2016/09/23 - 2016/09/23
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Hiro Kayさん
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2011年に行ったウクライナ。(当時の旅行記参照)5年が経ち、クリミアを盗られ、東部は内戦に突入し先行き不安、通貨も半分くらいの価値に下落。そんな中、リヴィヴ(リヴォフ)は、行ってみたい都市。今しかないでしょ!
8日目は、ウクライナから寝台で国境の駅チョープへ戻り、そこからハンガリーのミシュコルツ経由でスロバキアのコシツェを目指します。が、しかし、私のリサーチ不足のため、結構大変な国境越えとなった。ハンガリー・スロバキア国境の街から、徒歩で国境を越えることになり、さらにはタクシーという、めちゃくちゃ変則技な移動となってしまいました。まあ、結果オーライだったので良かったですが。午前3時半着のチョープ駅からコシツェの夜までの長い1日を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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寝台のおいちゃん。ものすごく気さくで、フレンドリーな人でした。寝ないで1が日一緒にいたら、なかよしになれそうな感じの人です。そういや、キエフからセヴァスト―ポリ行きの寝台も車掌は、ノリが良かった。そっちは、若い車掌だったから、もっと友達のような感覚。日本では、絶対にない感覚です。しかし、ウクライナ人は、本当に良い人ばかりでした。良い人ばかりだから、貧乏な国になっちゃったのかなあ。。。
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朝3時半のチョープ駅。うちら2人ともう1人くらいがこの薄暗い駅舎の中で座って待っています。
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中も真っ暗だけど、外も、ほとんど電灯がないので真っ暗です。
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暇なので、駅舎を探検しますが、なんもないですし、なんもやってないです。
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4時過ぎくらいに切符売り場がオープンしたのかな。Zahonyまで2人で164グリブナ(680円くらい)。この切符は、この駅でしか買えません。
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時刻表で時間を確認。
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隣にローカル線の時刻表。見るとムカチェボ行きの電車って午後9時5分まである。行き、タクシー乗らなくても行けたかも。。。基本ネットで調べて、そのルートが可能かを調べてるんだけど、結構サイトによって情報が違うし、無理なスケジュールを教えられるときもあるので、要注意です。実は、その落とし穴にこのあと気づかされることになります。
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5時くらいになると、外からわやわや人が切符売り場に集まりだしました。
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続いて国境審査です。2人の日本人だと余裕で抜けられました。というか出国は、みんなあまい感じでした。ウクライナの審査官も気さくなおいちゃんといった感じです。
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そして、ハンガリー入国。こっちは、多少荷物チェックがまじめです。でも、日本人二人はあっという間。そして、降りたとたんにこんなところでも、猫を発見する連れ!そして、駅が明るい!文明に戻ってきた感があります。
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ローカルのハンガリーの電車。ここZahonyで、コシツェまでのチケットを買おうと思っていたのですが、手前の大きな駅ミシュコルツまでしか買えなかった。チケット代は、2人で3000フォリント(1000円くらい)。ミシュコルツ~コシツェは、その駅で買わないと買えないとのことです。
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ニーレジハーザ駅。ここまでは鈍行で、IC(急行にあたるかと思います)のミシュコルツ行きに乗り換えです。1時間位待つ。
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ニーレジハーザ駅前。平日の朝なので、ちょいちょい通勤客などがやってきます。で、この駅に待っているときに、ネットで調べた次の電車への乗り換え表を確認する。すると、なんと10分しか乗り換え時間がないことに気づく!
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もう、この時点でこの次のコシツェ行きには、乗れないんだろうなあ。。。と不安だらけな私の頭の中。。。
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もし、乗れないと連れの友人に申し訳ないなあ。。。とものすごく不安な気持ちで電車に乗っています。
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ミシュコルツ駅。やはり、午前中のコシツェ行きは、もうないとのこと。次の電車は、夜9時とかそんなん。どうするか考える俺。。。
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考えながら写真を撮ってます。。。
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ハンガリーの地図をみて、ローカル電車が国境の街「Hidasnemeti」というところまで行けることに気づく。とりあえず、そこまで行ってタクシーでコシツェに行こうという判断をしました。かなり行き当たりばったり。
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東武東上線の川越より先のような雰囲気のエリアを1時間半かけて向かいます。ちなみに、この時点で午前9時6分です。
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ひまわり畑が枯れてるよ。
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のどかで綺麗な景色だよ。
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着いたらタクシーなかったよ!Hidasnemetiは、国境の街だからそれなりに大きい街かと思ったら、完全に村で、駅前に何もありませんでした。到着する乗客を車で待っている人がいるという状況で、車を待つ人がいないと、完全に人のいない無人駅ような場所です。なので、とりあえず降りたときにいた一般人に国境まで乗せてもらいました。このあたり、写真撮ってたら面白かったんだろうけど、とにかくスロバキアに行くのに必死でそれどころではない。この写真の車は、乗せてくれた人のもの。ハンガリーサイドの国境の駐車場です。
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この駐車場で、日本人が2人置き去り状態。どこにも行けない。。。車を止めている人たちにスロバキアに連れていってくれと懇願するが、皆ハンガリー側に行く人たちとのこと。で、ここが一応サービスエリアのようになっているので、そこの店長にスロバキアに行く方法を聞く。
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結局歩いて越えて、その先にカジノがあるので、そこでタクシーを頼みなさいという案をいただいた。とにかくハンガリー側にいては、拉致があかないようです。ようは、国を越えて行ってくれるタクシーはいないのでしょう。写真は、ハンガリー側のEU以前の国境管理所の廃墟です。
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歩いて国境を抜けました。晴れてスロバキア入りです。今まで、色々な国境の越え方をしてきたけど、こんなに国境警備やビザの心配をしなくていいのに、先行き不安な国境越えは前代未聞です。しかも、旅慣れない友人を引き連れて。。。一応、記念に連れが国境を越える姿です。
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カジノにつきました!
