2017/06/10 - 2017/06/10
6位(同エリア32件中)
museumwandererさん
- museumwandererさんTOP
- 旅行記12冊
- クチコミ0件
- Q&A回答6件
- 37,226アクセス
- フォロワー2人
サンティアゴ・デ・コンポステーラに滞在中に北スペインの大西洋に面したリアス式海岸の港街ヴィーゴへ日帰り旅をした旅行記である。ポルトガルへの国境に近いヴィーゴの街歩きを楽しんだ後、沖合の無人島シエス島に渡り美しい海岸と手つかずの自然を満喫した。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1. サンセバスチアン滞在中に日帰り旅行で大西洋岸の街ヴィーゴに出かける。
ヴィーゴはスペインの北西の大西洋に面した港町でスペイン最大の漁港がある。
この付近の海岸はいわゆるリアス式海岸で鋸状の深い入り江となっている。
美しい海岸美と美味しい魚介料理で人気の街である。
ーヴィーゴのハイライト
・狭いが趣ある旧市街散策
・新市街散策
・フェリーでヴィーゴ湾沖合の無人島 シエス島の自然美を探訪
ーサンティアゴ・デ・コンポステーラからヴィーゴへのアクセス
renfeスペイン国鉄が便利 2系統有
?齠ローカル線 Vigo Guixar駅行き 所要時間約1.5時間 海岸線コース
?齡中距離特急 Vigo Urzaiz駅行き 所要時間50分 新路線内陸コース
車窓からの景色は?齠がリアス式海岸線沿いなので良いと思うが、日帰り旅で時間を有効に使いたいので?齡の新開通の特急を選択した。
写真は出発駅 renfe サンチアゴ・デ・コンポステーラ駅舎
サンチアゴの旧市街から徒歩で20分ほど、街からは丘を下っていく。
駅から旧市街方面は反対のずっと上り坂なので荷物を曳いて歩くのは大変、帰りはバスかタクシーが無難である。 -
写真は終着駅 Vigo Urzaiz駅構内風景。
renfeの中距離特急列車は清潔で快適な旅であった。新開通路線で駅構内も近代的で
趣はないが機能的である。特急列車乗車時は手荷物検査があるので時間に余裕を持って行く必要があるので要注意。
車窓は新規開発路線なのでトンネルが多く、あまり期待できない。 -
写真は同じくVigo Urzaiz駅舎の外観風景
ヴィーゴの街はリアス式海岸の典型的で山が海に向かって急に落ち込んだ地形になっている。駅舎は丘の上にあり町の中心の港と近傍の旧市街に行くには海に向かって下り坂を下りていく。港まで30分ほどの距離で徒歩圏内である。 -
2. ヴィーゴ旧市街散策
海岸都市ヴィーゴは海からの侵略の歴史で古いものはものは多くは残っていないが、
海岸沿いに城壁が一部残ったこじんまりとした旧市街がある。
写真は旧市街の中心、コンスティテューション広場の朝の風景。 -
写真は旧市街の街並みである。
海に向かって傾斜した石畳の狭い道が迷路のように入り組んでいて、趣がある。 -
旧市街散策の途中で見つけた雑貨屋の写真。
色々な種類の手作りの竹籠が店先に並んでいる。土産物には大きすぎる街の人が日常使いしているもののようだ。 -
旧市街民家の2階のテラスから見下ろすパイレーツ・オブ・カリビアン風の海賊人形を発見。
-
3.ビーゴ新市街散策
海岸沿いの一画の旧市街を囲むように新市街が山手に向かって伸びている。
東西に走るプリンシペ通りは歩行者天国になっていて最も賑やかな街の中心である。
写真はプリンシペ通の入り口の半魚人のような不思議な彫刻。港街の象徴かもしれない。 -
埠頭のペイブメントにあるこれまたヘッドスライディングしたような不思議な巨大彫刻。
-
