三度目の♪お祝いの宿吉祥やまなかで色々記念日！

2017/06/10 - 2017/06/11

母の還暦祝い、義父の古希祝い、私達夫婦の結婚記念日、娘のお食い初めに父の日までまとめてお祝いしてきました♪

エリア 山中温泉(石川)

情報誌で見つけた加賀フルーツランドのスイーツブッフェ。
何年も前に一度行ったことがありますが、内容はお粗末ながら大好きなホイップが食べ放題でフルーツもそれなりにあって、個人的には楽しめた記憶がありました。
通り道だし、行っていい？と聞いてみると、意外にも旦那さん快諾。

土曜日の昼過ぎでしたが、子連れや若い子達で結構混雑していました。
今の季節はさくらんぼ狩り。

単品のパフェや、パスタなんかの軽食もありました。
ひとりでバナナパフェを食べている男性も見かけました。パフェだけ食べて、さくっと帰る方が良かったかも。

フルーツはこの他にメインでアメリカンチェリーと、メロンやバナナ、パイナップルなどがありました。
桃とチェリーにアレルギーがある私は、ほとんどバナナばかり食べていました。
あとはアイスクリーム、スポンジケーキ、クレープ、タルト台、ソースとホイップがあって、好きにアレンジできるようになっていました。
スポンジケーキはパサパサ、タルトもクレープも安い味、アイスクリームはある程度美味しかったけれど並ばないといけない上すぐに品切れになっていました。
何かのついででもないと、行ってがっかりする内容でした。
しかも、これまでどこへランチに連れて行っても、全くぐずったことのなかった娘が突然の大泣き！
おむつでもおっぱいでもなく、どれだけあやしても泣きやまず、焦りました。
取った分だけ口に詰め込み、早々に退散。
雨の中、吉祥やまなかに向かいました。

チェックインには少し早い時間に到着すると、両親もちょうどラウンジでくつろいでいました。
ウエルカムドリンクは冷たいグリーンティーと、お祝い特典のスパークリング。
車の中で少し機嫌が直っていた娘は、久しぶりのばあばとじいじの顔を見たとたんまた号泣！
まだ３ヶ月なのに、人見知り始まった？

お部屋の用意はできていて、すぐ案内していただけるそうでしたが、とりあえず大浴場へおむつ替えに。
案の定おむつは汚れていなくて、でも娘の機嫌は良くない。いつも手がかからない子なので、ほぼ初めての状況にわたわたしました。

男女入れ替え制の大浴場で、こちらには畳の小上がりもありました。

今回予約したのは、半露天風呂付きの華というお部屋。
長い玄関を入ると、二間続きになっています。
少し機嫌が良くなっていた娘、踏み込みにあがったとたん、扉に四方囲まれた畳の部屋が怖かったのか、割れんばかりの大声で泣き出しました。
その後はなだめてもすかしても泣きやまず、お腹が減っているはずなのに、興奮しておっぱいも拒否…
まだ温泉は早かったのかな？
里帰りから自宅に戻った時も、その２日後に温泉に連れて行った時も、普段通りの顔で受け入れてくれたので、完全に油断していました。

今回は還暦祝いのプランで予約したので、特典がいっぱい。
お茶菓子もこんなにたくさん、お酒と冷蔵庫にフルーツのサービスもありました。
館内利用券も一部屋につき三千円分。

お部屋にもアメニティは揃っています。
拡大鏡の位置が悪く、超絶使いにくかった以外は快適なバスルーム。

半露天風呂、差し湯をして温めるので、適温になるまで時間がかかります。

洗い場はコンパクト。
冬は寒そうです。
シャンプー類はこのほかにロクシタンがありました。

あまりに泣きやまないため、トラベルシステムのバウンサーにいれてみると、少しおとなしくなったのでそのまま少しお散歩。
あいにく雨だったので外には結局出ませんでしたが、番頭さんがエントランスで写真撮ってくれました。

