三原山に雪が降った

2016/02/24 - 2016/02/26

88歳の母が三原山が見たいとずっと言っていたので、今年の椿開花に合わせて伊豆大島旅行を計画しました。
ゆっくりと観光ができるように2泊することにしました。露天風呂からの三原山の眺めが良い大島温泉ホテルに2泊を希望していましたが、
1泊しか取れなかったので、白岩ホテルに2泊にすることにしました。

エリア 伊豆大島(東京)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

熱海港の船乗り場です。椿祭りの最中ですが平日のためか閑散としています。
高速ジェット船で大島までは45分で着きます。

高速ジェット船の内部です。
2階はそこそこ人がいましたが、1階はご覧の通りほぼ貸し切り状態でした。

本日は岡田港に到着。
元町港で予定をたてていたのでしょっぱなから計画変更です。

岡田港周辺です。
昼食を取りたかったのですが、岡田港周辺で食事処を調べていなかったので迎えの車でホテルに向かう事にしました。
迎えは頼んでいなくても船が到着する時間に迎えに来るようです。
ホテルチェックインには早いので迎えの車に乗らない人が多いようです。
ただ、宿泊者が多い場合は予約しないと乗りっぱぐれちゃうかも。

ホテルに荷物を預けて元町港まで歩きます。歩いて20分位かな。下り坂なので割と楽に行けました。
しかし時刻はすでに2時を回っており店は何処も準備中。ガイドブックで目星を付けていた店は全てカラ振りでした。
元町港が船の発着港になっていないということも計画倒れの一因かな。
そんな中、準備中にも拘らずお腹を空かせた私たちのために食事をさせて下さったお店の方、本当にありがとうございました。写真がなくてすみません〜＞＜
元町港ターミナルからタクシーで椿花ガーデンへ。

今季は暖冬のため12月に椿が咲き始め1月には散ってしまったそうで、椿祭りにも拘わらず、椿があまり咲いていないという残念な状況でした。
今度は満開の時に見たいな〜！

昔、りす村。今、うさぎ村？
観光客が少ないせいか餌をあげると、もの凄い勢いで食い付いてきます。
もふもふです！

椿花ガーデンからホテルに戻ります。
白岩ホテルは建物が古いですが、手入れがされていて過ごしやすいホテルでした。
3人なので10畳の角部屋指定。
やっぱり日本式旅館は落ち着きますね。
障子から覗いているのは貞子ではありません。妹です。

部屋からの眺めです。
遠くに三原山も見る事ができます。

翌日は生憎の雨
何と！前日の夜に三原山で雪が降り道路が通行止めに！
そのうち開通するだろうと考え、椿祭りのメイン会場になっている大島公園に行く事に。

大島公園を進むと温室発見。
色々な種類の椿がたくさんありましたよ！

この椿、色合いが素敵でした。

椿園なんですが桜が綺麗でした（笑）

大島公園の案内図です。
動物園があるので行ってみようと思います。

ワオキツネザルです。
尻尾が長い〜！

ロバです。右のロバの頭を撫でていたら、左のロバがヤキモチ焼いて、
もの凄い声で鳴きまくっていました。

豚です。お友達です。

ヤギです。
あれ？　ここ動物園じゃなかったっけ？
もしかして家畜園なのかなあ？

大島公園から路線バスで岡田港へ戻ります。
もうバスが動いてるだろうとバス案内所へ。
三原山ラインの路線バスは終日運休ですって！
それならタクシーで。
が、しかし！山頂へは通行止めが解除されていない為、タクシーも行かれないそうで泣く泣く断念＞＜

三原山行きはダメでしたが、大島温泉ホテルまでなら除雪が完了しているから行かれるとのこと。
それなら露天風呂から眺める三原山観賞といきますか。
お風呂自体は白岩ホテルの方が良かったけれど、露天風呂から眺める三原山は最高でした。それも雪山ですよ！
入浴料800円です。
観光バスの昼食会場になっているようで周りはせわしなかったけれど、お風呂は貸し切りでした。幸せ〜♪

雪の三原山を十分堪能し、当然足はないのでタクシーを呼びます。
三原山山頂口方面と港方面の別れ道に来た時、運転手さんが驚きの一言を！！
「除雪済んだから山頂口へ行かれるよ」
うそ、ちょっとまって！
若干の間。
行って下さあい。

山頂口から見る事ができる三原山です。
雪化粧は反対側なんですね。
車で行かれるのはここまでで、火口まではトレッキングで行かれるそうです。

タクシーの運転手さんが丁寧に三原山の歴史を説明してくれます。
路線バスで行けばいいやと思っていたんですが、こうして見所に車を止めてガイドして貰うと、観光したなあって感じです。
母は山頂口まで行く事ができないと諦めていたので、帰りのタクシーが観光タクシーに早変わりして大喜びでした。

ホテルに戻るには時間が早いので火山博物館へ行ってみました。

火山博物館庭にあるこのロケットの様なものは、かつて読売新聞の記者が取材のためこれに乗って火口に降りて行った乗り物だそうです。けれど、途中までしか行かれなかったそうです。

火山博物館からホテルまで歩いて帰ります。上り坂になるのでちょっとしんどかったです。
たらたら歩いていたので30分位かかりましたが、普通に歩けば20分位かな？

食事どうしたのかって？
ちゃんと食べましたよ。
名物の椿フォンデュにべっ甲寿司。悲しいかなあまりに空腹で写真も取らずに食べてしまいました。
唯一写真に納める事ができた2日目の朝食です。

伊豆大島の全体図です。
4時間位のタクシーチャーターでほとんどの観光拠点を回れますが、
タクシー代結構高いです。
大島温泉ホテルから1時間半位のタクシーで6300円でした。
路線バスで回ろうと計画していたため、雪でのトラブルでタクシー利用となりましたが、島内観光バスを利用する方が多いようです。

今回は、発着港の変更と考えてもいなかった降雪で計画倒れの旅行となってしまいましたが、諦めかけていた三原山山頂口へ行く事ができて、母がとても喜んでくれたので終わり良ければ全て良しとしましょうか！

伊豆大島へ椿を見に行こうと思っている方へ。
椿祭りの時期に椿が咲いているとは限りませんので、開花情報を確認した方が良いです。
また、船の発着港は当日で変わるので、どちらの港になっても大丈夫なように計画しておくと、お腹をすかせて彷徨い歩くなんてことにはならないと思います！