福岡の旨い夜その３

2016/12/30 - 2016/12/30

世界遺産となった福岡県の産業遺産。
50歳代男子にとって、石炭と鉄の街は
一度は見ておきたかった。
本当は世界が認める前に行っておきたかったなあ。
そして夜はもちろん旨いものと楽しい会話を求めて。
３泊４日の男旅。
その３日目。小倉から大牟田。
三池炭坑宮原坑を見て回り、
夜は再び博多へ戻りました。

エリア 大牟田(福岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

小倉城

旧第十二師団司令部の門跡

軍医森鴎外もこの門を通って
登庁したそうです。

こうしてお堀に映った小倉城を
撮影できるのは水面が静かな時
だけだそうで。
ラッキーでした。
ちなみに縦のパノラマ撮影です。

祇園町にある八坂神社

さて大牟田へ。
博多までは例の九州ネット切符。
そこから快速で。
電車もバスもモノレールも基本的に
初日に買った「はやかけん」で。
ちなみにこの「特急ゆふいんの森」は
偶然見かけて撮ってみました。

大牟田到着

駅前には世界遺産の看板が。

レンタサイクル（電動アシスト）で
街の散策開始

これは「三池炭山創業碑」

宮浦石炭記念公園の煙突

明治期のものをここに移設

宮浦坑

手前は石炭を運んだトロッコ鉄道跡

宮浦坑

第二竪坑櫓（22ｍ）

手前はデビーポンプ室壁
（手前に建物があった残骸）

ガイドのＩさん（70歳）

今日はお仕事じゃなかったのに
僕のためにいろいろ説明してくださいました。

この煉瓦のイギリス積みをフランス積みと
どう違うかについて熱心に説明してくださいました。

この時点でこの人はタダモノじゃない！と
確信しました。

第二竪坑・巻き揚げ機室

巻き揚げ機

Iさんによるとこの巻き揚げ機は木製！
鋼材のロープによる跡が刻まれていますね。
東西に昇りと下りの巻き揚げ機がある。

これで人や馬が昇降した、いわゆるエレベーター。

宮浦坑をあとに万田坑へ

残念ながら公開休止中
でしたが貫禄を感じました

旧三井港倶楽部

往時を偲ばせます

三川坑跡

なんとここに宮浦坑で会ったIさんが先回りして
待っていてくれていました。
感謝しかありません。
おかげでこの三川坑もよくわかりました。

第二斜坑の坑道からトロッコを
ここまでずっと出します。
レールの間に滑車があります。
これがないとトロッコを引く金属ロープが
地面に擦ってしまいます。
これ、Ｉさんが教えてくれました。
なるほど！

巻き揚げ機のブレーキも木製。
Ｉさんが指さしてくれてます。
まさか木製だなんて。
とにかく石炭を扱うから火花を
出さないように木を利用したとか。
知りませんでした。

ボーリングしたときの石炭。
木箱を開けて見せていただきました。

Ｉさんは若い頃10年以上坑内で働いた
そうです。
そういう方と出会って幸せでした。
本当にありがとうございました。

三池港。

海側から見ると当時作られた閘門

がよくわかります。

有明海は干満差が大きいので大型貨物船を

横付けするためにこうした工夫が必要だったのです。

大牟田駅前のこの店で

遅めの昼食を。

さっぱりとした豚骨ラーメンでした。

さて博多に戻ってきました

まずは今回食べてなかった水炊きを
食べよう。
この新三浦さん（天神）は定食で食べさせてくれます。

さらにちょこっと角打ち

角屋さん

券売機で砂ずり天ぷらと芋。500円也

そしてシメは「屋台もり」

やっぱりオヤジならここです＾＾

穴子の天ぷらから入って
いろいろ食べて
この地鶏焼きにたどり着く。
芋もすでに三杯目。
でも締めて2000円ちょいなんだなあ・・。

もりのオヤジさんありがとう。
広島から来たおじさん、
沖縄から来た訳ありのおにいさん
大牟田からの３人組
また会いましょう！
楽しかった！

最後は中州の恭やさんで。

これも地元の人に教えてもらって

間違いなかった！

ごちそうさま