台湾南部の旅、（その１）高雄～小琉球～墾丁へ

2016/03/13 - 2016/03/15

久しぶりに台湾です♪　今回は台湾南部7日間の旅です。
高雄～小琉球～墾丁～宝来～美濃～旗山～台南を訪ねてみました。
やっぱり台湾はいい所です♪

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1～3日目、（その１）高雄をちょっと見てから、東港から小琉球島に渡って島内一周。墾丁も電動バイクで見どころを一周してみました。

【交通費D1～D3】
D1　3/13 日　
関空1055～高雄1330(ﾋﾟｰﾁ,往復18,980円)
空港～三多商圏(MRT,25元)、他MRT4回計90元＝約316円
D2　3/14 月　
高雄1010~東港1112(Bus,9127路,116元＝約365円)
小琉球・観光用電動バイク(3時間,200元＝約700円)
東港1330～小琉球1350、復路1730～東港1750(高速船,往復400元＝約1,400円)
D3　3/15 火
東港0840～墾丁1020(Bus,9117路,229元＝約805円)
墾丁・観光用電動バイク(4時間,300元＝約1,050円)
墾丁1540～高雄1840(Bus,9118路,324元＝約1,140円)

【入場料D1～D3】
D1　なし
D2　小琉球,3カ所一括券　80元＝約280円(シニア)。※一般は120元。
D3　鵝鑾鼻公園　60元＋バイク駐車料10元,計約246円。
　　佳楽水　40元(シニア)＋バイク駐車料30元,計約246円 。※一般80元。

【宿代】
D1 高雄・背包41青年旅館(Backpacker 41 Hostel) ドミ450元＝約1,580円 ★★★★
D2　東港・留下旅舍（The Way Hostel & Bar） ドミ 450元＝約1,580円 ★★★
D3　高雄・新源旅館　シングル600元＝約2,110円　★★★★

※レート：1TWD元≒3.51円

--全日程です---------------------------------
D1　3/13　関空1055‐高雄1330(ﾋﾟｰﾁ航空) 【高雄観光】
D2　3/14　高雄1010‐東港1112(Bus)、東港1330‐小琉球1350(高速船) 【小琉球観光】
　　　　　　小琉球1730‐東港1750(高速船) 【華僑市場】
D3　3/15 東港0840‐墾丁1020(Bus) 【墾丁観光】 墾丁1540‐高雄1840(Bus)
D4　3/16 高雄0720‐六亀‐宝来1023(Bus) 【宝来】1130‐六亀‐美濃1305(Bus) 【美濃観光】
D5　3/17 美濃0905‐旗山0920(Bus) 【旗山観光】 旗山1210‐台南1335(Bus) 【台南観光】
D6　3/18 【台南観光】
D7　3/19 台南1058‐高雄1135(自強号)、高雄1415‐関空1755(ﾋﾟｰﾁ航空)

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

今回のルートです。

高雄〜小琉球〜墾丁〜高雄〜宝来〜美濃〜旗山〜台南と巡りました。

【１日目】

航空券代は、関空〜高雄往復（ピーチ航空）で18,980円　諸費用全込み。
昔に比べりゃ激安になったもんです。

加えて、この関空〜高雄便は、LCCにしてはウッソーと思えるほど、時間帯がいい。それも往復共！非常に珍しいケース。
関空から台湾南部なら、この路線はお勧めですね。

今回の荷物は、リュック4.6kg＋セカンドバック2.0kg、合計6.6kg。
7日間の旅だと、荷物は軽く気楽でいいです。

高雄空港に幸いにも定刻到着。

※ピーチの定時運航率は良かった筈だけど、数か月前のニュースでは、航空各社の中では下位にランクされていた。

なぜなんだろう？　好調が続いているので、タガが緩んだのかな？

高雄の空港アクセスは、市内まで至近距離で、MRT(地下鉄)が空港直結している。

MRTは2路線だけと単純で分かり易い。
宿のある「三多商圏駅」へ向かいます。

高雄MRT 三多商圏駅。空港から10分程で着いてしまった。実に近い。

■　高雄の安宿「背包41青年旅館(Backpacker 41 Hostel)」に到着。

■　高雄の安宿「背包41青年旅館(Backpacker 41 Hostel)」

【価格】ドミ 450元（約1,580円）、朝食無し。※Booking comで予約。
【設備】エアコン有。共同ホットシャワー・洋式トイレ。Wifi無料=部屋では不通。
　　　　充電可。セキュリティBox有り。キッチン有△。宿前に椅子あり。
【場所】MRT三多商圏駅から300m、徒歩5分強。
　　　　※地図は宿Web又はBooking comサイトご参照下さい。
　　　　Add：高雄市苓雅區四維三路261巷41號
　　　　TEL：[phone]　
　　　　URL：http://www.kaobp41.com/
【評価】★★★★☆　(1泊)

