2016/04/23 - 2016/04/23
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fuchiさん
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2年の間をおいて、再びドイツへのビアライゼに出かけることにした。
きっかけは、今年2016年が、ビール純粋令500周年記念のメモリアル・イヤーであることに端を発する。今から500年前、インゴルシュタッドで宣言されたビールの原料を麦・ホップ・水(のちに酵母)に限る、という法律は、長らくドイツビールのこだわりとして大事にされてきた。当然ながら、これを記念したイベントは多数開催される。二度とないこの機会をドイツで過ごしたいというのは、ドイツビールファンにとって自然な思いであろう。
一方でアメリカから興ったクラフトビールのムーブメントによって、この純粋令へのこだわりがいろいろと揺れているのも事実である。伝統と革新の相克について、現地の雰囲気の一端に触れたいと考え、旅を計画した。さらに、たまたまミュンヘンから入欧しローマから帰るチケットが取れたので、初めてのイタリア旅行も計画に組み込んだ。
主なテーマは以下のとおりである。
・純粋令500周年イベントへの参加
・北ドイツののビール事情調査、
・各コンテストでの受賞ビールの味を確認
・ワルプルギスの夜などのイベント参加と、ゴーゼビールの現状調査
・イタリアビール評価
・シュパーゲル料理(特に、生)
レポート完結まで、気長にお付き合いいただきたい。初日は入国から、5度目の訪問になるラーバー村とレーゲンスブルクまで。写真はラーバー城壁。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
-
今回も深夜の羽田空港から、中東を経由してドイツに入国する飛行機を選択した。飛行機会社は安価なチケットで人気のカタール航空だ。
金曜日に仕事を終えてから羽田空港にアクセス。10時前に カタール航空の大混雑の窓口に並ぶ。飛行機のボーディングタイムが早まったようだ。手荷物のサイズが2cmオーバーだがスタッフさんに聞くとオーケーが出たが、7kgという重さ制限にひっかからないか心配・・ -
飛行機にのりこむ。アメニティは、歯ブラシ、アイマスク、イヤーマフ、ソックス?が配られる。機内案内がサッカーをネタにした小芝居で構成され、映画館の注意みたいで面白い。両隣は女性で少しスペースが楽。カタール航空のSAの制服はえんじ色の帽子とブラウスで垢抜けない感じ。柑橘系の香りのついたおしぼりと、食事メニューを配られる。
日本時間の深夜1時。飛行は順調。機内食の時間だ。チキンとポテト、クリームマッシュルームソースを選択。暖かくて脂が乗ってて美味い。パンはイマイチ。深夜2時にがっつりと飯を食う背徳感がいい。
クスクスが酸っぱい味つけで食欲アップ。豆と人参が混ぜられてる。なぜかキットカット付属。
飲み物はフォスターラガー。 4.9度。 泡立ちがすごく良い。香りはほのかで程よく苦く、ドライ気味だけど甘みもある。 -
日本時間3時に寝る。機内は明るいまんまだったが電気消さないのだろうか。
四時間寝て、カタール時間の0:15に起きる。
スティックポテトチップスのりしお味が配られた。映画を見ていると 乱気流に突っ込んだらしく揺れ揺れ。トイレに行きたいのに行けない。
窓から地上を見下ろすと雲がなく池みたいなのの様子が見えた。 -
現地時間 3:00に朝食。
和風?と聞いてきたのでそれを頼んだら・・ワッフルが出てきた(笑) いや、たしかにお粥がメインの和風メニューもあったはずなんだけど。
クロワッサンがついてきて、暖かくてサクサクで美味いが和風を選んだらおかゆとクロワッサンだったのか?ありえん組み合わせだ。
ワッフルは柔らかく甘くて、疲れが取れる。
しかし見事に糖質だけのメニューだ。
タブレットPCが椅子についてるUSB端子では充電できない。2アンペアなかったのだろうか。椅子の下に200V コンセントがあるのに気付かず、充電できずに不便な思いをしてしまった。 -
6:10ドーハ ハマド空港着。飛行機から出るのに20分かかり 乗り継ぎ便は既にボーディング時間。長いロビーを早足で歩く。色々大きなオブジェが飾ってあったり移動用の電車が走ったりしてたが、写真を撮る余裕もなく無視して進む。
トランスファーセキュリティは大混雑。急ぎの人用の別の窓口、開くかなーと思ったが開かない。列さばきは早かったが多少いい加減だった。ボディチェックのあとB1ゲートに移動。
6:50 汗をかきながらゲートに着。一人のスタッフがパスポートの写真と顔をよく見比べていて、何人かは引っかかっていた。私はスムーズに搭乗。
今回この空港は通過しただけだが帰りは待ち時間が7時間もあるのでその時に観光しよう。 -
7:00 飛行機のなかはガラガラ。出発は予定通りの時間
7:30 食事出る。チキンとパンケーキとベジタリアンメニューの三択だが、話のタネにベジタリアンメニューを選んだ。カレー味のクスクスをまとめた団子と、すっぱ辛い芋のペーストが入ったピタパン。なかなかにおいしい。
食事後はもう一眠り。席がガラガラなので三席使って横になって寝る。あせも引いたし体調も悪くない。 -
11時ごろ目を覚ましたタイミングで、スナックメニューが出る。チキンティッカとブルーベリーマフィン。スパイシーな鳥ひき肉が入ったパンなかなか美味しい。なかは赤色のフィリングで中東風でとても美味しい。果物はメロン、パイン、ぶどうにヨーグルトが添えられてた。
12:20 頭に血が昇るのがわかるほどの急降下とともにランディング。曇りで、バイエルンの畑が下に見える。
12:45 入国審査。ここまではスムーズだったが、荷物受取でどんどん荷物が出てくるのに自分の荷物が出てこない。あんなに席はガラガラだったのに、なんでこんなに荷物があるんだ?
