自然水で有名なサンローレンソへ小旅行（ブラジル、ミナス・ジェライス州）

2017/07/22 - 2017/07/23

サンパウロの隣の内陸部に位置し、乳製品や農業が盛んなミナスジェライス州には　多くの観光地があります。

フランス、ヴィシーと同質の自然水が湧き出る世界唯一の土地ということで、大きく発展したサンローレンソを訪れました。

サンローレンソはサンパウロより車で５時間弱。

夜中の３時に出発し、８時前に到着しました。


　見所は

＊サンローレンソ、パルケ・ダス・アグアス（水の公園）

＊コーヒー園ツアー

＊機関車出の周遊

＊農業の盛んなミナスジェライス州ならではのボリューム満点な食事、乳製品

といったところでしょうか。

エリア その他の観光地(ブラジル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 1.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンパウロを夜中の３時に出発して、８時前にサンローレンソに着きました。
渋滞のない夜中に出発して大正解。

さっそくパン屋にて朝ごはん。

右はブロアというとうもろこしの田舎パン、左はパンデケージョというもちもちしたチーズパン。

ミナスジェライスは食で有名な州。
欲張りな相方はこれにも手を出した！

コッシーニャという小麦粉とマッシュポテトの生地にチーズやさいた鶏肉を入れてあげたもの。すごくおいしい！さすがミナスジェライス。サンパウロの小麦粉だらけのコッシーニャとはわけが違う。

朝食後は　コーヒー園ツアーの集合場所へ向かいます。

すごくベタな公衆電話。

すごくブラジルらしい。

この船はたぶん寿司用のものだと思う・・・

クリエーティブすぎて逆に・・・

普通にボウルにアサイ入れたほうが美味しそうだと思うが・・・

さて、着きました。
ＵＮＩＱＵＥ　ＣＡＦＥの二階に事務所があります。
このＵＮＩＱＵＥ　ＣＡＦＥ、スペシャルコーヒーブランドの名前なんです。確か日本にも輸出をしているはず。１階はカフェになっていて、二階はスペシャルコーヒー園ツアー事務所兼、コーヒー技術の講習会などが開かれているスペースになっています。

興味のある方、ネットでツアー申し込みが出来ます。
http://www.rotadocafeespecial.com.br/

３時間コースと６時間コースがあります。
今はちょうど収穫の時期で、いい時期に訪れたと思います。
７月はこちらのバカンスシーズンで、事前予約していない人は断られるほどの盛況振りでした。

ミニバスに乗り込んで、山を登っていき、３箇所で降りて、ガイドが説明をしてくれます。コーヒーについていろんな知識を得ることが出来大満足です。

　客はほぼみんなブラジル人で、説明は全てポルトガル語で行われました。中に２，３人英語話者もいましたが、その人たちには他の添乗員が説明をしていましたよう。

このマチンケイラ谷はコーヒー栽培の名産地の一つですが、ブラジルコーヒー生産量全体１％に過ぎません。しかし、ブラジルのクオリティの高いスペシャルコーヒーの全体量の８０％がこの地域で採られたものなのです。ここで２００５年に生産されたコーヒーの評価が１００点満点中 95,85点だったそう。

コーヒー園。
ちょうど収穫時期でした。

高地にあるコーヒー園が評価されがちなのは、太陽により近いので均一に日が当たりやすいというのと、霜がおりにくいという理由からだそうです。

赤い実は甘いです。
食べてみましたが、特に美味しいものでもありませんでした。

収穫は二度行われます。

一度目は女性によって厳選して赤い実を選りすぐります。女性は色味に関して敏感なので、高級コーヒーの収穫は女性が行います。

その後は男性が、全てのコーヒーの実を収穫。
バナナと違って、緑色の実は収穫後熟れるということはありません。
しかし、それはそれで用途もあるそう。

地元の人たちが収穫作業をしていました。

中には女性もいて、体格がよく、この大きな袋をかついでやってきました。

ほれぼれするほどすごく強いです！！

コーヒー園見学の後は　コーヒー園内にある古い家が博物館になっているところへ。

これは庭にある礼拝堂。

中から。

昔使われていたもののミニ博物館がありました。

ガイドが　ここで収穫されたコーヒーがどんなブランドのどのコーヒーになっているかを説明します。
手前にある白いパッケージはスターバックスの高級コーヒーライン。

ネスプレッソもここのコーヒーを使っているそうです。

コーヒーのテイスティング教室。

焙煎はここでは行わず、各社が独自で行うそう。
というのが国によって好まれる味が違うからだとか。

日本や韓国は苦めのよく焙煎したものがすきだそう。

帰り道。道に牛の大群が。

この農場では昔から牛も育てています。
受賞もされたことも何度もあるそうで、ある牛は一日に１００リットル以上も乳を出していたそうです。

町へ到着。

さっそく高級コーヒーをたんまり買う。

その後は　町の真ん中にある水の公園へ。

にゅうじょうりょう１２レアイスがいります。

この公園コンセプトがおもしろい。

歩いていくと、所々に源泉地があります。

そこには水の成分、何に効くかが表記してあり、それを飲みながら歩くのです。

健康の曲がり角のお年頃には　とっても楽しい公園。

こーんな感じ。

ここを訪れる際には　マイコップか、ペットボトルを持ってきてください。なかったら買う羽目になります。

緑に囲まれ美しい公園。

程よい混み具合。

ここにも違う水が。

変な動きをするので、何かと思ったらただの猫。

公園内の大きな池には　子どもの遊具が。

竹に囲まれたこの環境での舞台って素敵。

これいいなあ。

美しい公園。美しい町。

スパ。銭湯と書いてありますが。

各種風呂や、マッサージなど。

中の様子。

大きな犬。

RESTAURANTE CASARAO

ここは田舎町のせいか、お洒落なレストランはなく、好きなものを皿にのせて重さで勘定を払うＰＯＲ　ＫＩＬＯ（ポルキロ）タイプのレストランが人気です。

隣にあったチーズ専門店。

ミナスジェライスは乳製品が有名なので、バターやヨーグルト、パンにつけるへケイジャオンはお勧めです。