2016/06/03 - 2016/06/05
26位(同エリア80件中)
展望車さん
一度は行ってみたいと思っていた三宅島
今回は初めてということもあり野鳥専門の旅行社の企画に乗ることにしました。約20名のツアーです。
さてその成果ですが撮影した種類は23種で期待以上でした。そのうち初見初撮りは9種。アカコッコ、ウチヤマセンニュウ、イイジマムシクイの三種のうち2種は撮りたいと目標にしていましたが3種にプラスアルファでカツオドリ、タネコマドリ、カラスバトなどもゲットできて望外の結果となりました。
行きは深夜出航でしたが帰りは東京湾の夕景も楽しめて、更にハシボソミズナギ撮りのオマケまでついて大満足。
モスケミソサザイなど撮り逃した種もあっていつか機会があればもう一度訪ねたいポイントの一つとなりました。
表紙はウチヤマセンニュウです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
6月3日
東海汽船の橘丸で10:30竹芝桟橋を出港
この橘丸は排水量5700トンで2年前に就航した新鋭船です -
6月4日
早朝5時前に三宅島に到着
エンジン音も小さく振動も思ったよりも少なくて数年前に別の船で行った経験者もこの船には感心していました
ただ2等船室の隣部屋の若者グループが消灯後まで大声で談笑して寝られなく閉口しました -
すぐにチャーターしていたバスに乗り込み探鳥開始
ウチヤマセンニュウは早朝の時間帯が勝負とのことです
海沿いの草原、ポイントには展望台やトイレまでありました
前日から用意した朝食のパンもここで食べました -
ウチヤマセンニュウ探しに苦戦している間に海上をカツオドリが飛翔
初見初撮りで早々に大感激です
由来はこの鳥のそばにはカツオの群れがいるからだそうですが、英米ではブービーバードと呼ばれてドジで間抜けな鳥とちゃかされているようです
ゴルフコンペなどのブービー賞もここからきているようです -
カツオドリは近くの岩礁を住みかとしていて時々現れる留鳥だそうです
添乗員兼ガイド役の鳥くんのポイント案内はさすがに経験豊富で的確です -
やっと本命のウチヤマセンニュウが遠くで囀っていました
私は500mmレンズを無理して持って行って辛うじて撮れましたが同行メンバーで撮れなかった人も結構いたようです -
ゆっくりバスで移動しながら車窓からウチヤマセンニュウを探します
見つけたと思ったらウグイスでした -
バスは座席の位置が乗用車に比べて高い位置にあるので探しやすいです
こういうツアーならではのメリットです
ようやく比較的近いところにウチヤマセンニュウを発見 -
しばらくすると今度は絶好のソングポストで囀っています
取り急ぎ携帯用の100−400ズームレンズで撮影しました -
珍しく長く同じ場所で囀ってくれていましたので間に合いました
500mmF4レンズに変更して撮影です
初見初撮りのウチヤマセンニュウ
文句なしの背景でした -
ツアー参加者全員がウチヤマセンニュウをゲットできたので別のポイントへ移動
ガイドの鳥くんの表情も先ずはホッとしていました
ここではアマツバメがたくさん見られました -
キジバト
噴火のせいでこういう立ち枯れた木があちらこちらにあります -
イソヒヨドリ
海岸まで迫り出した溶岩が冷えて固まった三宅島らしい光景です -
溶岩の崖から海を見下ろすとアオウミガメが泳いでいました
-
しばしアオウミガメを追いかけます
息継ぎで海面に上がってはすぐに潜るので結構探すのが大変でした
この後は民宿に戻って荷物を降ろしバスとはお別れ
徒歩での大路池やアカコッコ館の周辺で探鳥となります -
島内はイタチなど野生動物や野良猫なども多く鳥の天敵となっています
イタチは民宿の庭で何度も見ました -
宿泊した民宿『新鼻荘』さんの玄関
餌台もおいてあって庭には色々な野鳥がやってきます -
エサ台のオーストンヤマガラ
普通の本土のヤマガラと比べて赤みが強い種です
オーストンというのは明治時代のビジネスマンであり博物学者だった英国人の名前だそうです
生物や植物のはく製なども輸出していたとか、詳細不明です -
右のナベが水場になっています
オーストンヤマガラはもちろん初見初撮りです -
民宿の芝生広場を背景にシジュウカラ
これは本州と同じ種です -
シュロの木にシチトウメジロです
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どうやら巣材集めでシュロにやってきているようです
シチトウメジロも初見初撮りなのですが正直どこが違うのか一見はわかりません
気持ちクチバシが頑丈そうにも思えますが・・・・
民宿で部屋割り確認の後でアカコッコ館のほうへ向かいます -
