2016/01/16 - 2016/01/25
88位(同エリア4005件中)
K.Jさん
冬のバケーションに夏には暑くて行けないデスバレーに行くことにしました。また、初めて行くジョシュアツリーとバレーオブファイアも一緒に回ることにして、トレッキングのために今まで体力作りをしてきたので2年ぶりに念願の国立公園巡りとなりました。今回も旅行中もトレッキングをしない日はできるだけジョギングをしながらバケーションを過ごすスタイルにして、本当に充実した1週間を過ごすことができました。ニューヨークに戻る日はなんと東海岸に雪嵐がきて帰りの飛行機がキャンセルされたため1日余計に休みがとれてそれはそれで楽しい思い出にもなりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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LAのLAX空港につき、レンタカーをしてすぐにホテルのあるパームデザートまで走る。最初の国立公園、ジョシュアツリーに一番近いリゾート地である。高級リゾート地帯が広がっていて、知らない世界がまだまだアメリカには沢山ある現実を思い知ることになる。もっとディープにアメリカ各地のいい場所を探そうと思えるのであった。
冬のニューヨークからいきなりヤシの木が生えた温暖な地にきて、一気にテンションが上がる。 -
途中の道もいかにも西の大地を感じさせる。
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風車が沢山あった。風が強い地域なのだろうか。
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ホテルの敷地内にグレープフルーツの木があった。
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夜ごはんはランチョミラージュの街にあるショッピングモールに行き、チーズケーキファクトリーにて。チェーン店なのでどこに行っても同じという安心感があり、知らない場所に行ったときは重宝する店である。
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やはり進められたら断れない、オリジナルチーズケーキ。
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チーズケーキファクトリーのお隣にあったチョコレートファクトリー。
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スーパーマーケットのホールフーズに売っていたMOCHIアイス!雪見だいふくではないかっ。
しかし西海岸のホールフーズの品揃えはマンハッタンよりすごい。 -
翌日はジョシュアツリー国立公園へ。
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日の出前にホテルを出てビューポイントから日の出を見る。
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車で下のほうに降りていくと明るくなってジョシュアツリーが見えてきた。限られた場所にしか生息しないこの木。パーク内でも南の入り口から入るとなかなか見れないので、北の入り口から入るとすぐに見ることができる。
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ずっとジョシュアツリーを見ていると、なんとなく愛着がわいてくる。
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外も明るくなったのでライアンマウンテントレイルへ。今回の旅のトレイル第一弾だ。
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道は素晴らしく整備されていて簡単なトレイルだ。標高もないし登りもきつくないのでどんどん頂上に行ってしまうが、冬だから楽なんだろう。西海岸の地で夏のトレイルはきつそうだ。
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頂上についた。
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日陰はひんやりするが直射日光は強い。
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トレイルを降りてからいくつかのビューポイントへ。ここはスカルロック。確かに骸骨っぽい。
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カクタスガーデン。ここも特徴的なサボテンが密集して生息している場所。自然は本当に不思議だ。
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見たこともないサボテン。ジョシュアツリー同様、ずっと見ていると愛着がわいてくる。
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夜ごはんは帰路でBBQレストランに入る。最近はyelpがあるから見知らぬ土地でも人気店に行けて本当に便利になった。このBBQ,驚くほど美味しい。
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翌朝は日の出前にホテル内でジョギング。遠くに雪山が見えてとてもリフレッシュされる。
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走っていたら夜が明けて美しい朝焼けを見ることができた。
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昼前にホテルを出て次の目的地ラスベガスへ。バレーオブファイアー州立公園に行くためにラスベガスに来たのだが、ホテルはラスベガスから30分くらいの湖沿いのホテルにした。普段は人がいっぱいいるマンハッタンに住んでいるため、バケーションは静かなところにいたかったからだ。
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バレーオブファイアーに近ずくと、急に赤土になる。アーチーズ周辺もそうだったが、ここはこの地域だけ急に赤土なので驚かされる。
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夕暮れ時が一番綺麗なので、日没の時間を計って到着した。いよいよファイアウェーブに入る。
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道をすすんだ奥にそのウェーブはあるため、歩く間わくわくさせられた。
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どんどん歩いていく。
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ちょうど夕日があたってとても美しい。
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そしてついにウェーブが見えてきた!
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ウェーブだ。今までいろんな国立公園に行ってきたが、今までで一番驚かされる美しい模様の色だった。太古の昔にできた地層を観察するのは大変興味深い。初めて見る光景は本当にいくつになっても刺激になる。驚きの連続と、このスケールの大きさがアメリカの国立公園ならではと感じる。
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本当に驚きの連続と写真をとるので精一杯。日没後はここには入ってはいけないため、時間も気になり驚いたままこの地をあとにすることになる。
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もっと長い間いたかったが、日は暮れてしまった。またいつか来れるときがあったら是非来たい。
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ホテルに戻って夜ごはん。
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今回の旅ではなぜか毎日のようにワインを飲んでしまったっっ。
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翌日はトレイルへ。
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名所を回って記念撮影するのもいいが、トレイルを歩くことでまじかに自然観察ができ、より自然と一体化できる気がする。何億年も前にできた地層を観察したり、川の流れがあったことを想像したりするのはとても興味深い。
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昔ここは海の底で、水の流れや植物が生えていた跡が穴になっているそうだ。
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水が通った後と思われる。そこに立つと風がざーっと通る。
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きっと水がずっと垂れた場所なんだろう。日本にも鍾乳洞がよくあったが同じことだろうと思われる。こういう岩がありすぎて見ているときりがなくなるほどだ。。
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昔インディアンが書いた壁画がある場所。
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岩場にうさぎを発見!
