吉原弁財天の穏やかなお顔

2017/09/12 - 2017/09/12

吉原が廓と呼ばれ、お堀で囲まれていた時代。
当時は、管理の必要性からか、吉原大門の一箇所しか出入り口がなかったようです。
このことが災いしたのか、関東大震災による火災で火に囲まれ、逃げ場を失った遊女達が逃げ込んだのが、かつてここにあった弁天池らしい。
貧困から身を売られ、しかも、最期が火に囲まれる運命にあった遊女達をおもうと不憫でならない。
せめても芸大生が祠に描いた明るい弁財天様の穏やかな素顔にすくわれます。
尚、都市伝説ですが、深夜この近辺を歩くと、遊女達の霊に遭遇したというのがあります。
私は、遭遇しませんでした。

エリア 浅草(東京)

慰霊碑です

弁天様が描かれた祠の中です。

慰霊碑です。