北陸欲張り旅行記

2017/08/10 - 2017/08/12

約20年前、車で福井・金沢・能登半島一周ドライブをしましたが、今回は家族５人で旅行会社の2泊3日のツアーに参加しました。
主なルートは以下の通りです。
【第一日】東京…（新幹線）…金沢…（以下観光バス）…兼六園…ひがし茶屋街…白山ひめ神社…加賀温泉郷
（第二日】ホテル…東尋坊…永平寺…一乗谷朝倉氏遺跡…千里浜なぎさドライブウエイ…能登志賀の郷温泉
【第三日】ホテル…輪島朝市…白米千枚田…見附島…能登金剛巌島…（能登島大橋通過）…新高岡…（新幹線）…東京

＜景勝＞20年前と比較すると、白米千枚田は整備されて緑の稲穂がとても美しく映えていました。兼六園・東尋坊・千里浜はほとんど当時のままでしたが、観光地として今も賑わいを見せていました。
＜歴史＞一乗谷朝倉氏遺跡は初めて行きました。埋もれた歴史を今によみがえらせる努力は並々ならぬもので、忠実に再現していくためこれからも大変な時間と労力がかかるものと思います、頑張って下さい。吉永小百合さんのコマーシャル写真を撮った美しい土塀は、サユリストの私としては忘れられない風景となりました。
永平寺も整備されて昔と比べ、とても歩き易かったです。
＜観光バス＞
移動時間が長く退屈してしまうところですが、バスガイドさんがとても博識で、ほとんど休むことなく雄弁に説明してくれました。とはいえ、枕が違って十分眠れなかったせいか、それが良い子守歌になって失礼ながら熟睡してしまう始末、程よく疲れが取れました。ベテラン運転手さんも長距離でお疲れだったと思いますが見事なハンドルさばきで乗り心地も快適でした。
ご両名、本当に有難うございました。
＜ホテル＞
加賀温泉郷では夏の季節毎日花火を上げているそうですが、最初の夜それを十分満喫できました。部屋に居ながらにして正面に花火を見ることができたこと、思いのほか数も内容も充実していたことで家族５人全員が満足できました。
＜総評＞
もともと強行なスケジュールとは思っていましたが、思いのほか移動時間に多くを費やし、見学時間や昼食時間に余裕がなかったように思います。
朝夕の食事は今やバイキングが主流で、海の幸を沢山食べられたのは北陸ならではの醍醐味で満足でした。
次の機会があれば、金沢城跡や武家屋敷などをじっくり見たいと思っています。２０１７年夏、今年も良い思い出を残すことができました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 読売旅行

兼六園入口の向かい側にそびえる金沢城跡「石川門」です。
兼六園より先に目に入る美しい白亜の屋城はついつい誘惑に駆られますが、今回は時間がなくて中に入りませんでした。次回はゆっくり見学したいと思います。
着物姿の女性は結婚式の記念写真撮影中の花嫁です。

金沢市内「ひがし茶屋街」です。
キムスコ（木虫籠）と呼ばれる出格子の古い町並みですが、建物の中に入るとしゃれたお店になっており、時間が過ぎるのを忘れてしまいます。
また、ソフトクリームなどの路上飲食が禁止されており、清潔感があります。

お馴染みの「東尋坊」。
囲いがないのでいつもぞわぞわしながら覗き込んですぐに退散してしまいます。相変わらずの人気スポットです。

永平寺、中雀門です。
訪れた日は猛暑日でしたが、寺内は大木に囲まれてい涼風が吹き抜けていました。たくさんのお堂や廊下は磨き込まれ、庭園は掃き清められて心も洗われました。

永平寺の長い上り階段です。
階段が多く、距離も結構長いので筋肉痛を心配してしまいました。

見附島（軍艦島）です。
弘法大師が大陸から経文を持ち帰ろうとしたとき何者かに奪われそうになったため、仏が必ず必要とする自分のところに流れ着かせてくれると、経文を海に投げ込みました。帰国して探しているうちある村からその経文に書かれたお経が聞えてきたので行ってみると正にそのお経文を唱えていたとのこと。更に教文を探しているときこの島を見付けたことから「見附島」といわれるようになったそうな。案内板を読んだ記憶で書きましたので少しちがっているかも？正確にはガイドブックなどを読んでください。
「軍艦島」の方がピンときますね。

能登金剛・厳門（がんもん）です。
遊覧船が出ていますのでそれを利用すると海側から美しい景観がみられると思います。時間がないのがツアーの泣き所、残念です。