コメント
・駅から近く便利。コンビニは徒歩5分程にあり。部屋は清潔。
・値段からすると、まあまあいい宿だった。言葉は台湾語と英語。

高雄市立歴史博物館

1500〜観光開始
今日は、歴史博物館を眺めてから夜市でも行くつもり。

高雄市立歴史博物館

1895〜1945年の日治時代（日本統治時代）の展示資料等を見にきました。

高雄市立歴史博物館

この建物は日治時代に清水建設で設計、建設されたもの。
日本でも古いビルでは、よく見かける構造、様式だ。

高雄市立歴史博物館

市立歴史博物館から街を眺めながら高雄駅に向かい、
駅の手前にある六合夜市に着いた。

この夜市は、道路沿いにズラ〜っと店が続くタイプ。今一つ夜市らしさに欠ける。
高雄じゃ一番有名な夜市だけど、外人観光客向けで、海鮮系の店が多く一層高い。

地元の人は殆ど行かないらしく、そんな感じだった。

高雄駅の東側に「旧高雄車站」が残されていた。

その後、高雄客運のバスターミナルで明日の時刻を確認。
・・・シニア割引は外国旅行者には適用されないと張り紙があった。
ちょっと悔しい。

3日目の宿は、この近くの新源旅館にしようと空き状況を伺い方々覗いてみた。

現在の高雄車站

この右手にあるMRT駅から瑞豊夜市へ向かってみた。

瑞豊夜市

こちらは六合夜市と違い、地元民御用達の夜市で、構造も一角に集中している。
人気ありそうで人で一杯。(月,水曜日休み)

瑞豊夜市

【２日目】
（写真）高雄客運のバスターミナル

天気予報では、昨日も今日も小雨模様だったが、
朝起きると本格的に降っていた。
今日は墾丁に行くつもりをしていたが雨なので止めた。

宿で雨を止むのを待っていたが一向に止みそうにない。
どうしようかな〜・・・。そうだ！東港で刺し身を肴にたらふくビールでも飲もう！

高雄〜東港のBusは、30分毎にと頻発していた。

（写真）小琉球行き高速船乗り場

1時間で東港バスターミナル前に到着。
ここから刺し身が食べれる華僑市場に行くつもりだったが。。。

東港までのバスはガラガラで、おばちゃん2人組が居ただけで雑談してたら、
おばちゃん達は小琉球に行くと言う。

実は私も今日は墾丁で明日小琉球と思ってたんです。雨で今日は華僑市場にしようと話したら、
「何言ってんの！もう雨は止みそうだよ！一緒に小琉球に行きましょう！」と殆ど強姦状態で一緒に行くことに。
確かに、外を見れば雨はもう殆ど止んでいた。

次の小琉球行き高速船は1200出発。

小琉球行き高速船

切符を買って小琉球行き高速船に乗り込み。

と、事件発生！
タブレットが無い！！！　いくら探しても無い！

港までのミニバスだ！！

おばちゃん2人にお詫びして先に行ってもらうことにした。
もう乗船チェックが済んでいるので、揉めるのを避ける為、船員に事情を言って切符売り場まで一緒に戻った。

お世話になったお二人

切符売り場で、事情を説明。
たまたま撮っていた東港客運站からここまでのミニバス画像を見せると、一気に急展開。
切符売り場の若い女性は、解った！と直ぐにあちこち電話を掛けだした。
3-4本目の電話中にＯＫサインを私にくれた。
どうやらミニバス運転手に電話してタブレットが見つかったみたい。

と、「ちょっと待ってて、今から取りに行ってくる」と言い残して、自分のバイクで走り去った。
15分後、「は〜い♪」と言ってタブレット手渡してくれた。
嬉しい、大感激の一瞬でした。

次の便は1330発、「船員に言っとくから、切符はそのまま乗り込んで下さい」とフォローの親切もアリ。

1200の船が出てから次の便まで、彼女らも時間が取れたこともあるが、
日本以上のスピード対応・解決だった。

1330発の船で小琉球に到着。所要時間は20分、案外近かった。

小琉球は・・・周囲12kmほどのサンゴ礁でできた島。奇岩と洞窟の名所が点在していて、ダイビングや観光潜水船で海底探勝も。（by 台湾ナビ）

電瓶車＝電動バイク

小琉球の観光交通手段は、
１．バイクが主だが、外国人は国際免許証が必要。
２．免許証を持たない私は電動バイクのみが選択肢。
３．貸し自転車も僅かにあるが、意外と坂道も多くお勧めできない。
４．他には、乗り降り自由な島内一周バスが、平日約１時間毎、土日30分毎に運行。1日券100元。

