれるが、
私たちの席からは、どんな物があるのか
見えず注文しなかった。
食べた人の話では味付けが今一つであったようだ。
船の２階（屋上）に出て見物する。
奇岩が海面から露出している。
桂林の奇岩を比べると
全体的に丸みを帯びている。
こうした景色を１時間程見物した。
オプションの魚介類を注文した人は
食べることに集中して景色は
ほとんど見ることが出来なかったようだ。
洞窟見物のために
途中の島で下船した。
スケールの大きな鍾乳洞である。
天井が高く見応えがある。
２０分程で出口に出た。
４時間かけてハノイ市内に戻った。
夜の旧市街。
水上人形劇場の前は、各国の
団体さんが大勢並んでいる。
私たちは６時半の劇を見る。
水上人形劇は農耕文化が生んだ郷土芸能なので、
田舎で見ればそれなりの感慨があるかもしれない。
最後に人形使いの人達が
挨拶して終了。
１時間程の劇だった。

この日の夕食はツアーに付いていないので
ホテルの中華レストランで食べた。
中華より居酒屋で出すような物が
多かく、味は今一つ。
会計が７５万ドンと聞いてびっくり
したが、日本円にすると３７００円程度。
１１月６日。
朝８時半出発の便に乗るので、
ホテルを５時に出た。
ホテルで朝食のサンドイッチをもらったが、
空港で最後のフォーを食べた。
５ドル。
飛行機は予定通り出発し
予定より１５分早く羽田に到着した。
夕方には帰宅できた。

今回は日程も短く値段も安いツアー
なので、多くは望めない。
とりあえずベトナムに行って来ただけの
印象に残るものが少ない
薄い内容の旅であった。