「知立・刈谷」　三河のかきつばたの名所　八橋かきつばた園・小堤西池のかきつばた群落

2016/05/09 - 2016/05/09

仕事のレポート作成で行き詰まり、頭から湯気が出そう。そんな今日は会社も休み。
これは気分転換しろということだなと、雨の中行って来たのは「八橋かきつばた園」と「小堤西池」。

まずは知立の「八橋かきつばた園」へ。
今はかきつばた祭りの真っ最中。
でも見ごろを過ぎてました。
入場無料で、駐車場も平日は無料でした。知立文化広場の駐車場を解放してます。

ここは平安時代の歌人在原業平が「からころも　きつつなれにし　つましあれば　はるばるきぬる　たびをしぞおもふ」と詠み、伊勢物語の時代から有名な場所なんだそうです。
以前は、庭園内に３万本生息し紫色で埋め尽くされて非常にきれいだったのですが・・・。

園内の「八橋史跡保存館」は有料（150円）ですが、尾形光琳作の「燕子花図屏風」というかきつばたを描いた屏風の複製画があります。
五千円札の裏面の絵はここのかきつばたかも！

続いて刈谷の「小堤西池」へ。
ここは日本三大カキツバタ自生地の一つで国指定の天然記念物です。

駐車場は「洲原公園」の第２駐車場（無料）に止めて10分ほど歩くと見えてきます。
今のところ７分咲きですが自生なので丈が低く、咲いていても葦の陰に隠れて見えにくい花もあります。

今回立ち寄ったのはこのかきつばたの名所、２箇所のみ。
わずか３時間のお手軽観光でした。

エリア 刈谷・知立(愛知)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

知立に到着！

国道１号から、旧東海道に入って５分ほどです。

知立文化広場の駐車場です。

結構広いです。

ここから「かきつばた園」まで歩いて３分くらい。

「八橋かきつばた園」の入口はこんな感じ。

右手にかきつばた池があります。

奥に行くと「無量寿寺」があります。

「無量寿寺」の左から奥に入るとかきつばた池に出ます。

かきつばた池は何ヶ所もあります。

やっぱり株が少ない・・・。
昔はもっと多かったんだけど根腐れしたらしい。

でも保存会の人ががんばって増やしているみたい。

かきつばたって、３回花が咲くそうです。

一番奥のかきつばた池。

以前を知ってるだけに寂しいなぁ。

京都銘菓の「八ツ橋」は、ここ三河の「八橋」が由来ですって。

在原業平像。

「からころも　きつつなれにし　つましあれば　はるばるきぬる　たびをしぞおもふ」

頭文字を取ると「か・き・つ・は・た」になるんですね。

きれいに咲いてるかきつばた池もありました。

尾形光琳の屏風です。

史跡保存館は写真撮影不可だったので、パンフレットを写しました。

刈谷に移動し、「小堤西池」へ。

まず「洲原公園」の駐車場で車を止めます。

「洲原公園」の駐車場を出て道路を渡ると遊歩道があります。

こんな感じの道を１０分ほど歩きます。

到着しました。

案内してくれるオジサンもいます。

マムシに注意！
ホントにでるのかなぁ。

刈谷とは思えない。

こんなのどかな風景の奥は、トヨタの高岡工場です。

背が低いけど、キレイです。

ぐるっと池を半周したとこが一番群生してました。

最後は恒例のマンホール。

これは「知立市」のマンホール。

在原業平の詩とかきつばたですね。