2015/12/24 - 2015/12/25
3位(同エリア62件中)
じゃが♪さん
久しぶりの旅行記です。
オーストラリア旅行へいってきました。
まずは、ノーザンテリトリーのウェストマクドネル国立公園です。
世界で最も古い土地の一つといわれている場所です。
前々日に大雨が降ったそうで、道路はところどころで冠水していました。
ノーザンテリトリーの川の多くは、普段は水が流れない砂だらけですが、
水が流れて、大きな水たまりができています。
水面には、赤土の山肌と、Ghost Gumsと呼ばれる常緑樹のユーカリ、
青い空と白い雲が映っていました。
まるで美術館で展示される絵画のような光景でした。
□12/22 羽田(12/21)⇒シドニー
□12/23 シドニー⇒エアーズロック⇒グレンヘレン峡谷
■12/24 グレンヘレン⇒ウエストマクドネル国立公園⇒アリススプリングス
■12/25 アリススプ⇒ウエストマクドネル国立公園⇒エアーズロック
□12/26 エアーズロック
□12/27 エアーズロック⇒シドニー
□12/28 シドニー
□12/29 シドニー⇒羽田(12/30)
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-
グレンヘレン峡谷の朝。
手前の川は、フィンケ川(Finke River)。
世界で最も古い川の一つといわれています。
○参考:例えばwikipediaなど
https://en.wikipedia.org/wiki/Finke_River -
グレンヘレンロッジ (Glen Helen Homestead Lodge)。
ユーカリと緑の芝生の中に、白基調の建物が囲まれています。
まさしくオーストラリア大自然の中のロッジ。
なんて、素敵!
でも部屋の中に、一歩入ると、、。。
施設は基本的に廃れています。
写真のイメージとは異なり、
部屋の床はうっすらとカビが生えて、照明は薄暗いです。
バスルームとトイレは、年季の入ったタイル貼りで、なんとなくカビが同居しているような感じ。。
たぶん、昔からずっとこのままなのでしょう。
まるで30-40年以上前に、タイムスリップしたような錯覚に陥りました。
もっともここは、今回の旅行で一番いきたかった場所。
実は、オーストラリアに訪れるのは、約30年近くぶりで、
高校生のころ、交換留学生で1年間滞在して以来なんです。
(年がばれる。。)
留学先はシドニー近郊で、ここから遥か遠方1000km以上離れた場所でしたが、
当時のTV CMで、グレンヘレン峡谷をやっており、
オーストラリア中央部にはこんな場所があるんだと、憧れていました。
帰国後、すっかり忘れていましたが、
今回の旅行を立案するにあたり、当時の記憶を思い出しました。 -
朝食。
外のBBQ施設を使い、
昨晩、アリススプリングスで買った野菜とソーセージをサラダにしました。
他にトースト、肉を食べました。
美味しかった。 ♪ -
プール。
-
子供と一緒に入りました。
-
♪
-
周囲一帯は、川と山、ユーカリの木で溢れています。
静かで、人はまったくいません。 -
散歩道を歩きます。
-
あっ!
モモイロインコ!
かわいい。
早くも、オーストラリアで会いたいと願っていた鳥の一つに出会えました。 -
よっこらしょっと。
-
一回転しました。
なんて、愛くるしい!
いい顔しているなー。 -
バサバサ、バサバサー!
!!
なんと、自分の肩に乗ってきました。
びっくり。
超、うれしい!
カメラが珍しくて、すぐそばで見たかったのかな?
それとも自分が気に入った??
あなた、メス???
妄想が…。 (笑;)
好奇心が旺盛なのでしょう。
モモイロインコは、鳥の中でも、特に好奇心が高いそうですし。
ところで、このモモちゃん、
肩の上から、なかなか離れようとしません。
歩き始めても、逃げないんです。
散歩の間、10〜15分くらい、ずっととまっていました。
日本へ連れて帰りたかったなー。 (^^) -
散歩を続けます。
-
川で泳いでいる人たちがいました。
-
♪
-
どこを撮影しても、絵になります。
-
ランチを食べに、ロッジへ戻ります。
-
ハンバーガー&チップス。
美味かった。
ホテルをチェックアウトして、アリススプリングスへ向かいます。
(当初はもう一泊する予定でしたが、
嫁さんと叔母より、宿泊施設が鄙びすぎていると苦情を受けて、
急遽、アリススプリングスへホテルをかえました。。) -
ぎゃ!!
グレンヘレン峡谷のすぐ先で、道路が大きく冠水しています。
フィンケ川(Finke River)です。
茶色の土のところまで、水が浸かっていたみたいですね。。 -
すごすぎ。
向こう岸からきた人たちは、渡れずに困っています。
この後、どうしたのだろう。。 -
陽気な外人さん。
冠水道路に人が入った写真をとりたく、撮影していいか聞いたら、
快くモデルになっていただけました。
しかも、すっごく面白いポーズをしてくれます。
(ありがとうございます。 m<. .>m )
この外人さんにも写真の撮影を頼まれて、撮影しました。
それにしても、膝下まで冠水しているって、いったい。。 -
自分も、この方に撮影してもらいました。 (^^;)
川に入って立つと、、
"Make a Pose! "
"Hands Up."