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完全無人で、まるで廃墟のよう。さらに不安になる。。。が、営業していないようだが、中に2人ビールを飲んでまったりしている店員(店長?)がいる。タクシーを呼んでほしいと言うと電話してくれた。10分で来るよとのこと。これでちょっと一安心。
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でも、10分待てど、20分待てど来ない!どんどん心配になる私。さすがに連れも心配そう。。。来なかったらどうしよう。。。と思ったら30分くらいしてやっとタクシー到着!良かった!もうこの景色を見続ける30分間は、忘れられない思い出です。
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タクシーが、べらぼうに高かったらやだなあと。まあ、50ユーロくらいまでなら出してもいいかと、値段をこちらから確認すると「そんなにお金はかからないよ!」とのこと。25ユーロでコシツェまで行ってくれるとのこと。ああ、もうタクシーがぼらないって良い国だ!もうこの時点でスロバキアラブです!
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だいたい国境からコシツェの中心まで20kmないくらい。ユーロになるから物価も高いかと思ったら、そうでもないんですね。
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高速でないので、町までは、3,40分ほどかかった。
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ホテルの前で降ります!なんか贅沢な気分。しかもホテルは、中心にそびえるヒルトン!(でも2人で7000円くらい)
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とりあえず、チェックインは、2時からだというので荷物をあずけて、飯を食いにいきます。ちょうどお昼くらいだったかな。で、もうこの町は、本当に旧市街のみどころが小さいので、すぐに最大の見どころである大聖堂が目に入ってきます。
聖アルジュベタ大聖堂 寺院・教会
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でかい!そして、今回の旅で一番外観は、かっこいいです!翌日、すげえ写真撮りまくりました。絵になります。
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なんかごてごてした不思議な像。一番上には、マリア様。正直、スロバキアのことをなんも知らなくて、マリア様を見るまでこの国がカソリックだとは知りませんでした。(ドイツっぽいイメージがあるからプロテスタントかと思ってた)
イマキュラータの像 モニュメント・記念碑
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とりあえず、観光名所は、すすっと素通りして、ガイドに書いてあったスロバキア料理を出すお店へ向かいます。
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こちらです!12天使の意味を持つレストラン。このレストランから連想して、さっきの像は、天使なのかなあと勝手に思ってた。
ドヴァナーステュ アポシュトロフ 地元の料理
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丁度、ランチどきで、賑わってました。大衆っぽい雰囲気があって良い感じです。
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この国ならではのヴォッカ。スピリッツで、Slovenska Borovicka。1ユーロなり。
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これは、典型的なガーリックスープ。お店の人にすべてスロバキアっぽいものをと言って注文しました。まあ、美味しいですが。。。
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ガーリックのかけらとか半端なくて、食べ終わってもしばらくガーリックがすごすぎました。ネットで調べたら、Cesnaková polievkaという料理があったので、たぶんそれでしょう。
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まあ、これは普通にサラダが食べたかったので。チーズのボリュームがうれしい!
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チェコ料理で見かけるクネドリーキが、こちらではクヌーデルと言うのかな?いわゆるシチューにクネードリーキです。(あんま肉の印象が残ってない。。。)
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そして、やはりこれです!ハルシュキ!スロバキア人に、スロバキア料理なんかないって聞くと、十中八九これです!美味しいけど、重い!炭水化物をあまりたべないうちら2人には、かなり重かった。でも、私ががんばって食べました。全体的に田舎料理といった感じでした。これだけ食べて25ユーロ。同じユーロでも物価安いんだなあとここで初めて実感。
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この街は、本当にカフェだらけ。のんびりお茶する街だと思います。
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ここで、カフェった。連れは、あんまりカフェに興味がないので、お店を見に行きました。
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座って景色を見ながらカフェり中。
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なんか、全体的に平和な感じの街です。なんかちゃんと田舎のヨーロッパだなあと。旧ソ連じゃない国だなあと感じさせる明るさがあります。
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ハルシュキ屋さん。もう正直、食べなくていいかなと思った。。。
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この大聖堂があって良かった。
聖アルジュベタ大聖堂 寺院・教会
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これがないと、本当にただの何もないヨーロッパの片田舎な街です。
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ほれぼれする美しさ。
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せっかくだから入ってみましょう!
