2016/05/08 - 2016/05/08
34位(同エリア258件中)
かっちんさん
大田区の町工場にはモノづくりの原点といえる機械部品制作の技術力があります。
多摩川を挟み、西側の川崎市には製品に仕上げる大きな工場があり、東側の東京都大田区には製品の部品をつくる町工場が数多くあり、両者ともに日本の工業を支えて来ました。
2014年から本格的に始まった「オオタノカケラ」は、町工場の記憶を肌で感じる活動で、「まち歩き+町工場+道具の写しとり」のイベントを開催しています。
主催者は美術作家の酒百(さかお)宏一氏。
かっちん夫婦は昨年、初めて参加し糀谷周辺の町工場の力強さを感じました。そして、今回は六郷水門のまち歩きと南六郷の大型工場に場所を移し、再び参加します。
このイベントは、7/3まで残り4回開催されるので、お近くの方はぜひ申し込んで参加してください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
オオタノカケラ vol.4 参加者募集案内
2016年上期は大田の3ヶ所で、まち歩きと工場にて道具の写しとりが行われます。
これから開催される日程は、5/29、6/19、6/26、7/3 各日曜日の13:30〜16:30です。参加費は無料です。
詳細はこちらから
http://www.sakao-lifeworks.com/otanokakera/otanokakera2016.html -
京急雑色(ぞうしき)駅に集合
13:20に集合します。
今回の参加者は全員リピーターで、我々を含め5名です。
当日大田区子どもガーデンパーティーのイベントとたまたま重なり、参加者が少なくなりました。 -
雑色の商店街
ゾウが色のついた風船を持っています。雑色ですから。
雑色の地名は、かつて宮中の雑役の役目をしていたことに由来しています。
その後、六郷村(現在の仲六郷)となり、雑色の名前は駅名だけに残されています。 -
古い商店の建物
雑色商店街から第一京浜国道を渡ると、東六郷の町に入ります。 -
水門通り商店街
水門通りは多摩川の六郷水門まで続いています。 -
リフォーム会社の建物
まち歩きは、主催者が事前に調べておいた珍しい建物や町工場を見てまわります。
この建物はリフォーム用資材置き場を屋上やベランダの空間を有効利用し、資材を壁伝いに上げ下ろしできるようになっています。 -
さかもと球場
住宅密集地の中にある社有地にネットを張って野球場にし、子供たちに開放しています。
子どもに優しい町ですね。 -
味のあるトタン板
色違いのトタンやまばらな錆の表情がアートを感じさせます。
この建物は製材所です。 -
排気ダクト
3つのダクトの形が少しづつ違い、マンションの上階へつながっているようです。 -
昭和の木造住宅
南六郷に来ました。
ブリキの雨戸が懐かしいです。 -
昭和の木造住宅
玄関の両側に台所とトイレがあるようです。 -
操業をやめた町工場
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時代を感じさせる鉄扉
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赤い煙突の工場
杵つき餅を作っている工場です。 -
南六郷緑地
六郷水門のミニチュア版があります。 -
イチオシ
六郷水門
堤内地の舟だまりに釣り船が停泊しています。
この水門は昭和6年(1931)に設けられ、下水道が普及するまで六郷用水の末流をはじめ、六郷近辺の雨水、汚水を排水していました。 -
水門の先は多摩川
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猫の耳
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六郷町の町章
水門に架かる橋の高欄に町章のデザインがあります。
「郷」の字を、「ロ」の字が九(ク)個かこんでいるので、ロク郷となります。
残念なことに六郷町は現在ありません。 -
鳩の夫婦
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レンガ造りの水門
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おどけた顔のハゼくん(東京湾遊漁船業協同組合)
六郷水門から多摩川を通り東京湾へ行く釣り船です。 -
都営アパート
1970年代に多摩川沿いに建てられた都営アパートです。 -
赤白青のアパート
酔っぱらっていても部屋を間違えませんね。 -
イチゴのプランター
那須工場の箱なので、ナスの栽培かと思いましたが・・・
このあたりは東芝製品の部品を製作する町工場が多かったようです。 -
イチオシ
南六郷のまち歩き
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大型工場に到着
ここは南六郷の隣にある本羽田1丁目です。 -
東京精密熔断さま
厚さ30cmを越える厚鋼板をガスバーナーで熔断し、橋梁などの部材に加工していた工場です。
50年の歴史を持つ大田区でも唯一の熔断工場でしたが、熟練者の高齢化により熔断の仕事をやめ、現在は金属加工専門工場になっています。 -
大きな建物の工場
熔断に必要な機械類は残っていませんが、現社長より説明をいただき、当時の面影が想像できます。
大型クレーンは重い厚鋼板を動かすのに使われていました。 -
モノづくり×アート協働制作
ここで、工場で使っていた道具を色鉛筆で写す「フロッタージュ」のワークショップを行い、大田の町工場の記憶を残します。
美術作家の酒百(さかお)宏一氏と東京工科大学デザイン学部の学生さん指導のもと、我々参加者5名を含め協働制作します。 -
50年の歴史を感じる工場
最初に工場跡を見学します。 -
酸素と可燃性ガスのパイプバルブ
ガスバーナーの燃料に使っていました。 -
クレーンの大きなフック
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鋼材を引っ掛ける金具
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工場の耐熱壁
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土間の床
長さを測るメジャーや、熔断した際に出る鋼材破片が残っています。 -
作業靴
足の指先を鉄板で覆う安全靴ですね。 -
熔断の器材
何に使っていたのでしょうか? -
イチオシ
フロッタージュする工具
部材をおさえる万力、測定治具、丸棒を固定するVブロック、他・・・ -
フロッタージュする工具
ドリルの刃、タンガロイの刃、他・・・ -
フロッタージュの作業机
道具や工具の上に画用紙を載せ、色鉛筆でこすり、形を浮き上がらせていきます。 -
イチオシ
フロッタージュ作業風景
道具だけでなく、建物自体を写している人もいます。 -
円盤形の工具(かっちんの作品)
表面と裏面を色鉛筆で写しとりました。 -
ドリルの刃
これは難しそう・・・ -
ドリルのフロッタージュ(かっちんの作品)
画用紙をドリルに巻き付けて写してみました。 -
鉄くず箱のフロッタージュ
工場の中にある大きな鉄くず箱の穴や錆の凹凸を写しています。 -
壁のフロッタージュ
金槌だけでなく、背景に壁の縞模様を写しています。
これはデザイン学部の学生さん、目の付け所が違いますね。 -
イチオシ
出来上がったフロッタージュの作品
1時間半ほどの間に、一人あたり3〜4枚描きあげています。
失いつつある大田の町工場の記憶を残すことができました。 -
真っ赤なトタン板の金物店
ワークショップを終え、帰る途中に独自に見つけた特徴ある建物です。
オオタノカケラは、残り4回開催されます。
興味のある方はぜひ参加してみてください。
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