雲南省　バスに揺られて棚田巡り　その５　ハニ族の麻栗寨から霸達、そして新街鎮へ

2016/05/14 - 2016/05/14

３日目の午後
新街から河口行きの始発バスには、普高老寨からだと間に合わないとのことなので、今日の宿は新街にとることにしました。
ということで荷物を背負って勝村から５キロほど下った所にある麻栗寨と
３０分ほど上った所にある霸達を巡りました。
麻栗寨、霸達は午前中の阿者科村とは同じハニ族の棚田の村なのにその違いに驚きました。
そして霸達からの棚田の壮観、ため息が出ました

エリア 元陽(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

屋根の上の鉢植えひきを眺めながら
ミニバンで８キロ先の勝村目指します

２０分で街道でも一番の町、勝村です
10元…

街道に沿って町ほぼ横断したところで麻栗寨への分かれ道を見っけ！
５キロ弱です

２，３人が立っており聞きました
「老鷹嘴や麻栗寨へ行くには？」
ここで待てばいいとのことです

よだれが出てるの分かったんでしょうかバナナもらっちゃいました
予想外に美味しかったので…

何処で買ったか聞いて買いに行きました…

１０元でバナナと桃ください…

綺麗な民族衣装を着てるのでバナナくれたお嬢さんに聞きました
「あの衣装は何族？」
イ族だそうです。
そういえば宿の小愛さんも勝村はイ族が多いと言ってました

３０分待ってもミニバンは来る気配全くありません
ハニ族のお嬢さんたちはノンビリ待ちますが、我輩は歩くことに…
ところが５分で分かれ道！
さて、困りましたがここは左に進路をとって…