写真は 漁港ヴィーゴで水揚げされた魚介料理店がずらっと並ぶペスカドール(漁師)通りの風景。早朝で人影は未だない。
ランチ時は埠頭から一段上がったところにあるレストラン街で新鮮な牡蠣や魚介を店頭で売っている。 -
写真はスペイン一の港町ヴィーゴの埠頭風景。
ヴィーゴ湾はリアス式で鋸の歯上に深く切れ込んでいて湾の左岸側にヴィーゴの港がある。街はその後背地に広がっている。
港には大型クールズ船用、離島や近郊都市へフェリー用、漁船用、貨物専用の埠頭が並んでいる。大きなヨットハーバーもある。
入り江が深いので波は穏やかで港の立地が良いのが地形から判る。 -
4. 世界最高のビーチと称賛されたシエス島へ
シエス島はヴィーゴ湾の入り口を塞ぐように大西洋上に存在する無人島である。
ガリシア州の自然公園に指定され厳しく環境保全されている島で、夏季のみフェリーで上陸が許可される。
イギリスのガーディアン紙が「世界で最も美しいビーチ」と称賛した経緯もあり、人気のビーチでスペインだけでなく欧米各地から観光客が訪れる。無人島、世界で最も美しいビーチというキャッチコピーに魅せられて絶好の天気でもあり島に渡ることにした。
写真はシエス島へ渡るためフェリー乗り場で待っている観光客の行列である。スペイン語だけでなく、英語、ポルトガル語、ドイツ語と国際色豊かに言語が飛び交っている。日本人は我々のみ、中国、韓国のアジア勢もいない。 -
シエス島へのアクセスは夏季のみ運行のフェリーで渡る。片道45分。
NABIERA社とMar de Ons社がヴィーゴ港からシエス島へ一日に3,4往復就航している。朝便ないし昼便で渡り最終便(19時代)で帰れば日中ゆっくりビーチ遊びや島内トレッキングを楽しむことができる。
島には宿泊施設はないがキャンプ場があり、申請してキャンプ場に宿泊する事は可能である。キャンプ場以外では勝手に野営することは禁止されている。
写真はNABIERA社のフェリーの第2便、ビーゴ港発12:30で渡ることとした。 -
シエス島は3つの島の総称で北からモンテアグド島(鋭い山の島)、ファロ島(灯台島)、聖マルティニョ島からなっていて、北の二島は砂州で繋がっていて歩いて渡れる。
島までの45分ほどの乗船中は、深い入り江の出口に向かっての航行なので波静かでほとんど揺れず快適である。途中ドルフィンがフェリーとしばらく並走して泳ぐのを目にした。
写真はシエス島の北側の島、モンテアグド島の由来になるアグド山(標高200m弱)である。 -
シエス島のフェリー埠頭に到着。
-
写真はガーディアン紙が「世界一美しいビーチ」と称賛したローダス海岸風景。
真っ白な砂浜がアーチ状に連なり水はエメラルドブルーで澄み切っていて大変美しい。シエス島自身が大西洋の天然の防波堤になっていて、ローダスビーチのある島の東側はほとんど波がなくビーチ遊びにはうってつけの条件である。
6月上旬ではあるが、ビーチでは午前中に島に入った観光客が泳いだり、日光浴をしたり、ビーチでランチをとったりと思い思いに楽しんでいる。
フェリー埠頭の近くに島に唯一のレストラン兼ショップがあるだけで、ビーチは自然そのままに管理されている。 -
写真は「ガリシア州の大西洋諸島ナショナルパーク」の案内板兼環境保護地区で観光客が遵守すべきことが書かれた立て看板。
-
自然のままのシエス島を楽しむトレッキングコースが4ルート整備されている。
写真はルートマップ。
ルート① 黄色線 南端の山頂の灯台まで往復7km 約2.5時間
ルート② 緑色線 海岸線を南端の岬の灯台往復5km 約1.5時間
ルート③ 青色線 島横断コース往復1km 約1時間
