2016/11/12 - 2016/11/14
14位(同エリア110件中)
のまどさん
アウランガバード最終日、偶然にも旅行代理店を見つけて新紙幣を手に入れることができました。使えるお金を持って、「貧乏人のタージマハール」ビビ・カ・マクバーラに行きました。本家に行けなくてもなかなか見ごたえがあります。
ムンバイまでフライトを利用し、身分不相応にも5つ星ホテルに滞在しました。素晴らしいホテルですが、帰国のフライトが深夜なので丸2泊できないのが残念。
最終日は日曜日のムンバイ市内を観光。電車のハプニングや目的地が見つからないという不運に遭いながらも市民との交流を体験しました。インド、またいつか行ってみたいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日は垂涎のリクシャ運転手がおらず、ウワバミの思いつきで周辺を歩いたのが幸運だった。ホテルのゲートから約200メートル左に行った所になんとトーマスクックの両替所があるではないか!
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外国人旅行者特別にカードで現金を引き出せると言う。涙が出そうになった。
新札の2000ルピーを勧められたが、認知度が低いので断る。使える現金が手に入り、やれやれ、これで普通に行動できる。 -
向かったのはビビ・カ・マクバーラ。未だに持て余している旧500ルピー札はここでは受け付けてもらえず。
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1660年ムガール帝国の皇帝アウランガゼブによって建てられたビビ・カ・マクバーラは
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貧乏人のタージマハールと呼ばれている通りよく似ています。この写真を見せたらインド人同僚から「ニューデリーにも行ったの?」ときかれたくらい、インド人でも見間違うほど。
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私は本家に行かなくてもこれで十分です。
貴婦人の墓と言う意味で、出産後に命を落とした后を偲んで建てられました。 -
近づいてみるとバラのモチーフが彫られていたりとなかなかです。
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靴を脱がされますが、あくまで自己責任だそうです。まったく。
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ムカルベ。本家はもっと大規模なんだろうな。
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幾何学模様のドームの真下に眠るのが
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后。献金の意味なんだろうけど、みんなにお金投げつけられて痛くなければいいが。
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見学を終えて、街を歩きます。
この所狭しに品物を吊り下げる光景はミャンマーを思い出します。 -
インド野良動物シリーズ。野良コブ牛、野良ヤギ、野良水牛、野良七面鳥までいた。我が物顔で人間のテリトリーに鎮座しているけど、生きるのに必死な様子が見て取れます。
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なぜ、パキスタンの旗。なんか、深い訳がありそうだ。
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続いて訪れたのはパンチャッキ。水車と言う意味だそうで、泉から湧く水の力で穀物を引いて巡礼者に与えられました。
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男尊女卑のイスラム教。ウワバミにモスクの中の様子を撮影してもらう一方、
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私は猫とおしゃべり。
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インパクト大の市民病院。怖いもの見たさで中が見たいような。
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今日も各地の銀行で財産を守ろうと多くの人が列をなします。心臓発作で高齢者が二人死亡したというニュースを聞きました。
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カレー粉の店。カレーのレシピってきっと無数にあるのね。ちなみにのまどのカレーはナスとオクラとニガウリをトマト缶で煮ます。スパイスは色々調合し、日本製のルーは使用しません!
