グランドティトンで見る2017北米皆既日食とイエローストーン

2017/08/14 - 2017/08/24

北米大陸を縦断する皆既日食を見にグランドティトン国立公園へ。皆既食帯下のキャンプ場を確保し、イエローストーン国立公園やビッグスカイを楽しみました。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンフランシスコ国際空港到着。入国審査やレンタカーがものすごく混んでいて、予定より約2時間遅れ。
今日の宿泊地リノへ向かう。
途中、リバモアの風車群はすっかり数が減っていた。

リノでのお泊りはカジノホテル、ハラーズ。
カジノで少し遊んだが、ウィークデーのせいか人もまばら。
ラスベガスと違って寂れ感が否めない。

ハラーズ リノ ホテル ＆ カジノ ホテル

すぐ横の通りのリノサイン。

翌日は東に向けてロングドライブ。

やっとアイダホのツインフォールズに到着し、ショショーン滝へ。
観光バスなども停まっていて、結構観光客も多くいました。

なかなか迫力のある水量。

ツインフォールズを流れるスネークリバー。
ゴルフ場が見えます。

ペリーヌ・メモリアル・ブリッジ

ビジターセンターは17年前からすっかり様変わり。

翌早朝、お互い早く目が覚めたので、暗いうちからグランドティトン国立公園目指して出発。
アイダホフォールズからティトンパスハイウェイへ。

グランドティトン国立公園のグロスベンターキャンプグラウンドのオフィス。皆既食帯にあるこのキャンプ場を確保しに到着。だがすでに長い行列が・・・果たして？

グランドティトン国立公園 国立公園

22日までの6泊分を無事確保できました♪
これであとは当日晴れることを願うのみ！

その後ムースのビジターセンターへ。
無料wifiが使えるので、日食仲間に場所確保を報告。

その後、ドーナンズでサンドイッチのランチ。
レストランやお土産屋さんが並び、宿泊施設もあります。
グランドティトンの山並みが綺麗に見渡せる施設です。

ドーナンズ お土産店

グランドティトン国立公園内のキャンプ場近辺を見て回ることに。
モルモン・ロウでプロングホーン発見♪

TAモールトンバーンという木造の小屋。
背後にグランドティトン山がそびえ、映画シェーンの時代を彷彿とさせる。

ナショナルミュージアムは残念ながらすでにクローズ。
屋外にも動物のオブジェがたくさん。

ナショナルミュージアムからの眺め。広いなあ～

グランドティトン国立公園のサイン

ムース（ヘラジカ）の目撃情報が多いグロスベンター川

翌早朝、川の向こうにムースが！
でも頭が隠れてしまっていて残念。

今日はウエストイエローストーンから約1時間のビッグスカイへ。
カリフォルニアの友人が彼女の親戚のアウトドアのお店を紹介してくれました。
冬はスキーですが、夏はフィッシングの体験ができます。