ルート④ 赤色線 島の北側の灯台まで往復5.5km 約1h45'
どのコースも多少のアップダウンは有るが、タフなコースではない。子供でも年配でも自然美や島特有の動植物との遭遇を楽しめる。但しほとんど日陰はないので水分補給、日焼け対策は怠らないことが必須である。
帰りのフェリー時間と強烈な日差しを考え、海岸線でアップダウンが少ないルート②を選択した。 -
ローダス海岸から岬を一つ越えたところにはこじんまりしたヴィーニョス海岸という名の美しいビーチがある。人も少ない、トレッキングコースの高台から見下ろしても海の透明度が良くわかる。
-
写真は島の高台からヴィーゴ湾の遠望である。スペイン本土の山並みが見える。
シエス島の天然防波堤効果で湾は波が少なく穏やかなことが判る。 -
3つの島からなるシエス島の最南端の島、聖サンマルティン島を臨む写真。
写真右側が大西洋、左側がヴィーゴ湾。島の西岸(右)は大西洋の荒波が直接打ちつけ波頭が立っているが、対照的にブロックされた東岸側(左)は穏やかな海面なのが良くわかる。
島と島の間の海峡は白く波が渦巻いてい潮の流れが速いのが想像できる。 -
自然公園シエス島は各種動物にとってのサンクチュアリになっている。
島で最も目にする鳥はカモメである。黄足カモメという種類とパンフにある。
写真はトレッキングの道端の清水の湧き出している水場に集まるカモメのファミリーである。 -
シエス島はスペインで最も重要なカモメの営巣地と言われている。
写真は生まれたばかりの鄙どりを保護している親カモメ、生まれたての鄙は茶色で岩の上で親の陰に隠れるようにしている。子育て中の親鳥はギャギャと大声で威嚇し外敵から鄙を守ろうと懸命である。巣に近づいたりせずに遠くから見守ろう。
写真撮らんがために鄙や巣に近づき親カモメに猛然と攻撃された観光客を見た。ここは彼らのサンクチュアリで我々は外敵なのだと自覚すべきだ。 -
写真はトラッキングの終着地、灯台の岩場で島の風景をスケッチしているときに遭遇した緑色のまだら模様の大トカゲ。
太さ5cmほど長さは20cmぐらいあったと思う。グロテスクでかなりびっくりしたので大きく見えたかもしれないが、日本のトカゲにはない迫力があった。
普段は無人島で人工汚染はほとんどないので何がいても不思議はない。 -
ファロ島(灯台の島)の南端の岬に立つ灯台。
ここから大西洋の大海原を見ることができる。ここからは島の西側の大西洋の大海原を見渡すことができる。大西洋に沈むサンセットが美しいとパンフレットにあるが、6月頃の日没は夜の10時近くになるので帰りのフェリーもなく断念せざるを得ない。 -
写真は灯台のある島の岬から大西洋の海原を見渡したもの。島の西側は絶壁になっており、岩場に激しく荒波が打ちつけ東側のビーチとは全く異なる顔を見せている。
絶壁の岩場はひときわカモメが多い。直下の海が餌場となり岸壁は格好の巣の立地なのだろう。 -
ファロ島の南端には海岸と山頂と2台の灯台がある。
山頂の灯台を見上げた写真。トラッキングルート①は山頂灯台が終着点になっている。 -
写真はシエス島のモンテアグド島とファロ島の間の自然の砂州の所から大西洋を臨んだもの。数メートルの波頭が砕けてミスト上になり西側岸壁はかすんで見える。
今回は残念ながら海に入る機会はなかったが昼過ぎに島に入り 17:30のフリーに乗るまでゆったりと自然の中で過ごすことができた。必要最小限の設備のみで島全体を環境保護の観点から厳しく管理していることで「世界一のビーチ」を維持できていると感じた。
-完ー
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28