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【5月17日(水)】<br />私にとって23回目のイタリア、「空飛ぶドクター」ツアーとして7回目です。5月17日から5月24日(2017年)で、今回は81歳の高齢女性Yさんとそのお孫さん(男性)Sさん、それとYさんのお友達・私と同世代のTさんです。<br /><br />みなさん関西在住ですから、福岡からの私と成田空港で合流し、倒産したばかりのアリタリア航空直行便でローマまでです。アリタリア航空は何度目の倒産か知りませんが、予想通り普通に定期的に飛んでいます。12時間ですから、午後7時にはローマ・フィウミチーノ空港へ到着しました。今回はいつものゴールデン・チューリップホテルが取れずに、同じく空港近くのホテル Tiber に宿泊ですが、夕食は慣れているゴールデン・チューリップホテルにしました。今回は人数を絞って、タクシーも多用します。<br /><br />食事もまぁまぁですし、半屋外の雰囲気は気に入ってもらえました。でもローマなので4人で食事代 161 ユーロ(1ユーロ=約127 円)と少し高目です。到着時間が早いので、珍しく10時頃にはホテルにチェックインしてベッドに着くことができました。ゴールデン・チューリップホテルと違いティーベルホテルにはバスタブがありました。<br /><br /><br />【5月18日(木)】<br />朝食会場の5階(日本で言う6階)は眺めがよく、目の前にフィウミチーノ港が見えます。フィウミチーノ・ローマ空港のすぐ近くです。フィウミチーノ市はローマの西、海に面しています。朝食は私には普通ですが、自動パンケーキ・メーカーが女性二人に好評で楽しかったそうです。<br /><br />タクシーでフィウミチーノ空港の列車駅に行きましたが、荷物代も含め40ユーロとやや高めです。レオナルドダビンチ号にてローマ・テルミニ駅へ32分で着きます。そしてフレッチャ・ロッサ号(色がフェラーリ・レッドのイタリア版新幹線)に乗り1時間足らずでナポリ中央駅へ着きました。10時半過ぎです。<br /><br />タクシーでサンタルチア地区に近い予約したホテルへ行きました。12時前でしたが、チェックインでき荷物を部屋へ入れ、すぐにタクシーでSpaccanapoliスパッカナポリ(中心街で、真っ二つに割ったという意味)へピッツァを食べに。今回は安定のピッツェリア・ダ・ミケーレを敢えて外し、もう一つの行列店・ジーノ・ソルビッロの店へ行きました。12時開店で12時15分には着いたので、何とか行列も20分足らずですみました。但し、二階席もお客さんでいっぱいで、運ばれてくるまで20分くらいかかりましたが。残念ながら、高齢のYさんはピッツァ、チーズはあまり口に合わないらしく、食べた量は少しだけでした(何と生まれて初めてピッツァを食べたのが1ヶ月前)。もちろん、他の人には気に入ってもらえました。おかげで、4人で4枚は少し余りました。普通のピッツェリアみたいに色々な具だくさんのピッツァが注文できます。マルゲリータの他にクワトロ・フォルマッジ(4種類のチーズ)、生ハム・ルッコラのピッツァも頼みました。でも、個人的にはマルゲリータとマリナーラ(トマトソースのみ)だけしかないシンプルなダ・ミケーレの方が好きです。讃岐うどんにこだわる私は生醤油うどんが一番好きなように。やはり、ピッツァもうどんも生地の、素材の味を大事にするにはあまりごちゃごちゃした具は不要だと思うからです。<br /><br />腹ごなしに、ゴチャゴチャした大阪の下町のようなスパッカナポリを歩きました(私は何度も来ています)。お土産屋でマグネット程度の買い物をYさんがしました。それからタクシーで眺めのいいヴォメロの丘(サンテルモ城)に行き、10分ほど景色を楽しみました。「ナポリを見て死ね!」の景色です。目の前にナポリ湾、その奥にヴェスビオ火山の景色です。以前に帰りのタクシーを捕まえるのが大変だったので、当然待たせています。<br /><br />タクシーで巨大なプレビシート広場へ行き、後は歩きです。すぐ隣の王宮(Palazzo Reale)をチラッと見てウンベルト1世ガッレリアに行きました。日本のアーケード街のようなものですが、天井の高さが半端ではありません。工事中で閉まっている店も多く残念でした。ただ、偶然電気店を見つけ、買おうと思っていたGPS(カーナビ)を見つけました。但し、使い慣れた Garmin 社製ではなく、Tomtom 社で160ユーロでした。でも世界対応版と書いています。但し、後でわかったのですが、結局はソフトで欧州以外の地図を取り込まないといけません。若いSさんが王宮の中を見たいというので、私も初めて中へ入りました。素晴らしいの一言です。豪華な金箔の部屋や劇場まであります。私はここを3~4回素通りしています。何故か一度も中に入ろうとは思いませんでした。<br /><br />それから、Sさんが従弟に頼まれたキーホルダーを買いたいというので、幸いホテルの近くにあるプラダの店へ帰る途中にタクシーで移動しました。LINE でやり取りして、依頼者の気にいった物を買えました。さすがブランド品、200ユーロ以上したようです。そこからは歩いてホテルへ帰り、各々部屋で休憩してから電話で予約したポルタルバへ夕食に行きました。ここもピッツェリアですが、他の料理も充実しています。まして、Yさんがピッツァはあまり好きでないと分かったので、ここではピッツァは頼まず他の料理のみを注文しました。私は4~5回目ですが、少し味が落ちたかなというのが印象です。4人で68.8 ユーロですから、かなり割安です。<br /><br /><br />【5月19日(金)】<br />朝食後、ベヴェレッロ港からイスキア島東側に位置するイスキアポルトへ50分程度で到着しました。日本人には最悪の発音の Beverello 港です。BとV、RとLを区別して発音しなければなりません。私は英語で鍛えているので問題ありません。<br /><br />レンタカー4人乗り(マニュアル車しかない)を借りたのですが、荷物が入らず、少し待たされてもう一台の車をどこかから持って来ました。ところがかなりポンコツで、いきなり坂道を上ったところで、ギアがスムーズに入らず後ずさりしてしまいます。バックもギアが入らず思うように運転できません。小型車で、荷物で車体も重く四苦八苦します。素直にTさんの申し出に、運転を交代してもらいます。何とか運転に戻りUターンしてレンタカー乗り場に戻りました。結局、クライエントの信頼を失い、素直にレンタカーを諦めました。契約した2日分の料金、90ユーロが無駄になりましたが仕方がありません。但し以前の経験で、狭いこの島ではタクシーでも何とかなるとは思っていました。<br /><br />タクシーに切り替え40ユーロで、ホテル・パルマまで行きます。但し、すごい狭い坂を上らないといけないので、麓から坂道を上る電気タクシーもあり、まるでアミューズメントパークの乗り物です。荷物(私以外の3つの大きなカバン)もあり、合計20ユーロもかかります。私だけはタクシーに4人で乗ることを計算して、小さな手持ちカバンにしています。電気タクシー代も毎回要るし高くつくホテルですが、その分部屋からの景色は最高です。以前見た近くのトロピカル温泉からと同じく、眼下にサンタンジェロ湾が見えます。アランドロンの太陽がいっぱいの映画で出てきた美しい地中海です。<br /><br />時間もないので、チェックインして荷物を部屋に置き、すぐにタクシーでポセイドン温泉庭園へ行きました。ここは私のお薦めです。世界中の温泉を調査していますが、ここが規模は一番だと思います。広大な敷地に20以上の温泉水のプールがあります。日本の温泉とはだいぶイメージが違いますが、間違いなく温泉水です。首まで浸かるので深く、一見ただのプールです。もちろん裸ではなく水着を着用しています。しかも、ここは水泳用帽子まで入浴には要求されます。これだけは少し煩わしいです。イタリアでも帽子着用を要求されるのは稀です。<br /><br />入浴料は一人27ユーロです。でも、一日中でも楽しめます。着いたのは午後2時を過ぎていました。タクシーがいない心配があるので6時半に予約しています。まず奥のロッカー室に荷物を置き、軽く昼食をとりました。ここは食事も充実していて、ちゃんとしたレストランが敷地内に二つもあります。日本の温泉センターと違い、結構こういう場所でも本格的なレストランで美味しいのです。<br /><br />まず、この室内の温泉に軽くつかります。それから、少し階段を上がって自然の洞窟を利用したサウナへ案内します。この入り口周辺は高台なので眺めが最高です。大きな岩の間から、この広大な温泉施設を上から見下ろせますし、プライベートビーチにもなっている海岸も見えます。サウナも湿度のせいか、温度のせいか、日本の普通のサウナよりも心地いいのです。<br /><br />どんどん移動します。海外のほとんどの温泉は38℃くらいでやや温く医学的には副交感神経優位になり、脳波ではα波が出てリラックスできます。そして熱すぎないので、割と長時間心地よく入れます。私のお薦めの一つが以前は「日本式」と書いていた歩行浴です。イタリアではよく見かけますが、浅い浴槽の片道が暖かい温泉水で反対側は冷たい水です。グルグル歩いて回ります。温冷を交互に繰り返し、血管を刺激します。もちろん、冷たい水で血管を収縮させ、反対に温水(温泉水)で血管を弛緩させるのです。ただ、ここのユニークな点は下に砂利を敷き詰めているので、足が痛いくらいで足ツボを刺激します。だから日本式と呼ばれていたのでしょう。<br /><br />隣にこちらとしては高温の40℃のお湯があります。但し、すぐ横に冷水があり、サウナのように交互に入ります。以前来た時はチェコの美人妻と話し込んで、仲良く一緒に交互に入りました。しっかりした人で、イタリア人の旦那さんとイタリアに住んでいるので、意識的にチェコ語をしっかり子供に教えているそうでした。