ウランバートル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 ウラジオストク〜イルクーツク〜ウラン・ウデと移動し、ウラン・ウデからのシベリア鉄道一泊で朝7時半にウランバートルに到着。ロシアからモンゴルへ陸路で国境を越えて来た。久しぶりのウランバートルなのだが、どれくらい前に来たのか考えると8年も前の話になる。街は全く変わっているだろう。

ロシアからモンゴル。再び訪れる。(3) −2015年8月2日 ウランバートル−

5いいね!

2015/08/02 - 2015/08/02

346位(同エリア555件中)

0

7

kanai jic tokyo

kanai jic tokyoさん

 ウラジオストク〜イルクーツク〜ウラン・ウデと移動し、ウラン・ウデからのシベリア鉄道一泊で朝7時半にウランバートルに到着。ロシアからモンゴルへ陸路で国境を越えて来た。久しぶりのウランバートルなのだが、どれくらい前に来たのか考えると8年も前の話になる。街は全く変わっているだろう。

  •  やりたい事のひとつは既に達成した。イルクーツクからウランバートルへ「列車で移動する」だ。個人的な話になるが、今まで飛行機でぽんぽんと移動して訪れていた都市がいろいろな所に散らばっている。これらの都市を列車や船、車、徒歩などで移動してつないでいく「点と点を線で結ぶ旅」にこだわっていて、8年前は中国の北京から列車でウランバートルまで移動した。これで北京〜ウランバートル〜イルクーツク〜モスクワ〜更に西、と線がつながった。そしてやりたい事のもうひとつは巨大なチンギス・ハーン像を見ることだ。

     やりたい事のひとつは既に達成した。イルクーツクからウランバートルへ「列車で移動する」だ。個人的な話になるが、今まで飛行機でぽんぽんと移動して訪れていた都市がいろいろな所に散らばっている。これらの都市を列車や船、車、徒歩などで移動してつないでいく「点と点を線で結ぶ旅」にこだわっていて、8年前は中国の北京から列車でウランバートルまで移動した。これで北京〜ウランバートル〜イルクーツク〜モスクワ〜更に西、と線がつながった。そしてやりたい事のもうひとつは巨大なチンギス・ハーン像を見ることだ。

  •  ウランバートルは都市に変わっていた。チンギス・ハーン広場(名前もスフバートル広場から変わっている)の周りには高いビルがいくつも建っていて、サメの背びれの形をした建物『ブルー・スカイ・ホテル』などはドバイの『ブルジュ・アル・アラブ』のようではないか。道路も歩道もきれいになり整然としていて、埃っぽい感じがない。<br /><br />いわゆるモンゴルのイメージ「草原」はウランバートル中心部には無いということは前に来て知っていたが、それにしても高いビルがいくつも建っているモンゴルというのはイメージからほど遠い。その上「中心部には無い」草原は、「中心部からかなり遠くに離れないとない」に変わっていた。車を郊外へ走らせると、ゲルではない小さな家が密集して建っている草原、工場が建てられている草原、敷地を主張して柵で囲われている草原ばかりが目に入ってくる。しばらく草原が続くのかな、と思っていると広い駐車場を備えたショッピングセンターが現れたりする。本当に中心部からかなり遠くに離れないと草原らしい景色に落ち着かない。

     ウランバートルは都市に変わっていた。チンギス・ハーン広場(名前もスフバートル広場から変わっている)の周りには高いビルがいくつも建っていて、サメの背びれの形をした建物『ブルー・スカイ・ホテル』などはドバイの『ブルジュ・アル・アラブ』のようではないか。道路も歩道もきれいになり整然としていて、埃っぽい感じがない。

    いわゆるモンゴルのイメージ「草原」はウランバートル中心部には無いということは前に来て知っていたが、それにしても高いビルがいくつも建っているモンゴルというのはイメージからほど遠い。その上「中心部には無い」草原は、「中心部からかなり遠くに離れないとない」に変わっていた。車を郊外へ走らせると、ゲルではない小さな家が密集して建っている草原、工場が建てられている草原、敷地を主張して柵で囲われている草原ばかりが目に入ってくる。しばらく草原が続くのかな、と思っていると広い駐車場を備えたショッピングセンターが現れたりする。本当に中心部からかなり遠くに離れないと草原らしい景色に落ち着かない。

