精霊の棲む処？！神秘的すぎるマツォハ渓谷（プンクヴァ渓谷）

2016/09/26 - 2016/09/29

チェコといえば歴史的年の美しきプラハ。

しかし、プラハに負けないチェコの魅力がチェコ南東部ブルノ市郊外にあります。
モラヴィア地方に広がる、ヨーロッパ有数のカルスト洞窟群。

その中でも一番国民に愛されるプンクヴァ洞窟には、まるで精霊が棲んでいそうな
神秘的な美しさをたたえるマツォハ渓谷があります。

洞窟探検にはボートクルーズも含まれており、なかなかユニークなツアーでした。

▼詳細はこちらも併せてご参照ください。
http://tabinomori.com/travel-blogs/europe/czech/moravia/

エリア ブルノ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

モラヴィア・カルスト洞窟群のうち、一番人気のプンクヴァ洞窟。

プンクヴァ洞窟の入口は山の中腹にあり、
山頂から入るルートと麓から入るルートがあるようで、
わたしの場合は山頂にレンタカーを駐車して向かいました。

入場料（ボートクルーズ込）180CZK（チェココロナ）＋写真撮影料40CZK＝220CZK（約1000円）

ちなみに、基本的に英語のガイドはないです。
チェコ語オンリー。
（チケット売り場の受付のお姉さんは英語OK）

山頂からは中腹の入口まで徒歩かケーブルカーの2択。

洞窟探検ツアーは、チケットを購入するときに指定された時間までに
指定された場所へ向かわなければなりません。

今回は時間に余裕がなく、ケーブルカーを使用することに。

ケーブルカー乗り場までの林道が、紅葉で実に美しい

ケーブルカー乗り場。ヨーロッパっぽい外観。

中腹の到着駅までものの5分程度。
往復で90CZK（約450円）です。

ものすごい勢いで、この急こう配を下っていきます。

なかなかのスリル。

到着駅にて。洞窟はこの右手。

ちなみに左手には、別の洞窟へのトレイルがありました。
時間に余裕があれば、気持ちよりハイキングができるようです。

集合場所のインフォメーションセンターへ。

9月のオープンは8:20。
9時過ぎすでに観光客でいっぱい。
プンクヴァ洞窟は、外国人にはまだ知名度低いですが、
チェコ、東欧諸国では大人気の観光スポットです。

麓から向かう人は、観光列車（シャトルバス）を利用できます。
おそらく有料。

アトラクションみたいでかわいらしい見た目。

10:20のツアーに参加。

すでにたくさんの人で集まっています。
アジア人は一人もいませんでした…

ちなみに、ここも英語のガイドはありません。
かろうじて、薄いパンフレットはあったような気がしますが…

これから45分（720m）の歩道と15分（450m）のボートクルーズ、約1時間の洞窟探検ツアーです。

洞窟内での写真撮影は原則禁止。
ただし、チケット購入の時に写真撮影料を支払って所定のシールを貼っていればOK.

同じツアーには学生の団体が一緒でした。
なのでとても賑やか。

ガイドは軽快に説明をし始めますが、悲しいことにチェコ語オンリー。

１ｍｍも分かりませんでしたが、説明を受けなくても、目の前の洞窟は圧巻です。

プンクヴァ洞窟は、モラヴィア・カルスト洞窟群で公開されている５つの洞窟のうち、最も人気の高い洞窟。

オンシーズンの夏場は予約で殺到するそうなので、
事前予約が推奨されています。
（でも、どうやって予約するかは不明…）

明鏡止水の美しい地底湖。

この洞窟ツアーの面白いところは、
ガイドの軽妙なトークと、突然の照明演出（急に消えたりついたり）
突然のBGM演出（アベマリアみたいな美しいクラシック音楽が流れてくる）

なかなか自由なツアーです。

いよいよ到着！
プンクヴァ洞窟の中でももっとも有名でもっとも人気の高い「マツォハ渓谷」

これを見るためにここまで来ました！

この部分だけ天井が崩落し、吹き抜けになっています。
深さ138.7ｍもあります。

ターコイズブルーの泉を静かにたたえ、
美しい緑色の苔に覆われた神秘的な世界。

まるで精霊が棲んでいるみたいです。

こんなに美しい景色からは想像もできないほど、実は恐ろしい伝説が隠されています。

「マツォハ」とはチェコ語で「継母」の意味。
ある日、夫の財産を独り占めしようとした妻が、血のつながらない夫の息子をこの谷で殺害、その後、継母である自らもこの谷に身を投じた、という内容です。

・・・ゾクッとしますね。

マツォハ渓谷を過ぎ、いよいよボートクルーズの開始。
ここでガイドは男性ガイドにバトンタッチ。

15名ぐらいの定員なので2回に分けて乗り込みます。

なかなかのスピードでグングン進んでいきます。

洞窟内は非常に狭く、天井にぶら下がる鍾乳石に頭ぶつけそうになります。

非常にスリリング。

透明なプンクヴァ地底河川。
地上から140m以上の深さにあるそうです。

ボートクルーズは、いったん途中下車して次の目玉へ。

マサリクドーム到着。
ここもまた、幻想的で巨大な地下ドーム。

ボートクルーズは大雨が降ると川が増水するため、急きょキャンセルになることもあるとか。
その場合、このマサリクドームは見られないそうです。

ガイドの照明演出で、またユニークな洞窟探検でした。

しばらく写真撮影タイムです。

ボートクルーズはこれにて終了・解散です。

チェコ語は最後まで分からなかったですが、
実に楽しい1時間でした。

ケーブルカーで再び山頂へ。

ここにはマツォハ渓谷を穴の上から見下ろす展望台と、
中腹から見下ろす展望台の2か所設置されています。

中腹の展望台までは坂道を降りて徒歩15分くらいです。

中腹にある展望台から。

これはこれで美しい・・・
とはいえ、下から見上げた方がやっぱり幻想的。

この展望台はおそらく無料です。

ただし展望台は非常に狭いので、混んでるときは順番待ち。

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チェコは歴史的都市プラハだけかと思っていたけれど、
意外に大自然に囲まれた一面も見ることができました。

最後まで閲覧いただきありがとうございました。


▼よろしければこちらも併せてごらんください。（コメント豊富）
http://tabinomori.com/travel-blogs/europe/czech/moravia/