この辺りは小高い位置にあり、木々に囲まれて日影が多いので、日焼けを嫌う日本人女性には好評です。<br /><br />途中で、28℃の広い温泉水(プール)がありましたが、さすがに少し寒いです。但し、太陽の出ている昼間だとこのぐらいでもいいのだと思います。ここには、目立ちませんがジェット浴があり、高さも色々あり、水圧を利用して身体のあちこちをマッサージできます。Hydromassage と英語で呼ぶのですが、マッサージ効果満点です(イタリア語で idromassaggio)。<br /><br />いつもそうですが、最初は半信半疑の日本人のみなさんも実際に体験してもらうと、何故温泉で半日も一日も過ごせるのかが実感としてわかっていただけます。最後に、シャワーを浴びて着替えて退場しました。<br /><br />迎えに来たタクシーに乗り、同じフォーリオ地区のレストラン・ウンベルト・ア・マーレに行きました。4年前にも行きました。小高い教会の横にあり、名前通り海の絶景を見ながら食事ができます。しかも魚介類が新鮮で美味しいのです。今回も大満足でした。100ユーロの巨大(1.5L)な白スパークリングワインも美味しかったようです。1本29ユーロの赤ワインも注文しています。他人事なのは、私は下戸でアルコールは飲めません。しかも、今回も夕日が沈むのを眺めながら、しかも帰るまでには日が暮れて夜景も楽しめました。食事代4人分 308 ユーロの価値はあります。ホテルへの帰りも同じタクシーに来てもらっています。早目に8時半に来てもらっていますが、気にせずゆっくり食事を楽しみ9時過ぎにゆっくりタクシーで帰りました。合計でタクシー代70ユーロです。合計3回乗って、最後に待たせた割には安かったです。<br /><br /><br />【5月20日(土)】<br />調べてもはっきりしていなかったので、今日はイスキア島でもう少し温泉(ポセイドン以外に沢山あるので)で過ごすか、隣の小さな島・プロ―チダ島へ行こうかと思っていました。ところが、やはり全員(Tさんだけは行ったこともある)カプリ島へは行きたいということで、ナポリに戻って乗り継ぐ方法でも仕方がないかと思ってホテルで尋ねました。そしたら、元々の私の予定通り直接イスキア島からカプリ島へ朝出発して夕方帰って来るちょうどいい船便があることがわかりました。<br /><br />タクシーで南西の我々のホテルから東端のイスキアポルトまで40ユーロで行きました。Tariffa predeterminata(設定料金)が40ユーロと決まっていることをフロントの人が教えてくれました。英語なら predetermined tariff でしょう。<br /><br />10時40分に出発して、カプリ島には11時25分には到着し、帰りは16時35分発ですからちょうどいい5時間カプリ島で過ごせます。往復4人で 158 ユーロです。イスキア島の海も荒れていたのでほとんど諦めていましたが、やはり船に乗った途端に本日は目玉の「青の洞窟」には入れないとわかりました。3~4回来たことがある私の頭の中には色々なチョイスがありました。でも、ある女性が一人20ユーロでアナカプリ観光とカプリ(地区)観光、船でマリーナ・ピッコラのツアーがあると英語で誘ってきました。ちょっと迷いましたが、クライエントと相談してそのツアーに便乗することにしました。<br /><br />まず小型バスでアナカプリ(地区)に行きます。前回私も初めて上ったソラーロ山へのスキーリフト(往復4人で44ユーロ)で頂上まで行きます。もちろん、山の上から見下ろす海の絶景が見れます。下山後、時間がないので広場にある軽食用のレストランで軽く食べましたが、結構美味しかったです。時間があれば、すぐ側に思い出のある美味しいレストランを知っているのですが。少し買い物をして集合時間の1時50分にバスでカプリ(地区)へ再移動です。<br /><br />ここは高級街で、世界の金持ちが別荘を持っていたりしますので、ブランドショップが並んでいます。途中に、世界で50のリストに入る高級ホテルもあるそうです。1泊4~5万円のホテルがザラにあるようです。<br /><br />最後にようやく船に乗り(別料金で、4人で60ユーロ)、「青」ではない「エメラルド」の洞窟などを見ながら先ほどのマリーナ・グランデからマリーナ・ピッコラへ行き戻って来ます。かなり揺れました。<br /><br />ちょうど16時35分発の帰りの船にゆっくり間に合います。順調に17時15分にはイスキアポルトまで戻って来れました。ところが、高齢のYさんが船酔いになりかなり苦しそうです。港の待合室や教会で休んでもらい、少し落ち着いたところでようやくタクシーを呼びました。もう19時頃です。幸い、タクシーの運転手がいい人で、かなり慎重に運転してくれました。ですから、メーターで53ユーロくらいになっているまま55ユーロ(チップ込み)払いました。本当は40ユーロでいいのを今朝聞いたばかりですが、チップと考え払いました。荷物がないので、いつもの電気タクシーは4人で12ユーロです。<br /><br />Yさんはお部屋でゆっくりしてもらいました。残った3人は夕食に行きたいのですが、歩いて行けるところは限られそうで、フロントで相談すると何と目の前の湾の方に階段を歩いて降りられ、すぐ側にお薦めのレストランがあるということです。いつも見ていた絶景の湾にある建物です。それどころか、途中に結構洒落たお店がいくつもあります。Sさんがおばあちゃん(Yさん)にスカーフを買いました。<br /><br />そのレストランDa Peppinoも高級で新鮮な魚介類があります。高級赤ワイン1本120ユーロを注文するとデカンタに移し替えて、混ぜてくれます。空気を入れるのだそうです。私は下戸で自分は飲めないので詳しくありません。料理自体も美味しく、3人で135ユーロ程度でした。想定外のレストランでみんな大満足でした。船酔いで夕食をパスしたYさんには、お腹がすくといけないのでクッキー等を隣のお店で前もって買って帰りました。<br /><br /><br />【5月21日(日)】<br />今朝はナポリ港へ戻りますが、いつものイスキアポルトでなく、近くのフォーリオ港からです。ちょうど一昨日の高台のレストランから見えていた港でタクシーも20ユーロですみました。9時15分発で、イスキアポルトに9時30分頃寄港し、10時25分頃にはナポリのべヴェレッロ港へ着きました。荷物があるので全部で81ユーロです。心配していたタクシーですが、ゆっくり探すとタクシー乗り場がありました。30ユーロでナポリ中央駅のレンタカー会社 maggiore へ行きました。ところが、駅前の調べていた場所にはどうもなく、来る時に駅で気になっていた構内に事務所がありました。<br /><br />ところが、11時半過ぎに到着すると、遅いからもうキャンセルして他の客に車を貸したとのこと。大失態です! 今回は車に関してはどうもうまく行きません。今まではいつも空港で借りていたので、一応到着予定時間(便名と)は知らせていました。今回は深く考えずにむしろ早目の9時と書いていたのでした。ナポリで借りてローマ空港で返すはずでした。今日は日曜日だから借り手が多いとのことで、1時間以上経ったら連絡もないので自動的にキャンセルになると言われました。まさか少し時間に遅れたくらいで簡単にキャンセルされることなど考えてもいませんでした。ですからもちろん電話もしていません。<br /><br />しかも、後日確認すると最悪です。今回初めて利用したレンタカーの斡旋会社 Rentalcars.com では、車をレンタカー会社から借りていないにもかかわらず、前金のレンタル料8万円は返さないと言うのです(最終的には、何とか消費者センターに報告するとか脅して、返金してもらえました。泣き寝入りはしません!)。とんでもない会社です。二度と使いません。こんなことがあるのなら、次回から今まで通り、直接レンタカー会社に予約を入れます。多少安い会社が選べても、今回のようなリスクを考えたら斡旋会社は怖くて使えません。車の保険料もよくわからないので、一部二重に払わされている気もします。<br /><br />頭の中は真っ白ですが、アルベロベッロやその近くのホテルのあるモノポリま<br />ではともかく、近くの都会・Bariまでの列車を窓口で調べます。最初は15<br />時発で19時にバーリに着くのを調べてくれていたのですが4席は空いてな<br />く、17時発でバーリにようやく21時に着くのしか取れません。これではア<br />ルベロベッロの観光もできないしあまりに時間がムダです。日曜日だから列車<br />の本数が少ないのかもしれません。かなりの金額を覚悟で1台のタクシーに値<br />段を聞くとやはり700~800ユーロと言われました。<br /><br />ホテルも連泊でトゥルッリ(円錐形の屋根)の建物のいいのを予約しているし<br />キャンセルして予定変更、ナポリ、またはローマに滞在するのも問題です。偶<br />然、Sさんが是非とも行きたかったのがアルベロベッロだったと聞いています。<br />正直にみなさんと相談していると、隣でタクシーの値段交渉しているのを聞い<br />ていたらしいタクシー運転手がやって来て650ユーロでどうだと言います。<br />時間を有効に使うにはかなりの出費でも仕方がありません。今回は完全に私の<br />ミスですから。<br /><br />ナポリを出発したのが12時15分頃、時速130kmくらいでかなり飛ばし<br />てくれます。最初のサービスエリアでトイレを使い、私はもちろんコーヒー、<br />つまりエスプレッソを立ち飲みします。1ユーロでお釣りがくる80セントで<br />100円足らずです。飛ばしてくれたので、3時過ぎにはアルベロベッロ駅に<br />着きました。荷物を預けたかったのと、帰りの切符を確認したかったのですが、<br />嫌な予感通り日曜日で無人駅でした。私自身が最初に来た時は列車だったので<br />不便な小さな駅だった記憶はありましたが。