2017/05/17 - 2017/05/20
12位(同エリア45件中)
たまちゃいさん
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インドは大好きな国の一つです。
今回は、娘がムンバイからほど近いプネーという街に滞在しているうちに、会いに行こうと思い、ムンバイ経由で行くことにしました。
プネーは、高地にある緑の多い文教都市。
インドの「ごちゃごちゃとして人が多く、忙しい町」というイメージからは少し違っています。
ムンバイは首都デリーをしのぐ、インドの大都市。貿易で栄えた港町だけあって、コロニアル建築が多く緑も多く、洗練された大都会という印象を受けました。
表紙の写真は、世界遺産のCST駅(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
5/17
成田空港第2ターミナル
11:15発AI(エアインディア)307に乗って、デリー経由でムンバイに向かいます。
その前に、ビザを取った時の話。
私は過去4回インドに行った事があり、今まで3回観光ビザを取りました。(ビザは6ヶ月有効なのでその期間に2回、渡印度しています)
1回目2回目は茗荷谷まで、3回目は三田まで申請に行きました。
今回も、三田で申請だと思いこんで、イラン大使館へ観光ビザを申請に行った帰りにバスで三田方面まで行き、ビザセンターに来たらなんと、もぬけの空。
インド大使館で申請してくださいという、張り紙がありました。
それから慌てて九段下まで行き、なんとか時間内に書類を提出する事ができました。
窓口に書類を出したら、「はい」と簡単に受理され、さらに今回はセンターを介さないので手数料がなくなり、1400円で観光ビザが取れました。
今までの『インドビザは取りづらい』というイメージは何だったんでしょう?(笑) -
カードラウンジでビールを1杯。
-
エアインディアは、乗り込んだ途端、もうインド。
インド国内では利用した事がありますが、国際線は初めてです。 -
ボーイング787 ドリームライナーです♪
1泊のホテル付きでムンバイまで往復44000円と激安。
「オーバーブッキングで、引きずり降ろされたらどうしよう」
なんて、冗談を言って笑っていましたが、乗客率80%くらい? -
空いている席に移動させてもらい、3列席をひとり占め。
ビールを頂き、ゴキゲン♪ -
食事はもちろんカレー。ベジ、ノンベジ選べます。
ベジカレーを頂きました。豆のカレーとチーズの入ったカレーの2種。
評判通り、とてもおいしかったです。 -
到着前の軽い食事。
こちらもベジのサンドイッチです、チーズが入っていました。
完全な、ベジタリアン食ではないのですね。 -
約9時間後にデリーのインディラ・ガンジー空港到着
-
入国して、荷物を受け取り国内線ターミナルへ向かいます。
-
検査場で荷物検査とボディチェックを受け、エレベーターで国内線ターミナルへ行きました。
-
乗り換え時間は約2時間。
このとき、ATMで当面のインドルピーを、キャッシングしようとしたのですが、手数料=200ルピーの高さにびっくり!
500ルピー借りるのに、そんなに高額な手数料取るの?と。
でも、このときに2000ルピーくらい引き出しておけばよかったです。
1回の手数料なので、いくら引き出しても変わりません。 -
キャッシングはあきらめ、空港のwifiを使ってネットなどしていたら、時間がきたのでゲートへ。
約1時間半で、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー空港に到着。
はじめまして、ムンバイ。
バゲージクレームの前は、こんなにきれい。 -
荷物も無事受け取ったので、両替をするため両替商のカウンターへ。
空港の両替は、レートが悪いとは聞いていましたが、構内に銀行やATMは見当たらず、夜9時過ぎでは町の銀行・両替商も閉まっているようなので、仕方なく替えました…。
なんと、2000円=810ルピー!!