バナナの大房ぶら下げて２０分
人が居たので「麻栗寨」へは正しいか聞くと正しそうです
良かった！

出発して３０分
暑い中をバナナを食べながら歩いていると…
車、来ました
なあん〜だ…
停ってくれます
先程のお嬢さんに笑われました

乗ってたガキどもは飛びおりました…
ただ乗り？
ミニバンじゃなくて幌付きの軽トラです

棚田の中を下ります
ザックも背負っており、暑さで参ってたので良かった…

途中の村、主魯寨を通過

ほどなく
「老鷹嘴だよ」と停まりましたが、あまり走ってないので…
「麻栗寨まで行く」と答えました
見栄はったおかげで後で引き返す羽目に。

麻栗寨に着きました
途中からなので３元でいいよとのこと…
村を歩いてみます

おっ！
やってます…

路地に入ってみると

午前中に行った阿者科村とはずいぶん違います

家が高層です
横への拡張ができないから上に伸びたんでしょうか

阿者科村と同じように突っ切ったら棚田です
麻栗寨河の大きな谷を隔てて遥か彼方の山の上が新街の街の裏側のようです

目を転じて上の方を見ると…
「老鷹嘴」の崖が見えます
やっぱ後で行ってみようかな…

石の駒が渋すぎる！

その周りでは…

オバちゃんがぶっとい竹を担いで行くのでついて行ったら…

あら〜
やっちゃったねェ
でも、竹じゃあ無理でしょ
案の定
折れました…

村をでます。
老鷹嘴が見えてきました

老鷹嘴の崖の上から
棚田とその向こうに先ほどまで居た麻栗寨の村

老鷹嘴は誰もいませんでした

老鷹嘴は自然の展望台です
また麻栗寨に引き返します

おっ！
こんどはトラックが…
こちらの人は運転、無理するからねェ

また麻栗寨の村に入って
先程のディーゼル
あれだけ損傷してたのに何とかなったようね

宿の小愛さんが言うには麻栗寨から同じハニ族の村「霸達」（Ba Da）までは徒歩３０分で
ハイキングする人もいるとか
霸達への道を聞いて歩いてみます

霸達にも展望台があります
どうやらこの道でいいみたい
方向は合ってるし

田植えしてました

あんな所でも

こんな所でも

整然と植えるんじゃなくて適当なのね

携帯電話は手放せないようね…

苗取りのオッちゃんは一段落

ゲッ！
通れるかな？

こちらの方が安心です

ノンビリ歩いて３０分
登った先は霸達（Ba Da）村

牛のウンコ
踏んづけないよう注意して歩きます

上手によけます…

急斜面にへばりつく霸達（Ba Da）村

普高老寨とは反対に村の一番上に広場がありました

そこからの雄大な風景に絶句…

上から見下ろします

麻栗寨河の両側に遥か彼方まで棚田です

いつの間にか５時２０分

天空への梯子段

立ち去りがたい…

３０分ほど眺めていたら
フランス人三人がガイドさんを伴って同じように麻栗寨から上がってきました。
聞くと街道までまだ１０分ほど上がる必要があるそうです

そうか…
霸達（Ba Da）村は街道からだいぶ下っているのね

第二展望台という標識があったので行ってみることに。
１００ｍほど尾根を歩いて突端に出ました
先程と同じ光景が広がってました

１００ｍほど整備された歩道を歩いて突端に
先程と同じ光景が広がってました

また戻って更に行くと第一展望台

日が沈むまでまだだいぶあります

３０分ほど棚田を独り占め

時間の経過とともに
陽があたって反射する田んぼが徐々に移動します

う〜ん
やっぱり田植え前の田んぼの方がきれいですね

横長に結構広い田もあります…

６時２０分になりました
ミニバンがなくなったら大変です
街道まで出て様子を見てみよっと

多依樹の展望台と違って
街道まで少し歩きました

街道には案内所兼検札所がありました
新街へのミニバンの最終時間を聞きます
７時とのこと

霸達展望台の案内図もありました
霸達村や村の広場は右の欄外500ｍほどの所にあり
点線を１０分ほど上がって引き返すようにＵターンすると大きな第二展望台です

案内所の他に土産物店も１軒
でもヒマそうで、兄妹が遊んでました

もうじきサンセットとのこと
最終のミニバンまでちょっとだけ時間があるので…
また第一展望台まで行ってみました

しつこいようですが…

山際には雲が…
夕陽に映える棚田という訳にはいきませんでした

７時５分
暗くなり始めた街道でミニバンを待ちます

新街まで１０元
ミニバンに乗って…

途中、婆ちゃんたちも…

全福庄という集落を通過して３０分で新街に到着

ミニバンを下車して広場を見下ろすと煌々とライトが
なんかイベントやってます

携帯電話のイベントでした

すごい人気…

他に露店も少々
曜日によってここでマーケットが開かれるんでしょうか

山の上に貼りつく新街の街です
そんな事より宿を決めなくっちゃ…

バスセンターの前の店で宿ありますか？と聞いたら
ここを推薦してくれました

こんな高そうなところ？
恐る恐る値段を聞くと１４０元とのこと
部屋を見せてもらうと良かったし、バスセンターの目の前と言う地の利
既に真っ暗だし、ここに決めました
チェックイン

先程の広場の周りには飲食店もあったので、１００ｍほど戻って夕食を食べに。
食べ終わると外は土砂降りの雨…
ダッシュして戻りましたが、道は川のようになっており靴の中まで濡れてしまいました
明日の朝までに乾くかなあ？

この旅行記へのコメント （2）

• ボビーさん 2016/07/17 08:55:26

  本日の一枚！！

  アルデバランさん　　　こんにちは！
  
  本日の一枚でしたね。
  あれは凄いですよやっぱり！
  棚田に規模や形が日本のとは全然違うので、びっくりしましたが、ちょうど夕暮れのあの感じは、偶然でしょうか？それとも最初から調べて、そんな状況になると思ったのでしょうか？
  それにしても凄いです。
  パソコンにウィンドウズ10にしますとかと出るので、してしまったら、メールが次の日に来ます。
  8から、8，1にしたときも変になったのでしないようにしてたのですが、なんかあまりにもしつこいのでしてしまったのが間違いでした（トホホ）
  今度はベトナムに移動したようですので、まだまだ続きますよね。
  バイクの旅みたいですので、またまた楽しみです。
  
  またお邪魔しますね！
  
  　　ボビー

  アルデバランさん からの返信 2016/07/17 10:06:39

  RE: 本日の一枚！！

  ボビー様、こんにちわ
  
  書き込みありがとうございます。
  沢山のポチを頂いたのはその為だったのですね…
  
  今、ミャンマーのパアンというカレン州の省都にいます。
  省都といっても小さな町ですが…
  雨季なので雨で散々ですが、雲南の棚田とは違った趣があります
  サルウイン川が流れており雄大です
  ここでもバイクを借りて郊外を走りました
  
  今日は7時間かけてバスで首都ヤンゴンに行き
  夜行便で北京経由で帰ります。
  
  ではまた…
  
  追:ウインドウズの件
  同じです…
  8で全く使いづらくなってさらに8-1
  今度は10
  年寄りはついていけません(笑