フィリピン１　（イントラムロスとマニラ湾の夕陽）

2016/01/30 - 2016/01/30

フィリピン、３拍４日の旅。

１日目　成田空港−ニノイ・アキノ国際空港（マニラ）マニラ市内観光

マニラの繁華街・エルミタ地区のホテルにチェックインし、早速市内を観光する。

リサール公園−イントラムロス−サン・アグスティン教会−マニラ大聖堂−サンチャゴ要塞−マニラ湾の夕陽（ベイウォーク）−ロビンソン・プレイス

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:00自宅をマイカーで出発し、成田空港9:30発-20分遅れの13:55マニラ着。

早速、事前に用意したワールドＣＩＭをスマホに装着し、通信を確認。

両替（１フィリピンペソ＝２．５５円）を行い、到着フロアから上の階の出発フロアへ移動し、レギュラータクシーを拾った。

到着階からタクシーに乗ると、初乗り料金の高いイエロータクシーに乗るしかないから。

運転手にホテルの地図を渡して、エルミタ地区のホテルに到着。途中、車窓をビデオに録る。

ホテル（PARAGON TOWER HOTEL）は一番高い９Ｆの部屋だった。その窓からの風景。

デイバックを置き、街歩きバックのみで散歩に出掛ける。

空港から、すんなりホテルに到着でき、予定より1時間稼げたため、最終日に行こうとしていた市内歴史観光へ繰り出す。

5分ほど先のリサール公園に来た。マニラのほぼ中心にあり、アジア最大規模の都市公園。ラプラプ像が格好良かった。

ラプラプは、16世紀のフィリピン、マクタン島の領主で、世界一周の航海の途上に立ち寄ったマゼランを倒し、フィリピンの民族の誇りを守った国民的英雄。

マニラ湾を見つめていた。

リサール像に隣接して国立フィリピン人博物館があった。建物がきれい。

遠く、イントラムロスと呼ばれる城壁が見えてきた。

手前はゴルフ場なので余計にきれいに見える。

16世紀にスペイン人たちによって建てられた壁に囲われた城塞だ。

城壁の上も広くグルッと歩くことができる。

タイ・アユタヤの寺院のような雰囲気もあった。

いくつかあるイントラムロスの入り口。

今は普通に通行できる。（入り口の下では事故っていたみたいだ）

中央を走るルナ・ストリート

フィリピン最古の教会、世界遺産サンアグスティン教会。

数々の地震や世界大戦でも耐えた建物。白人の観光客でいっぱいだ。

礼拝堂の中では、結婚式をしていた。

第二次世界大戦で難を逃れた、バロック様式の教会。

礼拝堂の横にサン・アグスティン・ミュージアムがある。

道の角にサンタ　イサベル広場というのがあった。周囲のベンチに地元の人が座って談笑していた。

サンタ　イサベル広場からマニラ大聖堂の裏側がくっきりと見えた。

表に廻って礼拝堂へ入る。

陽の光にステンドグラス透けて、あっちこっちの壁に美しい光が現れていた。

ステンドグラスの本当の意味を知った気がした。

荘厳な大聖堂の外観。フィリピンの母なる教会と呼ばれる。

ベルタワーが高い。

式を終えた二人が表に出てきて、風船を飛ばし祝っていた。

さらに進み、イントラムロスの北西の一番端に来た。

サンチャゴ要塞で、唯一有料（75P＝191円）であった。

中はきれいな公園で、英雄リサールが処刑された時の様子が人形で再現されていた。

公園の奥に行くと立派な門があり、これが要塞の門だったと思われた。

中に入ると、リサールが拘置されていた場所から、処刑される場所までの歩いた足跡が残されており、足枷を付けたまま歩いた為、歩幅が狭いという。

ホセ・リサール像と、後方にはリサール記念館。


１８９６年、フィリピン独立運動の闘士であったが、この場所でスペイン軍の手で銃殺された。それがきっかけとなりスペインからの独立がなり、フィリピン独立の父であり、国民的英雄となっている。

東京の日比谷公園には、日本での滞在を記念しリサールの胸像がある。

記念館は、処刑前まで暮らしていた所。

幽閉の部屋かな。３５歳で銃殺された。

処刑された時の様子だろう。大きな絵画になっていた。

高台から、パシッグ川が見えた。

川草や船が行きかう。川の水はきれいとはいえない。

橋も向こうの風景が気になる。

城塞の川側の壁には、地下牢があり、第二次世界大戦では、多くの捕虜が地下牢や水牢で殺害された。

サンチャゴ要塞とイントラムロスの西側から出る。

ホテルから約２．５ｋｍ。時間は１７時を過ぎた。

戻りはマニラ湾沿いのロハス・ブルーバードを進む。

やばい、マニラ湾の夕陽に間に合わなくなる。一時の休憩もなしに歩く。

通り沿いの歩道は広く、それらしい道だ。

しばらく歩き、広い公園に出た。先ほどのリサール公園の西端にあたる。

調べるとここは、マニラの道路起点のKilometer Zeroだった。

道路を挟んだリサール公園側を見ると、国旗の向こうにリサール記念碑（英雄ホセ・リサールが埋葬されている高さ15mのモニュメント）が見えた。

公園では多くの若者が音楽で踊っている。

ロハス大通り

マニラ湾のベイウォークの北側に辿りついた。

ここからは湾沿いのルートになる。

おお、ぎりぎり間に合った。あこがれたマニラ湾の夕陽。

穏やかなマニラ湾に陽が沈む直前だ。

船の先端に、太陽と言うか、黄金のエネルギー玉を乗せているように見えた。

この日の日の入時間は１７：５７と調べてきた。

世界三大夕陽とも言う。

地図で見るとこの場所が唯一、歩道橋があって、渡れる場所だ。

歩道橋の上から車のライトレールを撮って見た。

歩道橋を渡り、近くの大きなショッピング・モールのロビンソン・プレイスに来た。

エルミタ地区最大の大きさ。入り口では金属探知機と、荷物のチェックがあり、周辺を銃を持った警備員が巡回していた。

モールの案内所でフィリピン料理の店を聞くが、広い割に中のＭＡＰが常備されておらず、英語のヒアリングも全くできないので、あきらめ、近くの店でサンミゲルがあることを確認して、ディナーとした。

フィリピンのナンバーワンビール＝サン・ミゲル ビール

コップが出てこなかったので、ビールは瓶のままで飲むようだ。

ホテルまで徒歩5分ほど。

ホテルの隣にあるミニストップで、つまみと韓国の焼酎を買って部屋で夜景を見ながら飲む。

深夜まで子供の声や、車の騒音、部屋のクーラー、エレベーターの騒音がうるさかった。