港付近には、無数のバイク屋があり。電動バイク屋も2割ほどあり。自転車屋は離れた所に1軒のみ。

島内を観光するには3時間あればと、3時間値段を交渉してみた。
・バイク 500元や300元→200元→150元まで下がった。
　　　　　　　　日本で免許は持ってるが、国際免許は無いと言うとダメだった。
・電動バイク 300元→200元まで下がった。
・自転車 →150元で下がらなかった。

結局、電動バイク3時間,200元で借りた。代金は借り受け時に支払い。デポジットは無かった。

先ずは、港から近い「花瓶岩」に行こう。

道中、小ぶりながら立派なお寺があった。

花瓶岩です。
青い空なら更に見栄えがするだろうなー

花瓶岩
海沿いに遊歩道が整備されていた。

電動バイクを進めて「美人洞」に着いた。

入場料が要るんだ。

小琉球の有料スポットは、美人洞、山猪溝、烏鬼洞の3ヶ所のみだった。
通し券のみで120元/シニア割引80元＝約280円。

美人洞

美人洞

美人洞から電動バイクで少し進むと、小さな漁港横に立派なお寺があった。
※この後、各地の漁港には立派なお寺があった。日本で言う所の「海の守り神」のよう。
　日本同様に台湾も島国なので漁業が盛ん＝漁民たちは海の恵み、海の怖さを感じるのは万国共通か。

山猪溝に到着。

山猪溝
ここは、さっきの美人洞と異なり、密林の谷間を歩いている感じで気持ちがいいい。
遊歩道も整備が行き届いていて歩きやすい。

山猪溝から移動して「烏鬼洞」です。

烏鬼洞
ここは美人洞と似ていて、海辺にあり、波で浸食された洞窟などが中心だった。

烏鬼洞
東シナ海の方向です。

烏鬼洞

烏鬼洞から、夕日スポット「落日亭」〜杉福漁港を経由して、島の南側に来ると、
海岸は一面浸食された、ギザギザ岩があった。
こりゃ歩いて波打ち際まで行けそうにないほどギザギザ岩だ。

島で一番大きい大福漁港についた。

そして立派なお寺。

小琉球島を一周して、貸し電動バイク屋さんに戻ってきました。

と、最終便まで少し時間があるので、コンビニでビールを調達。
キリンBar BEER 350cc　32元＝約112円だった。（中国・珠海製）

最終便で東港に戻った。

※【台湾のビール事情】のクチコミをＵｐしました↓
　各地のコンビニで購入した各種ビールの情報です。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/kaohsiung/shopping/10511180/tips/12190633/#contents_inner

華僑市場

東港：台湾南部最大の漁港。天然のクロマグロの漁獲量は世界屈指。市場の食堂街で新鮮なマグロを堪能でき、夏にはマグロ祭りも開催。===華僑市場。

華僑市場

刺し身　200元

華僑市場

歩いて宿へ

■　東港の安宿「留下旅舍（The Way Hostel & Bar）」に着いた。
　※写真は翌朝に撮影。

■　東港の安宿「留下旅舍（The Way Hostel & Bar）」

【価格】ドミ 450元（約1,580円）、朝食無し。※前日にmailで予約。
【設備】エアコン有。共同ホットシャワー・洋式トイレ。Wifi無料=部屋でもOK。
　　　　充電可。セキュリティBox無し。キッチン無し。屋上テラス有！
【場所】東港のバスターミナルから東へ800m、徒歩10分。
　　　　Add：東港鎮船頭路24-78號　
　　　　※地図は宿Webご参照下さい。
　　　　Tel：[phone]､[phone]　
　　　　E-mail：[e-mail]　
　　　　URL：http://www.thewaytaiwan.com/　
【評価】★★★☆☆　(1泊)

コメント
・小琉球への高速船乗り場は、東港バスターミナル駅から反対側になる。
・宿近くにはあまり店屋がなく、コンビニは宿の自転車で5分強にあり。
・宿には水もコーヒーも何も無し。スタッフは夜間は不在。
・屋上テラス広くて眺望もいい。部屋は案外清潔。
・東港では安宿ないのか、ここしか見当たらなかった。

【３日目】
今日は、墾丁に向かいます。
東港のバスターミナルは「屏東客運 東港站」と言う。

セブンイレブンの店の裏がバスターミナルだけど、高雄から来る墾丁行きのバスは、バスターミナルには入らずセブンイレブンの前に停まります。
切符は、セブンイレブンの中で売っていた。

