2016.1.9　四国お遍路うるう年逆打ち88～86番

2016/01/09 - 2016/01/09

ひさびさの四国お遍路です(^_^)。
今年は、うるう年で通常(順打ち）の3倍ご利益がある逆打ちの年。
といっても、全部まわるのは無理なので、日帰りコースだけ
行ってみようかと（2回分ぐらい）。
その1回目です。
最近少々気分の滅入ることが続いたんですが、お四国に行くと
とってもカタルシス。やっぱりお参りは四国が一番～(^_^)

エリア 香川

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ホントに暖冬なこの冬です。
いつもの日帰りお遍路バスを利用して
香川県へ向かいます。
鳴門大橋から、ちょっとだけ渦あるかな？
9:20頃。

3連休ですが渋滞もなく、1番目の88番（ややこしい…）
大窪寺に到着。
前回ここに来たのは約4年前、順番に廻った最後のお寺でした。
空気がピンっとして、いいなぁ〜(*^^*)。
ウツウツしていた気分が、すっかり晴れます。
逆打ち年なので、人もすごく多いです。

大師堂横のお大師様像は大きいのです。

足も大きい〜。
ツメ長い〜。

次のお寺に移動する間にバスで
お弁当を頂きます。
冷たいけど(^_^;)、ありがたいことです。
巡礼のときは、全然文句を感じないのが不思議。

87番長尾寺。
行くとちゃんと思い出すので、
まだ頭も大丈夫と安心する(^_^;)。

彫り物に箒と巻物。
この由来を聞いたのに、忘れた…(-_-;)

昨年1年かけて吉川英治の「新平家物語」16巻を
読み終えた。そして源平の戦いにそれはそれは
感銘を受けて、香川県も多いに関わっている
ことがわかったんですが、このお寺に静御前の
剃髪が祀られています。
前回も聞いたけど、「ああ、能に出てくる人ね」
ぐらいの印象だったが、今はよくよくわかります。
歴史を学ぶのは大切なことやね。

このお寺の境内にあるこのおはぎやさんは
有名だそうです。前回は聞かなかったような…

86番志度寺の前に平賀源内のお墓がある
お寺がありますが、そこに貼られていた。
前日鬱積していたわたしのためにあるのか？
(^_^;)

86番志度寺。

お寺の屋根に鳩が同化していた(@_@)

なんか、いい感じ(^_^)

そうそう、ここは結構高い五重塔があります。
88カ寺のうち五重塔があるのは4カ寺だけ。

境内に「奪衣婆（だつえ）堂」があり、奪衣婆さんが
中に鎮座していて三途の川を渡る前に服を脱がされ
生前の行いを調べられるそうです。
閻魔大王に報告するとても重要な人なので、
「その折りには宜しくお願いします」
と丁寧にお願いしておかねばなりません。

85番の八栗寺があるところが目の前ですが、
この日はもう行けません。
そういや前回も見たなぁ〜、帽子みたいな山。

そして屋島。
これも平家が落ちぶれていった重要な屋島。
本を読んでこそ感慨深い屋島です。

ということで、今回は3カ寺で帰ります。
いつものハイウェイオアシスに寄って休憩。
水仙って好きな花のひとつ。

丁度夕暮れ時でいい色の空気でした。

ほのかにピンク色の淡路島から見る神戸(舞子）方面。

明石大橋からサンセット

3連休なのに往復全然渋滞せずストレートに帰着。
京都について友人と一緒に夕食。
なんか豪華なご飯でした。

来月の2回目も行きたいと思っていますが、
スケジュール調整してみて…。