【世界一周】3-1.内陸国ボリビアを旅する （前編）標高3810mのチチカカ湖

2015/02/03 - 2015/02/05

南米２国目、内陸の地　ボリビアを旅します。
行きたいと思っているのは、チチカカ湖とウユニ塩湖。

南米初めての国境越えは、これまたこの旅初めての夜行バス移動となりました。ペルー/クスコを夜22:30に出発し、翌早朝ペルー/プーノ経由、国境を越えてお昼ごろチチカカ湖畔の町、ボリビア/コパカバーナに到着しました。

標高3810mにあるチチカカ湖。高校の地理でその名前の響きと標高の高さが記憶に残っていました。
8362㎡もある巨大な湖はペルーの南側からボリビアの西部にまたがっています。朝方プーノ経由で移動する車中で延々と続く海のように広い湖と水平線上に広がる雲を見て驚きました。

＜ボリビアの全行程＞
2/3 前日深夜バスでペルー/ラパス発　?　ボリビア/コパカバーナ
3-5 コパカバーナ：のんびり
5-7 ラパス :夕方着、街歩き
7-9 ウユニ：6:20ラパス発（amazonas air 166us$)　7:05ウユニ着、ウユニ塩湖ツアー、塩のホテル泊、街歩き
9 早朝５:30のバスでチリ/サンペドロ・デ・アタカマへ

エリア その他の都市(ボリビア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝5:30、ペルー/プーノに到着。ターミナルで2時間ほど乗り換えバスを待ちます。
ちなみに、クスコ・プーノともバス料金とは別にターミナル使用料を別途支払い、シールをチケットと一緒に提示する必要があります。

プーノで無事別バスに乗り換えると、車中では乗務員さんが出入国カードを配り始めました。リージョン・国（国交状況？）によってカードが異なります。結構細かく記入が必要で、わからないところも多数。

そんなこんなしているうちにのどかなペルーの国境に。羊が草を食んでいます。

20代前半の可愛い添乗員さんが、審査口の列に並んでいる間もずっとフォローしてくれました。

ペルー側。結構あっという間でした。

さよならペルー。ビールも美味しくいただきました。

そしてボリビア側。長蛇の列です。
どちらも荷物検査もなく、審査はあっという間におしまい。

ボリビア入国時には１ボリ必要です。残っていたペルーソルを少額両替しました。

カサーニ国境 建造物

無事、お昼ごろコパカバーナに到着。

予約した宿は部屋が独立したコテージ形式になっています。庭はこんなに広くて、天気もいいので喜んで洗濯しました。チチカカ湖には雲とボートがぽっかり浮かんでいます。

洗濯物も気持ちよさそうです。うーん、気持ちいい！

一息ついていると、どこからともなく音楽が聞こえてきました。
街に出てみると、お祭りでした。

カラフルな民族衣装に身を包んで踊る女性たちがくるくると回ると、ショールとスカートが広がり、素朴な街並みがとても華やぎます。

Plaza Sucre 広場・公園

踊りの行列の後ろの建物は、どれもガラスや扉が入っていません。
南米に入ってきてから、このような建物をたくさん見かけました。

夕方、湖畔沿いのカフェで。

穏やかに日が暮れていきます。

チチカカ湖 滝・河川・湖

翌朝。今日も晴天です。

イスラ・デル・ソル（太陽の島）にわたります。ボートツアーはバスターミナルからボート乗り場までの通りにあるたくさんの代理店ですぐ購入できます。

チチカカ湖 滝・河川・湖

太陽の島に到着しました。

イスラ・デル・ソルは、インカ帝国発祥の地とも信じられているそうです。

太陽の島 史跡・遺跡

段々畑が連なります。

門をくぐります。

マチュ・ピチュ遺跡と同じで、インカ時代の市街地への入り口でしょう。

太陽の島 史跡・遺跡

戻りのボートの時間まで、島を登って行くことにしました。

途中、お水を買った商店のお嬢ちゃん。顔を写さないように、気をつけて。

可愛い教会がありました。

時間が迫ってきたので、頂上までは行けず。
月の島が見えます。

島ならではの厳しい山道の途中にもホテルやゲストハウスがあります。かなりな急勾配なので、ロバが観光客の荷物を背負って上がっていってました。

月の島 散歩・街歩き

ボート着き場の桟橋は、地元の人と観光客でいっぱい。ボートも天井まで満員。
島に渡る間、運行しながら一斗缶のガソリンを補充しているのを見かけました。

前日を同じバーで夕暮れを眺めながら。

コパカバーナは、国境越えの起点でwifiサービスのあるカフェも多く、観光客で賑わっています。

湖畔沿いには、ローカルフードの屋台が続いています。淡水魚のプランチャにレモンをぎゅっと絞ってご飯にしました。

今日も暮れていきます。

アジア人はプーノに行く方が多いようで、他に誰に会うこともなく、改めて、遠くに来たなと思っていました。

コパカバーナでとても気に入ったのが真っ白な外観の大聖堂です。
3日間通いました。

周辺をお供え物のお花を売る店や車が囲んでいます。
後で調べると、前日のフェリアは、聖母カンデラリアの祝祭（2/2)、お花を飾った車が多いのは、この教会で車の祈祷をしているからでした。

私は無信仰ですが、とても心が落ち着くので3日ともミサを拝観し、この町の人たちの信心深さに感心しました。
祈祷が終わると、"la paz,la paz！（平和、平和）と言いながら、周りの方々と抱き合います。
特にフェリアの後だったので、沢山の人で賑わっていました。

コパカバーナ聖母教会 寺院・教会