横須賀軍港めぐりに参加しました

2016/10/27 - 2016/10/27

　生涯大学３５期生でつくる親睦団体、ハッピー３５で横須賀軍港めぐりに出掛けました。
横須賀にはイベントで何度か出掛けましたが、軍港めぐりは初めてです。
　１０時２０分に京浜線汐入駅に集合、駅から５分の乗船場所に向かいます。
巡行船の出発は１１時、天気は晴朗ですが風が強い一日でした。
　停泊艦艇は、目当ての空母ドナルド・レーガンも出雲も出航中でお目に掛かれません、残念。
それでも日米のイージス艦や潜水艦が停泊し、それをまじかに見る事が出来ました。
　船を降りた後は、隣の臨海公園ヴェルニー公園を散策して気持ちを休め、どぶ板通りの昼食場所に向かいます。
　昼食場所は海軍カレー館、外装内装共に海軍仕様で、カレーも当時のレシピそのままだそうです。
　昼食後は、三笠公園に向かい、日本海海戦の立役者三笠に乗艦して当時に思いを馳せますが、それは次編で。
　
　　　　　表紙の写真はヴェルニー公園。

エリア 横須賀(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 団体旅行

軍港めぐりの遊覧船発着場に到着しました。
ここは切符売り場、乗船場所はもう少し先ですよ。

　浮桟橋に船が舫ってあります、乗船場所でしょう。

　入口を確かめます。

　対岸には既に自衛艦が望見されます。

　船が動き始めました、横須賀本港の海に向って左側が自衛隊、右側が米軍基地になります。
　米軍基地は自衛隊の十倍以上の広さを持ち、日本海軍の横須賀鎮守府のあった場所、戦艦や空母が接岸できる埠頭もあります。
　先ず船は正面の自衛隊基地に向かいます。

　艦番１７４、きりしま。　イージス艦です。
1995年3月就役、排水量　7250トン。

　艦番１５２　やまぎり。
1989年1月就役、排水量　3500トン。　今年戦闘自衛艦として初の女性艦長が就任しました。
補給船が横付されています。

自衛艦の後ろに回り込みます。
やまぎりの向こうにてるずきが着岸しています。
　てるずき　排水量5,000トン　　2013年3月就役。　

　真後ろから見ると、こんな形をしています。
大きく口を開けているのは、ヘリコプター格納庫。

　反対側のアメリカ軍基地を眺めます。
空母用の12号バースと呼ばれる埠頭ですが、ドナルド・レーガンは作戦行動中。
替わりにイージス艦、シャイローが停泊中。
　排水量　9,600トン、1992年竣役。
陸地側の背後には丘が聳え、視界を遮ります。　又海上にはアメリカ海軍の警備艇が警戒に当たっています。

　再び自衛隊側に目を移すと、5104海洋観測艦、わかさが停泊しています。
1986年2月就役、排水量2,050トン、2009年観測艦ですが女性初の艦長が誕生した船。

　後方に回り込むと、奥にしょうなんが停泊中。
わかさと同じ海洋観測艦、2010年3月就役、排水量3200トン。

　巡行船より自衛艦を眺める風景。

　沖合に艦ナンバーを消された船が2隻舫ってあります。
退役した船で元掃海艇、磁気機雷を避ける為木造船です。
補充船は、大型の木造船を造る技術者が不足の為、強化プラスチックになりました。

　新井掘割水路に入ります。
ここは元半島でしたが、帝国海軍が根元を分断して水路を建設しました。
目的は好く判りませんが、機密保持説が有力です。
現在この島はアメリカ軍と共用ですが、何に使われているかは不明です。

　再び正面に自衛艦が見えて来ました。
マストが林立し軍港らしい景観です。

　マストが4本見えます。

　やまぎり、てるずきの後方を通ります。

　潜水艦が見えて来ました。
こちらは、自衛隊基地側。
2隻居るように見えます。

　米軍基地側にも2隻停泊しています。
日本の潜水艦だそうです。

　出発地点に戻ります、45分の軍港めぐり船旅でした。
今回の軍港めぐりは、お目当ての空母ドナルド・レーガンやいずもが不在で淋しかったですが仕方ありません。
でもそれなりに楽しみました。

船を降りると、目の前のヴェルニー公園に向かいます。
海に沿ってつくられたフランス式庭園で、多くのバラが目を楽しませてくれます。

　又横須賀軍港関連の多くの石碑が建ちます。
先ずこちらは、海軍の碑。

　戦艦長門の碑。
かっての連合艦隊旗艦長門の碑、終戦時まで残存しましたが、アメリカのビキニ環礁での原爆実験に使用され沈没しました。
　当時世界最大の４１ＣＭ砲を装備していましたが、時代は大艦巨砲から航空機に移り、活躍出来ませんでした。
　横須賀が母港です。

　軍艦山城の碑。
一時期日本を代表する戦艦でしたが、第二次大戦当時は艦齢が古く補助艦として使用され、レイテ沖海戦で沈没。　横須賀が母港。

　正岡子規の文学碑。
横須賀の　只帆柱の　冬木立
　明治21年8月　友人と横須賀に遊んだ時の句。。

　説明文

　公園命名の元になった、フランス人ヴェルニーの像。
彼は幕府の要請により来日した造船技術者、横須賀造船所の建設責任者として横須賀発展に寄与しました。

　小栗上野介の像。
幕末の外国奉行、勘定奉行を歴任し、横須賀造船所建設に尽力しました。
　
　横須賀発展に寄与した二人の功績を称えて昭和28年に建設。

　ヴェルニー公園の佇まい。

　昼食を取りにどぶ板通りに来ました。

　どぶ板通り。
ウイークデーの昼下がりです。

　スカジャン発祥の地。

　本日の昼食場所、海軍カレ－館。
外装、内装も海軍一色です、カレーのレシピも当時のままだそうです。
カレーライスに野菜サラダと牛乳が付きます。

　食事後は三笠公園に向かいますが、それは次編で。