<br /><br />仕方がないので、そのまま車ならすぐのトゥルッリ観光で有名な場所へ着けて<br />もらいました。大金はともかく、現金はないのでクレジットカードで払おうと<br />しますが、タクシーの会社のポータブルの機械では私のカード2種類ともはね<br />られます。Yさんのもダメでした。やっとTさんのが使えました。もちろん、<br />仕方がないので立て替えてもらいました。その前に、駅の近くのATMでキャッ<br />シングしようとしたのですが、金額が700とか800ユーロと大きいせいか<br />2種類ともダメでした。たまにこういうことがあります。今日はレンタカーの<br />キャンセルといいトラブル続きです。金額も650ユーロはタクシー代基本料<br />金で、往復の高速代70ユーロとチップとして20ユーロを足すと結局は74<br />0ユーロ(約9.5万円!)です。もちろん私もこんなに長距離タクシーに乗っ<br />たのは初めてです。だから、普通はレンタカーにするのですが・・・<br /><br />4回目の私には見慣れたトゥルッリ観光の入り口にあたる大通りに面したレ<br />ストランで交渉しました。食事をするから荷物を預かって欲しいと。若い女性<br />店員は嫌そうな顔をしていましたが、男性店員がオーケーしてくれました。お<br />腹もすいているし、義理もあるのでまずレストランで軽く食事をしました。観<br />光のために歩き始めたのはもう4時50分頃ですが、夏時間で日は長いしのん<br />びりとできました。<br /><br />今回はいつもと違って、1本裏通りから小高い丘の頂上にあるトゥルッリの教<br />会へ着きました。そこを下って行くと毎回立ち寄るマリアおばさんの店があり<br />ます。今回もおばさんは店にいませんが、一度会いテレビでも見た背の高い従<br />業員(娘?)と話しました。特徴のある屋根の家という共通点のある世界遺産<br />どうしで日本の白川郷と姉妹都市であり、その関係らしくここのマリアおばさ<br />んは日本に招待され、日本びいきです。店内には白川郷の提灯もあり、取材さ<br />れた日本の雑誌などを置いています。私もむしろここに何度も来て、日本の白<br />川郷を知り、昨年初めて白川郷に行って来ました。いつものように、屋上に上<br />げてもらい上からの眺めを楽しみます。ちょうど娘にランチョンマットを頼ま<br />れていたので、色違いの4枚を買いました。結構高く1枚20ユーロですが、<br />しっかりした縫製でデザインも気に入りました。最近は留守が多く、娘に犬の<br />世話を頼んでいるので気を使ってお土産はしっかり買っています。<br /><br />いつもそうですが、色々な店を覗きます。日本人観光客も増えているようで、<br />片言の日本語で呼びかける店員も多いです。そして大通りに戻る途中でいつも<br />の日本人が奥さんの店「陽子の店」にも立ち寄ります。ここでも、屋上に上げ<br />てくれて上からの眺めを同じく楽しめます。陽子さんの営業トークはすごいの<br />ですが、他にもたくさん日本人客がいるのでうまくスルーします。<br /><br />6時半頃に荷物を預けたレストランへ戻り、義理もあるので再度飲み物を注文しゆっくりしてからタクシーを呼んでもらいました。荷物もあるので少し大きめのタクシーと言ったら、何とやって来たのは巨大な車でミニバスでした。みんなビックリです。でもその割にタクシー代は40ユーロと高くありませんでした。思ったほど遠くないせいもありますが。<br /><br />到着したモノポリ郊外にあるホテルはトゥルッリの建物はともかく相当広い敷地でした。しかもサクランボの木が900本もあり取り放題と言うことで、バスケットを貸してくれ無料でサクランボ狩りができました。アメリカのブラックチェリーのような濃い色のチェリーでした。私にとっては生まれて初めてのサクランボ狩りです。普通はイタリアではオリーブ畑とぶどう畑なのですが。<br /><br />隔離した場所なので当然ホテルのレストランしかありませんが、期待以上にオシャレで美味しいのです。先ほどのチェリーなどの果物や野菜を多用した凝った料理が多いのです。レストランはトゥルッリで、内部の様子が窺える作りです。<br /><br />ただ、以前の農家民宿と違い宿泊棟はトゥルッリではありません。幸い4部屋の内一部屋だけはバスタブがあり、年配のYさんに泊まっていただきました。私はフロントへ急ぎ、翌日のアドバイスを受けました。元々予定していた世界遺産・カステル・デル・モンテとミシェランの星付きレストラン・アンティーキサポーリの昼食(予約済み)では片道2時間もかかるし、またタクシー代がかさみます。モノポリの旧市街と隣のポリニャーノ・ア・マーレだったら近いし、ゆっくり楽しめるとアドバイスをもらいました。幸い、少し迷っていたようですが、参加者の皆さんの同意を得られました。<br />     <br />もう一つ大事な仕事が明後日のバーリ駅からローマ・テルミニ駅、そして乗り継いでローマ・フィウミチーノ空港駅までの切符を買うことです。フロントの男性と奥の事務室に入り、手伝ってもらいながらインターネットで無事切符を4人分買い、印刷しました。これで一安心です。レンタカーを借りれなくても何とかなるものです。明日のレストランは自分のパソコンからメールでキャンセルしました。<br /><br /><br />【5月22日(月)】<br />近場の観光で了解してもらえたので、朝もゆっくりし9時半頃タクシーで出発しました。30ユーロでした。アドバイスされた通り、モノポリの旧市街の街歩きを始めました。たくさんの立派な教会があり、ギリシャ教会の地下に遺跡がありイタリア語で高齢の男性が説明してくれますが、ちんぷんかんぷんです。<br /><br />ドゥオモ(大聖堂)は名前通り内部も立派でした。ヨーロッパはどこでも、特にイタリアはどの小さな街でも立派な教会がたくさんあります。しばらくすると海が見えてきて、海に面した城の素晴らしい景色が現れます。<br /><br />昼食はフロントの男性お薦めの Il Guazzetto を見つけ、新鮮なシーフードで美味しかったです。料金も70ユーロ程度でした。タクシーを探しましたが、どう考えても無理なので、結局今朝の運転手の Luigi にイタリア語で電話し、何とか降ろしてもらった広場まで来てもらいました。通じていないのか、中々来ないので再度電話し、何とか迎えにきてもらいました。隣町の Polignano A Mare まで行ってもらえました。案内するために、少し行き過ぎてくれましたが、お目当ての海辺が見えるとみんな一斉に感嘆の声を上げました。確かに、この景色を見るだけでもこの街に来た甲斐があります。以前、この写真は見たことがあります。若いSさんと二人で色々な角度からこの素晴らしい海辺の写真をたくさん撮りました。<br /><br />タクシーを1時間待たせて帰途につきますが、みなさんの希望を叶えスーパーマーケット(大きな Fasato)に立ち寄ってもらいます。いつも思うのですが、みなさんスーパーを一番喜びます。日本の大手旅行会社のバックマージン目当てのお土産屋とは違い、日常的なイタリア製品が安く買えます。みなさん、パスタなど色々買っています。異常なくらい安いです。ただ、重たいです。ルイジは忙しいらしくここで運転手が交代しました。そして、母親から頼まれたというSさんの依頼で現地の新聞を買うために本屋さんにも立ち寄ってもらいました。<br /><br />タクシー代は3回乗ったり待たせた割には安く70ユーロでした。5時半にはホテルへ戻りました。でも、ホテルのレストランは7時半にしか開きません。明日の朝早いので、今日は早めに切り上げたいのです。でも、昨夜と同じで野菜たっぷりのプーリア料理を味わいました。もちろん、昨夜と同じレストランなのでなるべく別のメニューを頼みました。ワインも美味しかったようです。普段はあまりホテルでは食事しないのですが、結局レンタカーを一切使えなかった今回の旅行では止むを得ません。でも、幸いにして値段もそこそこだし、美味しかったので問題ありません。<br /><br /><br />【5月23日(火)】<br />朝6時にタクシーの予約をしています。ホテル側が朝食を4人分準備してくれていました。普通の欧米と同じ、ハムとチーズのサンドイッチとりんごとジュースでしたが、有難かったです。行先は一番近くの大きな駅であるバーリ駅です。ここは空港もあるちょっとした都市です。1時間足らずで到着し100ユーロでした。茶色い駅舎を見て、以前一度だけバーリに来たことを思い出しました。見覚えがあります。午前7時14分の列車に乗り、4時間以上かけて11時23分にほぼ予定通りローマ・テルミニ駅へ到着しました。おかげで、15分おきにあるとはいえ予定の11時37分のフィウミチーノ空港行き列車(レオナルドダビンチ号)に乗れ、ゆっくりと15時15分発のアリタリア航空成田行きへ間に合いました。<br /><br />ただ、Yさんの買い物の税金還付の手続きが慣れてないので、戸惑いました。私は前回初めて娘のバッグ(Furla)で手続きをしましたが、よく覚えていません。2種類あり、一つは何とか印鑑を押してもらい日本に帰ってから郵送でいいようですし、もう一つのプラダのは税関を通過した後でクレジットカードに返金してもらえる手続きができました。<br /><br />こうして無事に翌日24日(水)午前11時前に成田空港に到着し、関西空港へ乗り換える3人を見送ってツアーは終了しました。私は少し遅い15時35分のジェットスターで福岡空港まで帰りました。ジェットスターは初めてかもしれません。ピーチと違って前の席との間隔がむしろかなり広いと感じました。<br /><br />今回は忙しく、明後日26日(金)には帰国に付き添うためにアメリカ・テキサス州ダラス・フォートワース空港へ行く予定です。<br /><br /><br />

