2017/07/21 - 2017/07/23
442位(同エリア1394件中)
アーサーさん
今年の東京の梅雨はカラ梅雨で ねっとりした暑さが毎日続く。年寄りだが それなりに用事があり まとまった休みが取りにくい。
そこで「避暑もどき」の2泊3日の箱根への遠出をしてきた その
記録。
写真は 宿泊した「はなをり」から 芦ノ湖を写す。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
はじめに
6月中頃 ダイレクトメールが届いた。中身をよく見ずに 捨てようとして 1泊2食付21,000円が8,000円と記載されていて、少し関心を持った。
今年の夏は暑そうだし、妻が友人達から話を聞いていた 湯本の温泉ホテルの件もあるので これも何かの巡り合わせと思い 行くことにした。
写真は送られてきたダイレクトメール。涼しそう。 -
(1)7月21日(金)
①
地方出身の私達は 箱根には何度も行っているが スポットの知識の範囲で 東京で育った方のように 親しさを感じる程ではない。年老いて 近場の湯治場として普段使いをしている方々のお話しが羨ましかった。
それで 少し経験も積みたかったので 今回は車で行くことにして 先達の方々に教えて貰い 車のコースも決めた。
写真は そのお勧めで 休憩代わりに立ち寄った 「平塚のバラ園」前の「JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」。(確かに 東京から連続運転はしんどい。) -
②
車を 無料の直売所に止め (帰りに 買い物をして)
向かいのバラ園へ行く。正式名称は「神奈川県立花と緑のふれあいセンター・花菜ガーデン」
さすが 県立で立派な施設。7月のシニア入場料は110円。安い!
写真は入場口。 -
③
広い園内は暑さのためか 人影もまばら。でも手入れは行き届いている。
サルスベリの木立が満開。サルスベリの花がこんなに種類があることに驚く。 -
④
流石にバラは元気がないが。 -
⑤
お昼前の 一息を レストランで ランチを二人で一人前だけ頼み、ケーキセットでお茶をしながら 窓の外を眺める。安くて 新鮮で美味しかった。
園内では 収穫ツアーや竹製品の物産展などの催しものが開かれていた。
それから 元気を出して 小田原厚木道路に戻り、箱根を目指す。 -
⑥
箱根湯本に着き、チェックインに少し早かったので 北条氏ゆかりの「早雲寺」に立ち寄る。
裏山を背景にした「石庭」を写す。「武将」を感じさせる庭。 -
⑦
1時半頃 今晩の宿 「マイユクール祥月」に着く。
車をホテルに置いて 徒歩で近くを散策するつもりだったけれど 暑さに参り、受付して、ロビーでウエルカムドリンクを戴いていたら もうすぐ部屋の用意が出来ると言われ、外に出かける気力を失った。
写真は ホテルの玄関。それ程大規模で無く、適当に古い感じのイメージ。 -
⑧
部屋に通されると お勧めしてくれた 妻の友人から ビジネスホテルのような部屋と話は聞いていたいたけれど 別に不都合では無かった。
部屋は洋室で クルーズの船室を思えば ゆったりしている。二種類のお茶菓子で ゆっくりお茶を飲んで 早速 風呂に入る。
大浴場、露天風呂、サウナと 殆ど客のいない時間帯を のんびり堪能する。
流石に湯疲れか、部屋に帰り 持参した本を読んでいたら 直ぐに眠ってしまった。 -
⑨
5時半からの夕食時間をお願いしていたので 少し遅れ気味に食堂に行ったら ほぼ満席の客。団体客はいない感じ。
サービスのビールを 最初は美味しく思い コップ1杯ほど飲んだら アルコールが回ってきた。洋風の前菜セットをパカパカ食べて お腹が一杯になる。
ちょっと 料理(食べ方)の組み立てを間違えたようだ。
(最初に 名物らしい お稲荷さん、それから ビールと一緒にお作りが出されていた。) -
⑩
和洋折衷の 季節野菜の冷製の煮物。
肝心の 洋風のメインディッシュの写真は取り忘れる。
洋風と和風がチャンポンになり、若い人は食べられるだろうけれど 老人には多すぎた。(手間を掛けた料理だが。) -
⑪
美味しい ご飯セットを半分にしてもらい 戴く。
そして 最後に ケーキバイキング(写真は二人前)とコーヒーのサービス。
ワゴンサービスの魔力に 自制心を無くしてしまう。
時間を見たら 7時半に近い。約2時間も食べ続けていた。
完全に失敗。お腹が苦しい。自己嫌悪。
早めに眠る。 -
(2)7月22日(土)
① 翌朝 7時からバイキング朝食が始まる。豪華で料理の品数は多い。
この時間の利用客は少ない。 -
②
地元野菜を中心に組み立てた積もりだけれど 小田原港の鰺の干物をワゴンで焼いてくれるのを勧められると つい手が出てしまう。
それから コーヒーを飲み ロビーで新聞を読んだりして 9時過ぎ ゆっくり風呂に入る。予想通りに 入浴客は少なかった。独り占めの朝風呂。 -
③
