青春１８きっぷでお花見【鳥取編】

2017/04/08 - 2017/04/09

お花見の季節ですね！
気の合う友人、職場の仲間との宴会花見ももちろん良いのですが、青春18きっぷが使用できるこの期間、呑み鉄花見も乙なものです。
今回は京都を基点に1泊2日の旅をしてきました。

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は18きっぷを使った呑み鉄お花見旅を企画したのですが、天気がいまいちです。小雨降る京都駅から旅だちます。

8:58発 山陰本線普通列車で園部へ向かいます。京都有数の観光地、嵯峨嵐山までは立客多数です。

まずは順調に定刻園部着です。
相変わらずの雨模様。

9:49発 福知山行き普通に乗り換えです。

この頃から雨が上がり、車内からの桜景色も色鮮やかになってきました。

福知山城と桜。

福知山11:12発 普通で豊岡へ向かいます。

のんびり桜を愛でながら、乗り鉄を楽しみます。

線路脇にあるこんな桜に癒されます。

やっと花見旅らしくなってきた頃、豊岡に到着しました。ここでの乗換時間30分ほどを利用して、ランチとしましょう。

事前にリサーチしてあった駅下の喫茶店で、サクッとカレーを食べるつもりでしたが…お店の人、ちょっとどこ行きました(´；ω；`)？

貴重なランチタイムは30分、悠長に待っていられないので、昭和の香り漂う駅前の大衆食堂に駆け込みます。

中に入ると、おじいさん、おばあさんがご接客。ずらっと壁伝いに貼られた短冊メニューにそそられますが、時間的に悩んでいる暇はないので、表にのぼりで出ていた皿そばの並680円を発注。10分ほどで配膳となりました。

食堂のおじいさんが、食べ方をレクチャーしてくれます。曰く、
1.まずはつけ汁にワサビとネギの薬味で1皿いただく。
2.次につけ汁に卵を割り落として1皿いただく。
3.最後にとろろを入れて1皿いただく。

出雲の割子そばもそうですが、こういう蕎麦を食べると山陰に来たなっ！って感じがしますね。お味も良く、値段も良心的。結果、こちらで正解でした。

暑くなってきたなーと思ったら27℃って。。ちなみにちょっと留守の喫茶店、まだ留守中です(^_^;)
お店の人もランチタイムでしょうか（笑）

ここからちょっと寄り道。
位置ゲーのために、13:07発 京都丹後鉄道に乗車です。

久美浜駅で下車します。雰囲気のある良い駅です。

駅舎も立派。

折り返しの列車待ちを利用して暫し散策。

川沿いの桜、満開です！

町役場の建物もなかなか良いです。

13:38発 豊岡行き列車がやって来ました。ほんの少しの滞在でしたが良い時間を過ごせました。久美浜、良いとこです。

こういう時に位置ゲーやって良かったなーと思います。
それがなかったら、久美浜とか多分一生来なかった(^ ^)

一両のローカル線がゆっくり走る。その車窓からは桜、ビールがすすみます（笑）

豊岡からは14:09発 臨時快速山陰海岸ジオライナーで鳥取へ向かいます。

「山陰海岸ジオライナー｣は、2010年に山陰海岸ジオパークが世界ジオパークネットワークに加盟認定されたことを受けて、2011年から土、日、祝日に豊岡ー鳥取間で運行されています。

いわゆるD&S列車とまではいきませんが、景勝地ではアナウンスがはいったり、減速運転してくれます。

豊岡から乗られる方は進行方向右手側が海側となり、山陰海岸の雄大な地形を車窓から楽しめます。

ぽっかりと空いた穴。こういうの、どうやってできるんですかね？

もちろん桜景色も楽しめます。

明治45年の完成から約100年間山陰本線のシンボルともいえたかつての余部鉄橋。平成22年に赤い鉄の橋脚から、新しくコンクリート橋に架け替えられました。

そして、いざ鉄橋へ。

車内アナウンス「間もなく余部鉄橋を渡ってまいります、進行方向右手には日本海の絶景が……本日は霧が発生しておりますね、霧がなければ日本海の絶景が…」

絶景がみえないじゃん(´；ω；`)

餘部駅。霧の合間にうっすら日本海がうかがえます。

浜坂駅。桜が綺麗です。

偶然フレームインしたキャリーバッグの女性、春の旅立ちみたいな雰囲気の写真になってgoodです！

右手の車窓、左手の車窓と良い風景が続きますので、意外と忙しい(^ ^)

こんな感じの駅と桜も良い。

本日の目的地、鳥取に到着ですが、やはり位置ゲーのために16:18発米子行き普通列車で松崎まで進みます。

松崎駅で折り返し。

鳥取行きに乗車。

車窓から湖山池が見えます。

鳥取駅に到着ですが、また位置ゲーのために17:53発 因美線普通列車に乗り換え。

郡家駅で折り返します。駅の桜が満開です(^-^)

土曜日ですが、学生満載で鳥取駅に向かう列車に乗車。

18:25鳥取駅に本日3度目の到着。宿泊先に向かいます。

駅から徒歩5分ほどのホテルアルファーワン鳥取に宿泊です。アルファーワンはどこも駅近で鉄旅には最適です。

こういったメジャーなビジネスホテルの良さは、凄いという感動もない代わりに外れ感なく、そこそこの値段で泊まれることでしょうね。この日も春休み土曜日夜の宿泊で4,800円はお得。

夕食は事前リサーチしてあったお店が、まさかの「本日貸し切り」。今回はついてない…orz

なんで、急いでスマホ検索でたどり着いたこちらのお店に入店です。

こちらでいただいた鳥取の銘酒「弁天娘」、初飲でしたが、いやー美味しかった。日本にはまだまだ知らない逸品がありますね。

鳥取は県庁所在地でありながら駅から徒歩圏内に天然温泉の銭湯がある稀有なところです。せっかくなので、一風呂浴びましょう。

銭湯なので、ゆったりのんびりという訳にはいきませんが、良いお湯でした。風呂上がりには白バラ牛乳のカフェオレをいただき、宿へ帰ってこの日は終了です。