ツアー出発まで、ビッグスカイの町中を散策。
最近できた新しい町らしく、建物も綺麗。
造成中、建築中もあちこちに。

町のスーパーでサンドイッチのランチ。

いよいよ初のフライフィッシングに挑戦。

2人で3匹を釣りました。
ここはキャッチアンドリリースなので、釣ったらすぐにバイバイです。

ビッグスカイをあとに、ウエストイエローストーンでお土産屋さんを散策。歩道にはかわいい熊の足跡が。
この日はイエローストーンのキャニオンのキャンプ場でお泊り。

この日はイエローストーン観光。
キャニオンのアーティストポイントへ。
イエローストーンの名前の由来となった黄色い岩肌と、ロウアー滝の絶景。

遠くに見えるアッパー滝。

ブリンク・オブ・ザ・フォールズからはロウアー滝の流れ落ちる様を見ることができます。すごい迫力！

ルックアウトポイントではロウアー滝が正面に。

キャニオンをあとにやって来たのはノリスガイザー。
近年最も熱水現象が活発になってきているところ。

蒸気が噴き出していたり。

きれいな熱水プールも見られます。

ノリスを出て、反時計回りに進むと、道路のすぐ脇で蒸気の噴出とプールが。

次の目的地に向かう途中、３頭のバイソン。
その向こうにはガイザー。イエローストーンならではの光景。

道の反対側にもいたバイソンが道路に出てきて、ちょっとした渋滞。
ここでは時々バイソン渋滞が起こります。

やがて道路をはずれ、悠々と歩いて行きました。

マディソンからすぐ、ファイヤーホールキャニオンドライブへ。
一方通行を進むとファイヤーホール滝。
さらに進むと、子供たちが川で泳いでいました。

ロウアー・ガイザー・ベイスンのファウンテン・ペイント・ポット。
立ち枯れた木々

白化した木が印象的

2色のマッドポットからはもわもわっとけむりがでていました。

間欠泉からは水が勢いよく吹き出ていました。

次の目的地はイエローストーンの顔とも言えるグランドプラズマティックスプリングス。
今年東側の高台にルックアウトがオープンしたので、そこを目指します。

グランドプリズマティックスプリングスが見えてきました。肉眼だと立ち上がる湯気が七色に見えたのですが。

随分近くなってきました。
これからちょっと登り。

遂に全景が見渡せるルックアウトへ。

やっぱり上から見る方が絶景です♪

グロスベンターのキャンプ場へ戻る途中、バイソンの群れが。

柵があったので、結構近くで見られ、写真も撮りほうだい♪

ティトン山の向こうに沈んだ太陽。
陽の光がまるで後光がさしているようでした！

翌朝、ティトン山の朝焼け。

グランドティトン国立公園 国立公園

またプロングホーン発見♪
カップルでしょうか？

この日は別の日食ツアーに参加している友人が、オールドフェイスフルへ来る予定ということで、私たちもやって来ました。
着くと間もなく間欠泉、オールドフェイスフルガイザーが吹き上がりました！

オールドフェイスフル 自然･景勝地

噴出がおさまると、しばらくオールドフェイスフル・インの内部を観光。大きなファイヤープレイス。
さて、イエローストーン内はネットも電話もつながらないので、どうやって会うか？とりあえずビジターセンターへ向かうことにし、日本人観光客の団体を注視していると・・いました！

オールド フェイスフル イン ホテル

無事に会えた友人とジェネラルストアで一緒に軽い昼食。

ここへ来て2度目の噴出を一緒に見学して別れました。

オールドフェイスフル 自然･景勝地

翌日、前日合流したもう一人の日食仲間と観測場所探し。
川原へ出て、開けた場所に決定。

日食と同じ時刻に試し撮影。
黒点があるはずなのに写ってない？？？なんで？？？
最近のカメラは殆どオートで使ってしまうから、たまにマニュアルにすると？？？だらけ。
明日ちゃんと撮れるのだろうか？？

午後は友人を案内してイエローストーンへ。
まずは、イエローストーンレイクのウェストサムへ。

美しい湖が広がっています。
この湖の中にもガイザーや、噴出物が沈殿したコーンなどが見られます。

ハート型のガイザー♪

かつて熱水が噴き出すこの湖のコーンに魚を差し出し茹でていたと言われるフィッシュングコーン。

昔は黒いプールだったそうですが、今はエメラルドグリーンの綺麗なプール。

湖を離れ先に進むと、道路沿いに泥がぼこぼこと湧き上がる、サルファー・カルデロン。

ヘイデンバレーにはたくさんのアメリカバイソンの群れ。

ちっちゃな子供のバイソンもいました♪

キャニオンへ寄る予定が凄い混雑で入れず。
次の目的地、グランドプラズマティックスプリングへ。ここもすごい混雑で、だいぶ手前の道路脇に車を停めて歩きました。

まず見えてくるのが、エクセルシオール・ガイザー。もうもうと煙が立ち込めています。

そしてグランドプリズマティックスプリングへ。
向うの山の中腹には先日行ったルックアウトが見えています。

グランドプリズマティックスプリングのサイン。

脇のボードウォークからは全景がわかりませんが、極彩色の色と立ち込める煙は迫力あります。

最後にひっそりとターコイズプール。

いよいよ日食当日。
キャンプ場に通じるグロスベンターロードは片側1車線を通行止めにし、車を停めて日食が見られる公共エリアになっていて、早朝から長い車の列ができていました。

朝から空を覆う雲。
しかし心配をよそに、日食前には快晴に。

ここが今回私たちの日食の観測場所。いるのは私たち3人だけです。

始まる前にも数回試し撮り。いろいろ試していると、黒点がやっと写るようになりました♪

遂に始まりました。
徐々にかけていく太陽。

もうすぐ・・・

キター！！ダイヤモンドリングです。
パブリックビューイングとなってるキャンプ場内の円形劇場からはすごい歓声が聞こえてきました。

そして皆既中のコロナ

そしてあっという間に第3接触のダイヤモンドリング

長年楽しみにしていた日食。ついに終了です。

他にも三日月形の木漏れ日や

360度地平線上が赤くなる日食焼けも観測。
なのに、肝心の肉眼で見るのを忘れてしまいました・・・

午後はグランドティトン内をドライブ。
開拓時代を思わせる古い小屋とティトン山。

シェーンの映画を思い起こさせる風景。

美しい湖、ジェニーレイク。
残念ながら逆光。

ジェニーレイク 滝・河川・湖

日食も無事に終わり、いよいよ帰国の日。
最後の日の朝はドーナンズのレストランでブレックファースト。

和紙の照明。なんか和風。

最後の最後にグランドティトン必見のトランスフィギュレーション教会へ。

中からは十字架とティトン山の素敵な風景が見られます。

ジャクソンンの町を抜け、アイダホフォールズから帰国の途に。