ハノイの高架鉄道用車両

2015/11/09 - 2015/11/13

現在、ハノイは市内鉄道の整備が急ピッチである。そんな中、都市鉄道２A号線で使用される予定の車両が建設展で展示された。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回宿泊のホテルはザンボー湖畔に建つレイクサイドホテル。かなり古めのホテルである。湖側は通りに面していないので静か。

レイク サイド ホテル ホテル

レイクサイドホテル近くにある展示場で開催されていた建設展。

ベトナムを知っている人なら大都市の交通地獄はよく知っている。この都市規模で鉄軌道系交通機関が使われていないのは世界的にも例外的。

というわけで、ハノイにも都市鉄道が建設されることになった。現在一番工事が進んでいるのは都市鉄道2A号線。中国ODAで建設されている路線である。

車両は一見本物かと思ったが、実はレプリカであった。床下機器は空っぽ。全面に至っては前照灯廻りはステッカーでごまかしている。如何にもメイドインチャイナである。

車内にはすでに走る路線の駅名が表示されている。

FRPシートなど、極めて簡素な作りの車内である。

建設は進んでいる、と言ったが、この中国ODA工区、死亡事故を含む余りの多数の事故を慢性的に起こし当局から工事中止命令を喰らうなどかなり悲惨な有様。ただでさえベトナム人の中国に対する意識が悪い中で、よくも漫然とした工事を続けられる中国の神経には感心するばかり。