結局50分待ちで予定していた電車に20分も遅れてしまった。こうなるとインゴルシュタット到着は50分遅れで、これは痛い。 -
14:00 本日はあちこち移動する予定のため、空港の駅でバイエルンチケット23ユーロを購入し、サインを書く。電車はそこそこ混雑、窓から見える郊外は工事中のところが多かった。
14:45 ミュンヘン駅到着。ディアンドルがちらほら見えるのはフリューリンフェストのせいかな?、ディアンドルを着て金髪のカツラをかぶった男をが一人いるグループがいて、駅員となんか話してた。ごついのに似合ってるのが面白い。 -
昼食代わりに水とRUBENBAUERローストビーフバーガーを購入。
インゴルシュタット行きRB乗り込み、電車の中でバーガーを食べる。
ピクルスの甘い味と柔らかい肉の味がマッチ。 黒パンのパンズは硬めに見えて程よく口の中で解ける。葉物、ラディッシュ、卵も挟んであり豪華。大きいけど楽々食べられる。 -
インゴルシュタット中央駅に到着。 駅よこのインターシティホテルにチェックインし、荷物を部屋に置く。エレベーターは部屋のキーを差し込まないと動かない仕様だが、これに結構手間取ってしまった。キーを押す順番が独特なのだ。
部屋はきれいで清潔でよい印象。ただ湯船はなくシャワーのみ。 -
駅の前には機関車が飾られている。
バス停からは500周年イベントが行われている旧市街へのバスが出ているが、
空港での遅れが響いたため、この日には行くのは諦めた。
後から聞いた話によると、この日はメルケル首相が来てて大変な騒ぎだったらしい。 -
インゴルシュタット中央駅から徒歩で行けるシュバルベンブロイの店・・・なのだが、小屋が一つあるだけで、開いてない。ドネルケバブの屋台が手前の敷地にあるが、こことは関係ない様子。ロゴはあるけど、普段は営業してないのかな?ボトル購入したかったのに。
雨が強くなってきたので、ホテルで傘をかりる。インターシティのロゴが入った、真っ赤でハデなやつだ。電車を待つ間、駅の売店をチェックしたがアウグスティナー、モンヒスホーフなどばかりで、このシュバルベンを初め地元ビールが置かれてないのが残念。 -
17:25 アーベンスベルク通過、フンダートヴァッサーデザインの金ぴかのビールタワーが見える。インゴルシュタッドからAGで20分と近い位置にあったのに気付かなかった。アーベンスベルクでビール瓶、グラスを持っている人多数が乗り込んできた。なにか純粋令関係のイベントがあったっぽい? 酔っぱらいが電車内で歌を歌てってうるさい。
Regensbrug Prufening駅(Hbfの手前)で乗り換えのために降りようとすると、親切なカップルが中央駅じゃないよ、とアドバイスをくれた。お礼を言いつつもここで問題ないことを告げる。PrufeningはASからAGに乗り換えることができるのだが、プラットホームがけっこう離れてて、写真のように森の中のトンネルをくぐらないといけない。ちょっと躊躇したが一本道なので迷わず駅に到着。 -
18:00 ラーバー駅に到着。
駅前からラーバー村への行き方をちょっと忘れてしまい。少し迷うことに。グーグルマップで確認しようにも電波状況が悪い。雨も激しくなってきた中で、20分ほどうろうろしてしまった。
ようやく、ラーバー村に降りる階段をみつける。 -
ラーバー村に降りる階段からの眺め。このアングルが好きで来るたびに撮影している。
-
5度目の訪問となる ラーバー村のプランク醸造所ガストホフ。
今日4/23はビール純粋令が公布された日とされ、ビールの日と呼ばれているが、ここプランクでもイベントが開かれているのだ。 -
イベント名は、Bockbierfest.
