瀬戸内芸術祭２０１６春～豊島～

2016/03/26 - 2016/03/26

３年おきに開催されている瀬戸内芸術祭へ
今年は本格的に回る予定です。

まずはじめに豊島へ
また絶対に行きたいなと思えるアートめぐりになりました

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

車で宇野港まで。
芸術祭開催中は駐車場1日500円です。良心的。

港の周りにもアートがたくさん。

フェリーの待合室は混雑してます。
宇野港前には特設のガイドセンターがあり、
パンフレットや、パスポート、お土産物も有ります
土日だけかもしれませんが、お弁当も売ってました

隣のフェリーは直島行き。
観光バスが何台も入っていきます。
絶対、地中美術館大混雑だろうなあ、、と
げんなり、、、
自分が行くわけじゃないのに。

瀬戸内の穏やかな波間をゆったりと進んでいきます。
豊島行きのフェリーも満員気味。

いくつもの小島を見送って。
風が気持ちいいです。

こちらのフェリーは豊島を経由して
小豆島まで行きます。
到着のアナウンスが流れたら
(船内ざわざわしてて聞こえないですが)
速やかに下船しないと小豆島にいっちゃいますよ〜
私たちも焦りながらなんとか下船しました

着きました！豊島。
のんびりとした島の雰囲気に飲まれてしまいそうですが、
意外とのんびりはできません。
島ですので、帰る手段は船だけです。
ということは帰りの時間にタイムリミットがあります。

各施設を効率的に廻り、かつタイトなタイムスケジュールを守ったとしても、1日で全てのアートを見るのは不可能だと思います。
チラッとみて、次！じゃ、アートは楽しめないです。
私がそうでした。もっとゆっくりじっくり体感したいアートばかりでしたよ、豊島！
ですから、ぜひたっぷり滞在時間をとってください。

まずは移動手段を決定、確保です。
レンタサイクルか、バスか、徒歩か。
私たちが到着した11時ごろには、
すでに電動自転車の貸し出しは満員で終了してました。
こちらの島、普通の自転車では無理です。
そこそこの距離に山の起伏の登り降りがあります。
よっぽど体力に自信がないと無理。
電動自転車でも疲れちゃうかもです、、。

ご高齢の方はバスが無難です。
乗り降りフリーではないので、アートに立ち寄る度にバス代がかかりますが、一番楽。
便数もそこそこあります。
１乗車200円。
両替機なしなので、100円玉は沢山用意してください。

私たちはバス＋徒歩で。

まずは港から近いこちらから。
徒歩一分くらい

イル・ヴェント

入った瞬間にすごい違和感。

でもだんだん慣れてきて違和感もなくなる

柑橘類の皮が干してあったりして
ほっこり

二階へ

水玉越しに見るのんびりした景色にホッとする

広く感じたり狭く感じたり

豊島横尾館

こちらもイルヴェントから徒歩一分くらい

色々奇抜だけど、印象に強く残ります
私は絵は苦手だったけれど、
空間や雰囲気はかなり好き。
異空間を体感できます。

空が青い

徒歩も気持ちいいです

畑の大根ですらアートに見えてくる

海に続く真っ直ぐな道にも
ついシャッターを切ってしまう

港近くまで戻って
13時頃お昼ごはん
海の家を彷彿とさせる店内です

もうほぼ完売状態でした。

煮付け定食 鯛は＋100円

アジフライ定食

魚の味が濃い！美味しい〜
付け合わせのイカ煮付けも美味しい〜

港からバスにのり唐櫃地区に移動


空の粒子 青木野枝

空から降ってくる感じ

湖に住むおたまじゃくしになった気分

ぼーっとながめていたい

てくてく歩いて

あなたの最初の色(私の頭の中の解ソリューション)ー私の胃の中の溶液ソリューション
ピピロッティ・リスト
命題を聞いてなんとなーく分かるような？
私は“最初"が持つ特別感を
とても表現してると感じました
↓
島キッチン
安部良

時間がなくて外観だけ
どこに座っても誰かが目線に入る安心感
↓
ストームハウス
ジャネット・カーディフ＆ジョージ・ビュレス・ミラー

田舎に住む日本人には馴染みのある体験が
外国人には特別に感じるんだなぁと、
ストンと府に落ちる作品

唐櫃岡集会所から豊島美術館までバス
、、、には乗る必要がありませんでした
山だから登りはキツいなと思ったのですが、
なだらかな下りで距離もないので歩けます。

でもバス停を降りた瞬間のこの解放感は
忘れられません

人の作った段々畑の壮大さが自然に負けていません

豊島美術館

フリーパスポート提示で入館割引があります
こちらはあまり語らないほうがいいですね。
存分に楽しんで来てください。
私もまたいきたいなぁ！

本当に天気がよくて、、、
アート巡りには最適

こちらの椅子
カフェではテーブル
お買い求め頂けます。

豊島美術館から唐櫃地区までは徒歩。
下りばかりなので歩けますよ。
心臓音のアーカイブまでは距離があるので、
バスに乗るのもいいかなと思います

勝者はいないーマルチバスケットボールー
イオベット&ポンズ

豊島の形のバスケットゴールです
島の子どもたちも観光客も
みんなで楽しんでます

写真がないですが
心臓音のアーカイブ
クリスチャン・ボルタンスキー

心臓が動いている、
人が一人一人確かに生きている事への
畏怖が感じられて、
私はけっこういいなと思ったのですが、
家族は苦手のようでした。
そうそうに退出してしまって残念。


フェリーの時間となりアート鑑賞はここまで。
唐櫃港から乗るつもりだった船が満席だったため、家浦港までバスで戻ることに。
しかも循環バスも次で最終、、
家浦港からの船もあと二本、、、
間に合うの？！その船もすでに満席では？
と青ざめます。
家浦港にバスがついた頃には港にはすごい人。
みんなギリギリまで楽しみたいんだもん、
帰る時間も同じだよね。
私たちはラッキーなことに整理券配布に間に合い、最終から一つ前の船に乗れました。