2016/05/04 - 2016/05/07
83位(同エリア185件中)
bangkok230さん
- bangkok230さんTOP
- 旅行記20冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 60,603アクセス
- フォロワー4人
5月上旬の連休を利用してミャンマーはモン州のチャイティーヨー・パヤー(ゴールデンロック)とヤンゴンのシュエダゴン・パヤーなどを訪れました。
5月4日。朝4時に家を出て、ドンムアン空港から朝1番のエアアジアでヤンゴンに向かいました。
*通貨チャットの交換レートは1000チャット=1ドル=100円=30バーツの簡易計算レートで換算しながら旅行しました。100ドルを両替すると11万6000チャットほどになりました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヤンゴン空港に到着したのは朝8時前(タイとの時差30分)。預け荷物がないので、並ばずにパスポート・コントロールに。Eビザをとって持って行きました。
両替後、タクシー・カウンターでアウンミンガラー・バスセンターを告げると6000チャットだったかな。20分ぐらいでバスセンターに。運転手にはWIN、チャイティーヨーと伝え、バスの前まで行ってもらいました。バスの最前列に乗り込むとすぐに出発(8時半)。チケットは1人8000チャット(帰りは7000チャット。差額の1000チャットはタクシー運転手へのコミッションでした)。きょうのうちに山上まで辿り着けるか心配でしたが、すいすいと予定より早く進んでいきます。
写真は途中の休憩停車時に撮影したウィン・エクスプレスのバス。 -
バス休憩の食堂前。エビなどを揚げたものを売りに来ました。かわいい女の子から500チャットで購入、食べてみましたが油っこく、おいしくありませんでした。食堂ではモヒンガー(タイで言えばカノームチーン?)を注文しましたが、こちらも不味くて駄目でした。結局、前日に山崎パンで買っておいたパンで昼飯としました。
ヤンゴンからチャイティーヨーまで200kmほどしかありません。バンコクからカンチャナブリに行くようなものですが、倍の6時間ぐらいかかります。バゴー以降は1車線ということもありますが、途中で乗り降りする人でバスが頻繁に停車するのも時間がかかる原因です。バスの助手は「ティヨー、ティヨー、チャイティーヨー」と叫んでいました。
途中、バゴー、シッタウン川などを通りますが、タイ人にとってはナレースアン大王の伝説でなじみのある場所で、タイ人なりに感慨があるようです。 -
キンプンに着いたのは1時ごろ。人にききながらトラック改造バスを目指します。乗り場に到着すると2台が待っており、それぞれ一杯の人です。近寄ってきた男に、「2人、フロントシート」と言うと、これに乗れと。運転席の横、後ろに全5人乗るようです。ちょうどお坊さん1人を含む3人があと2人を待っていたところのようで、すぐに出発しました。前席は一応エアコンがあり、日射を避けられます。料金は荷台の2500チャットとあまり変わりない3000チャット。
トラック改造ピックアップは途中2度10分ほど停車、山上(尾根上)まで1時間弱かかりました。そこから少し歩いてホテルに到着したのは2時過ぎ。
荷物を置いてから水浴び後、レストランでビルマ・カレーを食べます。エビのカレー(ヒン)はおいしかったですが、値段も1万チャット以上しました。 -
泊まったホテルはマウンテントップで、内部に大きな岩を残して建てられていました。ホテルはウェブサイトで予約し、送金はウェスタンユニオン(アユタヤ銀行支店で手続き可能)。1泊ツイン・エアコンなしで90ドル。平地は摂氏40度で、山上も昼は暑いですが、夜になるとエアコンなしでも問題ありません(天井の扇風機も途中で切りました)。
-
部屋の中。清潔です。部屋代は高いですが、朝夕の景色、夜の風景はそれ以上の価値があります。
-
マウンテントップ・ホテル。左に下りていく方向が仏塔方面。
-
夕方5時頃になるのを待って参詣。暑いのと、境内の床が熱いのを避けるため。
ホテルを出てすぐ、この写真の右側の建物が外国人の入域料支払い所。6000チャット。首から提げるカードをもらいます。
われわれは地元の人と同じロンジー、サンダルの格好で。 -
門のところまで来ました。この階段から靴を脱ぎます。
-
途中、神様(ナット)の建物が。この写真ではわかりにくいですが、奥の女性たちは横たわった女神像を拝んでいます。自分の体の悪いところに紙幣を置いて拝むと良くなるという信仰のようです。