「空飛ぶドクターツアー」ナポリ、イスキア島、プーリア州

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2017/05/17 - 2017/05/24

13位(同エリア233件中)

2

76

空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん

【5月17日(水)】
私にとって23回目のイタリア、「空飛ぶドクター」ツアーとして7回目です。5月17日から5月24日(2017年)で、今回は81歳の高齢女性Yさんとそのお孫さん(男性)Sさん、それとYさんのお友達・私と同世代のTさんです。

みなさん関西在住ですから、福岡からの私と成田空港で合流し、倒産したばかりのアリタリア航空直行便でローマまでです。アリタリア航空は何度目の倒産か知りませんが、予想通り普通に定期的に飛んでいます。12時間ですから、午後7時にはローマ・フィウミチーノ空港へ到着しました。今回はいつものゴールデン・チューリップホテルが取れずに、同じく空港近くのホテル Tiber に宿泊ですが、夕食は慣れているゴールデン・チューリップホテルにしました。今回は人数を絞って、タクシーも多用します。

食事もまぁまぁですし、半屋外の雰囲気は気に入ってもらえました。でもローマなので4人で食事代 161 ユーロ(1ユーロ=約127 円)と少し高目です。到着時間が早いので、珍しく10時頃にはホテルにチェックインしてベッドに着くことができました。ゴールデン・チューリップホテルと違いティーベルホテルにはバスタブがありました。


【5月18日(木)】
朝食会場の5階(日本で言う6階)は眺めがよく、目の前にフィウミチーノ港が見えます。フィウミチーノ・ローマ空港のすぐ近くです。フィウミチーノ市はローマの西、海に面しています。朝食は私には普通ですが、自動パンケーキ・メーカーが女性二人に好評で楽しかったそうです。

タクシーでフィウミチーノ空港の列車駅に行きましたが、荷物代も含め40ユーロとやや高めです。レオナルドダビンチ号にてローマ・テルミニ駅へ32分で着きます。そしてフレッチャ・ロッサ号(色がフェラーリ・レッドのイタリア版新幹線)に乗り1時間足らずでナポリ中央駅へ着きました。10時半過ぎです。

タクシーでサンタルチア地区に近い予約したホテルへ行きました。12時前でしたが、チェックインでき荷物を部屋へ入れ、すぐにタクシーでSpaccanapoliスパッカナポリ(中心街で、真っ二つに割ったという意味)へピッツァを食べに。今回は安定のピッツェリア・ダ・ミケーレを敢えて外し、もう一つの行列店・ジーノ・ソルビッロの店へ行きました。12時開店で12時15分には着いたので、何とか行列も20分足らずですみました。但し、二階席もお客さんでいっぱいで、運ばれてくるまで20分くらいかかりましたが。残念ながら、高齢のYさんはピッツァ、チーズはあまり口に合わないらしく、食べた量は少しだけでした(何と生まれて初めてピッツァを食べたのが1ヶ月前)。もちろん、他の人には気に入ってもらえました。おかげで、4人で4枚は少し余りました。普通のピッツェリアみたいに色々な具だくさんのピッツァが注文できます。マルゲリータの他にクワトロ・フォルマッジ(4種類のチーズ)、生ハム・ルッコラのピッツァも頼みました。でも、個人的にはマルゲリータとマリナーラ(トマトソースのみ)だけしかないシンプルなダ・ミケーレの方が好きです。讃岐うどんにこだわる私は生醤油うどんが一番好きなように。やはり、ピッツァもうどんも生地の、素材の味を大事にするにはあまりごちゃごちゃした具は不要だと思うからです。

腹ごなしに、ゴチャゴチャした大阪の下町のようなスパッカナポリを歩きました(私は何度も来ています)。お土産屋でマグネット程度の買い物をYさんがしました。それからタクシーで眺めのいいヴォメロの丘(サンテルモ城)に行き、10分ほど景色を楽しみました。「ナポリを見て死ね!」の景色です。目の前にナポリ湾、その奥にヴェスビオ火山の景色です。以前に帰りのタクシーを捕まえるのが大変だったので、当然待たせています。

タクシーで巨大なプレビシート広場へ行き、後は歩きです。すぐ隣の王宮(Palazzo Reale)をチラッと見てウンベルト1世ガッレリアに行きました。日本のアーケード街のようなものですが、天井の高さが半端ではありません。工事中で閉まっている店も多く残念でした。ただ、偶然電気店を見つけ、買おうと思っていたGPS(カーナビ)を見つけました。但し、使い慣れた Garmin 社製ではなく、Tomtom 社で160ユーロでした。でも世界対応版と書いています。但し、後でわかったのですが、結局はソフトで欧州以外の地図を取り込まないといけません。若いSさんが王宮の中を見たいというので、私も初めて中へ入りました。素晴らしいの一言です。豪華な金箔の部屋や劇場まであります。私はここを3~4回素通りしています。何故か一度も中に入ろうとは思いませんでした。

それから、Sさんが従弟に頼まれたキーホルダーを買いたいというので、幸いホテルの近くにあるプラダの店へ帰る途中にタクシーで移動しました。LINE でやり取りして、依頼者の気にいった物を買えました。さすがブランド品、200ユーロ以上したようです。そこからは歩いてホテルへ帰り、各々部屋で休憩してから電話で予約したポルタルバへ夕食に行きました。ここもピッツェリアですが、他の料理も充実しています。まして、Yさんがピッツァはあまり好きでないと分かったので、ここではピッツァは頼まず他の料理のみを注文しました。私は4~5回目ですが、少し味が落ちたかなというのが印象です。4人で68.8 ユーロですから、かなり割安です。


【5月19日(金)】
朝食後、ベヴェレッロ港からイスキア島東側に位置するイスキアポルトへ50分程度で到着しました。日本人には最悪の発音の Beverello 港です。BとV、RとLを区別して発音しなければなりません。私は英語で鍛えているので問題ありません。