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中は、意外とシンプルだった。。。ウクライナの方が派手だね。というか、カソリックなので、イタリアのような派手さがあるのかと思ったらそういうわけじゃないんですね。
聖アルジュベタ大聖堂 寺院・教会
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ここは、外観とステンドグラスですね。
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こういう美しさは、ウクライナの教会はなかったかな。
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チェックインには、まだ早いので、街を歩区以外することがない。
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アート発見!
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どうということは、ないけど、なんかこの街は、ワォーホールと関係があったようで、それでこんなのがあるらしい。あんま説明読まなかった。
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こっちの横道からの眺めも良いですねえ。
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寄りも撮る!
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アートも撮る。でもどうってことない。
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メインの路地意外は、こんな感じで低層階の建物が多い。
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なんかの教会。
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とにかく街の中心ほとんどが歩行者天国なので、こういうカフェバーのような場所が至る場所にあった。
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酒を見るも、スロバキアのワインは日本でも結構売っているので、変わった酒を探すが、あまりそそられなかった。
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このあたりで確か2時だったんじゃないかな。やっとホテルにチェックインして休憩できます。
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連れは、ホテルで支度中。駅まで近いので、明日のバスチケットの情報とブダペストに夜到着する便の確認をします。
コシツェ駅 駅
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なんかこの駅、いつも混んでいます。お店も色々併設していて、使い勝手の良い駅でした。すぐ隣には、バスステーションがあって、明日の目的地の情報も無事にゲット。
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駅と中心部の途中にある宮殿。
ヤコブ宮殿 城・宮殿
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でも中は、見学できないようです。
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駅の途中にある歩道橋。愛の証?
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さて、気を取り直して再び二人で散歩します。今度は、大通りの東側の小さな石畳の通りです。
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この通りは、アートや工芸品で街起こしをたくらんでいるようで、ギャラリーがいくつもありました。アートとしては、今一歩に感じましたが、街をぶらつくには、十分楽しめる雰囲気です。
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通りを北上すると、TESCOというスーパー(デパート?)がありました。なんかタイにもあると連れが言うので、調べたらイギリスのスーパーで、世界各地にあるようです。日本には、まだないけど。そして、そこの酒売り場!
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なんか気になる酒がちらほら。でも、もう荷物がいっぱいだし、このあとブダペストでも買い物するので、買うのは控えました。
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スーパーのあたりから教会方面を望む。
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途中、内装が素敵で、ワインの種類も充実してそうなワインバーがあったので入ります。
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まあまあやった。ウクライナのワインに近い味。
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あいかわらずカフェは賑わいを見せてます。
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寿司はどこにもあるねえ。
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とにかくブラブラする街です。他にすることもないので。
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犬に出くわした!連れが反応!
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こちらの飼い主、英語も堪能な方なので、ちょいと小話。それで猫が街になぜいないのか聞いて見ると、皆保護されているのだとか。なるほど、法律的にそうなっていたら、ブダペストも同じだからいなかったのかなと思いました。逆に路地に猫がいる国は、遅れている国ということなのかもしれませんね。
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そうこうしてたら夕方。
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ところどころ、お酒を出す店が気になります。
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連れは、ウクライナでモールが面白いと気づいてしまい、この日もモールが閉まる前に観に行きたいと、夕方から夜にかけてホテルのすぐ南にあるモールにやってきました。
アウパーク ショッピング センター ショッピングセンター
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連れは、買い物。私は、スロバキアのワインを堪能中。
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ワインのお店。
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そこそこのカベルネを注文。うむこいつは良い。でも個性がそんなない。いわゆるカベルネでした。
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さて、夕飯をどうしよう。とりあえず街の中心のどこかで食べようということになった。
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いやあ、夜も大聖堂は綺麗でさあ。
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というわけで大聖堂前にある若者が集いそうなカフェレストランっぽいお店へ。http://www.republikavychodu.sk/
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ここが何気にヒット!調べずに入ったんだけど、どの料理もイケてた。スロバキアのピエロギ。
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サラダ。この手のものが美味しい!
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ポトフみたいな料理。格別きどった料理ではないが、どれも品のある美味しさ。店の雰囲気も明るくて気に入りました。さっきトリップアドバイザーで調べたらこの街で2位だった。どうりで!
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このお店の隣には、シーシャ屋さんがあったので外でまったり。ちょっと寒かったけど、シーシャを外で吸える気持ち良さったらないです。それにしても朝3時半からノンストップで夜の10時くらいまでブラブラしたので、ものすごい長い1日を体験しました。ちょっとお得感です。
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