-
広々とした広場にやってきました。大理石の床には余熱がこもっています。夜は多くの人がここに雑魚寝していました。この写真右の建物で金箔を購入します。
-
-
ついにやって来ました。まず金箔を貼って礼拝です。
-
その後仏塔の周囲をぐるりと回ります。
-
岩の隙間が見えます。絶妙のバランス。実際に目にして、その重心の微妙な位置がわかりました。
-
女性の礼拝堂。参拝者の姿を見ると、観光の地ではなく、信仰の地であることを実感します。男は女に代わって金箔を貼り、指に残った金箔を女の額に押し付けます。
-
境内の向こう側には建物が多く、ミャンマー人向けの店、市場が並んでいます。この階段を下りたところの左側に外国人も泊まれるヨーヨーレ・ホテルがあります。
-
-
反対側の町に下りるもう一つの階段。
-
その先にある土産物屋。
-
夕日を待って、また境内に戻って来ました。この景色を見ただけで、はるばるやって来た甲斐がありました。
-
ホテルのほうに戻ります。
-
日が暮れるとライトアップされ輝きを増します。人も増えてきます。
-
夜のご飯はホテルの前にあるレストランでカレー(ヒン)を食べました。味は可もなく不可もなく。値段はホテルより安いですが、平地の倍以上か。
-
5日の朝。
目が覚めると窓の外は雲海でした。ホテルは尾根の東側で、仏塔は西側に位置します。 -
仏塔に向かいます。途中左側にあるチャイトー・ホテル前。ここにはタイ人のツアー客がたくさん泊まっていました。路上ではサイバーツ(喜捨)用の食べ物をビニール袋に入れたものを売る人が寄ってきます。
-
仏僧ではなくルーシー(修行者、修験者)です。ルーシーは霊験あらかたな岩山で修行する存在で、チャイティーヨーの岩も最初はルーシーたちの信仰の対象だったと思われます。タイでは現役のルーシーを見たことがありませんでしたので、(本物だとすれば)これが初見です。
-
参道、境内には多くの僧侶、小僧が托鉢しており、ミャンマー人たちは小額紙幣を喜捨します。
-
境内から日の出が見えました。聖地であり、厳粛な気持ちになります。
-
-
下の参道などで売っていたお供え物をそなえ、ローソクをともし、拝みます。
-
お経を上げるタイのお坊さんたち。
-
仏塔から南西方面。谷を挟んだ向こう側の尾根沿いにも仏塔が点々とあります。巡礼路らしい道も見えます。谷には滝があるようです。
実は最初の計画ではキンプンから昔の巡礼路をたどって山上に至るコースを考えていました。調べると全長12km、所要5時間ほど。仏塔のある山上が1100mで、急坂ではないはずと見ていましたが、時間の制約と気温の高さから諦めました。 -
遠くに滝雲も見えました。やはり山の風景は最高です。
-
-
このお坊さんもタイ人です。短期の出家で、家族で巡礼旅行に来ていました。
-
ここで夜をすごし、お坊さんにタンブン(喜捨)した後、山を下りていきます。
-
われわれもホテルに戻りました。これで夕、夜、朝の3度参拝したことになります。
レストランで朝食をとっていると、雲が上がって来ました。左が仏塔のあるピークで、その向こうに町があり、さらにその向こうのピークに続いています。 -
向こうのピークにも仏塔があります。
-
来るときに麓のキンプンでWINの10時発のバスを予約していたので、8時半にトラック乗り場に来ました。朝のラッシュは過ぎていますが、それでも続々と降りる人が集まってきます。
-
今度も前部座席をという女房のリクエスト。写真真ん中の机が申込所です。申し込むと、6台待てと言われたと理解しましたが、女房は6人になるまで待てと理解。英語が聞き取りにくい。30分ほど待たされました。
結局、少し楽しみにしていたトラック荷台の乗り心地は経験できませんでした。以前のように座席の木が渡してあるだけではなく、ちゃんと手すりも設けられていました。そのうち幌がつくようになるかも。 -
キンプンに下りて着ました。レストランでコーラを飲んで、トイレを借り、その後は買物タイム。バスの中で食べる果物のお菓子などを物色します。
バスは満員、ほぼ定時に出発。 -
途中、休憩の食堂。店もトイレも行きの店より汚かった。でも料理はこちらのほうがおいしかった。値段は汁なしうどんと豚カレー、水だけで5000チャット。
アウンミンガラ・バスセンターには2時半ごろ着。下りたところに待っていたタクシーで、ダウンタウンのホテルまで。1万チャット。所要時間は45分。ヤンゴンの町並みは思ったより開発が進んでいた。 -