レンタカー4人乗り(マニュアル車しかない)を借りたのですが、荷物が入らず、少し待たされてもう一台の車をどこかから持って来ました。ところがかなりポンコツで、いきなり坂道を上ったところで、ギアがスムーズに入らず後ずさりしてしまいます。バックもギアが入らず思うように運転できません。小型車で、荷物で車体も重く四苦八苦します。素直にTさんの申し出に、運転を交代してもらいます。何とか運転に戻りUターンしてレンタカー乗り場に戻りました。結局、クライエントの信頼を失い、素直にレンタカーを諦めました。契約した2日分の料金、90ユーロが無駄になりましたが仕方がありません。但し以前の経験で、狭いこの島ではタクシーでも何とかなるとは思っていました。

タクシーに切り替え40ユーロで、ホテル・パルマまで行きます。但し、すごい狭い坂を上らないといけないので、麓から坂道を上る電気タクシーもあり、まるでアミューズメントパークの乗り物です。荷物(私以外の3つの大きなカバン)もあり、合計20ユーロもかかります。私だけはタクシーに4人で乗ることを計算して、小さな手持ちカバンにしています。電気タクシー代も毎回要るし高くつくホテルですが、その分部屋からの景色は最高です。以前見た近くのトロピカル温泉からと同じく、眼下にサンタンジェロ湾が見えます。アランドロンの太陽がいっぱいの映画で出てきた美しい地中海です。

時間もないので、チェックインして荷物を部屋に置き、すぐにタクシーでポセイドン温泉庭園へ行きました。ここは私のお薦めです。世界中の温泉を調査していますが、ここが規模は一番だと思います。広大な敷地に20以上の温泉水のプールがあります。日本の温泉とはだいぶイメージが違いますが、間違いなく温泉水です。首まで浸かるので深く、一見ただのプールです。もちろん裸ではなく水着を着用しています。しかも、ここは水泳用帽子まで入浴には要求されます。これだけは少し煩わしいです。イタリアでも帽子着用を要求されるのは稀です。

入浴料は一人27ユーロです。でも、一日中でも楽しめます。着いたのは午後2時を過ぎていました。タクシーがいない心配があるので6時半に予約しています。まず奥のロッカー室に荷物を置き、軽く昼食をとりました。ここは食事も充実していて、ちゃんとしたレストランが敷地内に二つもあります。日本の温泉センターと違い、結構こういう場所でも本格的なレストランで美味しいのです。

まず、この室内の温泉に軽くつかります。それから、少し階段を上がって自然の洞窟を利用したサウナへ案内します。この入り口周辺は高台なので眺めが最高です。大きな岩の間から、この広大な温泉施設を上から見下ろせますし、プライベートビーチにもなっている海岸も見えます。サウナも湿度のせいか、温度のせいか、日本の普通のサウナよりも心地いいのです。

どんどん移動します。海外のほとんどの温泉は38℃くらいでやや温く医学的には副交感神経優位になり、脳波ではα波が出てリラックスできます。そして熱すぎないので、割と長時間心地よく入れます。私のお薦めの一つが以前は「日本式」と書いていた歩行浴です。イタリアではよく見かけますが、浅い浴槽の片道が暖かい温泉水で反対側は冷たい水です。グルグル歩いて回ります。温冷を交互に繰り返し、血管を刺激します。もちろん、冷たい水で血管を収縮させ、反対に温水(温泉水)で血管を弛緩させるのです。ただ、ここのユニークな点は下に砂利を敷き詰めているので、足が痛いくらいで足ツボを刺激します。だから日本式と呼ばれていたのでしょう。

隣にこちらとしては高温の40℃のお湯があります。但し、すぐ横に冷水があり、サウナのように交互に入ります。以前来た時はチェコの美人妻と話し込んで、仲良く一緒に交互に入りました。しっかりした人で、イタリア人の旦那さんとイタリアに住んでいるので、意識的にチェコ語をしっかり子供に教えているそうでした。この辺りは小高い位置にあり、木々に囲まれて日影が多いので、日焼けを嫌う日本人女性には好評です。

途中で、28℃の広い温泉水(プール)がありましたが、さすがに少し寒いです。但し、太陽の出ている昼間だとこのぐらいでもいいのだと思います。ここには、目立ちませんがジェット浴があり、高さも色々あり、水圧を利用して身体のあちこちをマッサージできます。Hydromassage と英語で呼ぶのですが、マッサージ効果満点です(イタリア語で idromassaggio)。

いつもそうですが、最初は半信半疑の日本人のみなさんも実際に体験してもらうと、何故温泉で半日も一日も過ごせるのかが実感としてわかっていただけます。最後に、シャワーを浴びて着替えて退場しました。

迎えに来たタクシーに乗り、同じフォーリオ地区のレストラン・ウンベルト・ア・マーレに行きました。4年前にも行きました。小高い教会の横にあり、名前通り海の絶景を見ながら食事ができます。しかも魚介類が新鮮で美味しいのです。今回も大満足でした。100ユーロの巨大(1.5L)な白スパークリングワインも美味しかったようです。1本29ユーロの赤ワインも注文しています。他人事なのは、私は下戸でアルコールは飲めません。しかも、今回も夕日が沈むのを眺めながら、しかも帰るまでには日が暮れて夜景も楽しめました。食事代4人分 308 ユーロの価値はあります。ホテルへの帰りも同じタクシーに来てもらっています。早目に8時半に来てもらっていますが、気にせずゆっくり食事を楽しみ9時過ぎにゆっくりタクシーで帰りました。合計でタクシー代70ユーロです。合計3回乗って、最後に待たせた割には安かったです。


【5月20日(土)】
調べてもはっきりしていなかったので、今日はイスキア島でもう少し温泉(ポセイドン以外に沢山あるので)で過ごすか、隣の小さな島・プロ―チダ島へ行こうかと思っていました。ところが、やはり全員(Tさんだけは行ったこともある)カプリ島へは行きたいということで、ナポリに戻って乗り継ぐ方法でも仕方がないかと思ってホテルで尋ねました。そしたら、元々の私の予定通り直接イスキア島からカプリ島へ朝出発して夕方帰って来るちょうどいい船便があることがわかりました。

タクシーで南西の我々のホテルから東端のイスキアポルトまで40ユーロで行きました。Tariffa predeterminata(設定料金)が40ユーロと決まっていることをフロントの人が教えてくれました。英語なら predetermined tariff でしょう。

10時40分に出発して、カプリ島には11時25分には到着し、帰りは16時35分発ですからちょうどいい5時間カプリ島で過ごせます。往復4人で 158 ユーロです。イスキア島の海も荒れていたのでほとんど諦めていましたが、やはり船に乗った途端に本日は目玉の「青の洞窟」には入れないとわかりました。3~4回来たことがある私の頭の中には色々なチョイスがありました。でも、ある女性が一人20ユーロでアナカプリ観光とカプリ(地区)観光、船でマリーナ・ピッコラのツアーがあると英語で誘ってきました。ちょっと迷いましたが、クライエントと相談してそのツアーに便乗することにしました。

まず小型バスでアナカプリ(地区)に行きます。前回私も初めて上ったソラーロ山へのスキーリフト(往復4人で44ユーロ)で頂上まで行きます。もちろん、山の上から見下ろす海の絶景が見れます。下山後、時間がないので広場にある軽食用のレストランで軽く食べましたが、結構美味しかったです。時間があれば、すぐ側に思い出のある美味しいレストランを知っているのですが。少し買い物をして集合時間の1時50分にバスでカプリ(地区)へ再移動です。

ここは高級街で、世界の金持ちが別荘を持っていたりしますので、ブランドショップが並んでいます。途中に、世界で50のリストに入る高級ホテルもあるそうです。1泊4~5万円のホテルがザラにあるようです。

最後にようやく船に乗り(別料金で、4人で60ユーロ)、「青」ではない「エメラルド」の洞窟などを見ながら先ほどのマリーナ・グランデからマリーナ・ピッコラへ行き戻って来ます。かなり揺れました。

ちょうど16時35分発の帰りの船にゆっくり間に合います。順調に17時15分にはイスキアポルトまで戻って来れました。ところが、高齢のYさんが船酔いになりかなり苦しそうです。港の待合室や教会で休んでもらい、少し落ち着いたところでようやくタクシーを呼びました。もう19時頃です。幸い、タクシーの運転手がいい人で、かなり慎重に運転してくれました。ですから、メーターで53ユーロくらいになっているまま55ユーロ(チップ込み)払いました。本当は40ユーロでいいのを今朝聞いたばかりですが、チップと考え払いました。荷物がないので、いつもの電気タクシーは4人で12ユーロです。

