2016初詣で宮島へ

2016/01/03 - 2016/01/03

正月帰省中に家族で宮島に初詣。
高校生の頃は、大晦日の夜から元旦にかけて深夜初詣列車が走っていました。
友達と新年を宮島で迎え、そのまま弥山を登って初日の出を拝む。
懐かしい思い出です。
今でも深夜列車は走っているのでしょうか。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

11時前の電車で宮島に向けて出発。
山陽本線下り岩国行き。
広島市内へ電車通学した高校生の頃から30数年。
駅も電車もピッカピカ、車窓の景色に僅かに思い出が残るだけです。

となりの駅
ここは昔のまんま

いつの間にか増えた駅

宮島口到着。
駅前真正面、どん突きがフェリー乗り場

右がJRフェリー、左が松大汽船。
どちらも宮島行きです。

宮島行き乗車券（列車＋船）なのでJRフェリーに乗船。
下船する人と乗船する人の群が行き交います。

あちらが松大汽船

折り返し運行なのですぐ出航。
乗船時間は10分ぐらい。

宮島上陸。
さっそく鹿がいます。

子供は鹿に夢中。
宮島の鹿はおとなしいので子供も安心。
奈良の東大寺ではこうはいきません。

のんびり寝ている鹿が多かった。

この子はなんだか気品のある美鹿でした。

中にはこんな奴もいましたが、いたってお上品な争いでした。

お昼時、名物あなご飯で腹ごしらえ。
初詣客で賑わう土産物屋通り。
20分ぐらい待って店内へ。

うーん、、予め焼いておいたのを二度焼きした感じ。
まあ、腹が減っていたので何でも旨い！

さて、いよいよ厳島神社海上回廊へ。
潮は満ち潮。

回廊は渋滞中。
本殿前まではこんな感じ。
因みに、厳島神社のおみくじはなかなかリアルな緊張感があります。
私の友人は高3の時、凶を引いてこのままでは帰れんともう一度引いて次も凶。
結局、彼は２浪しました。

本殿前の舞台で雅楽と舞が始まりました。

宮島には何度も来ていますが、舞を見たのは初めて。

本殿、舞台、鳥居、海、そして対岸の山は一直線で結ばれます。
借景による風景の調和は、日本独自の美意識を表しているはず。
島内は厳しい建築規制があるようですが、対岸の景色にまで想像力が働かないのか。これでは世界遺産として情けない。これが今の日本の行政の限界。

さあ帰ろう。

さよなら宮島、
また来るね。

瀬戸内の夕暮れ