【アメリカドライブ】4日目：メサ・ヴェルデ国立公園

2014/10/21 - 2014/10/21

4日目は、前日行けなかったメサ・ヴェルデ国立公園Mesa Verde National Parkを見学して、サンタフェSanta Feまで。
http://www.nps.gov/meve/index.htm

ここは1979年にアメリカで初めて世界文化遺産に登録された所です。
10月でも雪が積もることがあり、公園内の2つのループのうち1つは6〜8月にしか入れません。

エリア アメリカ

開園と共に中に入ることを目指して、コロラドの山々の中を行きます。
この辺りはもう黄葉は終わり。もう少し季節が早ければすごく綺麗だったと思います。

ビジターセンター到着。
研究所も兼ねていてなかなか立派です。

メサベルデ国立公園 国立公園

ビジターセンターの前に崖を登るインディアンの彫刻。

駐車場からポイント・ルックアウトPoint Lookoutを望む。

ビジターセンターでレンジャープログラムに申し込みました。
アメリカの国立公園にはレンジャーがいて、自然保護の仕事をしています。もちろん国家公務員。
彼らが公園の自然や文化の解説をしてくれるツアーが、レンジャープログラムです。
保護のため一般開放されていない場所に入れたりもします。
無料〜せいぜい$5程度なのに驚くほど充実のツアーなので、申し込むことを強く強くおススメします！

プログラムの集合時刻までまだあるわ〜とビジターセンターでのんびりしていたら
集合場所までかなり距離がありました。山道をぐいぐい飛ばします。

私達が参加したのはクリフパレスCliff Palaceのレンジャープログラム。
と、集合場所の展望台から既に見えてる！なんじゃこりゃー！
なんでこんなところを掘って住もうと思ったの？？！！という疑問しか浮かばない。

ちなみに周囲はこんな感じです。断崖です。

目の前のものが現実のものと思えなくて呆然としていたら、レンジャーさんが到着。
いよいよ潜入です。

クリフパレス手前の洞窟でレンジャーさんから説明を受けます。
歴史とか堅い話はゆっくりと話してくれるのでかろうじて分かるけれど、例え話やアメリカンジョークが分からない・・・
みんなが一斉に笑ってもキョトンとするしかなくて切ない。

もともとはこの台地の上に暮らしていた先住民が、13世紀頃におそらく人口問題か自然災害のせいでこの断崖の洞窟に移ってきたのだそう。
そのうち洞窟の中に石やブロックを積んで家を造るようになった、と。
ところが14世紀にはこの住居を捨ててまたどこかへ移住してしまったのです。
ますます謎・・・何があったのでしょうね。

こちらが内部。

こちらを見ている人達は調査を行っているそうで、レンジャーではないとのこと。

ここからの景色は当時とあまり変わらないのかなぁ。。

帰りはこんな梯子を何度か登らなければならないので、スカート・サンダルは厳禁です。
結構ハードなのに、おじいちゃんおばあちゃんの参加者が多かったです。
みんな元気で素敵でした。

クリフパレスの他にも、いくつか遺跡があります。
こちらはスクエア・タワー・ハウスSquare Tower House。

オーク・ツリー・ハウスOak Tree House。

珍しい2階建て。

渓谷の景観も素晴らしいし、園内にロッジがあって泊まることもできるので、
もう一方のループを見に、是非もう一度訪れたいです。

途中の道には馬と鹿。。

ビジターセンター併設のギフトショップでレトロなポスターを発見してしまい、最後の1点をお買い上げ。
このシリーズ、どの国立公園にもあるみたいでちょっとハマりそう。

再びデュランゴを通って、タオス・プエブロTaos Puebloを目指します。
が、遠い上に天気が悪くて途中で挫けてしまい、涙を飲んで予定変更。
タオスには寄らずにサンタフェに直接向かうことにしました。

ちょっとギョッとしてしまった。ハロウィンですね。

途中雨に降られた後、虹が。

暗くなってからようやくサンタフェに到着。
今日だけはサンタフェらしいコロニアル調のプチホテル。

道路標識が暗くて見えないのと、私が不完全な地図しか用意していなかったため、迷いに迷って疲れ果てました。。
街中でレストランを探す元気もなく、ホテルの系列レストランでディナーに。
ラウンジもあって生演奏とかしちゃってる洒落た店だったけど、うーん・・・食べられないほど不味くはないけど・・・

Inn at Vanessie ホテル