Yさんはお部屋でゆっくりしてもらいました。残った3人は夕食に行きたいのですが、歩いて行けるところは限られそうで、フロントで相談すると何と目の前の湾の方に階段を歩いて降りられ、すぐ側にお薦めのレストランがあるということです。いつも見ていた絶景の湾にある建物です。それどころか、途中に結構洒落たお店がいくつもあります。Sさんがおばあちゃん(Yさん)にスカーフを買いました。

そのレストランDa Peppinoも高級で新鮮な魚介類があります。高級赤ワイン1本120ユーロを注文するとデカンタに移し替えて、混ぜてくれます。空気を入れるのだそうです。私は下戸で自分は飲めないので詳しくありません。料理自体も美味しく、3人で135ユーロ程度でした。想定外のレストランでみんな大満足でした。船酔いで夕食をパスしたYさんには、お腹がすくといけないのでクッキー等を隣のお店で前もって買って帰りました。


【5月21日(日)】
今朝はナポリ港へ戻りますが、いつものイスキアポルトでなく、近くのフォーリオ港からです。ちょうど一昨日の高台のレストランから見えていた港でタクシーも20ユーロですみました。9時15分発で、イスキアポルトに9時30分頃寄港し、10時25分頃にはナポリのべヴェレッロ港へ着きました。荷物があるので全部で81ユーロです。心配していたタクシーですが、ゆっくり探すとタクシー乗り場がありました。30ユーロでナポリ中央駅のレンタカー会社 maggiore へ行きました。ところが、駅前の調べていた場所にはどうもなく、来る時に駅で気になっていた構内に事務所がありました。

ところが、11時半過ぎに到着すると、遅いからもうキャンセルして他の客に車を貸したとのこと。大失態です! 今回は車に関してはどうもうまく行きません。今まではいつも空港で借りていたので、一応到着予定時間(便名と)は知らせていました。今回は深く考えずにむしろ早目の9時と書いていたのでした。ナポリで借りてローマ空港で返すはずでした。今日は日曜日だから借り手が多いとのことで、1時間以上経ったら連絡もないので自動的にキャンセルになると言われました。まさか少し時間に遅れたくらいで簡単にキャンセルされることなど考えてもいませんでした。ですからもちろん電話もしていません。

しかも、後日確認すると最悪です。今回初めて利用したレンタカーの斡旋会社 Rentalcars.com では、車をレンタカー会社から借りていないにもかかわらず、前金のレンタル料8万円は返さないと言うのです(最終的には、何とか消費者センターに報告するとか脅して、返金してもらえました。泣き寝入りはしません!)。とんでもない会社です。二度と使いません。こんなことがあるのなら、次回から今まで通り、直接レンタカー会社に予約を入れます。多少安い会社が選べても、今回のようなリスクを考えたら斡旋会社は怖くて使えません。車の保険料もよくわからないので、一部二重に払わされている気もします。

頭の中は真っ白ですが、アルベロベッロやその近くのホテルのあるモノポリま
ではともかく、近くの都会・Bariまでの列車を窓口で調べます。最初は15
時発で19時にバーリに着くのを調べてくれていたのですが4席は空いてな
く、17時発でバーリにようやく21時に着くのしか取れません。これではア
ルベロベッロの観光もできないしあまりに時間がムダです。日曜日だから列車
の本数が少ないのかもしれません。かなりの金額を覚悟で1台のタクシーに値
段を聞くとやはり700~800ユーロと言われました。

ホテルも連泊でトゥルッリ(円錐形の屋根)の建物のいいのを予約しているし
キャンセルして予定変更、ナポリ、またはローマに滞在するのも問題です。偶
然、Sさんが是非とも行きたかったのがアルベロベッロだったと聞いています。
正直にみなさんと相談していると、隣でタクシーの値段交渉しているのを聞い
ていたらしいタクシー運転手がやって来て650ユーロでどうだと言います。
時間を有効に使うにはかなりの出費でも仕方がありません。今回は完全に私の
ミスですから。

ナポリを出発したのが12時15分頃、時速130kmくらいでかなり飛ばし
てくれます。最初のサービスエリアでトイレを使い、私はもちろんコーヒー、
つまりエスプレッソを立ち飲みします。1ユーロでお釣りがくる80セントで
100円足らずです。飛ばしてくれたので、3時過ぎにはアルベロベッロ駅に
着きました。荷物を預けたかったのと、帰りの切符を確認したかったのですが、
嫌な予感通り日曜日で無人駅でした。私自身が最初に来た時は列車だったので
不便な小さな駅だった記憶はありましたが。

仕方がないので、そのまま車ならすぐのトゥルッリ観光で有名な場所へ着けて
もらいました。大金はともかく、現金はないのでクレジットカードで払おうと
しますが、タクシーの会社のポータブルの機械では私のカード2種類ともはね
られます。Yさんのもダメでした。やっとTさんのが使えました。もちろん、
仕方がないので立て替えてもらいました。その前に、駅の近くのATMでキャッ
シングしようとしたのですが、金額が700とか800ユーロと大きいせいか
2種類ともダメでした。たまにこういうことがあります。今日はレンタカーの
キャンセルといいトラブル続きです。金額も650ユーロはタクシー代基本料
金で、往復の高速代70ユーロとチップとして20ユーロを足すと結局は74
0ユーロ(約9.5万円!)です。もちろん私もこんなに長距離タクシーに乗っ
たのは初めてです。だから、普通はレンタカーにするのですが・・・

4回目の私には見慣れたトゥルッリ観光の入り口にあたる大通りに面したレ
ストランで交渉しました。食事をするから荷物を預かって欲しいと。若い女性
店員は嫌そうな顔をしていましたが、男性店員がオーケーしてくれました。お
腹もすいているし、義理もあるのでまずレストランで軽く食事をしました。観
光のために歩き始めたのはもう4時50分頃ですが、夏時間で日は長いしのん
びりとできました。

今回はいつもと違って、1本裏通りから小高い丘の頂上にあるトゥルッリの教
会へ着きました。そこを下って行くと毎回立ち寄るマリアおばさんの店があり
ます。今回もおばさんは店にいませんが、一度会いテレビでも見た背の高い従
業員(娘?)と話しました。特徴のある屋根の家という共通点のある世界遺産
どうしで日本の白川郷と姉妹都市であり、その関係らしくここのマリアおばさ
んは日本に招待され、日本びいきです。店内には白川郷の提灯もあり、取材さ
れた日本の雑誌などを置いています。私もむしろここに何度も来て、日本の白
川郷を知り、昨年初めて白川郷に行って来ました。いつものように、屋上に上
げてもらい上からの眺めを楽しみます。ちょうど娘にランチョンマットを頼ま
れていたので、色違いの4枚を買いました。結構高く1枚20ユーロですが、
しっかりした縫製でデザインも気に入りました。最近は留守が多く、娘に犬の
世話を頼んでいるので気を使ってお土産はしっかり買っています。

いつもそうですが、色々な店を覗きます。日本人観光客も増えているようで、
片言の日本語で呼びかける店員も多いです。そして大通りに戻る途中でいつも
の日本人が奥さんの店「陽子の店」にも立ち寄ります。ここでも、屋上に上げ
てくれて上からの眺めを同じく楽しめます。陽子さんの営業トークはすごいの
ですが、他にもたくさん日本人客がいるのでうまくスルーします。

6時半頃に荷物を預けたレストランへ戻り、義理もあるので再度飲み物を注文しゆっくりしてからタクシーを呼んでもらいました。荷物もあるので少し大きめのタクシーと言ったら、何とやって来たのは巨大な車でミニバスでした。みんなビックリです。でもその割にタクシー代は40ユーロと高くありませんでした。思ったほど遠くないせいもありますが。

到着したモノポリ郊外にあるホテルはトゥルッリの建物はともかく相当広い敷地でした。しかもサクランボの木が900本もあり取り放題と言うことで、バスケットを貸してくれ無料でサクランボ狩りができました。アメリカのブラックチェリーのような濃い色のチェリーでした。私にとっては生まれて初めてのサクランボ狩りです。普通はイタリアではオリーブ畑とぶどう畑なのですが。

隔離した場所なので当然ホテルのレストランしかありませんが、期待以上にオシャレで美味しいのです。先ほどのチェリーなどの果物や野菜を多用した凝った料理が多いのです。レストランはトゥルッリで、内部の様子が窺える作りです。

ただ、以前の農家民宿と違い宿泊棟はトゥルッリではありません。幸い4部屋の内一部屋だけはバスタブがあり、年配のYさんに泊まっていただきました。私はフロントへ急ぎ、翌日のアドバイスを受けました。元々予定していた世界遺産・カステル・デル・モンテとミシェランの星付きレストラン・アンティーキサポーリの昼食(予約済み)では片道2時間もかかるし、またタクシー代がかさみます。モノポリの旧市街と隣のポリニャーノ・ア・マーレだったら近いし、ゆっくり楽しめるとアドバイスをもらいました。幸い、少し迷っていたようですが、参加者の皆さんの同意を得られました。
     
