2017、南ドイツ・ザルツカンマーグート・ドロミテで山歩き、その12（マトライからカルスへ、オイローパパノラマヴェーク)

2017/07/08 - 2017/07/08

７月８日（土）はリエンツからバスに乗り、マトライ(Matrei)へ
そこからゴンドラに乗って、オイローパパノラマヴェーク
(Europa Panoramaweg)を歩き、カルス(kals)まで歩いた。

このコースは、雪と氷河に抱かれた、オーストリア最高峰の
グロースグロックナー山(Grossglockner　3798M)を眺めながら、
よく整備された、きやすい道をたどる、人気のハイキングコースです。

実は2015年に一度挑戦したのですが、思わぬことで、断念した
コースですが、今回はどうなるでしょうか、、

エリア リエンツ(オーストリア)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食

果物やヨーグルト

ハム、チーズ、サーモンなど、、

パン、ジャムなど

朝食は、パン,ハムやサーモン、果物などで
美味しかったですが、野菜がないのが少し残念！！

夕食時にいっぱいいただいたので、まぁ～いいか！！

ホテルの庭で朝日を浴びながら朝食を摂る人もいた。

ホテルを8:40に出て、リエンツ駅前の
バス乗り場向かう。

ホテルの前のイーゼル川の橋を渡る。
今日はいい天気のようだ、、

駅に直接行くと５分程度なので、
街中を散歩しながら行くことにした。

ここはハウプト広場で、夜にはいろいろな
イベントが開催されるようです。

市役所か何かのお役所とおもわれるが、、

銅像があり、、

ヨーゼフの名が見えるが、詳細は分からない。

背後の山々はリエンツのドロミテと
呼ばれる山群です。

イタリアのドロミテのようにギザギザの山が
続いています。

こちらにもハイキングコースがいくつかありますが、
今回は見送りです。

駅前のバス停を9:05発のマトライ方面行きのバスに乗る。

車窓は早くも山岳風景になる、、

マトライ南(Matrei Sued)のバス停で降りる。
バスの運転手さんにゴンドラ駅の近くで降ろして
もらうように頼んでおきました。9:40

ゴルドリード(Goldried)と呼ばれるロープウエーの
谷駅です。

２年前の2015年にキッツビュールからハイリゲンブロートへ
移動中にここに訪れて、パノラマヴェークを歩き、カルスへ
降る予定でしたが、、、

11:30から13:00までロープウエーは昼休みで乗れずに
断念したのですが、今回は10:00に到着で、当然に
乗ることができました。

2015年の様子はこちら
＊https://4travel.jp/travelogue/11048394

谷駅の反対側の風景

さっそく切符を買い乗車。

このロープウエーはゴンドラ式です。

グングンと昇っていきます。
谷駅が小さくなっていきます。

もうすぐ山頂駅です。

山頂駅に到着。
ここはゴルトリードと呼ばれるところです。2160M

サイクリング車で上がってくる人もいた。

雲行きがあやしく、昨日の悪夢を思い起こす！！

案内板（冬季用）があり、ガイド標識がある。

ここも冬場はスキーが盛んなようだ。

オイローパヴェークは26番の道で、とりあえずの
目標地のカルスマトライテルル(Kals Matrei Toerl)
という山小屋を目指すこととした。
約１時間の道のりです。10:20