いよいよアカコッコ館での探鳥です
水場は見えるテラスでお目当ての野鳥の出現を待ちます
お! モスケミソサザイかと思い込んでシャッターを押しましたがどうも違うようです
タネコマドリの幼鳥のようです -
至近距離まで寄ってきました
-
タネコマドリ若の木どまり
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水場にやってきた成鳥のタネコマドリ
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タネコマドリ
声ばかりで結構見るのは大変だと聞いていましたがラッキーでした -
スッキリしたコマドリらしい姿勢です
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イイジマムシクイの水浴び後
水場の最奥にやってくるので暗い遠いで撮影条件は厳しいです -
水場のとまり木にやってきたイイジマムシクイ
もちろん初見初撮りです -
いよいよ宮古島の主人公アカコッコ登場です
正直このアカコッコの枝ドマリが撮れた時点であとはオマケかなと思えるくらいでした -
水場の奥のほうのでてきたアカコッコです
この個体は足環がいくつもついています -
ダイナミックなアカコッコの水浴び
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左側の林から目の前に出てきたアカコッコ
これ以上はピントが合わない距離だったと思います
ファインダーいっぱいでした
手前の枝が辛うじてアカコッコの顔にかかっていないのは実にラッキーでした -
アカコッコは民宿への帰り道でも道端に出てきました
(続く) -
タネコマドリも何でもない道端で見られることもありました
-
帰り道にミヤケコゲラを見ました
本土のコゲラよりも少しだけ大きいようです -
この時期ミヤケコゲラも子育て中のようです
-
一旦は民宿に戻りましたがガイドの鳥くんがカラスバトの枝どまりが撮れたというのでその場所に急行しました
翌日は雨の予報でできるだけこの日に撮っておこうとの判断です
一時間近く待っても遠くを横切るカラスバトだけを何度も見ました -
諦めて戻ろうかと思っているとようやく近くの枯れ枝にとまってくれました
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とまる枝を移動しました
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カラスバトがこんな風に撮れるとは思ってもいません
最高のオマケです -
翌日は朝から雨
多少はやむ間もありましたが収穫はほとんどなし
三宅島の唯一の猛禽のミサゴが撮影できたぐらいです -
帰りの船です
昼には雨も上がって船のデッキで最後の探鳥です -
オオミズナギドリ
やや個体数が少なくてちょっと拍子抜けでした -
この時だけ近くを飛んでくれて良いカットが撮れました
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房総半島が見えるころハシボソミズナギドリを確認しました
今シーズン関東沿岸でよく見られたようですが私は撮りに行けなくて諦めていたのですがラッキーです -
水面に浮かんでいるハシボソミズナギドリも確認できました
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最後の野鳥は珍鳥ではありません
東京湾を横断するアオサギです
これ以降は東京湾の夕景の撮影に切替です
19時45分竹芝桟橋到着予定です -
富士山をバックに横浜のランドマークタワーや京浜工業地帯
少し霞がかかっていてちょっと残念でした -
羽田沖を通過
スカイマークタワーも見られました -
東京ゲートブリッジが浮かび上がります
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東京湾もすっかり暗くなり夜景がきれいに見られました
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東京タワーとレインボーブリッジ
写真は引き算だからどっちかにしなさいと誰かから言われそうです w -
レインボウブリッジをくぐるともうすぐ竹芝桟橋です
今回は短期間でしたが大満足
これだから野鳥はやめられませんね
枚数が増えてしまいました
お付き合いいただき有難うございました
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