セブンイレブン前で待っていると、0820墾丁行きは20分遅れてやってきた。

1時間40分で墾丁に着いた。
目の前は綺麗な海が広がっていた・・・晴れていたらさぞ綺麗な景色だろうけど、曇り空。今日の予報では雨はなさそうなのが幸いです。

墾丁に入ると200m間隔位にバス停があり、終点で降りてみた。
レンタルバイク屋が沢山あり。街の中心に戻りながら、レンタル代を聞いてみた。

墾丁の観光交通手段は小琉球と同様で、

１．バイクが主だが、外国人は国際免許証が必要。
２．免許証を持たない私は電動バイクのみが選択肢。
３．貸し自転車は殆ど見かけず。墾丁観光は距離があるので自転車は向かない。
４．他には、恒春から墾丁の観光地へバスがでていて、1日券は150元。

墾丁には、沢山のバイク屋と共に電動バイク屋も多くあった。自転車屋は僅少。

小琉球と同様に3〜4時間のレンタル代を交渉してみた。
・バイク 600元や500元。余り下がらず、頑張れば400元か。
　　　　　　　　逆に600元や500元は、1日でも同様の値段かも。
・電動バイク バイク同様600元や500元。と、3Hで250元の看板を見つけた。
・自転車 有るには有るらしいが、見当たらなかった。

吉境旅店・電動バイク（電瓶車）の値段表

小さなホテルに3時間,250元の張り紙アリ。
受付嬢も宿のご主人も、非常に穏やかな親切な人たちだった。

レンタル代は表示通りで、「もし佳楽水まで行くと、3時間は超えるかも知れないですね？」と伺うと、「4時間だとプラス50元でいいですよ」とまだ若いご主人からの親切回答。
代金は借り受け時に250元（約880円）支払い。デポジットは無く、パスポートのコピーを宿が取られただけ。

レンタルした電瓶車＝電動バイク

佳楽水までならと、宿のご主人が予備を含め、3個のバッテリーを座席下に収納してくれた。

快晴だとスゴク綺麗そうです。

砂島
海水浴シーズンになるとお客さんで一杯になりそうな海。

台湾最南端にある鵝鑾鼻公園に着いた。

鵝鑾鼻公園
石畳を見てると、北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェイを思い出した。

鵝鑾鼻公園

台湾最南端の海。

鵝鑾鼻公園　台湾国旗がたなびいていた。

鵝鑾鼻公園から電動バイクで、台湾南端から東側の海岸線を走っていく。
何人もの日影が見えたので停車して見に行く。

綺麗な海岸線があった。

一番遠い「佳楽水」に着いた。

佳楽水
遊覧バスで観光するようだ。

佳楽水は、荒波に浸食された珍しい海岸線が続いている所だった。

佳楽水
遊覧バスは途中の色んな奇形で停まって説明があった。

佳楽水

佳楽水

佳楽水

佳楽水

佳楽水
折り返し点で10分ほど停車。
下車はここのみだが、安全のため海岸には入れない。

佳楽水を見終えて、一気に墾丁に戻ります。
Googlemapで見ると、途中で丘程度の低い山道が見えた。
社頂自然公園を通れるし、だいぶ近道なので走ってみた。

※墾丁では、終日社頂自然公園で過ごしてもいいなと思っていたが、バスはなくて諦めた。

吉境旅店に電動バイクを返却。4時間近くになったので残金を支払い。

吉境旅店の前には「墾丁派出所」と言うBus停留所があった。
ここから高雄行きバスに乗車。

高雄駅に着いて、すぐ近くの安宿「新源旅館」に到着。

■　高雄の安宿「新源旅館」
【価格】シングル600元（約2,110円）、朝食無し。※飛込みで利用。
【設備】エアコン有。室内ホットシャワー・洋式トイレ。Wifi無料、充電可。
　　　　セキュリティBox無し。キッチン無し。TV有、庭無し。
【場所】国鉄高雄駅,MRT高雄駅から200m、徒歩5分。
　　　　高雄客運バスターミナルから100m。
　　　　※地図は宿Webご参照下さい。
　　　　Add：高雄市河北一路329號　
　　　　Tel：886+7-235-3085
　　　　e-mail: [e-mail]
　　　　URL：http://www.kaobp41.com/
【評価】★★★★☆　(1泊)

コメント
・高雄駅やバスターミナルも近く、超便利な所にある。
コンビニや安食堂も宿から数分にあり。
・建物や部屋は清潔だが、シャワーは湯の勢いが弱い。
・周囲環境は少し雑然としている。

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※次の旅記
　台湾南部の旅、（その２）美濃〜台南へ、そして帰国
　に続きます。