南北軍事境界線　比較対決

2017/07/01 - 2017/07/01

去年、北朝鮮を旅行をした後、今度は韓国を旅行しました。
軍事境界線がメインですが、色々気づいた事を比較してみました。
ちなみに脱北者という話は頻繁に聞くが、脱南者というか脱韓者（韓国から北朝鮮に亡命者）というのはいるのか韓国人に聞いたところ、年間何人かはいるらしい。少なくとも0人ではないらしい。

エリア 板門店(北朝鮮)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

韓国の韓国戦争（朝鮮戦争）の博物館。
こちらも建物はしっかりした作りで展示物は昔の時代の戦争に関する展示もあった。
小学生や観光客が多くて、あまり落ち着かなかった。

外の展示物。
なんでアメリカのＭ1戦車（最近の戦車）が置かれているのか意味が解らない。
韓国戦争（朝鮮戦争）当時の戦車も置かれていたが、テーマ性を絞ったほうがいいと思う。

北の朝鮮戦争に関する展示がしてある博物館。
国家の大プロジェクトで作った気迫が感じられる博物館で、こういう物を作らせたら北朝鮮に勝る国は今まで見たことはありません。
博物館内は撮影禁止だったが、観光客は少数だったので落ち着いて見れた。

外の展示物も戦争時にアメリカから没収した物を展示されておりテーマ性がしっかりしております。
ということで、博物館対決は北朝鮮が勝ち。

軍事境界線に行く前の売店対決。
日本の高速道路にある大きなサービスエリア並の大きさで色々販売されているが、食堂以外の売店に店員がいない。
昼の稼ぎ時なのに、経済が進んでいることをいいことに胡坐をかいているのであろうか？
広いのでトイレ行くのに少し歩いたのが思い出でした。

軍事境界線に行く前北側の売店。
南側にくらべて商品の品種は限定されているが・・・
エライ！！店員さんは暑さでやる気なさそうだけど、しっかり接客をしようという姿勢があってよい。
トイレも階段上ったらすぐにあってシンプルでよい。
こういうのは販売するアイテム数よりシンプルさの問題である。
ということで北朝鮮が2勝目。

軍事境界線前の展示物などがある博物館のような所。
韓国側では私の知らなかった北側との紛争であったポプラ事件のことの説明があったことはとても勉強になった。
それにしてもアメリカ人観光客が多くてとても落ち着かなかった。
アメリカ人は背が高い人も多いが横に大きい（デブ）も多いので暑苦しかった。

こちらは北側。
建物や展示物が古い感じで、こちらは中国人観光客が多いが私より小柄な人が多いので居心地の悪さでは韓国側のアメリカ人観光客のほうが嫌だったような気がした。
ということで今回も北朝鮮の勝ち。
北朝鮮３勝目。韓国はまだ0勝。

いよいよ最前線で緊張感あったけど、色々な規制があって（北側を指さし禁止、誓約書の記入）居心地は悪い。
私は指を２回北側に指してしまい、注意をうけました。
北側には画像中央１人、人民軍兵士が居ます。

あんなに入りかった板門店でしたが、入ると・・・
なんだ机と椅子があるだけじゃんという感じで期待外れだった。

北側の最前線。
北はまったく緩くて観光名所にきた雰囲気で居心地はよかった。
青い建物は入れなかったので残念であった。（それがきっかけでその後に韓国側に行ったのだが・・・）
韓国側は誰も警備していない。
韓国側やる気なし。
この画像を韓国側のガイドに見せたところ、驚いていた。
韓国側ガイドによると韓国軍の警備兵は常時立っているらしいのだが・・・
ということで警備のやる気を考えると今回もまた北側の勝利。
０－４で北側の圧勝。

このままだと韓国側のメンツが潰れるので番外編で運動対決。
と言ってもスポーツ対決ではない。
北朝鮮の200日頑張ろう運動。
毎日平壌市内の特定の場所で朝夕に練習。
夏休みのラジオ体操のような感じとみていいのだろう。

そして南側
今回、たまたま軍事境界線ツアー帰りに出くわした教職員関連のデモ運動。
衣装は北側に比べて派手である。
圧倒的な人海戦術である。

持久戦に備えて、チキン弁当の配達も来ていた。
弁当業者はこういうときは繁忙期だ。
これに関してだけは韓国側が圧勝であろう。
と言っても韓国1勝ー北朝鮮4勝で北朝鮮の勝ちには変わりはない。

この旅行記へのコメント （1）

• トシちゃんさん 2017/10/06 17:57:36

  南北対決

  とても分かりやすく、尚且つ面白いです。見てる人も北朝鮮に行きたいと思うはずです。