2016/09/29 - 2016/10/06
115位(同エリア142件中)
ちゃおさん
昨日の園内の散歩で、小山への登り口の見当はついていた。ロープウエイリフトの先の水くみ場の横の橋を渡った直ぐの右手だ。両側から灌木が生い茂り、少し不気味な感じがするが、登り道は石葺きで綺麗に舗装され、歩き易そうだ。以前泰山で経験しているが、あそこの山は1500m程の標高があるのだが、麓から山頂まで綺麗に石葺き舗装されていて、坂の多い町中の閑静な裏通りを歩くような感じだったが、この小山も同じように、ずっと山頂まで石が敷き詰められているのだろう。日本のような所謂「山道」ではない。都会の山の道だ。高さも200mはないだろう、30分程度で登れるに違いない。
入り口には「午後6時以降の入山は禁止」となっていて、流石に夜の街灯や照明はないようだ。が、暫く登ると、今度は赤の看板で、「止歩厳禁!」と出ている。所謂入ってはダメなのだ、それを無視して登り続ける。まさかこんな山の中までは官憲も追いかけてはこないだろう。しかし誰も登っていないのは気になる。下の遊歩道には、昨日と同じように、ジョギングやウオーキングする人の往来がかなりあったが、この山中では森としていて、鳥の鳴き声も聞こえない。
山頂までは凡そ半分程、50-60m登った辺りに見晴らし台があり、眼下の庭園、その先の珠海の街並みを眺める。町の高層ビル邪魔されてここからはマカオ市街を見ることはできなかったが・・。しかし、登り降り、一人の登山者、遊歩者と行違わないのには心配になる。中国人は、お上の命令には絶対なのか・・。「厳禁」を忠実に守っているのかも知れない。それと、昨日の街灯に注意書きがあったが、毒蛇などが出てくる危険もあるのだろうか・・。ここは亜熱帯、ハブのような毒蛇がいてもおかしくはない。知らない土地で、一人で、誰もいない山など登るものではない。眼下の景色を眺めるのも程々にして、下山することにした。中国のことだから、山頂まで行けば、何等かの四阿位はあるだろうが、心配には勝てない。
下山すると、先刻の狗不理の店も既にオープンしていて、奥の方に土産店などもあり、孫に小さな可愛い中国服と鳥の鳴き声、窯のようなお菓子を買ってやる。下の国際食事フェアの広場に来ると、もう既にかなりの人出。これから朝食でも食べようとしているのか・・。ぶらぶら又第3の山門まで出て、順繰りに正門へ向かって、戻ることにした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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これから圓明新園の中にある小山に登るが、中国の山道は、こうして石に会談になっている。「午後6時以降は禁止」となっている。
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山道の両側には、白いわたぼうきのような花が咲いている。
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日本では余り見かけない花だが・・
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登山口近くに「止歩厳禁」の看板が出ていたせいか、登っている人は誰もいない。ここにも又胎内潜りのような大岩がある。
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50-60m程の高さの所に見晴らし台があり、癌かが良く見える。白い屋根が野外劇場だ。
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眼下に庭園の湖が見え、その先の珠海市のビル群が見えるが、残念ながらマカオは見えない。
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今は森林におおわれているが、この山は巨岩でできている山かも知れない・・
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以前、石垣島の於茂登岳に登った時、山道に姫ハブがとぐろを巻いていて、肝を冷やしたが、ここも又不気味だ。だが、石畳になっているのが、石垣とは違って、危険が少ない。
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下山し、昨日見た水くみ場で、今朝も又誰か水を汲んでいる。
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ゴールデンシャワーのような南国の花が咲いている。
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明るい南国風の花だ。
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かれは又何の花だろう・・。
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