2016/09/16 - 2016/09/17
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ペコちゃんさん
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4年前に狭山市民大学・トレッキング講座で1年間、32名の仲間とトレッキングのイロハから勉強し、修了後は同窓会を立ち上げて年数回の山歩きなどを楽しんでいます。
今回は、狭山市にある智光山公園のキャンプ場で一泊のバーベキュー&キャンプ。
参加者は22名で、宿泊組が8名。
9月の天候不順続きの中、雨にも降られず、皆さん、童心に帰って楽しいキャンプになりました。
写真は、メインイベントのキャンプファイアーで歌声を張り上げる仲間の皆さん。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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智光山公園は、総面積53.8ha、東京ドーム約11個分の広大な敷地に、アカマツ・コナラ・クヌギなど武蔵野の豊かな自然をそのまま生かして作られた大規模な都市公園です。
市街地から北に車で5分ほどのところにあり、狭山市民憩いのスポットになっています。
広い公園の中には、テニスコート(16面)・市民総合体育館・研修宿泊施設・ピクニック広場・ヘラ鮒釣場・都市緑化植物園・花菖蒲園・こども動物園などがあり、キャンプ場(右の赤丸)も整備されています。 -
キャンプ場の入り口・・・正面に炊事場が見えます。
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入口の反対側にある駐車場。
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10時前に集合し、早速、昼食の準備に取り掛かります。
メニューは、何と「流しソーメン」・・・山好きの幹事さん達が炊飯道具一式の他、流しソーメン用の青竹まで持ってきたのには、オドロキです!! -
2日前に手に入れた孟宗竹を真っ二つに割り、ナタで節をとればOK。
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皆さん、喜々として食事の準備を進めます。
大きな鍋でお湯を沸かし、ソーメンを茹でます。
直接、鍋に放り込むと、茹で上がったソーメンを取り出すのが大変なので、ザルをぶら下げて一工夫。 -
いい感じで茹で上がりました・・・冷水で洗ったソーメンは、女性軍が一口サイズに丸めてスタンバイ。
準備をしている間に、買い出しの人は車で「丸亀製麺」の店に行って、「野菜かき揚」を調達してくる凝りよう! -
流し場の水道から竹に水を流し、お待ちかねの流しソーメンのスタート・・・順調にソーメンが流れてきます。
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つゆは、ちょっとお高い「創味のつゆ」。
それに、揚げたての野菜かき揚・・・こだわりのランチで、皆さん、満腹&大満足。 -
食後は、以前、講義で習ったロープワークの復習・・・日ごろ使わないので、皆さん、すっかり忘れています。
セミプロ的な仲間のNさんが皆を指導。 -
” Mさん、カラビナはこうやって使うんですよ ”
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「8の字」を使うと、崖などの上り下りに便利・・・でも、私達・高齢者は、そんな危険なところには行きません。
和気あいあいの雰囲気の中で、勉強タイムは終わりました。 -
Kさんが ” 以前、宝荘で風呂に入ったことがある ” と言うので、仲間が夕食の準備をしている間に、入浴時間の確認を兼ねて、近くを一回り。
キャンプ場から東に進むと、墓碑があります。
この墓碑の戒名に「智光」という文字が入っており、現在の「智光山公園」の名前のもとになっています。
智光山公園は、かって修験道が行われていたようです。 -
園内には、石碑や記念碑がいろいろあります。
これは「鳥獣供養塔 犬魂碑」・・・狩猟で犠牲になった動物たちや狩猟犬の碑でしょうか。 -
緑に囲まれた林の中にある老人福祉センター「宝荘」。
ここは、集会室・和室・機能訓練室(ヘルストロンの利用)・入浴設備などがあり、狭山市・入間市・所沢市・飯能市在住の60歳以上の方は無料で利用できる施設です。
利用時間は9時から16時30分。ただし、お風呂は11時から16時までなので、年齢条件は皆さんバッチリなのですが、今回は見送り。 -
公園の一番奥にあるのが「都市緑化植物園」・・・バラ園・薬草園・温室などや芝生広場があり、ハンカチの木など珍しい木もあります。
年間を通じて花が咲いており、よく手入れされた公園です。
中央花壇と、その奥の建物は「緑の相談所」。 -
「緑の相談所」の右側にある小振りな温室に入ってみると・・・
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ストレリチア(極楽鳥花)や・・・
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胡蝶蘭が美しく咲いています。
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中央花壇の池。
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中央花壇の右側にあるバラ園・・・秋バラは、これからでしょう。
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ここには64種・650本のバラが植えられています。
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芝生広場の中央にあるヤマザクラ。
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残念ながら数年前から枯れ枝が増え始め、ご覧のとおりキノコやコケがビッシリ。
管理の人も手を尽くしていますが、元通りに回復させるのは難しいようです。 -
これは、ウコンの仲間の「クルクマ」。
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ちなみに花言葉は、蓮に似た上品で幻想的な花を咲かせることから、「あなたの姿に酔いしれる」。
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ギボウシ(擬宝珠)。
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カクトラノオ(角虎尾)。
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秋の気配が感じられる美しい雑木林。
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散策している間に、仲間の皆さんは夕食の準備を進めています。
メニューは、バーベキュー・鯵と青じその混ぜご飯・豚汁と豪華メニュー。
バーベキューのタマネギがバラバラにならないように、竹串を差してカットします。 -
焼肉の美味しそうな匂いが漂ってきました。
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網の上には野菜がズラリ。
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これから鯵飯を大釜で炊きます・・・この鯵も、昼食後、川越の「角上魚類」まで行って買って来るという拘りよう。
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大きな釜で、さて、ウマく炊けますか?