もう一つ大事な仕事が明後日のバーリ駅からローマ・テルミニ駅、そして乗り継いでローマ・フィウミチーノ空港駅までの切符を買うことです。フロントの男性と奥の事務室に入り、手伝ってもらいながらインターネットで無事切符を4人分買い、印刷しました。これで一安心です。レンタカーを借りれなくても何とかなるものです。明日のレストランは自分のパソコンからメールでキャンセルしました。


【5月22日(月)】
近場の観光で了解してもらえたので、朝もゆっくりし9時半頃タクシーで出発しました。30ユーロでした。アドバイスされた通り、モノポリの旧市街の街歩きを始めました。たくさんの立派な教会があり、ギリシャ教会の地下に遺跡がありイタリア語で高齢の男性が説明してくれますが、ちんぷんかんぷんです。

ドゥオモ(大聖堂)は名前通り内部も立派でした。ヨーロッパはどこでも、特にイタリアはどの小さな街でも立派な教会がたくさんあります。しばらくすると海が見えてきて、海に面した城の素晴らしい景色が現れます。

昼食はフロントの男性お薦めの Il Guazzetto を見つけ、新鮮なシーフードで美味しかったです。料金も70ユーロ程度でした。タクシーを探しましたが、どう考えても無理なので、結局今朝の運転手の Luigi にイタリア語で電話し、何とか降ろしてもらった広場まで来てもらいました。通じていないのか、中々来ないので再度電話し、何とか迎えにきてもらいました。隣町の Polignano A Mare まで行ってもらえました。案内するために、少し行き過ぎてくれましたが、お目当ての海辺が見えるとみんな一斉に感嘆の声を上げました。確かに、この景色を見るだけでもこの街に来た甲斐があります。以前、この写真は見たことがあります。若いSさんと二人で色々な角度からこの素晴らしい海辺の写真をたくさん撮りました。

タクシーを1時間待たせて帰途につきますが、みなさんの希望を叶えスーパーマーケット(大きな Fasato)に立ち寄ってもらいます。いつも思うのですが、みなさんスーパーを一番喜びます。日本の大手旅行会社のバックマージン目当てのお土産屋とは違い、日常的なイタリア製品が安く買えます。みなさん、パスタなど色々買っています。異常なくらい安いです。ただ、重たいです。ルイジは忙しいらしくここで運転手が交代しました。そして、母親から頼まれたというSさんの依頼で現地の新聞を買うために本屋さんにも立ち寄ってもらいました。

タクシー代は3回乗ったり待たせた割には安く70ユーロでした。5時半にはホテルへ戻りました。でも、ホテルのレストランは7時半にしか開きません。明日の朝早いので、今日は早めに切り上げたいのです。でも、昨夜と同じで野菜たっぷりのプーリア料理を味わいました。もちろん、昨夜と同じレストランなのでなるべく別のメニューを頼みました。ワインも美味しかったようです。普段はあまりホテルでは食事しないのですが、結局レンタカーを一切使えなかった今回の旅行では止むを得ません。でも、幸いにして値段もそこそこだし、美味しかったので問題ありません。


【5月23日(火)】
朝6時にタクシーの予約をしています。ホテル側が朝食を4人分準備してくれていました。普通の欧米と同じ、ハムとチーズのサンドイッチとりんごとジュースでしたが、有難かったです。行先は一番近くの大きな駅であるバーリ駅です。ここは空港もあるちょっとした都市です。1時間足らずで到着し100ユーロでした。茶色い駅舎を見て、以前一度だけバーリに来たことを思い出しました。見覚えがあります。午前7時14分の列車に乗り、4時間以上かけて11時23分にほぼ予定通りローマ・テルミニ駅へ到着しました。おかげで、15分おきにあるとはいえ予定の11時37分のフィウミチーノ空港行き列車(レオナルドダビンチ号)に乗れ、ゆっくりと15時15分発のアリタリア航空成田行きへ間に合いました。

ただ、Yさんの買い物の税金還付の手続きが慣れてないので、戸惑いました。私は前回初めて娘のバッグ(Furla)で手続きをしましたが、よく覚えていません。2種類あり、一つは何とか印鑑を押してもらい日本に帰ってから郵送でいいようですし、もう一つのプラダのは税関を通過した後でクレジットカードに返金してもらえる手続きができました。

こうして無事に翌日24日(水)午前11時前に成田空港に到着し、関西空港へ乗り換える3人を見送ってツアーは終了しました。私は少し遅い15時35分のジェットスターで福岡空港まで帰りました。ジェットスターは初めてかもしれません。ピーチと違って前の席との間隔がむしろかなり広いと感じました。

今回は忙しく、明後日26日(金)には帰国に付き添うためにアメリカ・テキサス州ダラス・フォートワース空港へ行く予定です。


旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
5.0
交通
3.0
同行者
その他
交通手段
鉄道 タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • ローマ・フィウミチーノ空港近くのホテルの<br />朝食場からの眺め<br />海が見える

    ローマ・フィウミチーノ空港近くのホテルの
    朝食場からの眺め
    海が見える

  • Leonardo express にてローマ空港から<br />ローマ・テルミニ駅へ

    Leonardo express にてローマ空港から
    ローマ・テルミニ駅へ

  • ローマ・テルミニ駅からナポリ中央駅までは<br />イタリア版新幹線 Ferrocia Rossa で<br />(かなり速く1時間以内)

    ローマ・テルミニ駅からナポリ中央駅までは
    イタリア版新幹線 Ferrocia Rossa で
    (かなり速く1時間以内)