  •  都市から車で約1時間でエルデネ村のチンギス・ハーン像テーマパークに到着。馬に乗ったチンギス・ハーン像は高さ40メートル、高崎白衣観音くらいでかなり巨大。近くには草原とゲル(パオ、ユルタ)がぽこぽこあるくらいなので高さを比較できず、面白い遠景にはなっていなくて少し残念に思う。建物内部に入ると、騎馬頭部にある展望台に上って景色を見渡すことができたり、チンギス・ハーンの巨顔を間近で見られて面白い。<br /><br />また、博物館、レストラン、カフェ、おみやげ屋さんもあり、モンゴルの民族衣装コスプレ体験もできたりする。コスプレはモンゴル人料金と外国人料金が設定されていて、そこではモンゴル人と間違われた。「こんにちは」のモンゴル語「サィン、バィ、ノォー」は8年前のモンゴル滞在一週間で何度も聞いて遣って、発音にはちょっと自信があったのでうれしい。衣装を着付けてもらってチンギス・ハーンの巨大靴前で撮影。ほかには、絵ハガキと切手が売られていてポストもあるので、すぐに両方買ってその場で書いて投函できる。後日ちゃんと日本に届いた。すばらしい。

     都市から車で約1時間でエルデネ村のチンギス・ハーン像テーマパークに到着。馬に乗ったチンギス・ハーン像は高さ40メートル、高崎白衣観音くらいでかなり巨大。近くには草原とゲル(パオ、ユルタ)がぽこぽこあるくらいなので高さを比較できず、面白い遠景にはなっていなくて少し残念に思う。建物内部に入ると、騎馬頭部にある展望台に上って景色を見渡すことができたり、チンギス・ハーンの巨顔を間近で見られて面白い。

    また、博物館、レストラン、カフェ、おみやげ屋さんもあり、モンゴルの民族衣装コスプレ体験もできたりする。コスプレはモンゴル人料金と外国人料金が設定されていて、そこではモンゴル人と間違われた。「こんにちは」のモンゴル語「サィン、バィ、ノォー」は8年前のモンゴル滞在一週間で何度も聞いて遣って、発音にはちょっと自信があったのでうれしい。衣装を着付けてもらってチンギス・ハーンの巨大靴前で撮影。ほかには、絵ハガキと切手が売られていてポストもあるので、すぐに両方買ってその場で書いて投函できる。後日ちゃんと日本に届いた。すばらしい。

  •  2つだけだが、やりたい事はできた。ウランバートル一泊、明朝9時のフライトで帰国するので今日の残り時間ではホテル視察するくらいが限界だ。都市になったウランバートルには新しいホテルももちろんたくさん建てられている。世界的チェーンのホテルもあるし、最近オープンしたホテルは機能的でスタイリッシュ。無料でWiFiを使える所もたくさんある。以前来た時に泊まっていたゲストハウス、世界中から集まるバックパッカーのたまり場も健在だ。今回の一泊は『プラチナム』という新しいホテルに滞在することにした。チンギス・ハーン広場まで徒歩10分程度の立地で今のところ周囲には大きな施設もなく静かに落ち着ける環境だ。ブッフェの朝食もおいしく、ホテルスタッフの応対も親切だった。高い部屋の窓から街を見渡すと、記憶の中にあったウランバートルの景色は上書きされてしまった。そして、ケンタッキーもルイヴィトンもあるような街を歩く。

     2つだけだが、やりたい事はできた。ウランバートル一泊、明朝9時のフライトで帰国するので今日の残り時間ではホテル視察するくらいが限界だ。都市になったウランバートルには新しいホテルももちろんたくさん建てられている。世界的チェーンのホテルもあるし、最近オープンしたホテルは機能的でスタイリッシュ。無料でWiFiを使える所もたくさんある。以前来た時に泊まっていたゲストハウス、世界中から集まるバックパッカーのたまり場も健在だ。今回の一泊は『プラチナム』という新しいホテルに滞在することにした。チンギス・ハーン広場まで徒歩10分程度の立地で今のところ周囲には大きな施設もなく静かに落ち着ける環境だ。ブッフェの朝食もおいしく、ホテルスタッフの応対も親切だった。高い部屋の窓から街を見渡すと、記憶の中にあったウランバートルの景色は上書きされてしまった。そして、ケンタッキーもルイヴィトンもあるような街を歩く。

  •  旅程最後の夜になろうとしている時間。昨夜はウラン・ウデからの列車で一泊。国境での手続きを記録するために眠らずにずっと起きていて睡眠時間は不十分だ。最終日前夜で疲労がたまっていた自覚はあり、注意力散漫になっていたんだろう。旅行者の気のゆるみを悪いヤツは見逃さない。気付いて振り向いた時には背後に若者2人がぴったりとくっついていて、バッグのチャックは開けられていた。見張り役の若者が1人、後方10メートルくらいの所で待っている。3人は走って逃げて行った。<br /><br />「都市に変わる」ということの一面か。ガイドさんには何度も注意しろと言われていたのに、ガイドさんと別れて1人で歩き始めた途端にこれだ。最近、若者が遊び半分で外国人を狙うスリが平和大通りで頻発しているそうで、なるほど正にその道だったし、その後おみやげ屋さんでは、スリに遭って警察に行くという話を外国人旅行者がしていたのを聞いた。疲れていたなら無理をせず部屋にいるべきだったか、、、<br /><br />いや、視察業務だけで終わってしまうのは嫌だったから無理をしてでも1人で街を歩きたかった。そして無理をしている自覚があるならもっと気を引き締めて歩くべきだった。情けない。今ここでできるささやかな夢、「ほんの少しの時間だけでもいいから1人で歩いて旅を感じたい」をかなえたかったのは、将来の自分の夢を熱心に話すガイドさんに影響を受けていたからだろう。