道は広く歩きやすい。

遠くにあるなだらかな山がローテンコーゲル
(Rotenkogel 2762M)かなぁ～？

しばらく歩き、振り返れば、、山頂駅も
遠くなっていた、、

後ろの山並みを望遠で撮ってみた。
氷河か残雪か雪がみえる、、

道ばたには可憐な花が、、

可愛らしいお花畑です。

遠くに見える建物は、カルスから登ってこられる
ロープウエーの山頂駅です。

さらに歩みを進める。

途中にあった柵、多分家畜の牛さん用でしょう、、

左側の谷方面

進行方面の山々、、雲がかかっています。

この方向には、もうそろそろグロースグロックナー山の
雄姿が見えるはずですが、、、

目指す山小屋が見えてきた、、

マトライカルステルルの山小屋に到着。11:10

自転車の人が多くいた、山岳サイクリングが
盛んなことを実感！！

2207Mの標高です。

テラスの席もあったがお昼には早いので
少しだけ、席以外の場所で休憩する。

小屋の前の標識がある、ここで休憩しました。

出発前に小屋のオジサンにグロースグロックナー山
(3798M)はどこにあるのですか？と尋ねたら、
方向を示してくれたが、今日は雲が厚く見えないとのこと、、

方角的にはさきほどの方角で間違いなかった。

この中央にグロースグロックナー山があるのですが、、

山の右のすそに氷河が残雪がみえるものの
肝心の山頂は雲で見えません。

標識に従って、次の目的地のPanorama Restaurant Blauspitzに
向かって歩き出す。
この辺りは、グロースグロックナーに向かって歩く絶好の場所ですが、、
11:20

道は少し狭くなってきたがよく整備されていて
歩きやすいです。

グロースグロックナー山は見えません。

右側の谷間にはカルスと思われる村が見えてきた。

うむ～何とか雲が取れてくれるといいのですが！！

Panoramarestaurant Bllauspitz　の標識を
確認して進む。

なだらかな山の斜面に道が続く、、

角を曲がってみたが、やはり、グロースグロックナーは見えない

この頂がレストランの名前にもなっている
Blauspitz 2575M です。

この手前を曲がって進む。

ここからは降り道です。

レストランが見えてきた、、

もう少しです。

パノラマレストラン　ブラウシュピッツ
(Panoramarestaurant Blauspitz)に到着。11:55
2305M

ここの庭で、持参したパンや果物などで昼食をとった。
このレストランは、夏季は休業で、クローズでした。

Grossdorf Kalsの案内表示にしたっがて、
下り道を歩き始める。12:25

道は広く、下りなので楽ちんです。

人口の溜池があった。

ここいら辺りがグロースグロックナーが
見られる最後の場所なのですが、、

残念ですね！！

少し拡大してみたが、、

礼拝堂があり、少し休憩

内部は綺麗になっていました。

道は樹林帯に入っていった。

スキー用のリフトの下をくぐり、、

だんだんと下界に近づいてきた。

カルスの村が近づいてきた。

村の中に入りました。

綺麗な村です。

カルス・グロースドルフ（Kals Grossdorf)の
バス停です。14:20

リエンツ方面行きのバスは、14:02 と17:12 の２本です。
14:02のバスは行ってしまったようで、ここで約３時間近く
時間調整です。

バスの時間は分かっていたのですが、無理せずに今日中に
帰れればいいと思って、急がずにのんびり歩いてきました。

付近を少し散策。

草原にぽつんと立つ教会の塔

どこかで見たような気がするが、、

バス停前のホテルでは人々がのんびりと
飲み物などを飲んでいたので、
我々もここで大休止とした。

足もつかれていたのでのんびりとコーラを飲んだ。

隣のバス停のある村の中心地へ歩こうと思ったが
写真は撮りませんでしたが、激しい夕立が来て、
屋根のある部分に非難したりして、時間もなく、
また、やや疲れぎみだったので、ここで、さらに
時間をつぶす。

少し話してみると、ここに来ているお客さんは、
北欧やポーランドなど東欧の人が多いようでした。
特に山歩きが目的ではないようでした。
ただここでのんびり過ごすようです、
この時間にテーブルでビールやお茶を飲んでました。
我々日本人とは旅のスタイルが違うようです！！

17:00頃にはバス停に戻り、帰りのバスを待つ。

バスはやや遅れて到着、何人かの登山客もバスに乗る。
17:15

でも、車内はガラガラです。

Hubenというところでバスを乗り換えます。
ここは、何台かのバスが集まり各方面への
乗り換え地点のようです。
17:39下車　17：41乗り換えのバスに乗る。

リエンツの駅前に18:05に到着。
まっすぐにホテルに戻り、18:10

お風呂などに入り、19:00からお待ちかねの
ビールで乾杯！！

雨や雷にあわなかったものの、グロースグロックナー
が見えなかったのは残念でしたが、、

この地に再訪する理屈付けにもなるかなぁ～
とにかくお疲れさまでした。

メイン料理はお肉でとても美味しかったです。

写真は撮りませんでしたが、スープとオードブルがあり、
野菜は自由にたくさんいただけました。

デザートもとても美味でした。

このホテルは結構グルメ通に愛されているようです。
料金も良心的でした。

明日は、いよいよドロミテのコルティナ向かいます。