2016/11/19 - 2016/11/19
121位(同エリア1411件中)
かっちんさん
国鉄佐久間線は、国鉄二俣線遠江二俣駅と飯田線中部天竜駅を結ぶ鉄道として計画されました。
昭和42年(1967)から建設を開始しましたが、昭和55年(1980)に財政が悪化して工事が中止、未成線となりました。
建設が進んでいた現天竜二俣(遠江二俣)~横山間には、築堤やトンネル、橋脚などが所々に残されています。
そして遠鉄の最長路線バスが、西鹿島駅~水窪町(みさくぼちょう)間を走り、未成線の一部区間と重なります。
今日の天気は1日雨。路線バスを利用して国鉄未成線と水窪町を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
遠鉄ぶらりきっぷ
遠州鉄道新浜松駅にて、遠鉄バス・電車1日乗車券1,540円を購入します。
新浜松~西鹿島間の電車、西鹿島~水窪間のバスが利用できます。 -
西鹿島行き電車
新浜松駅から乗車します。
遠鉄には赤い電車が走るので、赤電(あかでん)と呼ばれています。
2000形はVVVFインバータ制御の最新型電車です。 -
遠鉄路線図
浜松市を南北に走る17.8kmの路線です。 -
朝から雨
新浜松駅を出発すると、しばらく高架区間を走ります。 -
ぎゃー、ドアに引き込まれた~
注意書きを読むと、「ドアが開く時はすきまに長い耳や手などが入り込んで危険です」
遠鉄では、長い耳のお客様も乗っているようです(笑) -
凸形電気機関車 ED282
大正14年(1925)に豊川鉄道が英国から輸入した、舶来電気機関車です。
遠州鉄道では国鉄(豊川鉄道が国有化)から譲り受け、昭和35年(1960)から貨物列車や車内工事用として使われています。
今年で91歳ですね。
手前はモーターカーです。 -
終点の西鹿島駅に到着
ここには車両基地があり、赤電3姉妹が顔を揃えています。 -
西鹿島は天竜浜名湖線との乗換駅
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お洒落な西鹿島駅舎
北遠の玄関駅になっており、天竜美林をイメージさせる山小屋風の駅舎です。 -
最長バス路線の「北遠本線」
これから乗る遠鉄バスは、西鹿島駅~相津(船明近く)~水窪町を走る「北遠本線」です。
運行距離が約50km、所要時間が1時間38分で、遠鉄バスでは最も長い路線バスになっています。
長距離運行のため上限運賃制度(最大690円)を採用し、住民の利便を図っています。 -
国鉄未成線のルート
国鉄が計画した佐久間線は、天浜線の天竜二俣(当時は国鉄遠江二俣)駅から飯田線中部天竜駅を結ぶルートでした。
昭和42年(1967)から建設を開始したのですが、昭和55年(1980)に国鉄再建法により工事が中止。
天竜二俣から横山間には、築堤やトンネル、橋脚などが所々に残されています。
これから行く相津(そうづ)地区には、船明(ふなぎら)ダム湖に架かる橋脚、築堤、トンネルなどが残っています。 -
イチオシ
佐久間線の第二天竜川橋梁の橋脚
バスは船明(ふなぎら)ダムを過ぎると、天竜川がダム湖のため幅広くなります。
この天竜川に橋脚が建設されたところで、工事が中止となってしまいました。
その後、平成12年(2000)天竜市(現浜松市)により橋脚を再利用して橋桁を架けた「夢のかけ橋」が完成しました。 -
相津(そうづ)バス停で降ります
西鹿島駅から20分ほどで到着しました。
バス待合所に草が侵入しています。 -
ローカルなバス待合所
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色づくもみじ
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相津の民家
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天竜川河口から33kmの地点
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相津周辺の案内図
「夢のかけ橋」のまわりには、川幅の広い天竜川で遊べるボートパークやマリーナなどがあります。 -
アーチ型の「夢のかけ橋」
近くに寄ってみました。
橋は相津から対岸の伊砂(いすか)ボートパークに架かっています。
現在、歩行者・自転車用の橋として利用されています。 -
「夢のかけ橋」から続く相津の線路跡
ここは歩けないので、一般道に移動します。 -