  • ピッツァ行列店<br />ジーノ・ソルビッロ<br />ナポリ・スパッカナポリ地区

    ピッツァ行列店
    ジーノ・ソルビッロ
    ナポリ・スパッカナポリ地区

  • スパッカナポリの名前の由来通り<br />この真っ直ぐな道路(ナポリ湾に向かって)に<br />よって街が真っ二つに割れている

    スパッカナポリの名前の由来通り
    この真っ直ぐな道路(ナポリ湾に向かって)に
    よって街が真っ二つに割れている

  • ジーノ・ソルビッロで<br />ピッツァを前に

    ジーノ・ソルビッロで
    ピッツァを前に

  • ヴェスビオ火山とナポリ湾<br />ヴォメロの丘から

    ヴェスビオ火山とナポリ湾
    ヴォメロの丘から

  • プレビシート広場

    プレビシート広場

  • ウンベルト1世ガッレリア

    ウンベルト1世ガッレリア

  • 王宮内部<br />大理石でできた豪華な大階段

    王宮内部
    大理石でできた豪華な大階段

  • 王宮<br />外交の間

    王宮
    外交の間

  • サンタルチアからの<br />ヴェスビオ火山とナポリ湾

    サンタルチアからの
    ヴェスビオ火山とナポリ湾

  • サンタルチアのシンボル<br />卵城

    サンタルチアのシンボル
    卵城

  • 野菜が豊富な料理の数々<br />レストラン・ポルタルバ

    野菜が豊富な料理の数々
    レストラン・ポルタルバ

  • 上記レストランのすぐ側<br />ポルタルバ(アルバ門)とダンテ広場

    上記レストランのすぐ側
    ポルタルバ(アルバ門)とダンテ広場

  • イスキア島<br />ホテルからの眺め<br />サンタンジェロ湾

    イスキア島
    ホテルからの眺め
    サンタンジェロ湾

  • 巨大なポセイドン温泉庭園の入り口<br />イスキア島

    巨大なポセイドン温泉庭園の入り口
    イスキア島

  • ポセイドン温泉<br />室内の温泉部分<br />この建物の中にレストラン、売店、<br />クリニック、シャワールーム等あり

    ポセイドン温泉
    室内の温泉部分
    この建物の中にレストラン、売店、
    クリニック、シャワールーム等あり

  • 温泉でも本格的な食事

    温泉でも本格的な食事

  • ポセイドン温泉庭園<br />高台から眼下に巨大な敷地の一部が<br />目の前のビーチはプライベートビーチになっている。

    ポセイドン温泉庭園
    高台から眼下に巨大な敷地の一部が
    目の前のビーチはプライベートビーチになっている。

  • ポセイドン温泉庭園<br />眼下にいくつもの温泉水プールが

    ポセイドン温泉庭園
    眼下にいくつもの温泉水プールが

  • ポセイドン温泉庭園<br />歩行浴(左側、冷水、右側、温水)<br />下には砂利があり、足ツボに

    ポセイドン温泉庭園
    歩行浴(左側、冷水、右側、温水)
    下には砂利があり、足ツボに

  • ポセイドン温泉庭園<br />もちろん、ジャクジーのような泡風呂も

    ポセイドン温泉庭園
    もちろん、ジャクジーのような泡風呂も

  • ポセイドン温泉庭園<br />打たせ湯も

    ポセイドン温泉庭園
    打たせ湯も

  • ポセイドン温泉庭園<br />名前通り、温泉も広くてすごいが<br />庭園も広大

    ポセイドン温泉庭園
    名前通り、温泉も広くてすごいが
    庭園も広大

  • ウンベルト・ア・マーレ(レストラン)入り口

    ウンベルト・ア・マーレ(レストラン)入り口

  • ウンベルト・ア・マーレ<br />オシャレな料理の数々<br />海に面していて魚介類が新鮮

    ウンベルト・ア・マーレ
    オシャレな料理の数々
    海に面していて魚介類が新鮮

  • ウンベルト・ア・マーレ<br />最高のロケーション<br />イスキア島フォーリオ地区

    ウンベルト・ア・マーレ
    最高のロケーション
    イスキア島フォーリオ地区

  • ウンベルト・ア・マーレ<br />夕日の見える席

    ウンベルト・ア・マーレ
    夕日の見える席

  • ウンベルト・ア・マーレ<br />新鮮なカツオ

    ウンベルト・ア・マーレ
    新鮮なカツオ

  • 夜のサンタンジェロ湾<br />ホテルの部屋からの眺め

    夜のサンタンジェロ湾
    ホテルの部屋からの眺め

  • 夜のサンタンジェロ湾

    夜のサンタンジェロ湾

  • 朝のサンタンジェロ湾<br />部屋からの眺め

    朝のサンタンジェロ湾
    部屋からの眺め

  • カプリ島

    カプリ島

  • ソラーロ山頂上へのスキーリフト

    ソラーロ山頂上へのスキーリフト

  • ソラーロ山からの眺め<br />カプリ島

    ソラーロ山からの眺め
    カプリ島

  • 海の碧さ

    海の碧さ

  • スキーリフトからの景色

    スキーリフトからの景色

  • オシャレなカプリ島のタクシー

    オシャレなカプリ島のタクシー

  • カプリの中心地<br />ウンベルトI世広場

    カプリの中心地
    ウンベルトI世広場

  • カプリ島<br />島巡回の船

    カプリ島
    島巡回の船

  • 6月なのにすっかり夏の装い

    6月なのにすっかり夏の装い

  • 青の洞窟は見れなくても<br />エメラルド色のきれいな海<br />カプリ島

    青の洞窟は見れなくても
    エメラルド色のきれいな海
    カプリ島

  • マリーナ・ピッコラ<br />カプリ島

    マリーナ・ピッコラ
    カプリ島

  • サンタンジェロ湾から見た滞在したホテル<br />ホテル・パルマ<br />イスキア島

    サンタンジェロ湾から見た滞在したホテル
    ホテル・パルマ
    イスキア島

  • デカンタに移している<br />120ユーロの高級赤ワイン!<br />イスキア島サンタンジェロ湾のレストラン

    デカンタに移している
    120ユーロの高級赤ワイン!
    イスキア島サンタンジェロ湾のレストラン

  • 超豪華なシーフード

    超豪華なシーフード

  • 高級レストラン<br />もちろん、海の見えるロケーションも最高!

    高級レストラン
    もちろん、海の見えるロケーションも最高!

  • タクシーからの景色<br />ナポリ~アルベロベッロの途中

    タクシーからの景色
    ナポリ~アルベロベッロの途中

  • アルベロベッロへ3時間で到着<br />タクシーの運転手と

    アルベロベッロへ3時間で到着
    タクシーの運転手と

  • 見えてきたアルベロベッロの<br />トゥルッリ(円錐形のとんがり屋根)

    見えてきたアルベロベッロの
    トゥルッリ(円錐形のとんがり屋根)

  • アルベロベッロにて<br />右側が地元の名物パスタ<br />オレキエッティ(耳たぶの形)<br />左側はジェノバ名物<br />バジリコソースのパスタ<br />トロフィエ(トロフィのように少し捻じれている)<br />

    アルベロベッロにて
    右側が地元の名物パスタ
    オレキエッティ(耳たぶの形)
    左側はジェノバ名物
    バジリコソースのパスタ
    トロフィエ(トロフィのように少し捻じれている)

  • アルベロベッロ<br />トゥルッリの家並み

    アルベロベッロ
    トゥルッリの家並み

  • トゥルッリの教会<br />一番上りきった丘の上にあるランドマーク

    トゥルッリの教会
    一番上りきった丘の上にあるランドマーク

  • 屋上からのトゥルッリ

    屋上からのトゥルッリ

  • アルベロベッロ<br />観光客とお土産屋さん

    アルベロベッロ
    観光客とお土産屋さん

  • アルベロベッロ<br />屋上から屋根だけが見えると絶景

    アルベロベッロ
    屋上から屋根だけが見えると絶景

  • モノポリ(アルベロベッロ近郊)<br />ホテルの建物もトゥルッリ

    モノポリ(アルベロベッロ近郊)
    ホテルの建物もトゥルッリ

  • 生まれて初めてのサクランボ狩り<br />モノポリのホテルで

    生まれて初めてのサクランボ狩り
    モノポリのホテルで

  • 午後8時半のホテル・レストラン入り口

    午後8時半のホテル・レストラン入り口

  • モノポリのホテル・レストランで<br />トゥルッリの内部の様子がよくわかる

    モノポリのホテル・レストランで
    トゥルッリの内部の様子がよくわかる

  • レストランの我々に愛嬌を振りまく地元の人々<br />たぶん、野外のパーティ場からの帰り

    レストランの我々に愛嬌を振りまく地元の人々
    たぶん、野外のパーティ場からの帰り

  • モノポリのホテル

    モノポリのホテル

  • 高台からのプーリア州の景色<br />オリーブ畑とアドリア海

    高台からのプーリア州の景色
    オリーブ畑とアドリア海

  • モノポリの旧市街

    モノポリの旧市街

  • モノポリ<br />カテドラーレ(大聖堂)の豪華な内部

    モノポリ
    カテドラーレ(大聖堂)の豪華な内部

  • モノポリの旧市街<br />城と海(マーレ)

    モノポリの旧市街
    城と海(マーレ)

  • いかにもイタリアらしい狭い路地

    いかにもイタリアらしい狭い路地

  • モノポリ旧市街<br />門(ポルタ)のある港風景

    モノポリ旧市街
    門(ポルタ)のある港風景

  • モノポリ旧市街<br />レストラン<br />綺麗なカルパッチョの盛り方

    モノポリ旧市街
    レストラン
    綺麗なカルパッチョの盛り方

  • ポリニャーノ・ア・マーレ<br />海岸風景<br />みんなが歓声を上げた!

    ポリニャーノ・ア・マーレ
    海岸風景
    みんなが歓声を上げた!

  • ポリニャーノ・ア・マーレ<br />先程と反対側から

    ポリニャーノ・ア・マーレ
    先程と反対側から

  • ポリニャーノ・ア・マーレ<br />素晴らしい海の色

    ポリニャーノ・ア・マーレ
    素晴らしい海の色

  • ポリニャーノ・ア・マーレ<br />バール(喫茶店)もこんなにオシャレ!

    ポリニャーノ・ア・マーレ
    バール(喫茶店)もこんなにオシャレ!

  • モノポリのホテル<br />最後の夕食<br />真ん中に真っ白なモッツアレラチーズ<br />回りには果物などを上手に使っている

    モノポリのホテル
    最後の夕食
    真ん中に真っ白なモッツアレラチーズ
    回りには果物などを上手に使っている

  • 私には懐かしいバーリの駅舎

    私には懐かしいバーリの駅舎

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この旅行記へのコメント (2)

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  • izumiさん 2017/06/16 14:51:04
    はじめまして☆
    80代でイタリア旅行とっても素敵なことですね(*^^*)そのバイタリティ見習いたいです。水着にもちゃんとなって楽しそう♪ただイタリアなのにピザがダメなのは残念でしたね。笑 私は一人旅が好きなのですが、おばあちゃんになっても行けるような人間でありたいです☆

    空飛ぶドクター

    空飛ぶドクターさん からの返信 2017/08/28 00:49:43
    RE: はじめまして☆
    > 80代でイタリア旅行とっても素敵なことですね(*^^*)そのバイタリティ見習いたいです。水着にもちゃんとなって楽しそう♪ただイタリアなのにピザがダメなのは残念でしたね。笑 私は一人旅が好きなのですが、おばあちゃんになっても行けるような人間でありたいです☆


    今頃、コメントに気がつきました。コメント有難うございました。

    はい、高齢者で旅を諦めている人にも海外旅行を実現する
    のが私の仕事です。


    空飛ぶドクター(登録商標)
    坂本泰樹

空飛ぶドクターさんのトラベラーページ

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