あいちトリエンナーレ2016・岡崎会場編

2016/10/06 - 2016/10/06

あいちトリエンナーレも今年で3回目を迎えました。毎回新鮮な驚きを与えてくれる芸術の祭典です。
各会場を回り、最後に訪れたのが岡崎でした。
平日にもかかわらず、お客さんは多かったような気がします。
無料レンタサイクルを利用して、効率よく鑑賞ができました。

エリア 岡崎(愛知)

• 旅行の満足度: 4.0

東岡崎駅までは車で向かい、駅裏の駐車場に停めました。

駅構内のインフォメーション受付で手続きをして、自転車を借りました。チケットを持っていれば無料です。
岡崎エリアは徒歩だと時間的にも体力的にも結構大変かも…

自転車置き場は駅からちょっと離れています。

いっしょに地図なども貸していただけます。

いきなり寄り道をして恵比寿神社を参拝。社務所は無人でご朱印はいただけませんでした。

最初に向かったのは岡崎俵屋。

O03 シュレヤス・カルレ

建物の内の既存の家具と作品を組み合わせているのですが、どれが作品で、どれが元々あったのか判然としません。

ボランティアの方の説明によると、椅子のレースが作品らしいとのこと。

これはおそらく作品か。

こちらも長すぎるから作ったんだよね。

うーん、下段が微妙。

ただのコピー用紙だと思うのだが。

こちらはそのまんま展示ですよね。

だんだん考える気力が失せてきた。

でかいトイレットペーパー。

開かずの間。

それなりに盛り上がったので、次に行くとしよう。

O04 アーキテクツ・オブ・ジ・エアー
岡崎公園多目的広場で大々的に展開。

期間限定な上、入場制限もあるので大繁盛。まずは整理券をもらいます。

前日の台風の影響で調整が必要となり、30分ほど待たされました。

外観も異質ですが、中に入ってびっくり。外部からの光で幻想的な空間を演出。

ドームによって色はそれぞれ。横になっての鑑賞も可能。

アップで撮影するともう何が何だわかりません。

子供は迷子になる危険性あり。

ちなみに靴箱もなかなか凝ったデザイン。

ちょっと早目の昼食に立ち寄ったのが名物喫茶「丘」

何がすごいって、内装がキンキラキン。

パーティ席。

インベーダーゲームとマンガ読み放題コーナー。

とにかく手作り感にあふれている。透明ビニールの向こうは喫煙席。

メニューはいたって普通。

カレーをいただきました。結構おいしかった。

サービスでつけてくれたケーキ。

次に向かったのは籠田公園。

O07 ジョアン・モデ
名古屋市美術館や豊橋会場でも展開。

喫茶丘同様、公式ガイドブックで紹介されていたクィーンズマンゴ―があったので入ってみることにする。

驚きのお客さんゼロ。ずっと私だけでした。

とりあえずここはおすすめのマンゴーパフェをいただく。

店内にやたらハエが多いが、よく見るとハイアースが装備されていました。

次なる目的地は岡崎シビコ。
上階が打ち捨てられているので、そこを会場に使用しています。

おなじみのキャラが出迎えてくれます。

とってもシュールな休憩コーナー。

O15 トランスディメンション
急激に変化する写真環境を表現した国際展の中の展示会の一つ。

どかっとフィルムの山。

何が写っているかは問題ではないのか。

とにかく作品の規模がでかい。

これは写真ですが、裏面は映像作品でした。

比較的まともな展示形態。

一応、物販コーナー。

O05 ハッサン・ハーン
光と音のインスタレーション。

こんな感じに色が変わるよ。

O06 野村在
ヒビ、局所的な爆発、灰、花火にこだわった作品が並んでいます。

要するにこんなのとか、

こんなのです。

こういうのもあります。作りかけではないようだ。

岡崎図書館交流プラザりぶら
ガイドブックの写真を真似ての撮影。

内田修ジャズコレクション展示室
名盤の試聴も可能。

移動中に立ち寄った清明神社。

最後の会場は石原邸。

日頃は非公開だそうです。

O08 石原眞理子
とっても壊れやすくはかなげな陶器の数々。

自分でレイアウトを変えてよいという趣向です。

丁寧に触らないと壊れてしまいそう。

基本穴が開いているので、茶を飲むのには向いていなさそう。

O09 関口涼子
襖のシミは岡崎八丁味噌だよ。

瓶の中の粉の匂いをかいでみよう的な展示。

O10 田附勝
展示に気づかない人多数。

O11 田島秀彦
タイルへのこだわりが強い作家さん。

電球に蝶がくっついているのがわかりますか。

O12 カワヤンデ・ギア
おもちゃの兵隊さんでできてます。

O13 マチューベルノ
床の間に飾ってあります。

O14 佐藤翠
類似の作品が長者町と名古屋駅にありました。こちらも見忘れ指数高し。

会場を後にして、六供町の狭い路地を迷ってみる。

途中見かけた「旅する家具」のインスタレーション。

数カ所で展開されているようですが、私は1カ所しか見つけることができませんでした。

駅前まで道を間違えながら戻ってきました。

O04は休止になったようで。早めに行っておいて正解だった。

O01 ウダム・チャン・グエン
岡ビル百貨店の2階の片隅。愛知県美術館や豊橋会場とまったく同じ映像。

3階は日頃は空きスペース。

片隅で1軒だけ頑張っている喫茶店。

O02 二藤健人
空きスペースを利用して展示があるます。

これは何かというと、

こうするものらしく、

作家さん自身が体を張っています。

他にもいろいろよくわからないものがあります。

せっかく岡崎まで来たので、ご朱印もいただこう。
参道を列車が通過するユニークな六所神社。

現在工事中。

徳王稲荷・金毘羅社
なぜか境内は車がぎっしり。

猫はよく見かけるが、犬を飼っているのは珍しい。

以上、お楽しみにいただけたでしょうか。