天竜河内川の橋台跡
天竜川に注ぎ込む支流の天竜河内川です。
川の先には天竜相津マリーナがあります。 -
イチオシ
途中まで建設された高架橋跡
高架を左へ進むとトンネルがあります。 -
浜松ワインセラー
幻のトンネルを利用した100%天然セラーが、浜松ワインセラーです。 -
イチオシ
浜松ワインセラーの入口
地元有志が運営し、トンネル内入口約300mを利用して、一般市民や酒造業者などにワインセラー内のスペースを有料で貸し出しています。
トンネル内の温度が、年間を通じて16度から18度という一定の涼しさで、ワインの保管に最適です。 -
水墨画のような天竜川
「夢のかけ橋」に戻り、橋の途中からの眺めです。 -
「夢のかけ橋」
伊砂ボートパーク側へ渡り、振り返ったところです。 -
未成線跡
船明(ふなぎら)ダムへ向かって歩いています。
この先は、未成線跡が見つからず、一般道を歩きます。 -
のり面の竣工記録
1973-3から、昭和48年(1973)3月に完成したことがわかります。 -
船明(ふなぎら)ダム
一般道の伊砂(いすか)橋梁を渡るとダムが見えます。
では、「夢のかけ橋」へ戻ります。 -
道の駅「花桃の里」
「夢のかけ橋」のたもとに道の駅があるので、ここで昼食にします。 -
天ぷらそば
揚げたての天ぷらとお蕎麦を美味しくいただきました。 -
相津バス停
待合所で、雨風をしのいでいます。
これから水窪町まで路線バスの旅を続けます。 -
飯田線のルート
飯田線はもともと天竜川沿いを通っていたのですが、佐久間ダム建設により佐久間駅~大嵐間が水窪(みさくぼ)を経由する新線が昭和30年(1955)に開業しました。
地図を見るとトンネルで東側の新線につないだ様子がよくわかります。
相津から北上してきた北遠本線のバスは、大井橋で天竜川と分かれ、東側の水窪川沿いに水窪へ向かいます。 -
瀬戸口付近
峡谷を流れる水窪川のまわりは紅葉が美しいところです。
しかし、今日は雨なので、くすんだ景色になりましたが・・・ -
終点の水窪町バス停
相津から1時間20分ほど、路線バスの旅を楽しみました。
帰りのバスまで2時間あるので、町の中を散策します。 -
水窪川の橋梁を渡る飯田線
偶然にも電車がやって来ました。 -
水窪駅に入る飯田線
-
木のふれあい館
森林関係の展示が見られるので入ってみます。
水窪は町全体の96%が森林で占められ、水窪杉として名高い一大美林地帯があります。 -
森林の道具類が展示
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水窪文化会館
天体観測ドーム、図書館、ホールなどがあります。 -
鹿デザインの街路灯
水窪民族資料館があるので、行ってみます。 -
イチオシ
新聞入れ
棚には名前が書いてあり、各自新聞を取りに来るようです。 -
イチオシ
飯田線の橋梁
ここで電車が来れば最高なんですが・・・ -
木製バリケード
静岡県の間伐材をうまく利用しています。 -
ナガダレ岩
水窪川に立つ独立した1個の岩としては水窪町で1番大きな岩といわれていました。
しかし、水窪発電所の建設工事により岩の山手側の大半が埋め立てられ、この場所からは頂上部分しか見られなくなりました。 -
水窪発電所
昭和44年(1969)に運転を開始した電源開発(株)の発電所です。 -
川を横切るかまぼこ型の放水路
発電所で利用した水は放水路トンネルで佐久間貯水池に放流し、水の有効利用を行っています。 -
コケの生えた柵と紅葉
水窪川上流を歩いています。 -
黄色に染まる水窪川の木々
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ワンワン塾の紅葉
町有林「イロウ園地」を住民団体「ここほれワンワン塾」が利用しています。
この先に水窪民族資料館があり、田楽の祭礼具、織機、雛人形、農林業の道具などが展示されています。撮影禁止だったので写真はありません。 -
帰りのバス
15:53発のバスで西鹿島へ戻り、電車で浜松へ向かいます。 -
イチオシ
浜松の「むつぎく」で夕食
付け合せに「茹でもやし」が添えられる「浜松餃子」です。
餃子の主な具材はキャベツ、豚ひき肉、ニンニクなどで、野菜が多めなのでお腹に重くありません。
16個入り960円を一人で食べることができました。
今日は1日雨でしたが、未成線と路線バスの旅を楽しむことができました。
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