10時半過ぎに ホテルをチェックアウト。
箱根で一泊2食13,500円は庶民的な値段だろうけれど、ちょっとしたプレゼントの数々 行き届いた従業員の方々のサービスが女性客達の満足をつくるのかな と思った。それなりに 納得して ホテルを後にする。
車は箱根新道を通り 箱根峠を目指す。
サイクリングで登る若い方々を見掛ける。元気。 -
④
途中 成川美術館へ向かい 芦ノ湖を写す。 -
⑤
車を美術館の駐車場に留め、余り期待せずに 美術館に入る。 -
⑥
日本画を中心に それなりに 満足できる美術館だった。
(写真は許可されているのかどうか分からなかったが。) -
⑦
庭園も整備されていて、それほど暑くは無かった。
夏の空を背景に 百合が咲き誇っていた。
ミュージアム カフェは窓際の席が 一杯で諦める。雲で富士の姿も見えなかったので。 -
⑧
美術館のチケットを買うとき 関所跡の入場チケットも併せて購入すると 安くなると気づき セットで購入する。
それで 美術館から 歩いて 旧道の杉木立を復元したような道を関所跡に向かう。
約15分の徒歩所要時間。 -
⑨
最初に「箱根関所資料館」に入る。
中は撮影禁止だが、展示物はなかなか良かった。
特に 関所復元工事のビデオは江戸時代の建築工事の詳細が よく分かって 後刻関所の復元建物を見るとき 興味を持って見られた。 -
⑩
復元された「江戸口門」から 箱根関所を写す。
約20年前に ここで 箱根関所の復元されたものを見た記憶が ぼんやりとあるけれど こんな立派なものではなかったと思う。疑問を持って 後ほど係の人に尋ねたら 当時は片側の番所跡だけだったそうだった。約10年前に 現在の形になったとか。 -
⑪
現代の入国審査場みたいなものだろうけれど 思っていたより 小規模。当時の人の行き来はそんなものだったのだろうと思った。
ただ建物は先程ビデオで見たせいか 幕府の「権威」を感じた。 -
⑫
細部まで 歴史復元の努力を良くされていた。 -
⑬
「遠見番所」に登り 芦ノ湖を眺める。
何か風景の中で 江戸の人々が 勝手に歩き始める感じがする。 -
⑭
それから 車で 近くの箱根神社に行く。 -
⑮
山に囲まれた 神社らしい 神社。
観光客は一杯参詣していた。 -
⑯
それから 大涌谷をちょっと見て、桃源台駅近くの 今晩の宿「はなをり」に行く。
正式オープン前の「モニター利用」と言うことで 慣らし教育の意味もあるのではないかと想像した。
建物・設備は殆ど完成していた。
写真は 玄関。(建物構造的には三階になり、ちょっと案内階数標示が分かりにくかった。)
真新しさに緊張して入る。 -
⑰
ロビーの向こう側に 芦ノ湖が雄大に広がる。
ちょっとサプライズ。 -
⑱
チェックインして 行った部屋は 別棟の山側の部屋。
許せる限界に近い狭い部屋。ベットやトイレや電気設備は最新のもので 満足したが 「ゆとり」はどうだろう?妻の話によると ホテルで一番狭い部屋とか。一人一泊2食8,000円で文句を言う筋合いは無いが。 -
⑲
浴衣に着替え お風呂に行く前に ロビー外の「足湯」に浸かる。
暖かくて 足の疲れが取れている感じがする。ウエルカムドリンクを戴きながらゆっくり おしゃべりをする。
風が涼しい。 -
⑳
ホテルの方の説明に寄れば バリ島のイメージで庭の雰囲気を作られたと説明があったが、私はもっと広さを感じて、スリランカの建築家ジェフリー・バワーが建築したホテル ヘリタンス カンダラマを思い出した。背景の湖の利用が少し似ていると思った。
お風呂も 風景になじんで 実際にも広くて 満足。
ここでも 独り占めの感じ。 -
21
そして 6時から 食堂で夕食。
バイキング形式だけれども 盛り付け済みの小皿を利用して 便宜を図っている。また 肉と魚のメインは オーダーすれば 出来たてをテーブルに運んできてくれる。
(少し 元気の良い従業員の方々が多すぎて 落ち着いた感じに欠けているような気もしたが。)
今日も 早く眠る。 -
22
本日は朝風呂を先に入り、そのまま食堂で朝食を戴く。新鮮なジュースが美味しかった。 -
23
食後のコーヒーを戴きながら 窓の外を眺めれば 少し雨がパラついているようだった。
10時前にチェックアウトして 家路につく。 -
24
途中 車もスムーズに流れ 体力的余力もあったので 御殿場インター近くのアウトレットに寄ることにする。
駐車場にもそれ程待たずに入れる。
約10年振りの 訪問。外国人客の増加に驚かされる。何となく豊かになっているのだろうかと思った。富士山は今日も同じように迎えてくれたが。
アウトレット内を良く歩き 年寄りは何も買うものは無く、1時過ぎ 高速に入る。
順調に走り 3時前に家に帰る。
かくして 短い避暑の旅は終わった。
外に出れば よく歩く。
おつかれさん。
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