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この国の野菜はなんて美しいことでしょう。
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ホテルに預けていたバックパックを受け取り、ウワバミが意味不明の法外なチップをリクシャ運転手に渡してアウランガバード空港に到着。
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朝食以来何も食べていなかった。この素朴なチャーハンが何ともおいしい。高いけど。
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1時間弱のフライトでムンバイ着。今回は正規らしいタクシーに乗ります。
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400ルピーでトライデントホテル着。消費税など念頭にすらなかったウワバミが予約した5つ星ホテル。
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このホテル、我々などの貧乏人が泊まってはいけなかった。
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部屋まで両手にバックパックを抱えて持ってきてくれたベルボーイにチップを渡そうとして拒否された・・・。埃かぶった登山靴見れば同情したくなりますわな。
しかし、なんて豪華な部屋。こんなグレードのホテルに泊まることは一生のうちあと何度あるかしら。 -
ビール!ということでラウンジに降りていく。ショックで値段を覚えていない。
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やっくんが魚を捌いて寿司握るそうです。
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朝食はビュッフェ。雑な盛り方なのにきれいに見えるのも5つ星のせいなのだろうか。
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ムンバイの街を見納めするために出かけます。駅構内、活気があります。たらい担いでちょうど振り返ったお兄さん、ガン見。
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乗車券20ルピー、安いね。
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今日も皆、銀行の前に並んでいます。両親が廃止された貨幣しか持っていなかったため、急病で病院に運ばれた赤ちゃんが治療を拒否されて命を落とすという報道。何十億という人口を抱えて急成長する国にとって人の命はそれほど軽いものなのか。
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博物館目当てにこの駅で降りたんだけど、結局入口が分からずに無駄足になったというトホホな結末。
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電車の中の様子。インドの電車はドアが開きっぱなし。Dadar駅で乗り換えようとしたら電車が停まる前に何百人という人が牛祭りのように飛び乗ってきて、中に押し込まれて電車が止まる頃には身動きが取れなかった。すごすぎる。電車の事故で毎日平均4-5人の死亡者が出るんですって。
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少し先まで行って、ホームに降り立つ。
気軽に利用できる靴の補修。なんてエコなんだろう。 -
気を取り直して乗り換えた電車で遭遇した一家。気を遣って我々に席を譲ってくれたお父さん。都会の喧騒がなければ本来インド人の気質は穏やかなんだろうなと今回の旅で思った。
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荷台に乗っちゃったボクちゃん。やっぱりインドらしいな。
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銀行の前には相変わらず長蛇の列。ムンバイは人口が多いため、アウランガバードよりも頻繁に見かけた。しかし、口座すら持っていない国民はどうするのだろうか。
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有名なチャウパティビーチ。泳ごうという発想は全く出てこない。
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周辺には興味深い建築物の数々。コロニアル建築かな。
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お昼はKobeという名のレストランで鉄板焼き。インドで牛肉ステーキ食べちゃったよ。ちょっと肉に臭みがあったけど、濃厚なソースがおいしかった。
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歩いてハンギングガーデンへ。
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ハンギングバスケットとか吊り下がって物があるわけでもなにのになぜハンギングなのだろう。市民がぶらぶらしている(=hanging around)からだろうかなどと公園の名前の由来を考える。
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そこへお決まりの「一緒に写真に映ってくれませんか?」と。
日本人だと言うと「私たちも仏教徒なんです」と。私違うんだけどな。
「How do you do, sir?」と一族郎党から慇懃すぎる挨拶を受け(sirじゃないけど)、20人くらいと写真に収まる。真ん中の女の子、ノリノリ。 -
仏教一家と別れを告げ、展望台に。空が霞んでいるけど、なかなかの眺め。
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目下にバブリーなマンション。
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続いてジャイナ教寺院へ。外国人見学者が多いようで、お触書があった。
ガラス張りの天井に覆われているというのが何とも不思議。 -
創設は1904年でジャイナ教の教祖を祀る。
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やはり装飾的。柱が樹木のよう。
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警察署の前でタクシーを拾う。600ルピーで交渉成立。人の良さそうな運転手だったが、
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乗った瞬間から爆走。10人ほど歩行者を撥ねそうになり、3回ほど接触事故寸前だった。我々の血の気が引く一方、本人のボルテージ上がる。
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紙幣廃止の代わりに無料開放された橋を爽快にぶっ飛ばす。ホテルまで無事故で無事に着いた。600ルピー払ってさっさと降りる。
「バクシーシ?」とせがまれたが、断固拒否。 -
部屋で少し休んでからインフィニティのプールで泳ぐ。周辺はマンションだから見られている感満載ですが。
しかし、勿体ない。フライトは夜中なので、料金を払ったものの実質的には2泊しない。 -
ムンバイ西区はオフィス街。ヨーロッパではまず見られない超近代ビルの数々。
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若者の集うこじゃれた店で最後の食事。
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ダイキリ、文句なし。
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プレートには色々な料理が並び、麻婆豆腐などもあった。インド人は他の国の料理を作らせてもうまい。
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最後のスーラワイン。
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仮眠を取ってから帰路に就きます。空港の荷物検査はなかなか厄介なもの。
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500ルピー札をやっと両替できます。それにしてもひどいレート。大損です。
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アムステルダム経由で戻ってきました、我がブリュッセル。
職場に戻り、インド人Pさんに英語が通じなかったと言うと、
「それはあなたがきちんとしたインド英語を話さないからですよ」と。
分かったよ、今度はインド訛りで言ってみるよ、
「Happy Journey!」
<完>
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