"more big, big! "
といわれて、同じようにポーズをとりました。
ところで、"Make a Pose !"のフレーズ、すごく使えるんです。
後日、エアーズロックとシドニーへいくのですが、
観光地で写真撮影を頼まれたときに、この時のことを思い出して、
左コブシでGood Markを作りながら、笑顔で、
"Make a Pose! "
といって、写真をとりました。
みなさん、笑顔で手をあげたりして、喜びのポーズをとりました。
陽気な外人さん、面白い写真撮影の仕方を教えてくれてありがとう。 -
この標識は、道路の通行可否を示しますが、
"OPEN"になっています。
4WDは、この冠水でも、道路は通行可能ということですね。。
ちなみにこの先は、グレンヘレン〜キングスキャニオンをつなぐ、
LARAPINTA DRIVEです。
途中、巨大隕石の落下場所(トノーラコンサベーション保護区)や、
名もないビューポイントが点在します。
ただし、道路はアスファルト舗装ではなく、砂のダート道。
しかも、100〜200km以上、休憩箇所とガソリンスタンドがありません。
旅行前に、この道を進むか悩みましたが、、
突発降雨で、車がスタックするかもしれないリスクと、
女、子供連れのリスクを考えて、断念しました。
12月は雨季で、いつ雨が降ってもおかしくないし。。
(そうはいっても、やっぱりいきたかったなー。)
ちなみに、レンタカー会社より、
今回の車は2WDのため、グレンヘレン峡谷まではOKだけど、
グレンヘレンより先は通行不可と言われました。 -
ソンダー山 (Mount Sonder)
女性が、右側を頭にして、横に寝転がっているように見えます。
わかります?
この山は、アボリジニで水彩画の巨匠であるアルバート・ナマジラさん
(Albert Namatjira)が、好んで描いた山だそうです。
●参考:アルバート・ナマジラさんの水彩画
https://www.google.co.jp/search?q=albert+namatjira+paintings&hl=ja&rlz=1T4SNJB_jaJP646JP646&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjV-I3ci_3KAhVH26YKHc-tB30Q_AUIBygB&biw=1229&bih=859
●参考:アルバート・ナマジラ
https://en.wikipedia.org/wiki/Albert_Namatjira -
この道路、ナマジラ道路(NAMATJIRA DRIVE)といいます。
ソンダー山が、真正面に見えます。 -
オーストラリアといえば、この標識ですね。
-
オーミストン峡谷への入り口。
-
わー!
青空と白い雲が映った、なんてきれいな湖。 -
って、これ道路の一部です。
水深は1-3cmくらいで極浅ですが、ずいぶん幅広く冠水していました。 -
ぎゃっ!
ここも冠水。
しかも大きい。
2WDには、さすがに厳しそう。 -
こんな感じ。
深いところは、10〜20cmくらいあったかも。 -
4WDにとっては、へっちゃらなようです。。
-
冠水地帯の左右はこんな光景が広がっています。
-
イチオシ
〜♪
緑のユーカリの木(Ghost Gums)がすっごく素敵。 -
So Beautifull
なんて綺麗なのでしょう。
向こう岸へいきたいですが、名残惜しくも引き返します。
*実は、レンタカーが、4WDであったことを、この日の夜に気付きました。。
レンタカー屋のお姉さんは、2WDって、言っていたのに。
もっと、よく車を確認すればよかった。。 -
翌日、またきちゃいました。
こうしてみると、4WDですね。。 -
昨日より、水位が下がっています。
意を決して、この川を渡ります。
「えいっ!」
気合とは裏腹に、あっさり渡れちゃいました。。 -
オーミストン峡谷に到着。
-
大きな湖が見えてきました。
オーミストン峡谷ウォーターホール(Ormiston gorge water hole)です。 -
♪
-
泳いでいる人たちがいます。
この場所から、周囲1000km以上は海がありません。
オーストラリアの中央部住む住む人たちにとって、ここは本当に貴重な場所ですね。 -
レモンオリーブヒタキかな。
オーストラリアヒタキの仲間。
たくさんいました。 -
フィンケ川 (Finke River)。
-
イチオシ
ちょうど太陽光の当たり具合が、抜群によくなってきました。
すっごく鮮やか! -
水面にユーカリの木(Ghost Gums)が映っている。
-
イチオシ
♪ 〜♪
-
イチオシ
大満足。
-
ナマジラ道路を進みます。
-
ところどころに、冠水が。。
-
イチオシ
でも冠水道路の横には、絵画の光景が広がっています!
-
あっ!
これは。 -
ノスリかな?
それとも他の鷹?? -
優雅に飛んでいました。
-
-
4WD道路の入り口。
-
こういう道をみると、ものすごく好奇心をそそります。
ララピンタトレイル(LALAPINTA TRIL ACCESS)。
バースデーウォーターホール(BIRTHDAYbWATERHOLE) 14km
ヒュー峡谷(HUGH GORGE) 22km -
ヒュー側でのブッシュキャンプについて。
ここでキャンプしたら、さぞワイルドなことでしょう。 -
エレリークリーク(Ellery creek)に到着。
-
ダート道。
-
湖が見えました。
-
♪
-
それにしても、不思議な峡谷と川。
何が不思議って?
