2016/12/02 - 2016/12/04
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gyachung kangさん
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どなたもご存知ないかとは思うが何を隠そうこの私、密かに水郷古鎮のファンである。数百年前から変わらない姿のまま残る街並みはそれだけで人を惹きつけるが、これに加えて江南地方の古鎮には情緒溢れる運河が今も残る。これがとてもいい。
江南六大水郷のうちこれまで同里と烏鎮を訪れた。で今回、三たびの古鎮巡りは上海の西90キロにある西塘へ。
師走の週末、西塘で2016年のお疲れを水に流す二泊三日の旅。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
12月のあたま。
皆様が忙しいこの時期、朝の成田空港T2は予想通りのガラガラっぷり。全ての手続きは滞ることがなく機内も半分以下の搭乗率で地方へ飛ぶローカル線のような長閑さ。おまけに天気もこの上なく晴れ渡り右列窓外には日本アルプスの眺めがくっきり拝める。
オフシーズンのフライトならではのちょっとした解放感、いいっすよねえ。 -
正午過ぎに上海浦東空港に到着。
久しぶりにリニアに乗るか、地下鉄乗り継ぎにするか思案していたところ上海駅行きの5号線バスを発見。これに飛び乗り渋滞をクリアして2時過ぎに上海火車駅に着く。西塘に向かう長距離バスターミナルはこの駅の反対側。 -
中国の火車駅舎はどこも呆れる程デカいので建屋の反対に回るだけで一苦労。困ったもんである。
ようやくターミナルにたどり着き15時発の西塘行きチケットを購入。 -
バスは一路西塘へ。が、またも夕方の渋滞時間にはまり上海市内を抜け出すのに手こずり西塘には17時過ぎ到着。
既に日は落ちていた。
いわゆる旧市街に車両は入れないようで歩いて北柵街へ。スマホで見つけたホテルが一向に見つからず近くのお店の店員を捕まえアシストしてもらいやっとこ入口の小径を発見。こりゃ地元民でも分からんというレベルの路地であった。 -
まずはホテルにチェックインしてから早速外出。西塘水郷の夜の街歩きを愉しむことに。
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西塘の水路は東西がメインで南北に何本かがクロスしている。その水路を挟んで商店が軒を連ねる。
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もちろん普通の民家もある。
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以前訪れた同里も烏鎮も昼間の時間帯。宿泊はおろか夜の散策もしていない。水郷古鎮の夜は初めての体験だ。
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北柵街から東方向へ石橋を渡ると飲食店が集中するゾーンが現れた。なんとまあネオンが凄いこと。
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この通りには大音量でダンスミュージックを流すクラブも数軒。DJがいて店内は古鎮らしからぬ熱気。雲南の麗江で目の当たりにしていたので驚きはないがこのへんがまさに今の中国らしい。
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少し歩いているうちにいい時間になってきた。晩飯のお時間ですよ~
ここは江南、上海料理系のメニューを探し歩いていたのだがやっぱりこの店の前で足がピタリと止まってしまった。
真冬の入り口12月。外気もぴりぴりと冷え込んでいる。最強のアツアツ料理に逆らうて手はないってこと。 -
白湯チョイスにしてグツグツしてくるのを待つだけ。そう言えばこの店では基本スープにトマトが入っていたなあ。ちょっと珍しい。味は土地柄なのか気持ちマイルド目、お勘定は89元。
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いい具合におなかも膨らんだ。
まだ宿に帰るのは惜しい。もう少し西塘の夜店をブラついてみる。 -
何を買うわけでもないのだが歩いているだけで楽しい。一昨年訪れたベトナムのホイアンともまたひと味、いや、ふた味違う江南水郷古鎮の魔力。
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店先に立ちつくすお父さんは蝋人形。
確かコスプレ写真館だったかと思うがちょっとしたドッキリである。 -
灯りがともった石橋が水面鏡に照らし出される。
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飲食店ゾーンの喧噪はすっかり消え西塘古鎮の夜道をそぞろ歩き。冬の冷気がピリリと来る。自分が今どこを歩いているのか検討もつかないが、曖昧な迷路感に浸ることは実は楽しい。
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ぐるっと回って見覚えある水路に出た。西塘の夜景を後にして宿へ戻る。
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西塘、土曜日の朝。
今回私が泊まった部屋はこんな感じ。
古民家を改装した2階、もちろん暖房は完備、水周りもクリーンで問題なし。中国のホテルは朝食付きが一般的だが厨房などない。今で言うと民泊ホテルのような雰囲気。291元。 -
部屋の外に専用のテラスがあってこのスペースで寛げる。なんかいいじゃん。
旅先では極力自由度を高めたいため元来ホテルを事前予約しない派の私。だが予約サイトの劇的な進化で色んなタイプのホテルを発見できるようになったと実感する。これはこれでありがたい。 -
ホテルを出て右側に5歩の場所。朝も早うから開店しているミニ食堂があった。蒸篭の中からは湯気が立ち小籠包が並んでいる。一瞬の躊躇もなく席について頂戴いたします。朝からウマ!
