カリメーラ　ギリシャ　アテネ

2017/09/09 - 2017/09/16

夕方の便でサントリーニ島からアテネへ。
飛行機でたった30分。今まで乗った中で最短かも。


旅行中、何度も道をたずねましたが、親切に教えてくれる
人ばかりで助かりました。
そういうことも旅を楽しくする要素の1つだと思います。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

アテネで泊ったゲートホテルでは屋上レストランで朝食を採るので
アクロポリスがすぐそこに見えています。

ベランダのテーブルはやはり人気で、すぐにうまってしまいます。

8時になると数人がやって来て国旗掲揚。
少し時間がかかっていたので儀式的なものを行っていたのかもしれません。

暑いなか、アクロポリス遺跡のチケット売り場に辛抱強く並びます。
年齢で割引があるようなのでパスポートを提示してみると
「Only euro」と、すげないお答え。

ディオニソス劇場も共通チケットで入れます。

イロド・アティコス音楽堂夏の間はコンサートなどが上演されるそうで、
この日も準備をしていました。

私がギリシャと聞いて一番にイメージするのがこのパルテノン神殿。
完全な形ではないのに堂々たる姿です。


丘の上から塀の下をのぞくと帽子がたくさん落ちていました。
風の強い日が多いのかも。

修復は40年も続いているそうですが、どこまでやるのでしょうね。

エレクティオン神殿の女性像は複製で、本物は新アクロポリス博物館と
大英博物館にあるそうです。

休憩をはさんで新アクロポリス博物館へ。空調がきいていて極楽です～。

こちらがエレクティオン神殿の本物の像。
館内に入ると撮影禁止マークがあり、全館禁止かと思っていましたが、
この像を撮っている人がいてあわてて撮影。

今夜の夕食はホテルの近くで買ったギロピタです。
おいしくて、安くて、お腹もいっぱいになるのでたまりません。

アテネ2日めは国立考古学博物館へ。

「馬に乗る少年」

「アフロディテとパンとエロスの像」

誰かに似ていると思いませんか～？

中央市場へ

ごちゃごちゃと売り物なのか不明な物が溢れる店、気になる。
閉店時にはどうやって片づけるの？

少し遅めに行ったせいかお客さんはまばらです。

駅を作る時に出土した遺跡が地下鉄駅構内に展示されているのが
いかにもギリシャらしいです。

今日はアジアンな食事がしたいとホテルから地下鉄で20分ほど
乗った駅近くにあるお店を目指して出掛けました。
でも結局駅を間違えていたことが判明し、お店にはたどり着けず・・

諦めてホテル近くのお店で食事をしようという話になり駅に戻りました。
すると駅員さんが来て、「21時からストライキなので電車には乗れません」

私「へ？」一瞬パニック。「じゃあ、どうすればいいの？」
駅員「バスがあります」

不安な面持ちでバス停へ。
バス停でアクロポリス駅へ行くバス番号を教えてもらいましたが、
なかなかそのバスは掲示板に表示されず、知らない地名ばかり。

そうこうする内、「オモニア○○」行きのバスが来たので乗車。
そうやって2回ほど乗換え、11時頃にやっとホテルに戻ることが出来ました。
小さな事件ですが、その場ではかなりあせっていました。
（タクシーに乗ればいいということも思いつかないくらい）

アテネでは時々交通ストライキがあるようで日本大使館のＨＰにも
ストライキ情報が掲載されていました。
ただ、「この情報は予告なく変更される可能性があります」の注意書き通り
予定の日付とは違っているのもギリシャらしいのかもしれません。

この日の夕食はアジアンなカップラーメンになりました・・

アテネ最後の日はリカヴィトスの丘へ。

駅から坂を上る途中で市場が開かれ、地元の人々が買い物に来ていました。

上りはケーブルカーでほんの数分だから下りは歩いてみようか・・
この安易な考えが間違いのもとでした。

きちんと道を確認しなかったのであっつい中、下ること数十分。

やっと駅に戻って飲んだアイスコーヒーのおいしさは格別でした。

古代アゴラがアテネ最後の観光となりました。

ホテルに戻る道すがら、ショーウィンドウではサッチャーさんが
「さようなら」と手を振ってくれていました。

親切なギリシャのみなさん、エフファリストー！