2016/06/24 - 2016/06/24
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Pontakaiさん
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高雄から墾丁に行く途中の旅程に組み込んだ小琉球島への旅行記です。海浜リゾートとして少し知られているようですが、高雄からの行き方にあまり詳しい案内がないので、そこ(交通機関利用法)を少し詳しく記します。
これからの時期は台湾の都会に住む若者たちで賑わうリゾート地です。といっても芋を洗うと言った様はなく、美しい海の景色を楽しみながら、こじんまりまとまった静かなときを楽しみたいという人には適いているリゾート地です。
珊瑚礁で出来た島にはいくつもの洞窟があり、景色をつくっています。全体、こじんまりとした景勝地です。島内はレンタルのバイクか電動バイクを使い移動しないと行きたいところへはいけません。特に夏は灼熱の太陽が待っていますから……
夕方にはその日の滞在地、墾丁へと向かいました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 バイク
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小琉球へは台鉄あるいはMRT(地下鉄)の高雄車駅から行くのが一般的です。新幹線の終点、高鉄左営駅から直接行けるバスはありません。
台鉄、MRT高雄駅です。MRT地上出口側からの写真です。右手に台鉄駅、左手にバスの停留所が見えています。 -
小琉球に行くには屏東客運9117番バスあるいは港都巴士を利用します。
今回の旅では港都巴士を使いました。こちらのバスは乗船場の埠頭付近まで直接行くからです。9117番バスは東港の到着地の停留所から約20分くらい歩く必要があります。
さて、港都巴士というのはいわゆるバスではなく、ミニバン(青い車が見えている)です。最大7人乗りです。乗った車の色は青ではありませんでしたが……
この乗り場は台鉄駅を背中にして左手前方の陸橋の袂にある店になります。隣にはKINDNESS HOTELがあります。道路の反対側正面には歴史建造物の旧高雄駅舎があります。 -
行く先がいろいろ書いてある看板です。縦書きの一番左の看板に横書きで「港都巴士」という文字が見えます。その下に縦書きで「高雄往東港墾丁」と書いてあります。
東港(小琉球へ行く船の出るところ)埠頭行きの切符はここ店で購入します。往きの片道130NTでした。小琉球島への乗船切符もあわせて買うことが出来ます。往復で380NTです。
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バン・バスの時刻表です。1時間おきに出ています。
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この日の乗客は5人でした。ワンボックス(バス?)に乗り込み8:20定刻に出発です。
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大工業地帯を抜けてバンは走ります。化学工場のようです。
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こんな養殖池(うなぎ?)のあるところも通って行きます。
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約1時間ほどノンストップで走ると赤い橋が見えてきました。東港にかかる大橋です。右側に乗船場があります。
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東港の到着地です。街の中に停まるので、埠頭の姿は見えませんがここから50メートルくらい歩くと船着場があります。
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乗船場(切符売り場)です。
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島へ渡る船は2つの会社で運営しているようです。こちらは「白船」と呼ばれている船の切符売り場です。
島の別の港へ行く便もあるようですが詳しくは調べませんでした。 -
こちらはもうひとつの運営会社の切符売り場です。バス乗り場で買ってあった切符はこちらの会社の船に乗るものでした。料金も同じですし、船の質もほとんど同じだと思われます。
到着する場所も同じです。どちらを選ぶかは趣味の問題?というところです。 -
船の概観です。
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バスの通ってきた大橋が見えます。島までは約20分の船旅です。沖へ出ると結構波にもまれます。
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ほぼ満席の船が白沙観光港にまもなく到着します。
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白沙港の全貌です。降りたところからすぐのところに何軒ものレンタルバイクの店が並びます。
そこで、中国語の翻訳免許を持っている人はガソリンバイク、日本の免許証しかない人は電動バイクを借りることになります。電動バイク(自転車)は1日単位で250NTでした。 -
いよいよ電動バイクで島巡りです。蟹さんが道路を歩くようです。踏み殺したりすることのないよう注意して走ります。
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右回りで一周しようと思っていたところうまい具合にインフォメーショんセンターを発見。地図を手に入れます。
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美人洞を訪れます。こんな感じの洞がいくつもあります。あまり感動もない景色でした。頭をぶつけないように注意が必要です。
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ところどころに海が見えてきれいですが、それほど感動するものでもありませんでした。
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ところどころできれいな海をシュノーケリングするグループがいます。波も静かそうです。
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なんにもない道
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山猪湾 あまり泳いでいる姿は見ません。
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珊瑚礁からなる岩の数々
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烏鬼洞入り口
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海の色が緑、藍、紫と光線によって変色
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流木で作った台湾流人魚?イルカの背に乗る天女?
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板状になった岩が並んでいるのが見えるらしいのですが、海岸まで降りてもそれらしき景色は見えませんでした。
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お昼ごはんを食べてから後はまだ見ていない花瓶岩を見ることに。周囲は金襴豪紗な寺院らしき建物が……あまり好きでない光景
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説明板の絵とは形が微妙に違っている花瓶岩と称されているこの島一番の名所。
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岩の周りでシュノーケリングの講習会が開かれていました。
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後半は島の反対側の海岸へ。珊瑚礁のごつごつした浜辺が一面続きます。厚手のサンダルか靴を履かない限り歩けません。転んでも危険なところです。珊瑚礁はガラスのような硬さと鋭さがありますから……
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一転して静かな秘密の?ビーチです。こちら側には海亀が泳いでいるとか……お風呂にでも入った気分でしょうか?!
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ところどころに極彩色の寺院がありました。
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島で一番にぎやかなのはやはり波止場付近の坂上にある商店街でした。海鮮料理屋やみやげ物店がたくさんありました。
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帰りの船の便は14:25の船に乗りました。埠頭から墾丁行きのバスに乗るために大通りを歩きました。マクドナルドを目標に歩き続けると更にその先右手に屏東客運のバス停留所が見えてきました。不慣れなこともあり、約20分くらい歩きました。
東港から墾丁までは229NTでした。バスを待っている間に自分の車で墾丁まで行かないかという誘いがありました。中国語も出来ないし、ちょっと怪しい気もしたのでバスの切符ももう買ってしまったからと断ったのですが、後日のことから判断すると、台湾南部ではこういうバスとタクシーの相互交流?は日常的に行われているようです。そのことは墾丁での旅行記で触れてみたいと思います。 -
最後になりますが、小琉球の島内案内図を貼っておきます。島の位置は高雄からほぼ真南に直線で2,30KMくらいのところにある小島です。海中散歩(スキューバダイビングやシュノーケリングなど)のできる人にとってはとても楽しめる穴場的な海浜リゾートだと思いました。徐々に人気が拡がるかもしれません。
ここまでお付き合い有難うございました。
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