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朝日のあたる北柵街。この時間は日帰り観光客もまだいないので感動的なほど静寂である。
週末の朝、水郷古鎮にいる。
これってなかなか粋な旅プランじゃないですかねえ。 -
冬晴れの中、古鎮探索スタート。
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水路に張り出したカフェを過ぎて
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西街へ入ってみる。
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中国服。
鮮やかな色合い。だがいったいいつ着ればいいのかよくわからない。 -
スイーツ。思わず買いそうになる。
これも中華人民共和国問答無用のロイヤリティーフリーの荒技。 -
朝から営業しているちょっと高級風の魚料理店。食材の見せ方がオツである。
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これは西園。
明の時代に建てられた個人の邸宅。 -
白壁と漆黒の柱と明るい開放窓。
この清々しさは秀逸。11月に訪れた福建の土楼とは世界が違い過ぎる笑 -
西園を過ぎて少し進むと石皮弄。
ここは西塘の名物スポット。 -
なぜ名物スポットかと言うと。
西塘で一番道幅の狭い路地だから。
幅約80センチと黄色い本に書いてある。反対側から人が来たら普通に通れない。ただそれだけ。そんなら写真を撮るしかないでしょうー笑 -
石皮弄を過ぎてさらに西街を突き当たりまで歩く。
水路に張られた水草が見事。そしてこの晴れわたる空。今年の旅は波乱もあったが天候には最後まで恵まれ感謝。
そんなことを思っていたらあたりから何やら香ばしい油の匂いが・・ -
出ましたよ臭豆腐が。
「揚げまっか?」「頼むわ」私と目が合うと瞬時にテキパキと行動にうつる店のおっちゃん。全くアイコンタクト能力が半端ではない。 -
ジュワッと揚げ立て。10元。
ベンチに座って早速いただく。
これも旨いですなあ~。合格! -
さて、ここ西塘にも立派な石橋がたくさんあるがおそらく殆んどの観光客が渡るのがこの橋かも。名前は環秀橋。
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橋の真ん中は高さがあるので水路の見晴らしがグッド。
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この環秀橋を渡って水路の反対側へ。
このストリートが西塘古鎮の代名詞となっている煙雨長廊。長さ1キロに及んで切れ目なく屋根が続いている。トム・クルーズが疾走したことで一躍世界的に有名になった伝統のアーケード街である。 -
煙雨長廊には江南らしさ満点の食べ物屋が居並ぶ。食いしん坊の方には歩き甲斐があること間違いなし。見事な飴色の豚足が。
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ちまき。日本ならサービスサイズがこの国ではノーマルサイズ。
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ウズラの卵。茹でるんじゃなくて土で蒸すらしいですよ。
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鶏の燻製。これは至るところにあるけどここからどんな最終形の料理になるのか未だわからん。
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これも中国の国民食なのか。和え物なのか調味料なのか。ご存知の方ご教示を。
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長廊沿いの水路に突き出すような店構えのカフェを発見。ここでひと休みする。
こんなロケーションのカフェが我が家の近所にあると毎日寄ってしまうんだが。残念ながら東京には絶対にない。なぜなら古鎮が無いからである。悔しいなあ。 -
蘇州近郊にある同里は世界遺産登録の退思園があったり見どころが多かった。杭州から足を伸ばして訪れた烏鎮は旧市街のスケール自体が大きくビックリした記憶がある。
この二つに比べれば西塘は確かに地味。だから頑張って観光に来るところというより、一服の息抜きを求めてひっそりと訪れる隠れ家古鎮と呼ぶのがピッタリかもしれない。 -
再び西塘の風景スナップをご紹介。
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私もそろそろランチタイムに。
安泰橋のたもとで営業しているシブい店の前を通ると呼びこみのおばちゃんと目が合ってこの店に飛び込んだ。 -
頼んだメニューは河蟹でダシを取った魚とシジミの鍋。この料理は上海や北京ではお目にかかれないだろう。江南水郷、らしさ爆発のブイヤベースであった。
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西塘古鎮。
今回はタイミングが大当たり。
中国の観光地は今やどこへ行っても押し合いへしあいの人の波。春節や国慶節、おそらく団体客が鈴なりでやって来る。でも12月のあたまならきっと古鎮にしっとり浸れます。上海から往復僅か74元でね。水郷古鎮ファンの仲間入り、密かにお待ちしております。
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