2017/03/03 - 2017/03/04
16位(同エリア412件中)
yakyukozouさん
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下関に住む友達の案内で六連島と歴史の街、長府、そして角島周辺の絶景ポイントを観光しました。
この周辺は列車やバスでは不便なので、友達が自家用車で細かく周ってくれてとても助かりました。
幸いに2日目は天候に恵まれて、メインイベントの元乃稲荷隅神社、角島大橋、福徳稲荷神社の景色はとても素晴らしかったです。
※写真は「角島大橋」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 JALグループ 新幹線 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝10時。
まずは、下関駅前の竹崎港から渡船で六連島に渡った。
六連島は人口100人以下で周囲4㌔弱の小さな島。
下関から20分の場所にありながら、1日数便の渡船しかない秘境地的な場所。
「秘境」と聞いて、何度か島内の散策を計画していたが、なかなか思い切りが悪く実現できなかったが、最近になって下関の友達の伝手で、案内をしてもらえることになった。
切符は船内で往復を買う。
乗客は島民と思しき人が7~8人。
彦島道路の橋を潜ったところから外洋にでるので、うねりで船は結構揺れた。
竹崎港~六連島 往復710円。 -
六連島の渡船待合所に置いてあった島内の地図。
クチコミ情報では島内は坂や階段が多いが、歩いても回れないことはない島と。
地図には「1時間で周れる」、と書いてあった。 -
六連島に到着。
見えるのはタンク施設だけ。 -
港には六連島漁村センターの建物。
平日の午前中なのに、ひっそりしていた。 -
港の様子。
六連島は、花のハウス栽培の他に「アルコール漬びん詰めうに」の発祥地らしいが、漁業が盛んといえるほどの港ではない。
閑散としている。
因みに六連島産の「漬びん詰めうに」は、生産量が少なく流通していないらしい。
予め漁協に予約しないと、手に入らないのだそうだ。 -
迎えにきてくれた島民の方のクルマ。
島内のクルマは全てナンバー無し。
道路をナンバー無しのクルマが走れるとはちょっと不思議な光景。
あとからわかったが、島内にはお店や学校、病院、郵便局などもなく、宅配便は渡船の到着に合せて、このようなクルマで島民自身が港に取りにくるのだそうだ。 -
島内を一周。
クルマで行ける場所だけ案内してもらった。
歩いて階段を使えばもっと行ける場所もあったけど、帰りの渡船まであまり時間がなかったのと、ご厚意で案内してもらったので、申し訳なくてわがまま言えず。 -
六連島は溶岩が固まってできた島。
溶岩が急激に冷やされる過程で出来たこの「雲母玄武岩」が国の天然記念物というのだか・・・
色々ググってみたもののその理由は今もって不明。 -
六連島の畑の土。
どういう訳かこの島の土は、黒や茶ではなく、どちらかというと赤色をしていた。
島民に聞いても理由はわかないとのこと。
でも雲母玄武岩を見たあとなので、ちょっと特別な気がした。
六連島が「花の島」と呼ばれているのはこの土の影響もあるのかな? -
そしてハウス栽培しているビニールハウスに。
六連島は「花の島」
色々な花のハウス栽培が盛ん。
ハウス内は色鮮やかな花で一杯だった。 -
これはガーベラだったかな?