なんとか時間内に滑り込んで頂いた無料のパンケーキ。以前よりトッピングが簡素化？
くるみとプレーンの二種類でした。
酒粕ホイップ美味しいなあ。

ちょっと寝てくれた隙に、私は貸切風呂へ。
３つありますが、特に選べず割り当てられます。
前回来たときもここだったな。
利用できるのは45分間ですが、姫が目覚めて大変だと連絡がきたので、20分ほどで髪濡らしたまま戻りました。

貸切風呂にもちゃんとベビーベッド。ベビーチェアもあります。
タオルもたくさん用意されています。

選べる色浴衣。
お布団をしいてもらうとき、パジャマも用意されていました。
足袋ソックスはフロントで言えばもらえます。

あんまり誰も利用しているのを見たことがない足湯。ロビー脇にあります。

今回のダイニングは千尋。
靴を脱いであがる畳にテーブル席のお食事処でした。大人５人と乳児のグループだったためか、個室を用意してくださり、静かにゆっくりできて良かったです。

娘はいつも17時に寝てしまい、そのあたりの時間帯は不機嫌なので、お食い初めは朝食時にとお願いしていたのですが、何故かセットされていた子供用食器。
連絡ミスで夜に用意されていました。
この時は不機嫌ながら起きていて、そのうち寝てしまったのでなんとかなりました。

なかなか豪華なお食い初め膳！

なんとか形は終わらせられました！

大人のお品書き。
飲み物のオーダーを全然取りに来てくれず、頼んだお水はかなり待たされ、料理も運ばれるのに時間がかかりすぎていました。
還暦の母には赤いちゃんちゃんこ、古希の義父には紫のものを用意してくださって、写真を撮ってくれたのはいいのですが、かなりピントのぼけた薄暗い写真で、ちょっとがっかり。

少しずつ色々あって楽しめました。

大人で分けたお食い初め膳、鯛もお椀もどれも美味しかった。

お造りも普通。

メインにしてはさみしいかな。

のどぐろでした。
主人がまだ手をつけていなかったのに、一度ひいてしまったあとで、すみませんともう一度持って来られました。
主人に、なぜまだ食べていないと言わなかったの？と聞くと、時間ぎれなのかと思って、と。

酢の物

特におかわりは聞かれない御飯。

結婚記念日の特典として、このあと夫婦善哉もいただきました。
期待していたほど美味しいお料理はなく、質量ともにどちらかと言えば残念でした。
今回は子供もいて、家族のお祝いごとでゆっくりできたので、千尋を選んで良かったですが、コストパフォーマンスを考えれば、通常のべにはなでの食事のほうが満足度はよっぽど高いという印象です。

朝ごはんはこのほかに、温かい出汁巻き卵とハタハタの焼き魚が運ばれてきました。
出汁巻き卵は１名分遅くなりますと最初に言われ、３０分以上かかって届いた時にはごはんがなくなっていました。
ごはんなくなっちゃいましたね、と言われ、おかわりも勧められなかったのにはびっくり。
最初からよそわれていたご飯もほんの少しでした。
なんだか、朝も夜も満足感に欠けるお食事。

結局夕食後はおっぱいたくさん飲んでよく寝てくれた娘、朝はいつも通りご機嫌さんでした。

じいじ、ばあばにいっぱい可愛がってもらったね♪

今回は以前に泊まった時と比べると、残念に思う点もありました。
お祝いで宿泊すると貰える特典がたくさんあり、それが嬉しいのだけど、その一つ一つが悪く言えばしょぼくて。
例えばお部屋のお菓子は、数種類置いてもらうよりもう少し良いものを一つの方が嬉しい。
お土産としてチェックアウトのときにもらえた昼食用のお弁当は、見栄えも味もコンビニ以下で、これならない方がましではないかと思ってしまった。
でもスタッフはだいたいの方が感じがよく丁寧だし、気もつくし、一生懸命もてなそうとしてくださるのは伝わります。
質を求めれば他にいい宿はたくさんあるけど、手軽さ、総合的な満足度を考えれば、やはり好きな旅館ではあります。
でもやっぱり、次に泊まるなら、食事は千尋よりべにはなか青竹を選ぶかな。