ムーミンもサンタもスルーのフィンランド旅・④2016年9月現在、最もやさしいアイノラへの行き方、ちょびっとだけお土産ネタ

2016/09/06 - 2016/09/11

コリ国立公園のあと、ヘルシンキへ移動。
ですが、ヘルシンキは情報も旅行記もたくさんあると思うので、
シベリウスが晩年暮らしていた家をそのまま保存してある
アイノラの行き方に関しての情報を紹介しておきます。

エリア その他の観光地(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

シベリウスが晩年家族と住んでいた家、
アイノラという場所に行くため、
（ヘルシンキの街から車で小一時間程度らしい）
事前にネットで色々と調べていたのですが、

まず、電車よりバスの方が
もっと近くに止まるのでバスの方がよい、
という意見が目立ったので、初めはバスで行くつもりでした。
前日に街歩きついでに、バス乗り場も見に行きました。
バスターミナルは、中央駅より１ブロックくらい西側の、
大きなショッピングモールの地下にあります。

でも、時刻表などがかなりわかりづらく、
また、帰りのバスの捕まえ方が不安な感じだったので
（情報を書いてくれている方のを見ても、
行きは詳しく書いてあるけれど帰りはざっくり、
なことも多く）　うーん…と思っていたのですが、

一応ホテルのコンシェルジェに、
アイノラに行く場合の電車を聞いてみたわけです。
そうしたらパタパタ…とキーボードを打って調べてくれて、
電車の時刻表を出してくれました。
https://www.vr.fi/cs/vr/en/frontpage　多分このページ内での検索。

で、電車の本数はだいたい
１時間に２本ずつ程度ではあるものの、
電車に乗ってる時間はせいぜい30分程度、ということがわかり、
急きょ電車で行く方に変更。

ヘルシンキ中央駅に入り、
左側の部屋の、人がいるチケット売り場で
「アイノラへ行きたい」と伝えたら、
「片道ですか、往復ですか？」と聞かれ、
往復と告げて、切符を購入。

あとはボードの時刻表などを見て
ホームを見つけ、無事乗り込みました。
いくつかの駅を飛ばしつつ、の急行、
みたいな電車です。
駅名はよく見ていないといけませんが、
30分程度で「アイノラ駅」に到着しました。

そう、事前に調べていた時に見てたものから、
駅名が「アイノラ駅」に変更されてたのです。
多分、ですが、元は「キュロラ駅」という
名前だった方かな？それは定かではないです、すみません。

なので、駅で「ヘルシンキ―アイノラ」というだけで
通じるようになっているわけです。

ちなみに、乗ったら
スタンプ押し、みたいな機械に
切符をはさむと、
勝手にガチャンとスタンプを押してくれます。
これ写真撮ったはずが見つからず、
押し方はガイドブックなどにも乗ってるかも。
または、前の人がやるのを見ていれば大丈夫。

写真が、そのアイノラ駅。

無人駅です。人気がなくて
電車が行っちゃたら静か～。

ホームにはさすがに時刻表があったので
メモ的な意味でも撮影。
これで帰りの時間をだいたいチェックしておきます。

まず電車を降りたホームの中ほどについていた
階段で、道に降りました。
で、Google Mapやガーミンと照らし合わせてみると、
なんだか逆側にいる、ということになり、
ガーミンの指示する方向に向かってみました。

来た時の電車の方向と逆方向、
来た方向に少し戻るような感じです。
そうしたら、さらに下の道に降りる階段がありました。

その階段を下りていき…

降りた道を左に歩いていきます。
線路の下を通って反対側に行く、というわけです。

この道路の近辺に、
こういった標識も出ています。
１km弱、ですから、
雪の時期でもなければ
歩いても全然大丈夫です。

あまり人家もなく
のどかなのどかな緑の中の道を延々歩きます。

途中までは大通り沿いを歩いてますが、
途中から、一本内側に入るような
側道になってきました。

さらに少しカーブしてきた小道を進むと…

アイノラに到着します。
歩いてきた向きだと左側に出てきます。

歩いてきた方向だと右側に、
駐車場と、こんな看板も出てきます。
ここまでで正味30分弱、くらいでしょうか。

雨や雪だと歩くの少し辛いかもですが
降ってさえいなければまったく苦にならない距離なので、
これから向かう人には電車をオススメします。

もちろんバスでもいいのですが、
その場合は帰りのことを
よく聞いておいた方がよいようです。

静かに創作活動に集中するべく、
ヘルシンキから距離を置いた場所に
家を建てたというシベリウス。

当時のままの家や、室内が見学できます。
ファンは当然だけど、
その時代の雰囲気がわかるのが
かなり面白い。
また、この日は天気がとてもよかったので
木漏れ日がとてもキレイでした。

アイノラ 建造物

敷地内にあるお墓。
こんなに穏やかな場所で眠れるなんて
よかったですね。

奥様が熱心に手入れされていたという
お庭は、フィンランドに来てからは珍しく
花が咲き乱れていました。

敷地も結構広くて、
離れたところからみると山小屋風。
煙突もあるしね。

見学し終わった後、
入り口に併設されているカフェで休憩。
ほんと、木漏れ日がキレイな日。

そして、来た道をまた
テクテクと歩いて駅まで戻ります。
写っている階段は、
今度は帰る方向のホームに出る階段。

来た時は、写真の線路の橋の
向こう側から歩いてきたわけです。
そんなに難しくない…ですよね？？

帰る側のホーム。
この時は、待っている間に
だんだん人が増えてきました。

また、地元の学生が、
ホームを通り抜け道、のように使ってた。笑

こんな電車に乗りました。
ＶＲ？　ＪＲみたいな？
これは、撮影したのは来た時のやつかもしれません。

ともあれ、そんなに苦労なく
行って帰ってこられてよかったです。
真冬はもちろん厳しいと思いますが
そうでない季節なら、
電車、オススメです。

さて、ほんのちょっぴりの
お土産ネタですが、
写真はコリのショップで見つけた石鹸。

でも、どうやらヘルシンキでも売っているみたい。
可愛い動物たちのイラストパッケージで…

開けると、
それぞれの足跡型、の
型押しがされている。
洒落がきいてて可愛い。

また、ヘルシンキのデザイン通り、
と呼ばれている通り（？）に行って見た時、
ウインドウから見てとても可愛い感じだったので
入ってみたテキスタイルグッズ屋さんなのですが、
kauniste　という名前。

が、どうやらここ、
現在ものすごく有名らしく…
続々と日本人観光客が入ってきました。
お店の近くにかもめ食堂のロケ地となった
レストランがあるため、
そことセットで見て回っている人が多い様子。

マリメッコは有名になり過ぎたので、
新たなお洒落ブランドとして
目をつけられている模様です。

Kauniste Textiles & Design 専門店

そこで買ってきたエコバッグ①
まさにＴＨＥ・北欧の感じ？
すっかり気にって使い倒してます。

そこで買ってきたエコバッグ②
こちらはもう少しポップさのある感じ。

他、クッションカバーなども買ってきました。
日本に入ってるのかどうか、などは不明です。

これは、ヘルシンキの街中の
お土産というか陶器屋さんで購入したプレート。
正方形で薄いものを探していたので
ドンピシャでした。最近日本ではなかなかなくて。
ほんとはもっと買ってきたかったくらい。

店の名前というか、
この陶器のブランド名が　OKRA　という名前で、
他のブランドの物も色々と売っていました。
繁華街のアレクサンデリンカツ通り、
という通り沿いにあった店です。

でも、こういった雑貨も含め、
なかなか楽しんだフィンランド旅行でした。