-
金魚草。
確かに先端の方は金魚に見える。 -
こちらの農家では1回に3000本以上、年間で21万本以上の花を下関や小倉に出荷しているそうだ。
-
六連島12時半の渡船で下関に戻り、下関大丸7階の「黒豚かつ処 霧島」でランチ。
ここは友達の行きつけ。
黒豚ロースかつ膳(1490円)が柔らかくて美味しかった。
下関駅西ワシントンホテルプラザにチェックイン後、友達のクルマで長府方面に。
長府は城下町で旧跡が多くある場所。
目的は毛利邸と功山寺。
下関駅西ワシントンホテルプラザ1泊4230円。 -
途中で見かけた旧秋田商会のビル。1915年築。
緑の塔屋が美しい。
何だか懐かしい建物。
秋田商会は木材や海運業で台湾にも進出していた商社。 -
関門大橋。
対岸は門司港。
手を伸ばせば届く位に近い。
門司と下関は昭和レトロが満載なので大好きな街だ。 -
14時半
長府毛利邸。
1903年築。
明治天皇も宿泊された書院造りの由緒ある建物。 -
ちょうど雛祭りの催しがあって、特別な雛壇が展示されていた。
これは著名な雛人形作家、初代金林真多呂氏の作品。
同じものが3セットあってそのうちの1セットがこれ。
右側のお雛様の髪飾りにはダイヤが埋め込まれている。
記憶が確かなら、皇后陛下もお嫁入りの際に1セットお持ちになったという由緒あるものなのだという。 -
ここが明治天皇が宿泊された部屋。
-
長府毛利邸から徒歩5分にある功山寺へ。
これは境内にある長州藩の革命家、高杉晋作の像。
功山寺は高杉晋作が長州藩で台頭した幕府派に対抗するために挙兵した場所。
これが後に奇兵隊と呼ばれるようになり、晋作は藩の主導権を握り、長州藩を尊攘攘夷運動へと向わせることになった。 -
もうひとつ、功山寺の仏殿は国宝に指定されている。
1320年築。
でも国宝としての扱いを受けているのに参観者は意外と少ない。
しかも見るだけなら無料。 -
仏殿の中に安置されている千手千眼観世音菩薩像を望遠で撮ってみた。
確かに手はいっぱいありそうだ。 -
功山寺のある長府から40分、高杉晋作のお墓のある東行庵に。
晋作は革命家でもあり、生涯400以上の俳句を詠んだ詩人でもあった。
東行は晋作の詩人としての号。
歌人として影響を受けた平安時代の歌人、西行に対するものと言われている。 -
東行庵は晋作の愛人であった「おうの」が晋作を弔った場所。
-
晋作のお墓にも称号の「東行」と記されていた。
-
東行庵は梅が綺麗だった・・・
そういえば、「おうの」は晋作の死後、出家して「谷梅処」と名前を変えたんだった・・・
この日は豊前田通りの居酒屋で乾杯!
でも明日に備えて早めに就寝・・zzz -
3月4日(土)
この日は天気に恵まれて良かった!
8時にホテルを出発、海岸線に沿って北上した。
まずは一番遠くて混雑する元乃隅稲荷神社へ向かう。
元乃隅稲荷神社周辺の道路は細くて狭いのに、日中は大型観光バスが通行するので渋滞するのだそうだ。 -
9時40分。
元乃隅稲荷神社に到着。
駐車場は小さいけど神社の目の前。
混んでなくてラッキーだった。
この風景があの絶景だ! -
同じ場所には「ナニコレ珍百景」でも放映された鳥居。
賽銭箱が鳥居の上の方にあるので、お金を賽銭箱めがけて投げいれるのだ。
上手く入ると「キャー」とか「ワア~」とか歓声が上がってたなぁ。 -
上の方から鳥居を潜って海岸前に出たところ。
動画も撮ってみました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/AO7xyci-CEE -
なかなか景観はヨカッタ!
30分も過ぎると多くの観光バスがやって来た。
早々に切り上げて次のポイント、角島大橋に向かう。 -
11時
元乃隅神社から30分位で
「死ぬまでに行きたい絶景スポット」で3位になった角島大橋に到着。
天気が良かったことも幸いしたけど、この光景は実に圧巻だった!
同行した友達は何回も来ている場所なのに、こんなに綺麗に眺められたのは初めてだという。 -
たった2㌔の橋だけど、昔行ったフロリダのキーウエストを思い出した。
-
交通量が少ないので道路の真ん中で撮影。
-
この風景が一番いいかな?
-
気持がいいので窓を開けて角島大橋まで行ってみた。
あるのはお土産屋と灯台くらい。 -
角島のお土産屋さんにあった角島焼。
食べてみたら普通のタコ焼きでした。
敢えて食べる必要なしかな。 -
角島のお土産屋さんで買ったもの。
イカ魚醤。
早速、開封して刺身を食べてみた。
サラサラで減塩醤油のような色だが、香りと味が濃厚でいい。
これは美味しい!