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レインボウトレイルへ。
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地層の色が全く違う岩。大変興味深い。
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全然人がいないので自然を満喫できる。
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小さいアーチがあった。
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まさに岩から剥がれ落ちたような岩。
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ホワイトドームトレイルへ。
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かなり大きい岩。ここはトレイルではないが登る人もいる。
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先ほどは赤土だったのにここのトレイルは黄色っぽい土。そんなに離れていないのにこんなに土の色が違う。
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地層をまじかに観察できる。
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先ほどの赤土と黄色い土が混ざったのだろう。
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国立公園などのトレイルは道がとても整備されているので中高年も多い。
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トレイルを終えてホテルに戻り、今晩はラスベガスの街でご飯を食べることにした。7年ぶりにくるラスベガスは新しいビルができたりして少し変わっていた。
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また見ることができたベラッジオにあるデイルチフリのガラス。
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夜はMGMに入っているレストランにて。カジノはタバコのにおいがキツイ。。。
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翌朝は移動日なのでホテル周辺をジョギング。
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走っていたらコヨーテ2匹が出てきた!1匹は我々に気づいてばらばらに逃げてしまった。
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ホテルからの眺め。ラスベガスがこんなに岩山に近いところに囲まれているとは今まで気が付かなかった。車で遠くからこの街にたどり着くと、砂漠と山に囲まれたところに突然桃源郷が現れるような景色を見ることができる。どうしてこの砂漠の地で人が住み着き、この街がこんなに発展したのだろうか。
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ネバダ州から山をいくつも超え、いよいよデスバレー国立公園入り。観光客の数も増えてきた。
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ビューポイントから。デスバレーの特徴的な地形を観察する。
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午後は日没を狙って砂漠へ。
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ここはトレイルにはなっていなくて、行きたいところまでどこまでも進める。しかし日が暮れると砂漠に取り残されてしまうため、とにかく急ぐ。夏は暑くて来れないだろう。
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自分でゴールを決める。一番先の砂山のてっぺんまで行くことに決めた。
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砂に足をとられて全然進まないし見た目より遠い。帰路の体力も残さねばならない。砂を歩くのは体力をかなり奪われる。冬なのに汗をかき、乾燥からやはり水は必須だった。夏に来るのは本当に大変なことだろう。
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早く帰らないと暗くなってしまう。。ホテルの売店のお姉さんの話では砂漠にはサソリがいるとのこと。
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無事に帰って晩餐。レストランのテーブルシートがデスバレーの地図になっていて名所がよく分かった。
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プロテインを大量摂取。歩いたからもりもり食べられる。
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翌朝は日の出を見るためにまた早起き。デスバレーといえど冬は結構気温が下がる。
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日が昇ってきた。日の出は世界中どこにいても最高のエネルギーを与えてくれる、私が一番好きな時だ。
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デスバレーの特徴的な風景を観察するには最高のビューポイント。
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冬に砂漠にくると、砂漠の山、遠くの雪のシエラネバダ山脈、日中の暑さや日没後の寒さ、いろんなことを体験できると思った。そしてトレイルで歩きまわるのが楽なので、やはりこういう場所は冬の方が私にはいいかもしれない。
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一旦ホテルに戻り朝食。パーフェクトな朝食を食べてトレイルに備える。
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そしていよいよトレイルへ。
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いきなり入口から冒険心を掻き立てさせる構成。
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全く違う色の岩山が同時に見える。
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日陰は寒いが日向は暑くなってくる。かなり極端な気温差。
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今にも崩れ落ちそうなところを歩いていく。こうして水が流れて岩が削られて行ったあとをまじかに見ながら歩くことは大変興味深い。
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水が流れて地層が出来ていく様子を歩きながら感じ取れる。
