ユッラス山での絶景スキー

2017/02/03 - 2017/02/15

フィンランドにはレヴィやルカなど素敵なスキー場はたくさんありますが、ユッラススキー場のタイガ側のゲレンデから見える景色は本当に絶景です。ユッラス滞在を楽しむならアカスロンポロに宿泊する方がいいと思いますが、Ｙ１側ゲレンデまでバスで移動しなければならず、帰りの時間を気にして滑らなければなりません。そこで、ゲレンデアクセスファーストからユッラスヤルヴィに宿泊してスキーを楽しむことにしました。

エリア ラップランド(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

移動中の景色をゆっくり堪能したいのでヴァンター市で一泊して翌日の昼間にヴァンター空港からキッティラ空港まで移動しました。トライアングルフライトと呼ばれるこのルートはヘルシンキ→キッティラ→イバロ→ヘルシンキまたはその逆を飛びます。フライトはキッティラまでの直行便を選びました。

キッティラからユッラスヤルヴィまでは路線バスを利用します。到着便に合わせて運行しているので、あまり空港内でのんびりしていると乗り遅れます。路線バスはアカスロンポロまで運行しているので途中で下車します。乗る時に行先（ホテル名）を運転手さんに伝えておけば、あとは何もしなくても止まってくれます。

サーガホテルに到着です。ここはゴンドラリフトの目の前なのでとても便利です。

チェックイン直前の写真。チェックイン後この風景は一転、怒涛のフランス人の学生団体客がやってきました。間を縫って部屋まで移動するのが大変でした。

翌日の朝食会場です。朝食中トーストを温めるオーブンから突然火の手が上がり、どこかの母娘が従業員を呼びにいったように見えました。すぐに従業員がやってきて事なきを得ました。理由は翌日の朝食時にわかりました。

取り敢えずクロワッサンはオーブンで温めないようにします。

スキーをレンタルしました。いわゆるカービングスキーです。少しの体重移動だけでクルクル廻ってくれるので楽に滑れます。

ゴンドラリフトです。ホテルの目の前にあります。時間を気にせずに営業時間ぎりぎりまで滑れます。それだけでサーガホテルに泊まる価値があります。ただ、スーパーマーケットでの買い物とかを望むのはちょっと…。レセプションで近くのスーパーはどこですかと尋ねたら、「ここから４キロメートルくらいです。」といってから大笑いしていました。そりゃそうだ。この雪の中、４キロメートルも往復で歩くのはちょっと無理です。スーパーを求めるのならアカスロンポロの方がいいでしょう。

こんなところに柴犬が…。このあたりにいるのはカナディアンハスキーがほとんどですが、フィンランドでは結構柴犬の姿をみかけることがあります。

ゴンドラで頂上へ。色々なカラーリングのゴンドラがあるので見ていて楽しいです。たまに下りのゴンドラにも人が乗っている時があります。

理由はこの頂上のカフェレストランのようです。中の雰囲気は…映画「バルジ大作戦」の冒頭近くでチャールズブロンソンたちがたむろしている米軍のトーチカの中のような感じです。

山頂到着。この日は雲海が眼下一面に広がっていました。

27番のコース。雲が少しづつ晴れてきました。このコースは一番好きなコースです。本当に絶景で、景色の中に落ちてしまいそうな感覚になります。

休憩をはさんで、ほぼ一日中滑走を楽しみました。

山頂からの夕日の風景です。

360度全方向に夕暮れの紅い光の帯が続きます。圧巻です。ずっと見入ってしまいました。

サーガホテルに戻ってきました。時間を気にすることなくゲレンデにいられるので本当に便利です。

ユッラスを去る日がきました。キッッティラ空港からヘルシンキへ向かいます。

ヴァンター空港に到着。旅の最後はヘルシンキ市内に滞在します。

ヴァークナホテルから見る早朝のフォルムです。後方にソコストルニが見えます。

目線をカンピ方向へ移すと、旧バスターミナル周辺で大工事の最中です。それにしてもヘルシンキはもう10年くらい市内のどこかでずっと工事をやっています。

お馴染みのアラビアショップへやってきました。工場は2016年3月に閉鎖されたので最早アウトレットではありません。改装後、お店のコンセプトは高級志向へと変更されたとのこと。専用の紙袋とかあります。ただ、商品のほとんどはメイドインタイランドになってしまいました。工場閉鎖の日、周辺の人々は悲しみとそれまでの感謝を込めて献花とキャンドルを灯したそうです。

アラビアに掲げられていた掲示板。ちょっと見にくいですが、3か国語で書かれています。英語とフィンランド語と？？？？　なんで？

帰りぎわのヴァンター空港。ここでも派手に工事しています。それにしてもこの空港、まだいじるのですか。