ホテルはスーレー・パヤー、ボージョー・アウンサン市場に近いクローバー・シティセンター。ブッキングコムで2泊88ドル。古い建物の改造ホテル。観光にはいいロケーションということで。
ホテルでシャワーを浴びて、アウンサン市場の下見。5時過ぎにシュエダゴン・パヤーにタクシーで。南参道の階段を上がって、途中の店で花などお参りセットを購入。1000チャット(地元の人は500チャットのようです)。入域料8000チャット。 -
夕暮れ近くの空と黄金の仏塔。
-
まず仏塔の周囲を3巡。
-
-
それから、この祈祷スペースで献花、読経。仏塔の北側にあるこの祈祷所はアウンサンが独立を祈願した場所とされています。
-
祈願所近くの大仏。
-
仏塔の東西南北には釈迦を含む4仏の礼拝堂。それぞれを拝んでいきます。
-
次に自分の誕生日の曜日の仏像とシンボルの動物に水掛け。わたし自身はカメラマン役に徹しましたが、けっこう疲れます。
-
仏塔の高さは約100mで、ナコンパトムの大仏塔の120mに及びませんが、金を使っているだけに絢爛さはシェダゴンのほうが。仏教の聖地として、この輝き、参拝者がかもし出す敬虔、厳粛な雰囲気は他を圧倒しています。タイ人の多くが参拝していました。
-
6日朝、ホテルからスーレー・パヤーまで歩いていきました。7時前ですが、汗が出ます。
-
次にタクシーで移動し、チャウッタージーの寝釈迦像にお参り。
-
-
-
-
-
-
この日も夕方からシュエダゴン詣で。
-
前日に回りきれなかった場所を。
-
-
-
-
-
ヤンゴンでの夜の食事は2度とも有名店のシャン・ヨーヤー。シャン(タイヤイ)料理は油っこくなく、口に合います。タイ料理ほど辛くもなく、パンチにかけますが、日本人にはやさしい料理でしょう。
写真はこの店の名物料理。どう作るのか卵の白身がスポンジのようで、そこにシーフードの炒め物をかけます。このほかネーム、各種ホーモック、ソフトシェルのから揚げなども良かったです。日本語メニューあり。 -
7日朝、帰国前に川沿いのボータタウン・パヤーへ。ここはタイ人にとって欠かせないお寺のようです。
仏塔基部の中心部に釈迦の髪の毛、歯が安置されているとされ、金ぴかの内部を巡っていきます。中心部をのぞきますが、どこに安置されているか判然としませんでした。参拝者が後か後から来るので落ち着いて写真も撮ることかなわず。 -
仏塔右側の本堂?
-
仏塔。
-
得度式。左は女の子です。タイでは女は出家できません。
-
境内内、仏塔の左(南側、川側)には亀のいる池の上に建てられたお堂があり、神像がいくつか祀られています。写真はタイ人に人気のテープ・タンチャイ神。写真の4人の女性はタイ人の元乙女たち。右の女性はガイド、左の男性はお経?祝詞?を読んでくれる人(神職ではないようです)。
バナナなどのお供え物をそなえ、布をかけ、紙幣を神像の右手に挟み込みます。紙幣は2段重ねにして、上のほうは持ち帰ると、お金持ちに。 -
そして突き出された右人差し指に自分の額をつけると、願いを叶えてくれる有り難い神様という信仰のようです。テープ・タンチャイ信仰はタイではかつてビルマの支配下に長くあったタイ北部地方で盛んです。ここミャンマー同様にお寺の中に祀られています。
-
お寺と道を挟んだ反対側に祭られている神像。こちらは女神で、女神にしか聞き取れない声でお願い事をすると願いが叶えられるとのこと。
並びには小さな市場があり、仏像、お土産物が売られていました。タイ語を話す売り子が多く、いかにタイ人参拝者が多いかを示しています。
10時にタクシーで空港に向かいました。ヤンゴン空港ではウェブチェックインのボーディングパスは不可でした。航空会社のカウンターに並び発券してもらう必要があります。パスポートチェック後のスペースにはたくさんの土産物が並んでおり、値段は高いですが、市内で買えなかったものを購入可能です。われわれは残金3000チャットほどで、食事もとれず、水を買って使い切りました。
ここまでご覧いただき有難うございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
チャイティヨ(ミャンマー) の人気ホテル
ミャンマーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミャンマー最安
766円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
72