1ルピー≒2.4円です(泣) -
ホテルへ移動
空港内のタクシーカウンターでは、ほんの10分くらいの距離のホテルまでも「700ルピー」と言われて、ものすごくへこむ私・・・。
近くにいたおまわりさんに、ここまで行きたいんだけどと聞いたら、「外にプリペイドタクシーカウンターがあるよ」と。
ホテルの住所を見て、「この辺なら空港の外へ出て、オートリキシャを捕まえたらいいかな」とも。
疲れていたので、プリペイドタクシーカウンターでタクシーを頼みました。
230ルピー。
そして、Googleを見ながら運転手さんに指示して、無事にホテルに到着。
室内はとってもきれいです。 -
ホテルは、スタッフも部屋も申し分ないのですが、ちょっと建物が怖い。
一見、廃屋のようです。
でも、外にもエレベーターの前にも警備員さんがいるので、ちょっと安心。
日本人の方が、仕事で滞在されていました。
早速、ビールを買いに出かけるも、ワインショップ(インドでは酒屋さんをこう呼ぶ)はすでに閉店していたので、近くのレストランで購入しテイクアウトしました。 -
翌朝は、プネーに行くため、朝9時ごろチェックアウト。
ホテル前の道路は結構混んでいました。
メトロ駅まで徒歩で向かいます。 -
朝ごはん代わりの・・・なんだっけ?名前を知りません。
みんなが路上で買って食べてたので、私も真似してひとつ。
甘くない揚げドーナツのようなものを、2種類のソースに絡めて食べます。
もちろん素手で。これがおいしいかったなー。4個で10ルピー。 -
メトロ、SAKI NAKA駅です。
ホテルから歩いて8分くらい。 -
ムンバイCST(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス)駅への乗換駅、GHATKOPAR駅まで20ルピー。
このトークンを、改札の機械にかざします。(到着駅の改札では、トークンを穴に入れます) -
きれいな車両。
出入り口扉上に停車駅が書いてあります。 -
皆さん、乗るときもちゃんと並ぶし、社内は静かです。
インドじゃないみたいです。 -
近郊鉄道、GHATKOPAR駅に着きました。
インドらしい光景(笑) -
GHATKOPAR駅からCSTまでは10ルピーですが、改札も検札もありません。。。
ただ乗りできます(笑)
朝の通勤ラッシュ時間帯に、乗ってしまいました。
キャリーバッグが邪魔で、女性専用車両の皆さんにご迷惑をおかけしました。すみません。
エアコンなし、窓、ドアあけっぱ(笑) -
30分ほどで、ムンバイCST駅に到着。終点です。
この駅で「スラムドッグ・ミリオネア」のラストシーンが撮影されました。 -
ともかく、円からルピーに両替をしなければ列車の切符も買えないので、邪魔なキャリーバッグをここで預けます。
CST駅ロッカールーム 一日=16ルピー -
身軽になって、改めて駅舎を眺めると、こんな素敵な内装。
-
世界遺産に指定されただけあって、重厚で優美な建物です。
英国人F.W.スティーブンスによる設計のこの建物は、1887年に10年の歳月をかけて完成。当時はヴィクトリア・ターミナス駅という名前だったそうです。
(by地球の歩き方) -
思いの外、緑の多い街だなーという印象のムンバイ。
-
コロニアル建築と緑。
-
今まで見てきたインドの各都市とは、また違った趣です。
とても、素敵です。 -
ねこちゃん、発見!
-
ふふふ。
長くてきれいなシッポ。 -
あちこち聞きまわり、歩き回ってやっとのこと、銀行で両替しようとしたら、またまた高額手数料を提示され、憤慨して外の銀行のATMでキャッシング。
最初から、窓口ではなくATMを探せばよかった。。。
そして、駅の切符売り場でも、ひと苦労。
私の英語が下手すぎて、通じないのか、「エアコン2等席をください」と言っても首を振られ「予約してある?」と聞かれ「してないから、ここで買いたいの」と言ったらまた首を振られて「外へ行って!」と。
後ろに並んでいた人にも、「あんたは外へ行け」と言われ、途方にくれる・・・。
結局、80ルピーの切符を売ってもらい列車に乗ることにした。 -
まぁ、何とかなるでしょ。車掌さんが来たら差額分お金払おう。
と気軽に考え、売店でお昼のお弁当を買って、空いてる席に乗り込みました。
ビリヤニとカレー、おいしかったなー。 -
エアコン無しの、3等車
-
しばらくして、このおじさん達が乗ってきました。
何も言わず、静かに座っている姿はなんとなく遠慮している風。 -
1時間ほどたったころでしょうか、
「ここは、私たちの席だ。」という4人家族が来たので、向かい側に移動しました。
そして、またしばらくすると「ここは私の席だ」と言う人たちが来て、とうとう私は無席の人。
ものすごく混んでいるノンエアコン最下級車には空席などなく、列車内をうろうろしていて、エアコン車の中に一人分の空間を見つけた私は、ちょっと座ってみた。
そうしたら、トイレから帰ってきた座席の持ち主にキッとにらまれ「ここは私の席だ」と。
仕方なく、また車両から出て連結部分にいたら、先ほどの席の近くにいた、やさしいお兄さんが「席が無いの?切符は持ってるの?僕の席に座っていいよ」と。 -
おかげさまで、3時間ほどのプネーまでの道のりを何とか座っていくことができました。
同じコンパートメントにいた、いい人たち。 -
皆さんとても親切で、プネーの娘のアパートまでの行き方をgoogleで検索してくれたり、電話を貸してくれたり、オートリキシャのドライバーに見せるためのメモを書いてくれたりと、いろいろ面倒を見てくれました。
ずうずうしい日本人のおばちゃんに、こんなにも親切なインドの方たちに感謝。
切符はインターネットで予約するのが、必須なようです。
ただ、外国人はインドの携帯電話を持っていないので取りづらいのです。
SMSでワンタイムパスをもらわないといけないという、面倒な手続きを踏むのです -
プネー駅です。
やさしいお兄さんは、ひと駅前で降りました。
プネーで降りる女性に、「この人をオートリキシャに乗せてあげてね」「何かあったら電話してね」と言い残して。。。涙が出ちゃいます。 -
オートリキシャと交渉してくれ、「さっきの彼に、電話しておくからね」
と女性は言ってくれ、そこでさよなら。
本当に親切な人たちでした。 -
15分ほどで、娘の住むエリアに到着。午後4時半ごろでした。
ちょっと迷ったけど無事に会えました。
インターネットの接続設定のために、エンジニアさんが来ていて忙しくしているので、私はちょっとビールを買いに外へ。
リキシャで20ルピーのところにワインショップがあるよと聞いて、出かける。
戻ってきて早速ビール。一番暑い時期なので、冷えたビールがおいしい~~!
