台湾金門島で国民党と共産党の戦いを知る

2016/09/12 - 2016/09/13

中国の厦門からフェリーでわずか30分で台湾の金門島に到着です。
つい最近まで戦いは続いていたんですね。
台湾へ来ると何だか落ち着きます。

エリア 金門島(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

厦門の高崎飛行場から車で１５分ほどで、五通港へ。

意外と空いています。切符売り場でパスポートを預けて、発券してもらいます。

ここからイミグレへ。

あっという間に出国して、船へ。
ここまで、港到着から40分ほど。

荷物も預けることなく、船に持ち込み。

乗船30分ほどで金門島へ。
本当にあっという間でした。

早速タクシーチャーターして観光へ。
前水頭中界洋楼群。

国民小学校跡地。

毛沢東cafe。

風獅爺が飾って有りました。

坑道へ。

前に歩いている家族以外に観光客はいません。

崔山坑道。深く秘密のトンネルが。

ここから海へ出撃していったようです。

莒光楼

ここにも風獅爺。
沖縄の石敢当と同じですね。町や家々の神様ですね。

遠くに厦門の街並みが。

金門の文字のデザインの電話ボックス。

古寧頭戦史記念館。長く続く静かな空間です。

前線を監視するトーチカにつながる通路。
海岸線に残る先の尖った鉄棒が、戦争の激しさを物語っていました。
海岸は、まだ沢山の銃弾や敵の上陸を拒むための地雷が残っているそうです。

大きな工場まで建ってしまった金門島の名産。
金門高粱酒の工場。

蒋経国タピオカミルクティーなんて言うのも売ってました。

さて3時間の駆け足観光を終えて。

厦門から半日あれば行って帰って来られる台湾。
また来ます！

この旅行記へのコメント （5）

• 服務員さん 2016/10/14 21:58:06

  金門島戦役について

  金門島戦役の際旧日本陸軍の軍人が防衛作戦の立案・指揮を執ったのをご存知でしょうか？
  その人とは終戦時北支那方面軍司令官だった根本中将と言う方なんです。
  その訳は一言でいえば終戦時蒋介石の配慮により数万人にわたる軍人、在留邦人が無事日本に帰国できた、その恩義に応えたいと思ったからなんです。
  国民党が台湾に逃れた後「白団」と呼ばれた旧陸軍将校が秘密裏に軍事顧問団となったのは知っていましたが、実際に戦闘の指揮を取ったとは最近まで知りませんでした。
  まさに歴史は奥が深いものです。単に日本＝悪、中国＝善と言う２元論で割り切れないものですね。
  
  →集英社刊　門田隆将著　「この命義、に捧ぐ」と言う本で知りました。
  （決して本の宣伝ではありません）
  
  突然の乱入失礼しました。

  Charlielongさん からの返信 2016/10/16 10:23:58

  RE: 金門島戦役について

  服務員さん
  
  どうもありがとうございます。
  この話は本でも読みました。
  しかしながら今回短い時間での探索では、その歴史は垣間見ることは
  出来ませんでした。
  中国にも共産党軍に参加した日本人が沢山いたということですが、
  歴史は難しいですね。
  
  
  Charlielong
  
  
  > 金門島戦役の際旧日本陸軍の軍人が防衛作戦の立案・指揮を執ったのをご存知でしょうか？
  > その人とは終戦時北支那方面軍司令官だった根本中将と言う方なんです。
  > その訳は一言でいえば終戦時蒋介石の配慮により数万人にわたる軍人、在留邦人が無事日本に帰国できた、その恩義に応えたいと思ったからなんです。
  > 国民党が台湾に逃れた後「白団」と呼ばれた旧陸軍将校が秘密裏に軍事顧問団となったのは知っていましたが、実際に戦闘の指揮を取ったとは最近まで知りませんでした。
  > まさに歴史は奥が深いものです。単に日本＝悪、中国＝善と言う２元論で割り切れないものですね。
  >
  > →集英社刊　門田隆将著　「この命義、に捧ぐ」と言う本で知りました。
  > （決して本の宣伝ではありません）
  >
  > 突然の乱入失礼しました。

  服務員さん からの返信 2016/10/16 10:38:50

  RE: RE: 金門島戦役について

  かえってご返信ありがとうございました。
  
  次の旅行記ご期待しています。

• trat baldさん 2016/10/02 04:07:59

  久しぶりに切り口の違う台湾を見た。

  アモイからフェリーで行けるって事は民間レベルでは割と安定してるのね。
  Ps.沖縄県の人達は離島の死守と云う国家の使命を理解してるだろうか(^o^)

  Charlielongさん からの返信 2016/10/02 19:55:18

  RE: 久しぶりに切り口の違う台湾を見た。

  trat baldさん
  
  
  戦史館は大陸の方は見たくないでしょうね。
  
  台湾の方は毎週末に押し寄せる大陸のおかげで潤っているという
  
  現実も有ります。
  
  離島の死守、重い言葉ですが、金門島の位置を見れば、如何に苦しい
  
  戦いをされていたか、想像するだけでも涙が出ます。
  
  
  charlielong
  
  
  > アモイからフェリーで行けるって事は民間レベルでは割と安定してるのね。
  > Ps.沖縄県の人達は離島の死守と云う国家の使命を理解してるだろうか(^o^)