この時期のビール、ヘラ―メイボックをメインに、いくつもの受賞を果たしたヘラーヴァイツェンボック、ドゥンケルヴァイツェンボックをファスで飲めるイベントだ(普段はボトル)
なんとなく、小規模なイベントを想定していたのだが・・・ -
ご覧のとおり。普段は使われないホールにテーブルが並び、ラーバー村中の人が参加してるかのごとき盛大なイベントだった! 正直東洋人が一人だけいるのは場違い感がしていたのだが、ラーバー村の人たちは暖かく対応してくれてほっとした(ドイツ語ONLYだけど)。
隣に座ったマダム達と、今回や前回の旅行先について片言ながら歓談する。
反対側には学生らしき若い男女のグループが、レーダーホーゼンとディアンドル姿で席に着き、さっそくシュバイネハクセなどを注文している。 -
一杯目にプランクヘラ―ヴァイツェンボックを注文。
濃厚な甘さとボディ、ヴァイツェンらしいフルーティーさが楽しめるリッチなビール。日本でも気楽に飲めるのがいい。
隣のマダムに、いつもボックを飲むのか?と聞いてみると、いつもはヴァイツェンばかりを何杯も飲む、とのこと。しかしこのイベントではヴァイツェンボックを飲んでいる。もっとも、観察すると若い女性の中にはビールを飲まずにソフトドリンクを飲んでいる人もそこそこいた。 -
ボックビアフェスの正式な開始時間は19時だけど、飲み食いはその前から始まっている。時間になると、あいさつもなしにいきなり演奏が始まった。
演奏の後で、醸造長、そして雰囲気のあるご年配の方からの挨拶があり、正式に開幕した。
全体的に身内感があり落ち着いたイベントだが、クラリネットを振り回して指揮棒にする人とか、ひだひだのある襟が派手な服を着ている人とか、目を引く人もちらほら。 -
料理スタッフやディアンドルを来たウエイトレスが、いつもに比べて大勢いて満員のお客さんに対応している。臨時バイトかな?厨房は奥さんや母親のマリアさんから若者まで大量の料理を出すので大忙し。
席に着いた若者のグループがシュバイネハクセを頼んでいるのを見たが、あのサイズの肉塊がどんどんと焼かれてており、厨房のキャパシティがかなり大きいことを思わせる。
ちなみにシュバイネハクセは皮をがちがちに焼き固めたタイプ。 -
食事はカリーブルストを注文。これがものすごく太いソーセージ。
でかくてボリューミーで満腹になる一本。 -
プランクヘラ―マイボック。へレスの路線でよりボディを強くしており、苦味も強め。モルティーさとホップの香りが心地よい。カリーヴルストにはこっちが合ってる。
2時間ほど会話と音楽とビールを楽しみ、中座することに。会計は自己申告である。 -
醸造長のミヒャエルさんはバイエルンの正装をばっちり決めて、来客対応や握手などのホスト役に大忙し。手すきのタイミングで声をかけ、写真を一枚撮らさせてもらった。ついでにお土産を渡す。中身は外国人に人気といわれる抹茶味チョコレートの詰めあわせ。
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今回はイベントでホール側を使ったが、いつものスタムティッシュ(常連席)に座って飲んでいる人もいた。スタムティッシュの背後の壁には、受賞の賞状やメダルがまた増えている。
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段々暗くなってきた中、階段から振り返り、ラーバー村を見下ろす。
遠くに教会の屋根が見えるこの景色。また来たいと思った。 -
インゴルシュタット駅に戻ろうとしたが、ここで電車遅れのため乗り継ぎ失敗。DBアプリで乗り換えを確認すると、レーゲンスブルクで待ち時間が1時間20分も発生してしまう・・・・ここは予定を切り替え、明日以降に行くつもりだったビショフスホフを訪れることにした。
大聖堂近くを通るが、まだギリギリ明るい
21:22 ビショフスホーフホテルに到着。レストランの入口で目当てのメニューがあることを確認して入店。 -
ビショフスホーフ ヴァイス
ヴァイスだけどヴァイツェンボック並みの甘さ。酵母がタップリ残って濁っており、濃厚な甘みなのに後味はすっきりしてさわやか。シュパーゲルズッペともシュパーゲルアイスとも合う。輸入してほしいんだけど、どこも断られているらしい。 -
この時期はやはりシュパーゲルのメニューを食べたいもの。
シュパーゲルズッペ
シュパーゲルの酸味が強めに出ており、塩味もきいて不思議な味つけのスープになってる。とろみがなく薄め。しかし塩味・酸味がヴァイスの甘みと引き立てあい、これはこれでおいしい。
普通のメニューしか出されなかったので、シュパーゲルのメニューを出してくれるよう言わないといけなかった。 -
シュパーゲルアイス・・・今回ビショフスホフにどうしても行きたかった理由のメニューである。もう一度食べたいと何年も思い描いていた懐かしい味。イチゴが多くてちょっと飽きるバランス。しょっぱい飴細工の木の皮みたいなのは前には無かった新要素。シュパーゲルのコクのある味とミルキーなアイスクリームの味にあっている。
シュパーゲルアイスはベルリン・クロイツベルク地区にあるEissalon tanne Bでも出しているとの情報があるが、いつか確認したいものだ。
22:00 会計を済ませる。できればライトアップされた石橋も見たかったが、電車まで時間がないので、急ぎ足で駅に帰還。帰りの電車はインゴルシュタッド直交なのですこしうとうとしてしまった。
23:00ホテル着。ビアライゼ1日目だけど密度の濃い日であった。疲れたのでシャワーも浴びずに眠りについた。
ビール累計 4種/1.8l
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