(当たり前ですが)、
川は、標高の高いところから低いところへと流れるので、
山脈では、山と山の谷間を流れます。
ところがこの川は、山を完全に分断して、流れています。
「??」
この峡谷は、もともと川があった場所に、地殻変動で隆起してできたんです。
つまり、この川は、両側の崖が作られる遥か大昔から存在しているんです。
世界で最も古い土地の一つといわれる理由です。
「ふーーん。」
と、言われたらそれまでですが。。
赤茶岩大好きの自分にとっては、
アメリカのグランドサークルと同じく、すごく熱くなる場所です!
アメリカのグランドキャニオンやグレンキャニオンを流れるコロラド川は、
数万年かけて、雨水により、平らな大地が削られてできました。
もし今後、何十〜何百万年も経てば、グランドキャニオンやグレンキャニオンでも、
大地が隆起して、風雨で山が削られて、
ウェストマクドネル山脈と同じ地形になるかもしれません。
妄想が膨らみます。 (笑;) -
アルバート・ナマジラさんも、ここは大好きな場所の一つだったそうです。
●参考
https://www.google.co.jp/search?q=albert+namatjira+ghost+gums&hl=ja&rlz=1T4SNJB_jaJP646JP646&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwikqu6c-YXLAhUFJI4KHWb9CykQ_AUIBygB&biw=1229&bih=859#hl=ja&tbm=isch&q=+ellery+creek+albert+namatjira++painting -
泳いでいる人たちがいました。
-
湖畔でピクニックをしている人たちがいます。
地元の人たちでしょうか。
いつか自分も、湖を泳いだり、近辺を歩いたりして、のんびり一日を過ごしたいと、思いました。
夢が広がります。 -
-
-
スタンドレー・チャスム(Standley Chasm)。
道路がクローズされていました。
16:30でクローズ。
このとき、時刻は16:33でした。 -
どうしても見たかったので、翌日、またきました。
ん?
道路がクローズのままです。
え?
12/25は休み。
オーストラリアは、クリスマス休暇ですか!!
そんな。。。 -
アリススプリングスの夕方。
ユーカリの木が、夕暮れ色に変わっていました。 -
夜ごはん。
スーパーで買ったTボーンステーキを、アパートメントホテルで
焼いて食べました。
もちろんオジービーフ。
塩とコショウだけの味付けです。
ジューシーで、美味しかった。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 潮来メジロさん 2016/09/22 14:47:09
- フエフキトビだと思います。
- じゃが♪さん、こんにちは! ヾ(^o^)
> ノスリかな?
>
> それとも他の鷹??
この鳥さんは、和名フエフキトビ(英名:Whistling Kite)だと思います。
日本のトビとは違って、尾羽がバチ型ではありません。
なお、鳥図鑑によると、オーストラリアにはノスリはいないようです。
ではまた・・・。(^_^)/~~~
(潮来メジロ)
- じゃが♪さん からの返信 2016/09/23 23:07:07
- RE: フエフキトビだと思います。
- 潮来メジロさん、こんばんは!
なるほど!
フエフキトビですか。
トビのようで、ノスリのようで、自分では調べきれず、わかりませんでした。
ありがとうございます。
(潮来メジロさん、教えてくれないかなー、、
と、願っておりました。^^;)
*ところで、フエフキトビとノスリの違いは、生息地以外に、
どう違うのでしょう?
- 潮来メジロさん からの返信 2016/09/24 12:13:04
- RE: RE: フエフキトビだと思います。
- じゃが♪さん、こんにちは! ヾ(^o^)
> *ところで、フエフキトビとノスリの違いは、生息地以外に、
> どう違うのでしょう?
実は、私はまだフエフキトビは見た事がないんですよ。
ただ、画像を拝見して、日本のノスリとは違うなって思って図鑑で調べてみただけです。
日本のノスリは、多少個体差はありますが、胸(腹)の褐色部分がもっと濃い色をしていますし、翼角の褐色模様もはっきりわかりますが、旅行記の画像ではこれらの模様があまりはっきりしません。ちょっと違うなと感じたら、図鑑やインターネットで調べてみるというだけです。
ではまた・・・。(^_^)/~~~
(潮来メジロ)
- じゃが♪さん からの返信 2016/09/25 04:58:15
- RE: RE: RE: フエフキトビだと思います。
- 潮来メジロさん、こんばんは。
解説をありがとうございます。
潮来メジロさんがみたことないなんて、
ちょっぴり嬉しいです。
(^^;)
ついでに、もうひとつ教えてください。
羽の先端の初列風切の数についてです。
トビとタカで数が違うそうですが、
(トビは6枚、タカは5枚?)、
今回みたフエフキトビは4枚です。
Googleでフエフキトビと画像検索したら、
6枚が多いように感じるのですが、
個体差なのでしょうか?
じゃが♪
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