「特牛」(こっとい)という難しい読み方も覚えた。
特牛イカって、角島沖で釣られ、北浦町の特牛漁港で水揚げされる超高級イカのこと、ということも初めて知った。 -
下関というと飛魚。
これはそのあご出汁の海藻スープ。
飲んで見たら、昔の昆布茶?のような感じ。
美味しいけど、どこにでもありそうな味。 -
萩は夏みかん(夏橙)が美味しくて有名。
お店の写真が美味しそうだったので買ってみた。 -
丸漬と書いてあったので、夏みかんをそのまま砂糖と蜜漬にしたのか、と思ったら、表面の皮は本物ですけど、中は白餡。
甘すぎず美味しかったけどリピはないかな。 -
角島からの帰りに真ん中あたりの駐車スペースで車を停めて撮影しました。
なかなかいい。 -
12時10分
道の駅「北浦街道 豊北」でランチ。
ここのレストラン「わくわく亭」では特牛イカが美味しいと有名。 -
お任せ海鮮丼(1800円)を注文。
感想は・・・激ウマだった。
刺身の内容は写真の通り。
でも何よりも、醤油に何かの出汁を混ぜたような優しい味のタレ?(もしかしたら魚醤かもしれないけど)が、さらに海鮮の美味しさを引き立てたような気がする。
友達はイカ丼。
一口頂いたらこっちもとても美味しかった!
両方とも大満足。 -
友達がお土産に買ってくれた地酒。
大吟醸酒 みすゞ(大津酒類醸造)
詩人の金子みすゞは、長門市仙崎の出身。
その名前を付けているお酒。
手作りで少量しか作れないので、道の駅「北浦街道 豊北」でしか売っていないと聞いている。
希少らしい。
大切なお祝いのとき開けてみようかな?
楽しみ。 -
箱の中には、金子みすゞの代表的作、「私と小鳥と鈴と」が入っていた。
震災の時に頻繁にテレビで流れた代表的な詩「こだまでしょうか」は、いまだに耳に残っている。 -
13時20分
最後のポイント、福徳稲荷神社に到着。
さっきの元乃隅神社に対して、綺麗で大きいのに観光客はほとんどいない。 -
景観はそれなりにいいけど、何だかカクカクして冷たい感じ。
-
形が揃い過ぎている。
鳥居をよくみると、これ、鉄管で造ってある。
元乃隅稲荷神社の鳥居は、全部、木で作ってあった。
何だか日本らしくないな。
観光客が少ないのはそこが伝わっちゃうからなのかな? -
う~ん、綺麗だけどやっぱり鳥居としては違和感がある。
鳥居の数は千本あるらしいんですけど、やっぱり数より質かな。 -
13時35分
福徳稲荷神社をあとにして、下関駅まで送ってもらった。
14時10分、下関着。
おやじ2人だったけど、結構、面白かったな。
特に高杉晋作のことは、地元の友達が細かく説明してくれたので勉強になった。
これから初夏にかけて角島はいいらしい。
機会があったら是非、訪ねてみて下さい。 -
あ、そうそう、下関に向かう途中にこんな看板を発見!
やっぱり特牛イカはブランドイカなのかな!(笑)
おしまい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- へけけさん 2017/03/15 11:19:34
- 海鮮丼!
- yakyukozouさん こんにちは。
お帰りなさい。そして自分は昨日帰ってきました。
凄い長さの橋ですね。有名なんですね、知りませんでした。日本も素晴らしい場所がたくさん有りますが自分の頭の中は次も台湾かな。
今回自分はJALでした。yakyukozouさんの真似をしてワイン2本もらいました。帰りは3本いただきました。さすがJALです。これからもJAL以外は考えられません(笑)yakyukozouさんは今回どこだったんでしょうか?
へけけ
- yakyukozouさん からの返信 2017/03/23 20:09:57
- RE: 海鮮丼!
へけけさんこんばんは。
ご無沙汰です。
角島大橋は、何かのコマーシャルで見て一度は行ってみたいと思ってたんですよ。
山陰本線に沿って国道を北上したんですけど、なんと1両編成の列車が走っているんですね!
可愛くて笑っちゃいましたよ。
日本にもまだまだ素晴らしい光景の場所がありますよね!
yakyukozouより
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