2008/04/30 - 2008/05/07
39位(同エリア93件中)
Hiro Kayさん
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2008年に友人の映画制作に参加。メイキング班ということで、かなり自由に長期間パレスチナとイスラエルを動き周りました。映画の名前は「ピンクスバル」。
http://www.pinksubaru.jp/
4月19日から6月の頭まで滞在していました。
メインのロケ地は、イスラエル側にあるタイべという町。(ビールで有名な西岸の町とは違います)アラブ人の多いトライアングルというエリアです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Triangle_(Israel)
普通、観光客は入ることのないイスラエルアラブの不思議な町での体験。10日間ほどたち、イタリアのスタッフや日本のスタッフなどが到着し始めました。町にも大分慣れてきた頃のタイベの町を徒然に書いてみます。
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タイべの町を南の丘の部分から眺めます。このあたりもユダヤ人の入植地が着々と増えてきています。何も西岸だけの問題ではないんです。イスラエル国内のアラブ人たちも、ジワリジワリと、先祖の土地を奪われて追い詰められていくのです。面白いのは、こうした入植地とアラブ人の町は、あえてアクセスを悪く作るんです。だから、町の入り口が一個しかなかったりとか、遠回りしないといけないとか、普通の国では、やらないインフラが構築されています。地図好きからするとすごく不思議な都市計画がされているなあと。でも、ユダヤ人にとっては理にかなっているんでしょうねえ。アラブ人にとっては、まったく不条理でしょうけど。
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入植地は、すぐわかります。赤い屋根で、まわりに無理やり緑を植えます。カルフォルニアっぽい感じの町になります。タイべ近所のユダヤ人の新興住宅地。
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タイベの街並み。これは、町を一周出来る環状道路の一部かと思われます。町の南の方が閑散としてます。これは、そのあたりかと思います。家が大体、3階、4階なのがわかりますが、家族親戚などが同居することが多いそうで。あらかじめ大きな家を作って、2、3階が建設途中にしてあります。というのも、あとから子供が大きくなった時に、その子のスペースを作るためだとか。とにかく家族の結束が強い文化です。
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で、町には、結構こうしたお屋敷がたくさんあります。弁護士や医師などのインテリが住んでいるからですが。
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そのほかにも色々なことでお金を稼いでいる人もいるからです。詳しくは、映画「ピンクスバル」をご覧ください。
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これは、町の中で唯一の観光資源。中は、入れないですが、オスマン帝国時代の塔のようです。
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その近所に何軒か、昔の家が残っています。
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その中でも最も立派な家が、映画のロケ地の一つ。
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映画の設定では、西岸トルカレムに住む日本人技術者の家となっています。素敵な家でした。
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扉が重厚。大きな扉の下に小さな扉があって、あそこが映画で使われてました。
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町の繁華街。金曜は、お祈りの日なので、車が異様に混雑します。
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監督の小川が初めて、町に来た2006年頃は、ほとんどの車がスバルだったそうです。私が行った頃には、ちょっと減ってました。でも60%以上は、スバルでしたね。今は、もっと減ったんでしょうねえ。
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たまに、ロバを引いた子供とかがウロウロしてます。
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近所のスクラップ工場。
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近所のオリーブの樹などを装飾として販売するお店。
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こういう感じ。ホームセンターっぽいです。この樹も売りもの。
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タイベのフムス屋さんです。
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こうした瓶に入れて大量に作っています。
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フムス屋で買うフムスは、最高です。豆腐を豆腐屋で買うような感覚にすごく近いと思いました。
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家に持って帰って、このようにお皿に盛ります。
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こんな感じ。
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近所の喫茶だとこんな感じに盛られます。これで500円とかしないんじゃなかったかな。
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タイべのドレス屋さん。アラブ人の女性向けの衣装って大体ド派手です。
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イスラム教徒の女性の黒いベールの中は、こういう感じなわけです。
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歌舞伎町で売られているような衣装がずらり。イスラム圏で買った衣装でやるキャバクラとかあったら行ってみたいかもw
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タイべの東側は、荒涼とした更地です。放牧などに使われているんでしょう。舗装されてない道を数分走ります。
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すると廃棄物が無造作に置かれた場所へ。昔は、ここにスバルの残骸が捨ててあったとか。ここでは、カラスではなく大量のコウノトリがゴミを漁っています。すごい光景でした。
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映画「ピンクスバル」の重要なシーンのロケ地。この場所は、西岸とイスラエルの境界のあたりですが、壁がもっと東にあるので、実質イスラエル側に取り込まれているエリアです。なので一度、IDFが夜中に見回りをしていて、うちらも銃を突きつけられました。でも、それに気づいていなかったので、怖い思いはしなかったです。あとで、一緒に記念写真も撮りました。
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こんな感じ。
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ポーズもとってもらった。今となっては、楽しい思い出です。
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そのあと、みんなでこの場所で野宿。聞いてみると本当は、非常に危ないとこだったらしいと、ここで聞いた。
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このあたりは、こういう井戸のような場所もあって、こういう場所も撮影に使われています。
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この場所は、何度も行ったり来たりした、とても思い出深い場所です。多分、撮影クルーみんなこの場所が好きだと思います。
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あの丘の上はもう西岸。
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こっちは、タイべの町ですね。
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タイべの夕方。ごちゃごちゃしていて、なんとも不思議な町です。
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また、是非訪れたいですね。久々にこれを書いて色々思い出しています。
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夜になるとモスクのミナレットはライトアップされます。
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金曜の夜は、こんな感じに車があっちこっち行き来して活気が出ます。
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タイベでの思い出でした。
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