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まだ乾ききっていない泥。
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岩が急に色が変わり始める場所がでてきた。ここら辺一体だけだった。不思議だが昔ここにだけ温泉でも湧き出ていたのだろうか。
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トレイル終盤に差し掛かり、急に視界が開けた。
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そして駐車場までのラストスパート一本道。
このトレイルは今まででいろんな所に行った中でも本当に上手く構成されたトレイルだった。山あり谷あり岩の地質の種類に驚き、最後は壮大な風景が見えるように作られていて、計算されつくしたかのようなトレイルだった。大満足。ゆっくり歩いて2時間ぐらいの行程。冬なのでこんなに楽に歩けるのだろう。人は全然いなく、たまに会う人は中高年ばかりだった。 -
そして最後は海抜マイナス85.5メートルへ。夏には絶対にこれない場所だ。
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岩の真ん中に印があるところが海抜ゼロ。こうして見るとやはり低いところにいるのが分かる。
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途中のビューポイントによりつつホテルに戻る。
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いろんな色の岩を一辺に観察できる。
となりで写真を撮っていたおじいさんに話しかけられた。「日本人か?俺は1965年にフジヤマに軍のトレーニングに行ったあと、ベトナムに派遣されたんだがベトナムはジャングルで、フジヤマの極寒トレーニングは何の意味もなかったんだ」お疲れさまです。。。。 -
夜はアメリカ飯で締めくくる。
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朝もアメリカ飯で始まる。
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大自然に別れを告げ、帰路につくためにLAに車を走らせる。
翌朝はサンタモニカビーチをジョギング。 -
サンタモニカビーチは浮浪者が多かった。ニューヨークにも沢山いるが全然厳しさが違うなと思わざるを得ない。ニューヨークの浮浪者はあの極寒の中、かなり気合い入っている。
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いちおう観光地を回ってみる。
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LAの日本食のレベルの高さに愕然。
同じアメリカなのに東海岸はやはり日本からは遠いいのだ!と気づかされた。 -
昼も夜も日本食。至福の時。LAは最高だ。
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翌朝はサンタモニカビーチのとなりの州立公園をジョギング。
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サンタモニカビーチのように人が沢山いないしきれいで落ち着いていて私はこっちのほうが好きになった。朝こういう場所を走ると、ローカルの人々を観察でき、その地の生活を想像できるのも醍醐味だ。セントラルパークを朝早く走る人々はかなりいかついのに比べ、こちらはもっとのんびりしていてリラックスしている。自分のペースでゆるりと生活している気がした。
ビーチ沿いで柔らかい風に吹かれ、波の音を聞き、またもや最高の朝を過ごすことができた。 -
ジョギング後は喫茶店でコーヒーが私のスタイルなので、どこに行ってもコーヒー屋による。yelpで調べて地元の人気カフェによって一服。
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LAらしい?!ヘルシーそうなピザランチ。
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レンタカーを返してしまったのであとはホテルでのんびりするしかない。寒いのでプールには入れないが日向ぼっこ。
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自動的に予約された便は直行便はなく、なんとニューヨークまでミネアポリスとボストン経由。朝6:30にLA発、夜8:50ニューヨーク着だ!
ミネアポリス空港には初めてきた。極寒のこの地はやけに室内が充実しているようで空港内はかなり充実した店構えで驚いた。JFK空港も見習ってほしいものだ。
ミネアポリス上陸記念にミネアポリス発祥Caribou coffeeなるものを飲んでみたりした。
Life is short. Stay awake for it.だそうだ。やけに共感してミネアポリスをあとにする。 -
今回も壮大な旅を終えニューヨークに帰ってきた。
今回はトレイルを沢山できたのと、バケーション中にもジョギングすることができて今までとは違った充実感を味わえる旅になった。そして今後もこのスタイルで行こう。
旅から帰ると、全く違う風景の日常が始まる。ニューヨークでの日常は毎日刺激に満ちて知らない間にストレスがたまることもあるのだが、こうして西海岸という気候も景色の壮大さも東とは全く違う環境にぽこんと入り込むことができるのはアメリカならではかもしれないと思った。日常と旅、どちらも充実させればさせるほど人生も味わい深くなるのではなかろうか。さぁ、次はどこを旅しよう。いつもどうり考え始めた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ライコネンさん 2018/07/06 22:59:50
- こんにちは!
- デスバレーを検索したところこちらの日記が出て拝見させてもらいました。
今年の年末年始のお休みでロサンゼルスからマンモスレイクス、デスバレーにレンタカーで旅行に行こうと計画しております。
同行者が道の心配をしているんですが、デスバレーまでの道中で雪道になるところはあるんでしょうか?
もしよければ必見ポイントなどあれば教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
- K.Jさん からの返信 2018/07/17 09:56:47
- RE: こんにちは!
- 返信遅くなりました。コメント有難うございます。
私が行った時は雪は全くありませんでしたが、降るときもあるとのことですので、道中降ったときはガソリンスタンドやダイナーやスーパーの店員など、地元の人に道路状況を確認するといいと思います。必見ポイントはダンテスビューです。上からデスバレーを一望できて、風が通って最高の眺めです。あとはバットウォーターベースンです。夏には暑くて行けない場所ですが、冬には気軽に入れます。素晴らしい旅を!
> デスバレーを検索したところこちらの日記が出て拝見させてもらいました。
> 今年の年末年始のお休みでロサンゼルスからマンモスレイクス、デスバレーにレンタカーで旅行に行こうと計画しております。
> 同行者が道の心配をしているんですが、デスバレーまでの道中で雪道になるところはあるんでしょうか?
>
> もしよければ必見ポイントなどあれば教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
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