この日、娘も私も疲れてしまって、簡単な夕食を作って早くに寝てしまいました。 -
プネーの街の守護神は、ガネーシャと聞いて、プネーで一番古いガネーシャ寺院「ダグダッシェス・ハルワイ・ガンパッティ寺院」に来ました。
中へ入るために、脱いだ靴を入口で預けてから列に並びます。 -
たくさんの参拝者でにぎわっています。
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50ルピーのお供え物。
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中での写真撮影は禁止ですが、本堂から出てこの位置からは撮影可能でした。
キラキラ、輝くガネーシャ様。 -
向かいには、ガネーシャの乗り物、ねずみのムシカが。
ムシカの左耳にお願い事を言うと、ガネーシャに伝えてくれるそうですよ。
その際、言葉が右耳から漏れてしまわないように、ムシカの右耳を手でふさぐのです。 -
少し行くと、破壊の神、シバ様の祠。
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こちらには、シバ様の乗り物、牛のナンディがいました。
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お昼ご飯は、繁華街の中心にあるレストランで。
カレー2種類と、大きなプリー。 -
プネーには「OSHO MEDITATION RESORT」というところがあります。
場所は、娘の住むエリアの近くで、高級住宅地にあります。 -
いったんアパートに戻って少し休み、洗濯や調べ物をした後に、夕食を食べに来ました。
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リキシャで10分くらい行った場所にある、ちょっとおしゃれなレストラン。
オープンエアで開放的です。 -
食べた物は、フムス。
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スーパーフード入り、フルーツサラダ
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スパゲティ・バジルソースとチーズトースト。
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ここではビールは飲みませんでしたが、隣りのカップルは飲んでいました。
女性が堂々とビールを飲む姿に、ちょっとびっくり。 -
5月20日
この日、娘は午前中用事があって外出。
その間、部屋でボーっとしててももったいないので、散歩。 -
良いお天気で、すごく暑い。
花がきれい。 -
緑が多く、空気が乾燥しているので日陰に入るととても気持ちがいいです。
「OSHO MEDITATION RESORT」の脇の道です。 -
スパがあったりして。
ハイソな人達がやってくるのでしょうか? -
午後、アパートに帰って来た娘と簡単な昼食を摂って、鉄道プネー駅へ向かいました。
前夜に予約しておいた(ただし、ウェイティングリスト6、7番)のwebチケットで乗れると信じていた私たち。。。
時間ギリギリに列車に乗り込み、予約しておいた(はずの)エアコン車両の空席に落ち着く。
ところが、予約したチケットはコンファームされていなくて車掌に「あなた達の予約履歴はない。ウェイティングリストにも名前はない」と言われ、WEBで払ったレシートを見せても埒が明かず、現金を払うことになりました。(現金持っててよかった…)
後に、クレジットカードで購入したチケット代は、手数料を引いた金額が返金されました。 -
何とか席が確定して、落ち着いたらお腹が空いたので、サモサを購入して食べました。
列車にはひっきりなしに物売りがやって来て、食物・飲み物・お菓子、おもちゃまで売りに来ます。楽しいです。 -
隣りの席のやさしいおじさんに、マンゴーのお菓子ももらって、楽しくムンバイCSTに到着した、と思ったらひとつ前の駅だった…
もう、なんてアホな母子。 -
郊外鉄道列車に乗り替えて、行くことになりました。
これはこれでけっこう楽しい。 -
3日ぶりのムンバイCST駅。
すてきすてき~ -
初めて来た時には気付かなかったけど、柱の下にはこんな彫刻がありました。
-
外に出たら、ライトアップ。
-
幻想的ですね。
-
ちょっと違うアングルだと、こんなに俗っぽい(笑)
-
ここからまた、オートリキシャドライバーとのバトルです。
インド門周辺のホテルまで、交渉。
200ルピーだ!などと強気で言ってくる駅に待機しているリキシャはスル―して、大通りまで出、100ルピーでOKと言ってくれたリキシャでGO. -
googlemapで確認しながら、乗ること約15分。
ここで、本当に役立つなーと思ったのは、ポケットWifiです。
ネット環境がよい国なら、とても便利です。
初めての都市は、土地勘がなく不安でいっぱいなので、GPS連動の地図は安心。オフラインで使える地図もあるけれど、今、自分がどこにいるのかが分かるのはとても安心できてGOOD. -
ホテルに到着。
広い! -
この日は、プネー駅で走ったり、列車の中で車掌さんとバトルしたり、リキシャドライバーと交渉したりと、とてもエネルギーを使ったので娘は「出かけたくない」と。
「ママはビールが飲みたいから、買いに行ってくる」と出かけ、インドビールと言えばの「キングフィッシャー」と「ロンドンピルスナー」というビールと、夕食代わりのパ二―二を買って帰りました。
翌日からはムンバイ観光。
ビールでエネルギー補給して、おやすみなさい。
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