(結果は、火が強すぎて、芯までフックラと言う訳にはいきませんでしたが、これも思い出の一つです) -
豚汁の方も順調に出来ました・・・味噌を溶くMさん、手つきが良いですね。
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夕食の準備が完了した所で、暗くなる前に記念撮影。
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この豪勢な食卓を見て下さい。
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お酒も、ビール・焼酎・ワイン・ウィスキーなどなど・・・幹事の皆さん、お蔭で美味しく楽しい夕食会になりました。
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食事の片づけが終わり、メインイベントのキャンプファイアー。
幹事さんが60曲の歌詞を書いた歌集を用意してくれたので、皆さん、青春時代を思い出しながら大声で元気よく歌いまくりました。 -
道具や食材など、何から何まで完璧に用意してくれた幹事の方々に、感謝々々。
この後、日帰り組はバスで帰り、残った8名でお酒を飲みながらの反省会(?)・・・お喋りをしながら夜10時まで続きました。 -
これは昼間撮った写真です。
右側にあるのがカマドや洗い場がある炊事場で、左側の建物は、2棟の宿泊棟とトイレ。
広々とした芝生の上にはテントも張れます。 -
一棟の利用料金は、左の1号棟が平屋(定員9名)で1200円、右の2号棟は2階建て(定員14名)で1800円と、格安!・・・なので、今回の参加費は日帰り組が2000円、宿泊組が2500円と、皆さん、感激!・・・来年もやろうということになりました。
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我々は8名ですが、2号棟を使用。
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寝袋持参で、お休みなさい!
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翌朝は、6時からのラジオ体操に続き、朝食の準備。
メニューは、鯵の開きにキュウリの塩もみ、鯵のあら汁(夕食の鯵飯で3枚におろした鯵の頭と骨を利用)、前夜の残り物。
ご飯は勿論新しく炊き、今度はうまく出来ました。 -
しかし、昨日の鯵飯も今朝のご飯も量が多かった!・・・勿体ないのでおにぎりにして、皆で持って帰ることに。
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焼きおにぎりにしました。
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少し陽が差して、清々しい朝。
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飯能・宮沢湖から来ている用水が公園の中を流れ、キャンプ場の前には大きなコイがノンビリと泳いでいます。
公園の入り口に近い所にある花菖蒲園や釣り堀は、地下水や水道を使用しています。 -
炊事場のちょうど前に、曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲き始めていました。
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赤い花が水面に写り、秋を感じさせる美しい風景です。
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ヒガンバナは、名前の由来に ” これを食べた後は「彼岸=死」しかない ” という説もあるくらいで、全草有毒なのでご注意を。
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曼珠沙華を見ると、江戸時代、ジャカルタ(インドネシア)へ追放された混血女性「お春」の悲しい物語を歌にして、昭和14年にヒットした『長崎物語』を思い出します。
♪ 赤い花なら曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に雨が降る 濡れて泣いてる じゃがたらお春 未練な出船の あゝ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る ♪ -
猫じゃらし(エノコログサ)にも秋の気配を感じます。
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水辺には、一羽のカモが住みついていました。
深まりゆく秋の気配を感じながら、仲間と楽しく過ごした1泊2日のキャンプ・・・幹事さんはご苦労様でしたが、参加者の皆さんには大好評でした。
来年は、陽の長い5月か6月にやろうということで、今から楽しみです。
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