     旅程最後の夜になろうとしている時間。昨夜はウラン・ウデからの列車で一泊。国境での手続きを記録するために眠らずにずっと起きていて睡眠時間は不十分だ。最終日前夜で疲労がたまっていた自覚はあり、注意力散漫になっていたんだろう。旅行者の気のゆるみを悪いヤツは見逃さない。気付いて振り向いた時には背後に若者2人がぴったりとくっついていて、バッグのチャックは開けられていた。見張り役の若者が1人、後方10メートルくらいの所で待っている。3人は走って逃げて行った。

    「都市に変わる」ということの一面か。ガイドさんには何度も注意しろと言われていたのに、ガイドさんと別れて1人で歩き始めた途端にこれだ。最近、若者が遊び半分で外国人を狙うスリが平和大通りで頻発しているそうで、なるほど正にその道だったし、その後おみやげ屋さんでは、スリに遭って警察に行くという話を外国人旅行者がしていたのを聞いた。疲れていたなら無理をせず部屋にいるべきだったか、、、

    いや、視察業務だけで終わってしまうのは嫌だったから無理をしてでも1人で街を歩きたかった。そして無理をしている自覚があるならもっと気を引き締めて歩くべきだった。情けない。今ここでできるささやかな夢、「ほんの少しの時間だけでもいいから1人で歩いて旅を感じたい」をかなえたかったのは、将来の自分の夢を熱心に話すガイドさんに影響を受けていたからだろう。

  •  再び訪れたモンゴルで、草原にゲルがぽこんとある景色よりももっと「おお、久しぶりだな」と思えたのはモンゴルの食べ物だった。ひとつはバター茶。見た目から味を想像して飲むとそのギャップに舌や脳が抵抗するが、ニュートラルな気持ちで飲むとじんわり味わえる。もうひとつは肉。羊の肉。強烈な臭いと量の多さ。以前来た時は一週間ずっとこの臭い肉を普通に食べ続けていたように思うが、久しぶりの臭いに少し怯んだ。ガイドさんは日本料理が好きで納豆まで食べられるという。日本で和牛を食べた事があるそうなので、どっちがおいしいか尋ねてみた。「モンゴルで食べる肉が一番おいしい。日本の肉は臭くない」と。なるほど。モンゴルの人にとってはこの強烈な臭いがおいしい味に欠かせないということか。そんな話をしながら2人で肉をがつがつ食べる。

     再び訪れたモンゴルで、草原にゲルがぽこんとある景色よりももっと「おお、久しぶりだな」と思えたのはモンゴルの食べ物だった。ひとつはバター茶。見た目から味を想像して飲むとそのギャップに舌や脳が抵抗するが、ニュートラルな気持ちで飲むとじんわり味わえる。もうひとつは肉。羊の肉。強烈な臭いと量の多さ。以前来た時は一週間ずっとこの臭い肉を普通に食べ続けていたように思うが、久しぶりの臭いに少し怯んだ。ガイドさんは日本料理が好きで納豆まで食べられるという。日本で和牛を食べた事があるそうなので、どっちがおいしいか尋ねてみた。「モンゴルで食べる肉が一番おいしい。日本の肉は臭くない」と。なるほど。モンゴルの人にとってはこの強烈な臭いがおいしい味に欠かせないということか。そんな話をしながら2人で肉をがつがつ食べる。

  •  ガイドのインヘさんは留学経験なしだが何度か日本に来て仕事をしたことがあり、もし可能ならば観光の分野を勉強できるような留学を今後してみたいと言う。彼女の夢は本を書くこと。ガイドの仕事で、いろいろなお客さんと一緒にモンゴル中を旅行して、写真も載せた本を出したいと。インヘさんに「写真を撮ってもいいですか」と聞かれた。いつかできる彼女の本に、自分の写っている写真が載っていたらいいなと思う。<br /><br />(つづく)<br /><br />http://www.jic-web.co.jp/study/jclub/info.html

     ガイドのインヘさんは留学経験なしだが何度か日本に来て仕事をしたことがあり、もし可能ならば観光の分野を勉強できるような留学を今後してみたいと言う。彼女の夢は本を書くこと。ガイドの仕事で、いろいろなお客さんと一緒にモンゴル中を旅行して、写真も載せた本を出したいと。インヘさんに「写真を撮ってもいいですか」と聞かれた。いつかできる彼女の本に、自分の写っている写真が載っていたらいいなと思う。

    (つづく)

    http://www.jic-web.co.jp/study/jclub/info.html

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

モンゴルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
モンゴル最安 422円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

モンゴルの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP